海外旅行でおすすめのクレジットカード9枚は?5年間海外に住んだ経験から海外旅行保険・キャッシングでお得なカードを厳選しました

前原 和裕の画像

特定のクレジットカードを持っていれば、海外旅行保険や両替するときの手数料をお得に節約できるって知っていましたか?

ぼくはこの5年間でフィリピン、オーストラリアを経て、現在台湾に住んでいます。

この5年間で学んだのは、クレジットカードを使うことで航空券を無料で入手できたり、海外に無料で病院に行けたり、両替手数料を100円以内に抑えることができることです。

ここでは海外旅行できるクレジットカードの機能を説明しながら、海外旅行でおすすめなクレジットカードを8枚紹介しますね。

海外旅行でおすすめのクレジットカード

クレジットカードを使って無料で航空券を入手したい方へ

成田空港

一度はマイルという言葉を聞いたことがあるんじゃないでしょうか?

マイルとはマイレージの略語で、航空業界でのポイント制度になっています。

これをうまく貯めることで無料でエコノミー、ビジネス、ファーストクラスの航空券を無料で手に入れることができますよ。

また、エコノミークラスの航空券をビジネスクラスに交換できたりするので、旅行好きならとてもお得です。

1マイル1円ではなく、5円以上になることも普通にありますよ。

そんなマイルを貯めるには2種類の方法があります。

  • 飛行機に乗って貯める
  • クレジットカードを使って貯める

ただ、飛行機に乗ってマイルを貯めるのは年に往復2回以上は飛行機に乗る方でないと難しいです。

しかも、近年はマイルの貯まらないLCC(格安航空会社)の台頭もあり、飛行機に乗ってマイルを貯めるのは厳しくなっています。

だからマイルを貯めるなら、クレジットカードのポイント制度を使うのがおすすめですね。

参考:ANAマイルの貯め方
参考:JALマイルの貯め方

ここからは、マイルを貯めやすいクレジットカードを紹介します。

SPGアメックス

年会費は高くなってしまうのですが、マイルを貯めるのにスターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(SPGアメックス)はかなりおすすめです。

100円使うごとにで1マイル相当のポイントが貯まります。

また、ポイントからマイルに交換するときも、60,000ポイント交換するごとに5,000マイルがボーナスになるので、最大で1.25%のマイル還元率になりますよ。

ANAマイルもJALマイルも、他の国のマイルにも交換できるのがいいですね!

マイルが貯まりやすいだけでなく、持っているだけでマリオットやSPG系列のホテルの上級会員になることができ、部屋のアップグレードなどの特典も受けられます。

また、2年目以降は1泊分の無料宿泊特典がつきますよ。

エムアイカードゴールド

直接マイルが貯まるわけではないのですが、エムアイカードゴールドも結果的にマイルが貯まりやすいカードになります。

貯まるポイントはエムアイポイントですが、2ポイント1JALマイルのレートで交換できますよ。

特にキャンペーンがすごくて、2019年9月末までに海外で使った場合に10%ポイントバックがあります。Amazonでの買い物も10%ポイントバックですね!

JALマイルで還元率を計算すると5%ですね。
一時期とはいえ、これだけマイルが貯まりやすくなるのはお得としかいえません。

また、エムアイカードゴールドやエムアイカードプラスゴールドは、ふるさと納税サイトさとふるで納税したときに100円ごとに3ポイント貯まるため、JALマイル還元率が1.5%になります。

ふるさと納税して貯めたポイントをマイルにすれば、海外旅行しやすくできますよ!

参考:エムアイカードゴールドでマイルを貯めるにはこちらから

クレジットカードに付いてる海外旅行保険で保険料を節約したい方へ

台湾の病院

海外旅行保険ってクレジットカードで代用できるって知っていましたか?

