こんにちは!
ここ数年は毎年ふるさと納税を利用しているノマド的節約術の松本です。
会社員でも自営業でもできる節税の方法として、ふるさと納税が注目されていますよね。
ふるさと納税って、節税になるだけでなく、納税した自治体から特産品がもらえます。
身近にふるさと納税の特典をもらってる方はいませんか?
思ってた以上に豪華なものが届くので、話のネタにもなりやすいと思います。
私自身、ふるさと納税のことを聞かれたら、「美味しいもの食べたよ〜」と話をしますね。
ふるさと納税への興味はなんとなくあるけど、イマイチ踏み切れないのではないでしょうか。
このページでは、実際にふるさと納税を10回以上したことがある、節約家の私がふるさと納税の特徴や体験談を紹介していきますね。
ふるさと納税とは?
そもそもふるさと納税ってなんでしょうか?
最近よく聞くようになったけど、どんな仕組みなのかはイマイチ分からないですよね。
ふるさと納税とは、日本各地にある自治体に寄附することです。
「ふるさと納税」という名前ですが、自分の住んでいる市町村以外に納税しても全く問題ありません。
私は神戸市に住んでいますが、仮に北海道にふるさと納税することもできます。
ふるさと納税することで、多くの自治体では、特典がもらえますよ。
例えば、豪華なお肉とか、その場所の有名店のお菓子とかから選ぶことができます。
ふるさと納税は節税のためにするものですが、もらえる特典が豪華なのも楽しいですよ。
もちろん、特典を目当てにして納税しても大丈夫です。
ふるさと納税の認知度はまだそれほど高くない
ちなみに、ふるさと納税ってどれぐらい認知されていると思いますか?
Twitterのフォロワーが2500人ほどの私のアカウントを使ってアンケートをとってみました。
ふるさと納税をしたことはありますか?
— Hiroki Matsumoto (@peter0906) 2016年12月25日
この結果、78%の人はまだふるさと納税のことを知らないことになりますよね。
思ったよりもまだ知られていません。
これから説明することを知れば、めちゃくちゃお得な仕組みであることを理解していただけるかと思いますので、SNSでシェアしたり、この記事を周りの方に教えてもらえたらと思います。
寄附金控除は2,000円が自己負担になる
ふるさと納税した分のお金は、寄附金控除として節税することができます。
その代わり、2,000円は自己負担になって、2,000円を超えた分に対して控除が適用されますので、それは知っておきましょう。
年間で10,000円をふるさと納税した場合、寄附金控除になるのは8,000円です。
年間50,000円だったら、控除は48,000円ですね。
寄附金控除になる上限額は人それぞれ異なりますが、それまでであれば、ふるさと納税した方が節税になります。
自分の収入から何円まで寄付できるか計算しよう
自分にとってふるさと納税の限度額がいくらなのかが気になりますよね。
この計算、とてもややこしいです。
すぐに公式を出せるわけでもないのがもどかしくて何年も悩んでいます。
給料や、他の社会保険料控除によっても限度額が変わってきますので、シミュレーションや目安で、ざっくりとした上限額を把握しておくのがおすすめ。
ふるさとチョイスでは、自分がいくらまでふるさと納税できるのかの目安や計算ができますので、そこで確認してみましょう。
年度によって、税制が変わる可能性もあるので、その年ごとにチェックするのが確実です。
私も、ふるさとチョイスのページから、ざっくりとした納税額の上限を確認して、ふるさと納税していますよ。
サラリーマン(会社員)は確定申告が不要に
会社員の方は、ふるさと納税した分の確定申告は不要になりました。
以前までは、確定申告が必要だったので、これはうれしい改善点ですよね。
確定申告とかめんどくさいしやりたくないですよね。
会社員であれば、そもそも帳簿をつけることもないし、いろいろな税金の仕組みをあまり詳しくないと思います。
会社員の方がふるさと納税して確定申告を不要にするには、ふるさと納税した自治体にワンストップ特例制度を申請するための書類を送る必要があります。
ワンストップ特例制度が使うためには、以下の条件を満たさないといけません。
- 年収2,000万円以内
- 2015年1月1日〜3月31日までに寄付していない
- 1年間の寄付先自治体が5つ以下
確定申告しない場合は、自治体から郵送される「寄附金税額控除申告書」を提出してくださいね。
その代わり、所得税の軽減は受けられないので、もっと節税するなら確定申告しましょう。
詳しくは「ふるさとチョイス」のホームページで説明がありますよ。
確定申告する時は寄附金控除の欄に金額を記入する
確定申告する場合は、寄附金控除の欄にふるさと納税した合計金額を記入しましょう。
あと、自治体から送られてくる寄附金控除の証明書を貼り付けるのも必要です。
確定申告の書類を提出するときには、その両方が必要になりますので、ふるさと納税の特典よりも寄附金控除の証明書を大切にとっておきましょう。
以下のページでは、私が過去に確定申告した時にどうやったのかを詳しく説明しています。
年末にふるさと納税する時は注意が必要
12月になると、慌てて今年の分のふるさと納税をしないと!
