楽天のクレジットカードは、以前は楽天カードだけでしたが、2015年からいろいろな種類のカードが増えています。
そんな中、また新しいカードが出てきました。
「楽天ANAマイレージクラブカード」という名前で、楽天ポイントやANAマイルを貯めている方にとっての選択肢の1つになりそうなカードですよ。
少しややこしい感じもありますので、損しないための使い方を紹介していきますね。
他の楽天カードについて紹介したページはこちら。
純粋なANAカードは以下のページでまとめています。
年に1回使えば年会費は無料。それ以外は税抜500円
普通の楽天カードは年会費がずっと無料なので、楽天ANAマイレージクラブカードでも年会費無料で持てるのではないかと思いそうです。
楽天ANAマイレージクラブカードをしっかりと使っていくのであれば、年会費無料にできます。
初年度の年会費は無料で、2年目以降は年に1回でも使っていれば年会費無料です。
もし、まったく使わないのであれば、年会費が550円かかります。
もし使うことを決めたのであれば、年に1回以上は使うようにしましょう。
ANAマイレージクラブに同時入会できる
楽天ANAマイレージクラブカードは、名前の通りカード利用でANAマイレージクラブに加入できます。
ANAマイレージクラブに加入するには、ANAカードを作ったり、単独で入会する必要がありましたが、クレジットカード1枚で両方の機能があるのは便利なところです。
ただ、ANAカードがあればANAマイレージクラブに加入しますので、ANAマイルを貯めるという点ではそれほど優位性があるわけではありません。
ANAマイル・楽天ポイントのどちらかを貯められる
楽天ANAマイレージクラブカードは、名前の通り、ANAマイルもしくは楽天ポイントのどちらかを貯めることができます。
どちらを貯めるのかは、自由に設定変更できますので、自分のライフスタイルに合わせて変更できますよ。
ANAと楽天の両方が1枚のカードにあるからこそできる方法ですね。
両方のポイントを貯めている場合はお得になると思います。
ANAマイルは200円で1マイル貯まる
楽天ANAマイレージクラブカードでANAマイルを貯める場合は、200円ごとに1マイル貯まります。
マイルの還元率でいうと0.5%ですね。
他のANAカードとほとんど変わりません。
年会費無料のクレジットカードでANAマイルを貯めたいと思っているのであれば、ANAマイルを貯める設定にしておくといいですよ。
楽天ポイントは100円で1ポイント貯まる
楽天ポイントを貯める設定にした場合は、100円ごとに1ポイント貯まります。
普通の楽天カードと同じで、還元率が1%ですね。
ANAマイルを貯めるよりも、楽天市場で買い物する機会が多い場合は、楽天ポイントを貯める設定にしておきましょう。
貯めたマイル・楽天ポイントはすぐに使える
ANAマイル・楽天ポイントは、貯めてすぐに使えるのがメリットですよね。
使わず放置することは、まずないと思いますので、ぜひ使って現金支出を減らしましょう。
また、ANAマイルと楽天ポイントの相互交換ができます。
- 楽天ポイント → ANAマイル:2ポイント → 1マイル
- ANAマイル → 楽天ポイント:10,000マイル → 10,000ポイント
どちらに相互交換する場合でも、レートが悪くておすすめできません。
相互交換するのではなく、ANAマイルなら飛行機に乗る、楽天ポイントなら買い物して使うようにしましょう。
JCBブランドならnanacoチャージできる
楽天ANAマイレージクラブカードは、JCB・VISA・MasterCardの3種類のブランドがあります。
その中で、JCBブランドを使うことで、電子マネーのnanacoにチャージができますよ。
nanacoにチャージすると、そのタイミングでポイントが貯まるので、ポイント分だけ税金の負担を軽くすることができます。
還元率が0.5〜1%ですが、これを使うことで普通は安くできない税金の支払いを軽くできるのはかなり助かるはず。
こんにちは!楽天ANAマイレージクラブカードでJCBブランドを選んだ場合、nanacoチャージで楽天ポイントやANAマイルは貯まりますか?
楽天ANAマイレージクラブカードでは、ポイント・マイルのどちらかを貯めるように設定できますので、設定した方で貯まりますよ。
そうなんですね!マイルコースならANAマイルが貯まり、ポイントコースなら楽天ポイントが貯まる認識でよろしいでしょうか?
その通りです。
わかりました、ご回答ありがとうございました!
という感じで、電話で問い合わせたら回答がありましたよ。
JCBブランドを選ぶとnanacoチャージが使えますので、ぜひ活用してみましょう。
MasterCardブランドならauウォレットにチャージできる
au携帯を持っている方に限られますが、MasterCardを選ぶことでauウォレットにチャージしたときにANAマイルや楽天ポイントを貯めることができます。
こちらも、楽天カードに電話で問い合わせて確認しました。
携帯料金が高いかもしれませんが、auウォレットはいろいろとお得に使う方法があるので、少しでも携帯代の元を取るようにしていきましょう。
搭乗時・年間更新のボーナスマイルは無し
楽天ANAマイレージクラブカードは、ANAの名前が入っているということで、ANAの飛行機を予約したときにボーナスマイルが貯まるのかが気になるところです。
楽天カードのオペレーターさんに問い合わせたら、ANAに問い合わせてくださいとのことだったので、ANAに電話して聞いてみました。
こんにちは!楽天ANAマイレージクラブカードでANAの飛行機を予約したら、搭乗時のボーナスマイルはありますか?普通のANAカードではそれがあるので、気になりまして・・・。
楽天ANAマイレージクラブカードでは、ボーナスマイルはありません。搭乗時や年間の更新時にもらえるマイルはないです。
そうなんですね、ご回答ありがとうございました!
という感じで、ボーナスマイルはないとのことです。
サイト内には記述がなかったので、気になっていましたが、あっさりとボーナスマイルがないと言われてすっきりしました。
普通のANAカードなら、搭乗や更新時にマイルがもらえます。
楽天ポイントカード・楽天Edyも付帯
楽天ANAマイレージクラブカードは、楽天カードの機能を含んでいます。
楽天カードは今、楽天ポイントカード・楽天Edyとしても使うことができますよね。
もちろん、楽天ANAマイレージクラブカードになっても同じ機能がありますよ。
ANAマイレージクラブを含めると、1枚で4役にもなるのが大きな特徴です。
海外旅行傷害保険もある
楽天ANAマイレージクラブカードは、ほとんど年会費無料で持てるカードにも関わらず、海外旅行傷害保険があります。
肝心な傷害治療費用や疾病治療費用は200万円に設定されていますよ。
海外旅行傷害保険に関しては、自動付帯になっているカードを使うのが一番です。
エポスカードやJCB EITを作っておいて持っておくのがおすすめ。
さいごに
楽天ANAマイレージクラブカードの特徴をいろいろと紹介してきましたが、個人的にいいと思うのは年会費無料でANAマイルを貯めることができる点です。
年に1回でも使えば、2年目以降も年会費無料になるので、普通に使っていればお金がかかりません。
飛行機に乗る時に使うのではなく、普段の生活で気軽にANAマイルを貯めていこうと思っている方に使えるカードですよ。
→ 楽天ANAマイレージクラブカードの詳細・利用はこちらから
より多くANAマイルを貯めたいのなら、以下のページもおすすめです。
おまけ:他の楽天カードと比較される方へ
楽天ANAマイレージクラブカード以外にも楽天カードはあります。
他のカードと比較して、どれが自分に一番合うのかを検討してみるのがおすすめです。
ただ、他の楽天カードはANAマイルを貯めることはできません。