実はクレジットカードの中には海外旅行保険が付いてくるカードがあり、便利に使えるんです。オマケと思ってたら本当に損してしまいますよ。

もし海外でケガや病気、盗難などの被害に遭えば、カード会社のサービスセンターに電話しましょう。

状況を聞いた後で、提携先の保険会社に問い合わせてクレジットカードの保険が適用できるか聞いてくれるんです。

どのみち海外旅行保険を適用する時は、いったん日本の保険会社に問い合わせなければいけないので、電話した相手がカード会社の人になるか、保険会社の人になるかの違いですね。

さらにクレジットカードの保険は2種類あって、日本出国前にクレジットカードで航空券などの航空券を支払ったら付いてくる利用付帯と、クレジットカードを持っているだけで保険が適用される自動付帯があります。

他にも、病院に行ったら自分で診療代を立て替えて帰国後に請求する立て替えタイプか、病院側から保険会社に直接請求されて現地で無料で診察を受けられるキャッシュレスタイプも存在するんです。

どちらもお得なのは後者なので、今回は海外に持っていくだけで海外旅行保険が適用され、病院で支払いする必要のない年会費無料のクレジットカードを揃えてみました。

エポスカード

エポスカード

まず海外旅行保険用クレジットカードで必ず持っておきたいのが、マルイの発行しているエポスカードです。

なぜなら年会費無料のクレジットカード海外旅行保険の中で一番ケガや病気の補償額が手厚いからなんです。

死亡保険金と後遺症保険が500万円で少なく見えますが、海外旅行で頻繁に遭うトラブルは、慣れない異国後での病気やケガ、盗難や持っているモノの破損ですよね。

エポスカードはここの保険が年会費無料の海外旅行保険の中で一番手厚くなっています。

エポスカードだと、病気の補償は270万円までとなっています。
他の年会費無料のクレジットカードが200万円なのに、さらに70万円も高くなっているんですよ。

海外旅行で病気になる確率は一番高いですから、無料で270万円まで補償されるのは安心感が違いますよね。

海外へ持っていくだけで海外旅行保険が適用されるんですから素晴らしすぎます。

またエポスカード公式サイトで申し込んで審査が通った後に、マルイの店舗に出向けば即日発行ができるのも強みです。

旅行前日の朝に海外旅行保険に入るのに忘れたことに気付いても、エポスカードの審査が通って発行できれば、こちらで海外旅行保険代わりになります。

保険会社で数日間の海外旅行保険を申し込むと1,000〜4,000円はかかるので、ここを無料にして節約できるのはうれしいですね。

さらにエポスカードは、海外でお金を両替する(キャッシングする)ときにも手数料を節約できる機能があるので、両方の意味で素晴らしいです。

海外旅行するなら、ぜひエポスカードを作って持っていくのをおすすめします。
海外に住んでいるときは、必ず財布の中に携帯していますよ。

参考:エポスカードで海外旅行傷害保険をカバーするにはこちらから

REX CARD(レックスカード)

作ったレックスカード(REX CARD)

REX CARD(レックスカード)も年会費無料のカードの中ではかなりお得な海外旅行保険がついています。

自動付帯、キャッシュレス診察サービスはもちろんなのですが、病気の補償とケガの補償も200万円までついているので安心です。

さらに死亡保険や後遺症保険も2,000万円まで適用されるので、エポスカードの500万円で不安なのであれば、レックスカードも合わせて持っていれば、何かあった時にレックスカードの死亡、後遺症保険が2,000万まで補償してくれますよ。

死亡、後遺症保険の金額はケガや病気の項目とは違って合算できませんが、金額の高い補償を優先して採用してくれるのはありがたいですね。

ポイント還元率も1.25%と高いので、海外で買い物する時はレックスカードを使うのもいいかと思います。

唯一のデメリットは発行までに10日間ほどかかるので、あらかじめ準備していないといけないのがもったいないですね。

ぼくが郵送で受け取った時は本人じゃないと受け取れなかったです。

平日に会社で働いている人は、郵便が届いても同居している他の誰かに受け取ってもらえないので、さらに受け取り日が延びてしまうかもしれません。そこがかなり残念なところでした。

