おすすめのネット銀行14選と比較・初心者向けや普段使いにお得な銀行も紹介

こんにちは!
ネット銀行を2004年から使い続けている、ノマド的節約術の松本です。

ネット銀行(ネットバンク・ネットバンキング)が一般的になってしばらくたちますが、今どれぐらいネット銀行が存在するのかや、これから使おうと思ったときにどこがおすすめなのかまではわからないのではないでしょうか。

私は2004年からネット銀行を使い始めて、その後ずっとメインで使い続けています。

また、ほとんどのネット銀行に口座開設して実際に使ってみているというのもありますので、それぞれのいいところやイマイチなところもだいたいわかるようになりました。

そこでこのページでは、10年以上使い続けて分かった、初心者におすすめのネット銀行やネット銀行の一覧を紹介していきますね。

この記事を読むとわかること
  • ネット銀行がおすすめな理由は「ATM手数料が無料・格安にできる、24時間いつでも使える」などを含むメリットが多いから
  • ネット銀行の中でも「住信SBIネット銀行」がおすすめ
  • SBI証券と住信SBIネット銀行の同時開設で2,000円もらえる!

参考:住信SBIネット銀行の詳細はこちら

まとめはこちら
ネット銀行一覧とオススメのネット銀行

ネット銀行の一覧とおすすめ度をまとめました

まずは、どれだけのネット銀行があるのかを一覧にしてみました。
数が多くなってきていますし、今どれぐらいあるのかざっくりとわかるようにしています。

銀行名おすすめ度特徴
住信SBIネット銀行★★★★★振込手数料とATM手数料が一定回数無料
楽天銀行★★★★★楽天ポイント貯まる。普通預金金利が高い
ソニー銀行★★★★★デビットカードの海外利用が最強
SBI新生銀行★★★★★SBI証券との連携で振込手数料が月50回無料・普通預金金利も0.10%とお得に
イオン銀行★★★★普通預金金利が高い・イオンで強い
GMOあおぞらネット銀行★★★★普通預金金利が高い
auじぶん銀行★★★★au利用者向け
ジャパンネット銀行★★★ヤフオク・PayPay利用者向け
セブン銀行★★nanacoポイント貯まる
大和ネクスト銀行★★★★振込手数料が月3回無料、自分名義の銀行は何回でも振込手数料無料
オリックス銀行★★★振込手数料が月2回無料、2週間定期預金がある
野村信託銀行★★★★振込手数料が月10回無料
静岡銀行インターネット支店★★★定期預金金利高い
あおぞら銀行BANK支店★★★★普通預金金利が0.2%
あおぞら銀行インターネット支店デビットカード利用でキャッシュバック
ローソン銀行Pontaポイントが貯まる
スルガ銀行ANA支店★★ANAマイル貯まる
香川銀行セルフうどん支店★★定期預金金利高い

おすすめ度に関しては、独断と偏見で決めています。

利用者の目線でおすすめだと思うネット銀行の評価を高くしていますよ。

ネット銀行のキャッシュカード一覧
手持ちのネット銀行のキャッシュカード一覧

なぜネット銀行がおすすめなのか?

ノマド的節約術ではネット銀行をおすすめしていますが、その理由は以下のようなメリットがあるからです。

  • 振込手数料が無料・格安にできる
  • ATM手数料が無料・格安にできる
  • 定期預金の金利が高めに設定されている
  • 住宅ローンの金利が低めに設定されている
  • 24時間いつでも取引できる
  • 窓口に行く必要がなく時間短縮になる

店舗がある銀行を使うよりも、メリットになることばかりだと思っています。

何よりもありがたいのは、手数料無料にできることで余計なお金を使わずに済んでいることですね。

銀行の手数料を払うことほどもったいないお金の使い方はありません。

ネット銀行を使うことで、振込手数料やATM手数料は簡単に手数料無料にできるため、使ったほうが明らかにお得ですよね。

私は2004年にネット銀行を使い始めてから、個人で振込手数料やATM手数料を払ったことは一度もありません。

それで節約できたお金は、普通の銀行を使っている人と比べたら10万円以上ではないでしょうか。

そんなに節約できるならいいなあ〜!

チリツモが大切ですよ!

