こんにちは!
楽天のサービスをよく利用している、ノマド的節約術の松本です。
楽天カードを使っていると、最上級のクレジットカードである楽天ブラックカードに対して一度は興味を持つのではないでしょうか。
そんな楽天ブラックカード、どんなサービスがあって、手に入れるとどんないいことがあるのかが気になりますよね。
私自身もすごく気になるところです。
そこでこのページでは、楽天ブラックカードを手に入れるための方法や、楽天ブラックカードは他の楽天カードとどう違うのかや、お得なサービスについて詳しく紹介していきますね。
インビテーション条件について
楽天カード・楽天プレミアムカードを使っていることがインビテーションの条件になります。
インビテーションの条件は公開されていないため、楽天カード側しかわからないところです。
ただ、楽天カードをよく使っているとヘビーユーザーと認識されるため、招待が届きやすくなると思いますよ。
あとは単純に楽天カードを使っているときに支払い滞りがないなど、当たり前にやるべきことをやり続けていたら招待が来る可能性が上がるかもしれません。
楽天ブラックカードの申込方法・審査について
もし楽天ブラックカードのインビテーションが届いて、もし楽天ブラックカードを使いたい場合は、そこから申し込みしましょう。
必ずしも審査に通るとは限りませんが、招待が来ているということなので、審査に通りやすいとは思います。
支払いの滞納や携帯代や公共料金の支払いが漏れてないかなどを確認して大丈夫かどうか見ておきましょう。
楽天ブラックカードのブランドはJCBとMasterCard
楽天ブラックカードを使うとなった場合、どのカードブランドになるのかも気になるところだと思います。
楽天ブラックカードのブランドはJCBとMasterCardの2種類です。
VISAブランドの楽天ブラックカードがないのは残念ですね。
楽天ブラックカードの年会費はいくら?
楽天ブラックカードは楽天カードの最高峰ということで、どれぐらいの年会費が必要になるのかが気になるところだと思います。
楽天ブラックカードの年会費は税込33,000円。
やはりブラックカードという名前が入るだけあって高くなっていますね。
ちなみに年会費の支払いに関しては楽天ポイントの付与対象外になっていますよ。
楽天ブラックカードのインビテーションが届いた場合は、楽天ブラックカードの年会費が初年度無料になります。
高い年会費が1年とはいえ無料になるのはすごくありがたいですよね。
家族カードについて
楽天ブラックカードは家族カードも発行できます。
ただ、過去に楽天カードや楽天プレミアムカードで家族カードを発行していた場合は別途また家族カードの申し込みをしないといけません。
ちょっと面倒ではありますが、楽天ブラックカードを家族全員で使いたい場合はしっかり手続きしておきましょう。
ただし、家族カードは2人までしか作れません。
ETCカードについて
楽天ブラックカードでは、もちろんETCカードを付帯させることもできます。
通常の楽天カードだと年会費税込550円かかりますが、楽天ブラックカードでETCカードを付帯させた場合は、ETCカードの年会費無料です。
過去に楽天カードや楽天プレミアムカードでETCカードを付帯させていた場合、そのまま使えますよ。
楽天ブラックカードのポイント還元率について
楽天ブラックカードを使うときに気になるところの1つがポイントの貯まりやすさではないでしょうか。
楽天ブラックカードを使ったときのポイント還元率は、通常の楽天カードと同様に1%です。
税込100円ごとに1円分の楽天ポイントが貯まるという仕組みですね。
基本のポイント還元率は1%ですが、楽天ブラックカードならではの特典でポイント還元率が高くなりますよ。
それをこれから紹介していきましょう。
特別指定キャンペーン開催中は楽天市場で1%ポイントアップ
楽天ブラックカードでは、特別指定キャンペーンというキャンペーンがあり、それが開催されているときに楽天市場で買い物すると、支払金額の1%分の楽天ポイントがさらにもらえます。
仮に楽天市場で10,000円の買い物をしたら、楽天ブラックカードの通常ポイント100ポイント・楽天市場での買い物で100ポイント・キャンペーン分で100ポイントの合計で300ポイントがもらえますよ。
追加でもらえる1%分のポイントは期間限定ポイントになります。
家族カード利用分が対象外になるというデメリットもあるので注意してくださいね。
毎月特定日プレミアムカードデーで1%ポイントアップ
楽天ブラックカードには「毎月特定日プレミアムカードデー」というサービスが有り、毎週火曜日と木曜日に楽天市場で買い物すると、支払金額の1%分の楽天ポイントがさらにもらえます。
これまた期間限定ポイントでの付与になりますよ。
楽天スーパーセールや楽天お買い物マラソンのとき以外で買い物するのであれば、毎週火曜日・木曜日のほうがポイントが貯まりやすくなるのでおすすめです。
誕生月に楽天市場を使うと1%ポイントアップ
毎年の誕生月に楽天市場・楽天ブックスで楽天ブラックカードを使うと、支払金額の1%分の楽天ポイントがさらにもらえます。
こちら、特典でもらえる楽天ポイントは10,000ポイントが限界になるため、100万円以上使う予定があるのであれば、意識しておくとポイント獲得のムダが防げますよ。
自分の誕生月は9月のため、楽天ブラックカードを使うなら毎年9月に大量に買い物するでしょうね。
特にふるさと納税を集中させるなどしたら一気にポイントを貯められそうです!