と意気込みますよね。
この時、気をつけておいた方がいいことがあります。
ふるさと納税は12月末までに受け付けた金額に対して寄附金控除の対象になるので、12月31日にふるさと納税した場合は、自治体が受け付けてくれないこともありえます。
その場合、翌年分になってしまいますので、なるべく早く申し込むようにしておきましょう。
年末休みに入るまで、遅くともクリスマスまでに納税を済ませておけば心配も減ると思います。
クレジットカードの場合は、割とギリギリでも大丈夫ですが、銀行振込や納付書で払う場合は受付にも時間がかかるので、11月までに済ませておくのがいいでしょうね。
私は12月31日に慌てていくつかの自治体にクレジットカードでふるさと納税しましたが、この時は大丈夫でした。
でも、たまたま運が良かっただけなのかも・・・。
何事も早め早めの行動が大切ですね。
ふるさと納税する時はクレジットカードが使える自治体がおすすめ
ふるさと納税でお金を払う時って、どんな支払い方法が使えるのかが気になりますよね。
支払方法は主に以下の2つです。
- クレジットカード
- 銀行振込
自治体によっては、クレジットカードが使えないところがありますが、なるべくクレジットカード払いで納税できるところがおすすめです。
クレジットカード払いすることで、カード自体のポイントも貯まりますからね。
節税のために納税しているのに、クレジットカードのポイントも貯まるってめちゃくちゃお得です。
ふるさと納税する時は、なるべく還元率の高いクレジットカードを使って、より節約になるようにしていきましょう。
さとふるでは、すべてクレジットカード決済で申し込めるのが便利なところです。
参考:(年会費有料あり)ポイント還元率が高いクレカまとめ
参考:(年会費無料のみ)ポイント還元率が高いクレカまとめ
もし、銀行振込で支払う場合は、振込手数料を払わないように心がけましょう。
節税するためなのに、余計なお金を使ってしまってはもったいないですからね。
ライフカードの誕生月ポイント3倍を利用してふるさと納税に申し込む
ふるさと納税の寄付金をクレジットカードで支払うのであれば、年に1度、誕生月にポイント3倍になるライフカードが最もおすすめです。
誕生月に1年分まとめてライフカードを使い、ふるさと納税に申し込んでおけば、ライフカードで貯まるポイント分だけ節約になりますよね!
ポイント3倍になると、還元率が1.5%になります。
年間10万円ふるさと納税したとすると、1,500円分のポイントがもらえます。
誕生月以外なら500円分のポイントにしかならないので、1,000円もお得になりましたね。
同じふるさと納税するにしても、誕生月でライフカードを使うのはかなりおすすめの方法なので、ぜひお試しください^^
Yahoo!公金支払いならVポイントが使える
ふるさとチョイスやANAのふるさと納税を使ってクレジットカードで支払う時は、Yahoo!公金支払いを通しての納税になります。
もし、Vポイントを持っていれば、このタイミングで使うことができますよ。
ふるさと納税にVポイントが使えるって、不思議な感覚かもしれませんが、もし持っていれば使ってみましょう。
普通の買い物でVポイントを使うよりも、実際に納税する金額を減らすために使う方が節約効果が高いですよ。
納税額と税金の両方の節約につながりますからね。
Vポイントを使う時は、1円単位から使えますが、クレジットカードで支払うことを考えると、100円単位でVポイントを使う方がポイント付与の面でムダがありません。
ふるさと納税はクレジットカード払いが断然おすすめですので、以下の記事も合わせて読んでみてくださいね。
ふるさと納税でもらえる特産品が豪華!
ふるさと納税することで、自治体によっては、お礼としてその場所の特産品を送ってもらえます。
似たようなものに株主優待がありますが、株主優待とふるさと納税の特産品の両方をもらった経験からいうと、ふるさと納税の特産品の方が豪華です。
その場所の代表となるような特典が用意されているからか、どれを選んでも豪華なものが届く印象があります。
代表的なところだとお米。
変わったものだと、商品券まで特典になっていますよ。
私は過去に、少なくとも10回以上ふるさと納税の特産品をもらいましたが、これは失敗したなぁ・・・というのは1つもありませんでした。
これからも、ふるさと納税の仕組みが続く限りは、毎年ふるさと納税を使っていくつもりです。
節税にもなるし、特産品をいただけますからね。
ちなみに、一番美味しいと思った特典は、兵庫県市川町のアイスです!
ふるさと納税でもらったおすすめ特典
ここからは、私が実際にもらって美味しいと思ったふるさと納税の特典を紹介していきますね。
市川町のアイス以外にもお気に入りはたくさんありますよ。
1. 稚内市のアイス
北海道稚内市からは、アイスクリームのセット。
これ、1つ1つがとても美味しく、夏場は癒やされました〜!
