こんにちは!
楽天カードとPayPayカードを両方持っている、ノマド的節約術の松本です。
楽天とYahoo!、それぞれでオリジナルのクレジットカードを発行していますよね。
それぞれの名称は「楽天カード」と「PayPayカード(ペイペイカード)」。
どちらもポイントが貯まりやすくて使いやすいクレジットカードですが、どっちがいいのかを詳しく比較してみたいと思うのではないでしょうか。
また、ポイントの貯めやすさにこだわるのであれば、私のように両方のカードを持つといういわゆる「2枚持ち」も検討するかもしれませんね。
そこでこのページでは、楽天カードとPayPayカードについて詳しく比較して、どちらがいいのかについて見ていくことにしましょう。
楽天カードとPayPayカードはどっちがいい?表にして比較しました
細かく説明する前に、楽天カードとPayPayカードのサービス内容を一覧で比較してみました。
特徴 | 楽天カード | PayPayカード |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 |
家族カード | 無料 | 無料 |
ETCカード | 年550円 | 年550円 |
ポイント | 楽天ポイント | PayPayポイント |
基本還元率 | 1.0% | 1.0% |
電子マネー | 楽天Edy | – |
QRコード決済 | 楽天ペイ | PayPay |
Apple Pay | 対応 | 対応 |
審査から到着まで | 約1週間 | 約1週間(バーチャルカードは審査後すぐ) |
新規入会&利用キャンペーン | 5,000ポイント〜 | 5,000ポイント〜 |
海外旅行傷害保険 | 利用付帯 | – |
大枠では似ていますが、異なるところもありますよね。
それぞれの項目についてこれから詳しく見ていきましょう。
カード年会費・家族カード・ETCカードの比較
カードを持つときに気になるのが年会費。
これは楽天カード・PayPayカードともに年会費無料ですね。
2年目以降もずっと無料で持てるので、特に気にする必要はありません。
また、楽天カード・PayPayカードどちらも家族カードを作れます。
支払いを1つにまとめられるメリットはありますが、新規入会&利用キャンペーンのことを考えると、別々にクレジットカードを作るほうがおすすめですよ。
参考:楽天カードの家族カードについて
参考:PayPayカードの家族カードについて
付帯カードといえばETCカードもありますよね。
どちらもETCカードは年会費が必要になりますが、楽天カードの場合は楽天ポイントクラブの会員ランクがプラチナ会員やダイヤモンド会員になっていると、ETCカードの年会費が無料になりますよ。
そのため、ETCカードの面では楽天カードに軍配が上がりますね。
ポイントの貯まり方・使い方・ポイントカードの比較
楽天カード・PayPayカードを普通のお店でクレジットカードとして使った場合は、税込100円ごとに1ポイント貯まります。
どちらも還元率1.0%ですね。
最高の還元率ではないですが、クレジットカード全体で比較してもこの還元率は高いほうですよ。
そのため、楽天カード・PayPayカードともにポイント還元率の面でもおすすめです。
それぞれのカードを使って貯まるポイントは以下の通り。
- 楽天カード:楽天ポイント
- PayPayカード:PayPayポイント
どちらのカードも1ポイントから使えるため、貯めたポイントがムダになることはありません。
その点でも両方おすすめですね!
ただし、楽天カード・PayPayカードどちらも1回の支払いごとに税込100円に対して1ポイントが貯まる仕組みのため、端数分の利用にはポイントが付かないのがデメリットです。
異なる点を挙げるとすれば、楽天カードは楽天ポイントカード代わりになります。
つまり、楽天カードは一切クレジットカード機能を使わなくても、ポイントカードとして使うことができますよ。
公共料金を支払った場合の還元率の比較
電気代やガス代などの公共料金は、クレジットカード払いにしておくと便利ですよね。
もし公共料金を支払うことを考えているなら、PayPayカードのほうが優秀です。
楽天カードは2021年6月からルールが変わり、一部の公共料金の支払いは「500円につき1ポイント」になりました。つまり還元率は0.2%。
PayPayカードであれば還元率1%なので、もらえるポイントの差は大きいですよね!
楽天ペイとPayPayアプリはどっちがお得?
楽天カード・PayPayカードを使う場合には、楽天ペイまたはPayPayを併用してどれくらいお得にできるかも気になるところだと思います。
まず、楽天カードからチャージし、楽天ペイで支払った場合の還元率は以下の通り。
- 楽天カードでのチャージ分:1%
- 楽天ペイでの支払い分:0.5%
合計で1.5%還元になりますね。
次に、PayPayカードをPayPayアプリに紐づけて支払った場合の還元率は以下の通り。
- PayPayカードでの支払い分:なし(0%)
- PayPayアプリでの支払い分:0.5~1.5%
PayPayアプリで支払った場合、PayPayカードのポイント還元はありませんので、0.5~1.0%還元となります。
PayPayアプリの還元率を高めるには、PayPay STEP(PayPayステップ)の条件を達成することが必要です。
PayPay STEPの条件を満たした場合は同率、そうでなければ楽天カードのほうが高還元になりますね!PayPayの還元率を高めるのは難しいので、還元率は楽天ペイのほうがお得です。
ちなみに、楽天カードとPayPayカードの両方ともApple Payに対応しています。
手持ちのiPhoneやApple Watchに紐づけておくと、QUICPayが使えるお店で支払いできますよ。
楽天市場・ヤフーショッピングはどっちがお得?