でも、機能的にはエポスカードの次にオススメできる海外旅行保険用のカードですよ。

横浜インビテーションカード

レックスカードよりもポイント還元率は下がりますが、横浜インビテーションカードの海外旅行保険もおすすめです。

海外旅行保険の補償だけ見たら、レックスカードと補償額は変わらないので、海外旅行保険のケガや病気の補償金額を上乗せしたいなら、横浜インビテーションカードも充分ありだと思います。

年会費無料で自動付帯・キャッシュレス診察が付いているので、全くもって問題ないですね。

デメリットはポイント還元率が低いことでしょうか。

最初の段階では0.53%になっており、前年度の利用金額によって最大1.05%まで上がります。

1.05%まで上がれば悪くはないのですが、ポイントを貯めたいなら他のカードを使う方がおすすめですよ。

参考:(年会費有料あり)ポイント還元率が高いクレカまとめ
参考:(年会費無料のみ)ポイント還元率が高いクレカまとめ

横浜インビテーションカードはクレジットカードの海外旅行保険の上乗せとして持っておいて、他のカードの支払いでマイルやポイントを貯めるのが賢い使い方です。

また、レックスカードと同じく申し込んでから届くまで10日間ほどかかるので、あらかじめ余裕を持って海外旅行前に申し込んでおきましょう。

JCB EIT

エポスカードには劣るけど、レックスカードや横浜インビテーションカードに匹敵する海外旅行保険が付いているのが、JCB EITです。

こちらも自動付帯で、キャッシュレス診察が可能。
その上でケガや病気での補償が最高200万円まであるので、持っておくといいですよ。

ただレックスカードや横浜インビテーションカードより劣るデメリットが2つあるので、そこは要注意です。

まず1つめはブランドがJCBカードだということです。
JCBというブランドは日本のクレジットカード会社なので、海外では使い勝手が悪いですよ。

台湾などの日本から近いアジア諸国ではこのカードを使って会計ができますが、アメリカやヨーロッパ、オーストラリアまで行くとガクッとJCBのクレジットカードで支払いができる場所が少なくなります。

その点では本当に使い勝手が悪いので、海外で支払いするカードには向いてません。

さらにJCB EITのデメリットは、リボ払い専用だということです。

リボ払いは分割で一定の金額を支払うシステムのため、1回分の支払いは少なくなりますが、利息がその分とても大きくなります。

1回払いするだけなら利息はつかないのに、リボ払い専用だと支払い金額によっては払わなくてもいい利息がつくので、使いにくいカードだといえるでしょう。

もちろん毎月のリボ払いの限度額の支払い金額を10万円などにすれば、1回払いと同じ感覚で使えます。

海外に持っていくけど、予備の予備で使う用として携帯するのが賢い使い方です。

三井住友カード

海外旅行保険の補償金額は劣りますが、三井住友カードもおすすめです。

海外旅行保険としては心もとないのですが、三井住友カードには今まで紹介したクレジットカード海外旅行保険にはない特長があります。

それが海外旅行中の好きなタイミングで、海外旅行保険を発生させられる機能です。

通常海外旅行保険は日本を出国してから90日間 (約3ヶ月間)補償されます。

よって出国91日目からクレジットカードの保険は切れてしまうのですが、この三井住友カードは利用付帯です。

だから海外旅行中の91日目で保険が切れた時に、その旅行に関係ある公共交通機関の支払いを三井住友カードで支払った場合、91日目から181日目まで三井住友カードの海外旅行保険が発生します。

これは本当にお得ですよ!

ただデメリットとして三井住友カードのケガや病気の海外旅行保険金額が50万円までなので、心もとないのは否めません。

でもエポスカード、レックスカード、横浜インビテーションカード、JCB EITカード以外に90日以降海外旅行保険を発生させるカードを持っておくのは良い選択肢だと思います。