SPUでポイント最大15倍
楽天のサービスを使うごとにたくさんポイントが貯まるサービスのSPU(スーパーポイントアッププログラム)。
楽天ブラックカードも対象になっており、全部使いこなせば最大で15倍のポイントが貯まります。
楽天ブラックカードを持っている時点で、楽天市場で普通に買い物するだけで先ほど紹介した特典を除いても5%分のポイントが貯まりますよ。
楽天銀行や楽天証券も併用するとよりポイントが貯まりやすいです。
楽天証券で投資信託を積み立てるのに使うとポイントが貯まる
2018年10月27日からは、証券会社の楽天証券で投資信託を積み立てるときに楽天ブラックカードを使えば、楽天ポイントが貯まるようになりました。
月50,000円分までの利用に対してしかポイントが貯まらないですが、それでもフル活用したら月に500ポイントも貯まりますよ。
ポイント還元率が1%に対して、信託報酬って安いところだと0.1〜0.2%になるため、そこだけ考えてもすごくお得です。
資産運用になるのにポイントまで貯まるのはお得でしかありません!
錬金術のような使い方になるため、必ず使ったほうがいいですよ。
楽天証券では楽天ブラックカードを使った投資信託の積立については以下のページが詳しいです。
nanacoチャージでポイントは貯まりません。間接的な方法はある
以前は楽天ブラックカードのJCBブランドから、電子マネーのnanacoに楽天ブラックカードからチャージすることで楽天ポイントが貯まっていました。
でも今はnanacoチャージはポイント付与の対象外になっています。
ポイントの使い道は他の楽天カードと同じ
楽天ブラックカードで貯まるポイントは楽天ポイントになるため、ポイントの使い道自体は他の楽天カードと変わりありません。
使い方によっては通常ポイントだけでなく期間限定ポイントが貯まることもありますので、期間限定ポイントの場合はムダなく使い切るように意識してみましょう。
通常ポイントは、楽天のサービスに使うか、楽天証券で投資信託を買うときや積み立てるときに使うのがおすすめです。
楽天ブラックカードを持っているぐらいであれば、資産運用にも少ならからず興味があるかと思いますので、貯めたポイントを資産運用にまわして少しでも資産形成していきましょう。
楽天証券自体は無料で作れる証券会社なので、今後のためにも口座開設しておくのがおすすめです。
楽天ポイントカードの機能も兼ねている
ちなみに楽天ブラックカードは、楽天ポイントカードの機能も兼ねています。
クレジットカード払いに対応していなくても、楽天ポイントカードを提示することでポイントが貯まるお店なら、さっと提示してしっかりポイントを貯めておきましょう。
楽天に関連しないところでも楽天ポイントが貯められたり使えたりするお店が増えているため、ポイントがあるに越したことはありません。
楽天Edyは付帯していません
楽天カードや楽天プレミアムカードだと、電子マネーの楽天Edyが付帯しています。
でも楽天ブラックカードは楽天Edyが付帯していないため、この点だけは他の楽天カードと比較するとデメリットになりますね。
また、それによって楽天ブラックカードから楽天Edyへのチャージもできません。
どうしても楽天Edyを一緒に使いたい場合は、楽天プレミアムカードを使うのがいいと思います。
旅行に関するサービス・特典について
楽天ブラックカードでは、旅行に関する特典もたくさんあります。
知っていれば旅行や出張のときに得できる機会があるため、ざっくりでもいいので把握しておくのがいいですよ。
空港ラウンジの利用について
楽天ブラックカードを持っていると、国内の空港ラウンジが無料で使えるようになります。
航空券と楽天ブラックカードを合わせて提示することで、空港ラウンジに無料で入れますよ。
楽天ブラックカードの家族カードも対象になります。
対応している空港ラウンジは以下の通りです。
- 新千歳空港
- 函館空港
- 青森空港
- 秋田空港
- 仙台空港
- 新潟空港
- 富山空港
- 小松空港
- 成田国際空港
- 羽田空港