さとふるからしか申し込みできませんので、その点だけ注意してくださいね。
2. 神戸市の牛肉
私が住んでいる神戸市にふるさと納税するのなら、牛肉を選びましょう。
神戸牛はブランド牛ですので、他よりも明らかに美味しいですよ。
いくつかの自治体の肉を食べ比べたんですが、神戸牛がダントツで美味しいと思いました。
ふるさと納税サイトは複数あるけど、ふるさとチョイスが一番
ふるさと納税の情報を探す時にどこを参考にすればいいのかが迷いますよね。
今はふるさと納税の情報を紹介しているサイトも増えてきました。
主なふるさと納税サイトは以下の通り。
この中でも一番おすすめなのは、ふるさとチョイスです。
次点でさとふるかな。
でも、サイトごとに特典が異なりますので、どれも併用するのがいいと思います
とくに、ふるなびでは、iPadや一眼レフ・ノートパソコンなどの電子機器が特典になっているところも多く、自己負担2,000円で電子機器がもらえるとかなりお得感ありますよ!
また、ふるなびでは、松坂牛などのお店を利用できる「ふるなびグルメポイント」のサービスもあります。
ふるさと納税をきっかけに高級レストランを利用できますよ。
ふるさとチョイスは情報量が圧倒的に多い
ふるさと納税サイトの代表格は、断然ふるさとチョイスです。
なんといっても、情報量の多さが圧倒的すぎます。
また、ふるさとチョイスから申込ができて、入力の手間が省けるようになっているのも便利なところです。
私も何度もふるさとチョイスのお世話になっていますね。
さとふるは使いやすさが抜群
以前まではふるさとチョイスしか選択肢がない状態でしたが、最近はさとふるも選択肢になってきました。
ふるさとチョイスほどではないですが、取り扱っている特典の数も多く、特典目当てで利用するなら困ることはありません。
さとふるのいいところは、ふるさとチョイスよりも画面がシンプルで申し込みしやすいこと。
使いやすさがあって、最近はさとふるを使うことも増えてきました。
また、使い方を別途記事にしましたので、合わせて読んでみてくださいね。
ふるなびは家電が充実している
ふるなびは、まだ対応している自治体こそ多くないですが、パソコン・カメラ・タブレットなどの家電が特典になっているところも多いですよ。
家電がわずか2,000円の自己負担で手に入るのは、どう考えてもお得としかいいようがありません!
過去には、iPad本体やニンテンドー3DSをもらいましたよ。
どうやったらこのような特典がもらえるのかは、ふるなびの使い方について解説した記事を合わせて読んでみてくださいね。
楽天ふるさと納税は楽天ポイントが使える
楽天ふるさと納税は、楽天市場で普通に買い物するかのような感覚でふるさと納税ができるサービスです。
楽天ポイントが貯まるし、既に持っているポイントを使うこともできます。
中には、ポイント10倍貯まる自治体もあるぐらいですので、還元率の面で見るとかなりお得なサービスですよ。
ふるさと納税はネットを使えば数分で終わる
納税ってなんか難しそう・・・。
そう思われるかもしれません。
私も難しく思っていました。
でも、実際にふるさと納税してみると、あっという間に手続きできてしまいますよ。
ふるさとチョイスを使えば、入力の手間も省けますので、5〜10分もあれば、1つの自治体にふるさと納税が終わっちゃいます。
サクサクと気軽に納税できてしまうので、拍子抜けしますよ。
寄付金の使い道は自分で選ぼう
ふるさと納税する時は、納税するお金を自分の意志で選ぶことができます。
各自治体で、ふるさと納税のお金をどこに使うかを選択できるようになっているので、使って欲しい用途を選ぶようにしましょう。
私は、市町村の活性化につながることや、若い方にお金が行き届くような使い方を選ぶようにしています。
税金の中で唯一、ふるさと納税だけは自分のお金の使い先を選べますよ。
なんのためにお金を使うのかを意識するいい機会だと思いますので、特典だけを目当てにするのではなく、使い道も意識しておくと、未来が少しでも良くなるきっかけになるかもしれません。
さいごに
最近、ふるさと納税についてよく聞きますよね。
いろいろと知っておくことはありますが、節税になって特産品がもらえるという一石二鳥の仕組みです。
仕組みが変わらない限り、お得としかいいようがない仕組みなので、積極的に使っていきましょう。
さいごに、ふるさと納税の特徴をまとめました。
- 2,000円は自己負担が必要
- 2,000円を超えた分は寄附金控除できる
- ふるさと納税することで自治体ごとの特産品がもらえる
- クレジットカードで納税するのがおすすめ
- Yahoo!公金支払いならVポイントが使える
- 納税したお金の使い道を自分で選べる
- ふるさと納税サイトは「さとふる」や「ふるさとチョイス」がおすすめ
ふるさと納税のやり方は以下のページが詳しいですよ。
ふるさと納税される場合は、以下のページも合わせてチェックしておきましょう。
おまけ:株主優待も欲しい方へ
ふるさと納税と似た感じで、お届け物が来る株主優待もやってみると、よりお金を使わない生活を実現しやすくなりますよ。
参考:おすすめの株主優待まとめ