こちらは90日以上の長期旅行者におすすめですよ。

クレジットカードの海外旅行保険は合算できる

海外に住んでいるぼくが、海外旅行保険付きのクレジットカードを勧めてきましたが、実はクレジットカードの海外旅行保険は複数枚持つことで特定の項目が合算できます。

カード名死亡・傷害ケガ病気賠償責任携行品損害救援者費用
エポスカード500万円200万円270万円2,000万円20万円100万円
レックスカード2,000万円200万円200万円2,000万円20万円200万円
横浜インビテーションカード2,000万円200万円200万円2,000万円20万円200万円
JCB EIT2,000万円200万円200万円2,000万円20万円100万円
合計2,000万円600万円670万円6,000万円60万円400万円

死亡、後遺症保険の金額は合算されませんが、その他の項目は表のように合計されます。

たとえばエポスカードはケガの保険が200万円まで、病気の保険が270万円まで補償されますよね。

これに加えて、レックスカード・横浜インビテーションカード・JCB EITカードを持つと、ケガをすると600万円、病気をすると670万円まで補償されますよ。

それぞれ800万・870万だと思ったかもしれませんが、これには理由があります。

レックスカードと横浜インビテーションカードは、同じカード会社のJACCSが発行しているので、同じカード会社同士だと合算されません。

この点を注意しつつ、カードを選ぶように気をつけましょう。

ちなみに、アメリカの病院は数百万円単位の高額医療費を請求されるので、念のために複数毎のクレジットカードを持って海外へ行くと、より安心できますよ。

クレジットカードの海外旅行保険はエポスカードだけではなく、レックスカードや横浜インビテーションカードなども合わせて持っていくと心強いですね。

クレジットカードに付いてる海外キャッシング機能で両替手数料を節約したい方へ

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海外旅行で必ずやらなければならないのが、両替です。

実は、現地の銀行や両替所で日本円を渡して現地通貨を受け取る現金両替が一番手数料が高くつきます。知ってました?

一番手数料を安く現金を引き出すには、クレジットカードのキャッシング機能を使って海外のATMで下ろすことです。

海外にクレジットカードを持っていくと、海外旅行保険が付くだけじゃなく、現地通貨を一番安く引き出せるんですね。

たとえば米ドル、ユーロ、英ポンドは1通貨あたり、約3円、約6円、約11円の手数料がかかっています。

両替所と海外キャッシング費用比較1$、€、£あたりの手数料5万円換金の手数料10万円換金の手数料
現金両替 ドル ($)約3円約1,500円約3,000円
現金両替 ユーロ (€)約6円約3,000円約6,000円
現金両替 ポンド (£)約11円約5,500円約11,000円
海外クレジットキャッシング1.5% (1ヶ月)約966円約1,706円

クレジットカードの海外キャッシングをすることで、この手数料 (事務手数料)と呼ばれるお金がかかららないようになります。

法律でキャッシングする時に手数料を取ることは禁止されているので、かかるのは年率18%の金利とATM手数料のみなんですね。

年率18%と聞くと高く思うかもしれませんが、18%は年単位でかかる利息です。
12ヶ月分に直すと1ヶ月でかかる利息は1.5%。

海外でキャッシングした金額した分に1.5%の月額の利息をかけて、216円のATM手数料を足した金額が総額の海外キャッシング手数料になります。

海外キャッシング請求総額 = 引き出した現地通貨 × 為替レート × 月額のキャッシング利息 (1.5%) + ATM手数料 (1万円以上 220円/1万円未満 110円)

50,966円 = (500米ドル×100円) × 1.015 + 220円

※ 1米ドル=100円計算と仮定

ハイ、500米ドルキャッシングした時にかかる費用は966円だと計算できました。

現地の銀行や両替所でやると1,500円はかかるので、この時点でお得だとわかります。

キャッシングの手数料は、返済日まで待たずに先に返す繰上返済をすることで、利息を100円以下に抑えることができるんです。

日本帰国時には銀行やATMで返済できるのですが、実は特定のクレジットカードを使うことで海外に居ながらネット上でできる繰り上げ返済機能Pay-easy (ペイジー)を使うことができます。

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海外のATMでキャッシングした数日後に返済する金額が確定したら、クレジットカードのホームページにアクセスし、楽天銀行経由で返済できるんです。