- 中部国際空港
- 関西国際空港
- 伊丹空港
- 神戸空港
- 岡山空港
- 広島空港
- 米子空港
- 山口宇部空港
- 高松空港
- 松山空港
- 徳島空港
- 福岡空港
- 北九州空港
- 大分空港
- 長崎空港
- 鹿児島空港
- 那覇空港
- ハワイ/ダニエル・K・イノウエ国際空港
- 韓国・仁川空港
※ ちなみに、羽田空港国際線ターミナルのラウンジには対応していません。
ただ、空港ラウンジのサービスは楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードでも同様に対応していますので、楽天ブラックカードならではというわけではありません。
プライオリティパスも無料で付帯・家族分もOK
楽天ブラックカードは、世界各地の空港ラウンジが無料で使えるようになるプライオリティパスが無料で付帯しています。
年間399ドルかかるプライオリティパスのプレステージ会員になれるため、これだけでも楽天ブラックカードの年会費のもとが取れますね。
また、楽天ブラックカードからプライオリティパスを取得した場合、同伴者も2名まで無料になるのがいいところです。
誰かと一緒の場合でもプライオリティパスが使いやすいのは大きなメリットですね。
ただし、3人目からは1人あたり税込3,300円必要になります。
プライオリティパスで使える空港ラウンジは設備やサービスが充実しているところが多く、特に海外では便利に使えますよ。
日本だと以下の空港にプライオリティパスに対応したラウンジがあります。
- 福岡空港
- 中部国際空港
- 関西国際空港(ぼてぢゅうでも使える)
- 成田空港
残念ながら羽田空港はプライオリティパスに対応したラウンジがありません。
もし、楽天ブラックカードからプライオリティパスを発行するのであれば、楽天e-NAVIにログイン後「各種お申し込み」から作れますよ。
申込後は2週間ほどで家に簡易書留で届きます。
手荷物宅配サービスが無料で使える
楽天ブラックカードでは、国際線を利用するときに大きな荷物となるスーツケースも含めた手荷物宅配サービスが無料で使えます。
自宅から空港・空港から自宅の両方に対応しており、とても便利ですよ。
私も過去に手荷物宅配サービスを利用してスーツケースを送ってもらったことがあります。
そのおかげで、海外から日本に戻ってきたあとにリュックひとつだけで家に帰れてとても快適でしたよ。
世界各地の現地にあるトラベルデスクが使える
楽天ブラックカードを持っていると、海外旅行や出張するときの助けになるトラベルデスクが使えます。
世界30ヶ所以上の拠点があり、電話することで緊急時の案内やホテル予約などの対応がしてもらえて、旅するときに秘書がいるような感覚で使えますよ。
主要都市だとトラベルデスクに対応しているところが多いため、もし海外に行くときに不安なのであれば一度チェックしておきましょう。
参考:楽天ブラックカードのトラベルデスクについてのページはこちら
Hertzレンタカーが優待価格で使える
楽天ブラックカードを持っていると、世界各地であるレンタカーのサービスである「Hertzレンタカー」が優待価格で使えるようになります。
Hertzレンタカーを利用するときは、予約するときの連絡で会員専用割引番号「1731622」を伝えましょう。
その後現地に到着したあと、楽天ブラックカード・予約確認書・国際免許証・日本の運転免許証を受付の方に提示して楽天ブラックカードで支払いすると割引になりますよ。
楽天ブラックカード専用の国内宿泊予約センターが使える
国内宿泊するときって宿を探すのが面倒ですよね。
そのときに楽天ブラックカードがあれば、ブラックカード会員専用のデスクに問い合わせて希望を伝えたら、宿を予約してもらえます。
ただし、自分で楽天トラベルを利用するわけではないため、楽天ポイントはその分貯まりません。
また、宿泊料金の決済は楽天ブラックカードを使わないといけないですが、予約の手間が省けてその分他のことに時間を使えるメリットがありますね。