楽天カードとPayPayカード、それぞれお得になりやすいネット通販サイトがあります。
ヤフーショッピングやLOHACOでは、PayPayカードで決済すると3%のポイントがもらえます。
より還元率を高めたいのであれば、LYPプレミアムを併用するとプラス2%のポイントがもらえますよ。
対して、楽天カードを持っている状態で楽天市場で買い物すると、少なくとも3%のポイントが貯まります。(うち1%は期間限定ポイントです。)
これは楽天市場にSPUという仕組みがあるからで、なんとポイントが最大14倍に!
楽天モバイルや楽天ブックスを利用すると、さらにポイントが貯まりますよ。
楽天が展開しているサービスを複数使っていたり、使う予定だったりする場合は、楽天カードのほうが高還元になるといえますね。
新規入会&利用キャンペーンがお得なのはどっち?
楽天カードとPayPayカード、それぞれ新規入会&利用キャンペーンが常に行われています。
どちらのキャンペーンも他のクレジットカードと比較してもお得なのですが、条件の満たしやすさは楽天カードのほうが上です。
現在は楽天カードとPayPayカードどちらも、新規入会で最大5,000円分のポイントがもらえます。
楽天カード | 楽天カード新規発行:2,000円分のポイント 楽天カードを1回利用:3,000円分のポイント |
PayPayカード | PayPayカード新規発行:2,000円分のポイント PayPayカードを3回利用:3,000円分のポイント |
PayPayカードのほうが3,000円分のポイントをもらうための条件がやや厳しくなっています。といっても3回使うぐらいならそこまでの難易度ではないですが、楽天カードのほうが簡単ですからね。
楽天カードとPayPayカードをこれからどちらも作るなら、合計で10,000円分のポイントがもらえるのはお得です。
楽天カード・PayPayカードの審査について
楽天カードやPayPayカードをこれから申し込もうとするときに、気になるのが審査に通るかどうかですよね。
これに関してはやってみないとわからないですが、申し込んでから審査結果がわかるまではどちらのカードも早いですよ。
PayPayカードは特に2分で審査結果がわかって、入会特典のポイントがもらえるというのがウリですからね。
また、PayPayカードにはPayPayアプリで確認できるバーチャルカードもあるため、ネット通販であれば審査の完了後すぐに使えます。
楽天カードはPayPayカードほどではありませんが、それでも申し込んでから数日以内に審査結果がわかり、審査に通過していたら1週間程度で手元にカードが届きますよ。
ご自身の状況によっては審査に通るかどうかも気になるところだと思いますが、ちゃんと過去の支払い実績があるのであればそこまで気にしすぎなくてもいいかと思います。
ただし審査に通るかはやってみないとわからないため、楽天カードやPayPayカードが使いたいのであれば申し込んでみましょう。
楽天カードとPayPayカードの2枚持ちもおすすめ
これまで紹介した通りになりますが、楽天カードとPayPayカードは活躍する場面がそれぞれ異なるため、よりポイントの貯めやすさにこだわって節約していくのであれば、両方のクレジットカードを作って持っておくのもおすすめですよ。
楽天カード・PayPayカードどちらも新規入会&利用ポイントプレゼントが充実していますし、両方のクレジットカードを作れば、10,000円分以上のポイントがもらえます。
その点でも両方のカードを持つのはおすすめですね。
楽天市場などの楽天系サービスを使うときは楽天カード、ヤフーショッピングやLOHACOなどを使うときはPayPayカードにしておくことで、より多くのポイントが貯まります。
ただ、どちらかだけを作るとなった場合は、楽天カードのほうがおすすめです。
楽天ポイントの使い道が増えていることが大きな理由ですね。
さいごに:最終的にはどちらが自分の生活に合うかで選ぼう
楽天カードとPayPayカード、それぞれに違いがあり、単純な比較だけではどちらがいい!とはいえない状況です。
どちらかを選ぶ際の決め手になるのは、「自分自身の生活でどちらのカードが合うか」と「楽天ポイントとPayPayポイントのどちらをよく使うか?」ではないでしょうか。
この視点で選んだら、必然的にどちらを選ぶかが決まると思います。
年会費やポイント還元率では、どちらも同じようなものなので、それ以外のサービス内容が自分の生活スタイルに合っているかどうかしか決めるところがありません。
どちらか迷っていれば、どのポイントをよく使うかを考えてから決めればいいと思います。
もしPayPayカードを作るときは、ハピタスやモッピーなどのポイントサイトを経由して作ったほうが現金に交換できるポイントがもらえてお得です。
おまけ:決めきれない方へ
「どちらのカードも違うかな…」と思った方は、他にもいろいろとおすすめのカードがありますよ!
注文住宅を建てようとしている時に、収入ゼロになった私は、節約を重ねてなんとか生き延びることができました。
そんな節約家の視点でカード選びをしていますので、参考にしていただけると幸いです。