これならすぐ返せば利息も100円以下で、海外旅行中でもいつでも返済できるので、ほとんど利息がかからなくなりますよ。

とはいえ、キャッシングするのが不安なのであれば、FXのマネーパートナーズなどで外貨両替するのも手数料の節約になりますよ。

ここからは、海外からネット繰り上げ返済できるクレジットカードを紹介していきますね。

エポスカードは繰り上げ返済もできる

エポスカード

海外にいながら返済できるクレジットカードで、ぼくの一番のおすすめはエポスカードです。

こちらは海外旅行保険の時にも紹介しましたが、エポスカードは海外旅行保険が手厚いだけでなく、海外のATMでキャッシングしてネット上でも返済できます。

台湾在住のぼくから見ると、エポスカードは最高の海外旅行クレジットカードです。

使い方もエポスカードのホームページにアクセスし、ログインした後にPay-easy (ペイジー)支払いの項目からすぐにできます。

試してみるとたった5分でできるので、本当におすすめですよ。

エポスカードはポイント還元率が低いこと以外は非の打ち所のないカードなので、ぜひ海外へ行くなら海外旅行保険と両替のために持っていってください!

セディナカード

セディナカード

セディナカードも同じくPay-easy (ペイジー)機能が使えるので、海外旅行先で繰り上げ返済ができます。

セディナカードの特長は海外キャッシング時のレートが一番良いといわれているマスターカードを選べることと、返済金額が2〜3日以内に決まることです。

すぐに返済できるので、安心感がありますよ。

ただ、デメリットは海外旅行保険が付いていないので、なるべく海外へ持っていくのにクレジットカードを持っていきたくない、少なくまとめたいという人には、エポスカードがおすすめです。

ぼくはエポスカードとセディナカードの2枚を持って海外に住んでいますが、セディナカードはエポスカードが使えなくなった時の予備として持っています。

海外キャッシングを1回しかしない短期旅行者はエポスカードだけで充分ですが、数ヶ月、1年以上住む人は予備としてセディナカードを持っていくのがいいですよ。

カードの枚数を増やしてもいいのであれば、セディナカードが気軽に返済できる分だけ、エポスカードよりもおすすめです。

参考:セディナカードを外貨両替に使うにはこちらから

クレジットカードに付いてるプライオリティパスで空港のラウンジを利用したい方へ

台湾桃園国際空港のMOREラウンジ

クレジットカードの機能を使えば、空港の高級感あふれる待合室(ラウンジ)を利用できるって知っていましたか?

クレジットカードのメリットは、航空券を無料で手に入れられるマイルシステムや海外旅行保険、両替を一番安くできるキャッシング機能だけではないんです。

普段ぼくらは空港で普通の待合室の簡易的なソフォーや椅子に座って、飛行機の搭乗時間を待っていますが、ファーストクラスやビジネスクラスのチケットを取ると専用のVIPラウンジと言う待合室を使うことができます。

そういうと自分は対象外なように思うかもしれませんが、クレジットカードを使っても、高級感あるVIPラウンジに入れるんです。

プライオリティパス

代表的なのは、特定のクレジットカードを申し込むと付いてくるプライオリティパスカードでしょう。

プライオリティパスカードを使うと、イギリスのプライオリティパス社が運営しているMOREラウンジに入ることができます。

中に入ると、無料でご飯が食べられたり、ソフトドリンクやアルコール、ゆったりしたソファーでゆっくりできるんです。

ラウンジによってはシャワーを浴びられるので、長時間のフライトで中継点の空港を使って乗り換える時はラウンジ利用できるとありがたいですね。

カード名称年会費会員利用料同行者利用料
スタンダード会員99ドル27ドル27ドル
スタンダードプラス会員249ドル27ドル(10回まで無料)27ドル
プレステージ会員399ドル無料27ドル