楽天ブラックカードの海外旅行傷害保険について
楽天ブラックカードは最上級の楽天カードということで、もちろん保険も充実しています。
海外旅行傷害保険は自動付帯となっており、いろいろと手厚くなっていますよ。
傷害治療・疾病治療が300万円までなのもありがたいところ。
担保項目 | 保険金額(家族保険金額) |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 1億円(1,000万円) |
傷害治療・疾病治療 | 300万円(100万円) |
賠償責任 | 1億円(5,000万円) |
携行品損害 | 50万円(20万円) |
救援者費用 | 300万円(100万円) |
楽天ブラックカードの海外旅行傷害保険は、自宅を出発してから自宅に戻るまでの最長90日間が補償対象です。
ちなみに引受保険会社は三井住友海上火災保険株式会社となっています。
国内旅行傷害保険も自動付帯
楽天ブラックカードは海外旅行傷害保険だけでなく、国内旅行傷害保険まで自動付帯になっています。
あまり気にする項目ではないと思いますが、ほとんどのクレジットカードは国内旅行傷害保険自体がないですし、あっても利用付帯のため、自動付帯なのはメリットですね。
保険金の種類 | 保険金額(家族保険金額) |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円(最高1,000万円) |
傷害入院保険金 | 5,000円/日(5,000円/日) |
傷害通院保険金 | 3,000円/日(3,000円/日) |
ショッピング保険(動産総合保険)が最高300万円まで補償
楽天ブラックカードを使って購入した商品が破損・盗難・火災など不慮の事故で損害があった場合は、購入日から90日以内であれば最高300万円まで補償があります。
ただし、1万円以上の商品であることが条件や、1回あたり自己負担額が3,000円かかるといった条件もありますよ。
コンシェルジュサービスがある
これは楽天ブラックカードならではだと思いますが、コンシェルジュサービスが使えます。
レストラン・旅行の予約、コンサートなどのチケット手配、ゴルフ場の手配などを電話一本で対応してもらえるため、自分でわざわざ探す手間がありません。
個人的にはレストランや旅行の予約がとても便利だと思います。
希望を伝えたら、その条件に従って探してもらえますからね。
さいごに:楽天ブラックカードならではの特典まとめ
ここまでいろいろと楽天ブラックカードの特徴を紹介してきましたが、ここで改めて楽天ブラックカードならではの特典をまとめて紹介しますね。
- 毎週火曜日・木曜日に楽天市場を使うとプラス1%
- 誕生月に楽天市場を使うとプラス1%
- 楽天トラベル・楽天ブックス・楽天SHOWTIMEでプラス1%
- 楽天プレミアムを1年間無料で使える
- コンシェルジュサービスが使える
- プライオリティパスが付帯、同伴者も2名までOK
- 手荷物宅配サービスが使える
- トラベルデスクが使える
何よりポイントが貯まりやすくなるのが大きなメリットですね。
ただ、楽天Edyが使えなくなったり、年会費が高くなるデメリットもあるため、楽天ブラックカードが必ずしもおすすめとはいいづらいところもあります。
海外旅行や海外出張が多く、プライオリティパスを使う機会が多いのであれば、同伴者2名まで無料になるのが大きいのでその点での価値は大きいです。
また、ステータス性もあるカードでもあるため、楽天ブラックカードを使うかどうかは感覚での判断になりますね。
もし楽天ブラックカードが欲しいと思ったのであれば、楽天ブラックカードに最も近い楽天プレミアムカードから作っておくのが近道かもしれません。
おまけ:他のクレジットカードを探している方へ
クレジットカードってとにかく多いし、どれがいいのか迷いますよね。
長く使うものになるので、できる限りいいカードを選びたいものです。
以下のページでは、収入ゼロから生き延びた節約家の視点でおすすめしているクレジットカードを紹介しています。