プライオリティパスは有料なのですが、特定のクレジットカードを使うことでプレステージ会員と同様の権利を持つプライオリティパスが無料で手に入ります。

プライオリティパスが付いてくるクレジットカードはどれも年会費がかかります。

でも、普通に申し込んだら399米ドルかかるプライオリティパスが、4分の1以下の年会費で手に入れられるので、ラウンジをよく使うのならお得ですよ。

ここではクレジットカードを申し込むとプライオリティパスも付いてくるクレジットカードを紹介します。

楽天プレミアムカード

楽天カードプレミアム

楽天プレミアムカードを申し込むと、プライオリティパスも申し込むことができます。

楽天プレミアムカードのメリットは年間11,000円でプライオリティパスまで手に入れることができる点でしょう。

為替レートが1米ドル=100円と計算しても、約39,900円のプレステージ会員のプライオリティパスがたった11,000円で手に入るのだからお得過ぎます。

この年会費10,800円でプライオリティパスを手に入れられるのは、クレジットカードの中で最安です。

他のクレジットカードと契約してプライオリティパスを手に入れようと思ったら、どのカードも22,000円以上かかります。

空港のラウンジをクレジットカードを一番安く使いたいなら楽天プレミアムカードがおすすめです。

担保項目保険金額
死亡保険金最高5,000万円
後遺障害保険金最高5,000万円
傷害治療保険金最高300万円
疾病治療保険金最高300万円
賠償責任保険金最高3,000万円
携行品損害保険金(免責3千円)年間最高50万円
救援者費用保険金最高200万円

海外旅行保険も年会費がかかるクレジットカードなので、当然かもしれませんが年会費無料のエポスカード以上に手厚いです。

楽天プレミアムカードと紹介した年会費無料のクレジットカードを2枚合わせて持てば、まず3ヶ月間以内の海外旅行中の病気やケガ、盗難などのトラブルはカバーできます。

もし年会費を払える余裕があれば、こちらの楽天プレミアムカードで海外旅行保険を付けるのもいいでしょう。

デメリットはやはり年会費がかかることと、ぼくが申し込んだ時はプライオリティパス社から付いてくると聞いていたMOREラウンジのリスト冊子がありませんでした。

ちょっと楽しみにしていたのですが、紙の冊子が付いてこないのは残念だったのを覚えています。

でも、空港ラウンジ.comを参考にすれば、インターネットからラウンジを参照できるので、紙の冊子を持っていくよりもいいかもしれません。

さいごに

これまでの内容をまとめていきますね。

カード払いできるものはマイルの貯まるSPGアメックスを使い、マイルを貯めて航空券を入手できるようにします。

そしてエポスカードを必ず携帯しておきましょう。

エポスカードは海外で両替する時にATMで海外キャッシングできるし、海外旅行保険が付いているので、エポスカードは必ず持っておくのがおすすめです。

さらに海外旅行保険を上乗せするために、レックスカードや横浜インビテーションカードを携帯しておきます。

海外旅行保険の金額を合算できる手厚いカードがあれば、海外旅行中に事故や病気で病院へ行って手術して高額請求されても、海外旅行保険で済ませることができますよ。

その上で空港のラウンジを使いたい人は、楽天プレミアムカードでプライオリティパスを手に入れるといいでしょう。

海外に長期間行く人は、エポスカードを紛失しても海外キャッシングできるようにセディナカードを予備で用意し、91日以降も海外旅行保険を使えるように三井住友VISA三井住友カードを持っておくと安心です。

長くなりましたが、航空券を入手できるマイル用、海外旅行保険用、海外キャッシング用、ラウンジ用というふうに使い分けるのがおすすめですね。

クレジットカードを使って、お得に海外旅行を楽しんでください!

  • 保険を充実させるために数枚カードを持つと安心感が出る
  • 保険は自動付帯とキャッシュレスのカードを選ぼう
  • 海外キャッシングが手数料最安。Pay-easy対応のカードで即返済
  • 世界中の空港ラウンジを使うなら楽天プレミアムカードが最安
  • エポスカードは必携!

▼エポスカードの保険とキャッシングの機能を使う▼

マイルを貯めるのであれば、以下のページも合わせてどうぞ。

ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

主に海外に住みながらブログを更新するブロガーです。『あしたはもっと遠くへいこう』というブログを運営してます。海外系のお役立ち情報を提供させていただきます。