松本博樹 プロフィール画像

ネット銀行については、動画でも話していますので、文章とあわせて参考にしていただけたらうれしいです。

おすすめのネット銀行

ここからは、一覧で紹介した中でも特におすすめだと思うネット銀行を詳しく紹介していきますね。

気になるネット銀行があれば、このページから口座開設もできますよ。

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行のデビットカード&キャッシュカード

個人的に一番おすすめだと思うネット銀行は住信SBIネット銀行です。

住信SBIネット銀行は、利用状況に応じて他行宛振込手数料が月に1〜15回無料になり、ATM手数料は月に2〜15回まで無料で使えますよ。

これだけでもかなり魅力的ですよね。
今まで振込手数料やATM手数料を普通に支払っていたのであれば、住信SBIネット銀行に変えるだけで大幅に節約できるはず。

何で今までSBIにしてなかったんや…という話はよく聞きます。笑

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無料回数を超えて利用する場合でも、1回あたりの手数料がメガバンクや地方銀行よりも安くなっているため、よく使う場合でも確実にお得ですよ。

また、住信SBIネット銀行ではキャッシュカードとデビットカードが一体型になっているため、普段の買い物でデビットカードを使うようにすればそもそもATMに行く機会も減らせます。

定額自動入金定額自動振込といった便利なサービスもあり、毎月の振込を自動化してかつ手数料無料にするワザも使えますよ。

もし住信SBIネット銀行を使おうと思った場合は、証券会社のSBI証券から同時に口座開設するのがおすすめ。

チェック一ついれるだけで2つ同時に口座が作れるため、手間が大きく省けますよ。

しかも、キャンペーンで現金2,000円もらえます!
詳しくは以下から見れますよ。

参考:SBI証券と住信SBIネット銀行で2,000円もらう

楽天銀行

楽天銀行JCBデビットカード

楽天銀行はメインで使うのにもおすすめできる銀行です。
私は昔のイーバンク銀行時代からの名残で、楽天銀行を普段使い用の口座として使っています。

楽天グループのサービスということもあり、銀行取引によって楽天ポイントがコツコツと貯まるのが魅力的。

私もこのハッピープログラムという仕組みのおかげで毎月50ポイントぐらいは勝手に楽天ポイントが貯まっています。

これだけで年間に600円分ぐらいにはなりますよね。

また、楽天銀行をメインにして給与振込口座に指定すると、他行宛振込手数料が月3回まで無料になるサービスがあります。

これがかなりおすすめで、会社員の頃にメインで使っていた大きな理由です。

ATM手数料も毎月の残高に応じて無料で使える回数が設定されるため、常に10万円以上の残高がある状態であれば、手数料を支払う機会は減りますよ。

あと、楽天銀行をメインに使っている大きな理由は楽天証券マネーブリッジという仕組みで紐付けておくことで、残高300万円までは普通預金金利が0.10%になるからです。

一般的な銀行の普通預金金利は0.001%のため、金利差はなんと100倍にもなります。

以前、楽天銀行から5,522円の利息が入金されていましたが、もし0.001%の銀行だったらこれが55円だったので、これを見ると明らかにお得ですよね。

楽天銀行 2019年3月の利息
楽天銀行 2019年3月の利息

0.10%の金利、もらった利息で見ると意外と大きいです。

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ちなみに、楽天銀行は楽天証券から同時に口座開設できるため、両方とも口座を持っておくほうが絶対におすすめ。

楽天証券で投資信託を買うときに楽天ポイントが使えるため、お金をかけずに資産運用を始められますよ。

また、口座開設したときにマネーブリッジを連携すると、現金1,000円もらえます

詳しくは以下から見れますよ。

参考:楽天銀行と楽天証券を合わせて作るにはこちら

ソニー銀行

Sony Bank WALLET ソニー銀行のデビットカード

海外旅行する機会があるのなら、それだけのためでも絶対に口座を持っておきたいのがソニー銀行です。

ソニー銀行がおすすめなのはデビットカードの「Sony Bank WALLET」があるから。

Sony Bank WALLETのいいところは、海外利用時にソニー銀行の外貨預金残高で決済できるところと、そのときに決済手数料が無料になること。

普通、海外でクレジットカードや他のデビットカードを使った場合は、決済手数料として上乗せで払わないといけないのですが、Sony Bank WALLETの場合はそれが無料になるため、大幅に節約できます。

また、ソニー銀行は普段使いにもおすすめですよ。

Sony Bank WALLETを持っていれば、他行宛振込手数料が月2回まで無料、ATM手数料も月4回無料になるため、銀行にかかる手数料も節約できます。

海外旅行するときのためだけにソニー銀行の口座持ってます!

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イオン銀行

イオン銀行 キャッシュカード

イオンマックスバリュダイエーなどのイオングループのお店を普段から使っているのであれば、イオン銀行の口座をメインで使うのもいいですよ。

イオン銀行のMyステージと呼ばれる会員ランクに応じて、普通預金金利が高くなったり、ATM手数料や他行宛振込手数料が無料になったりします。

最大だと、ATM手数料や他行宛振込手数料が月に5回まで無料になるのがうれしいですね!

また給与振込口座に指定していると10円分のWAONポイントが付与される特典もありますよ。

参考:イオン銀行を使うにはこちらから

GMOあおぞらネット銀行

GMOあおぞらネット銀行のVISAデビットカード

GMOあおぞらネット銀行は2018年7月からサービスを開始した新しいネット銀行になります。

普通預金の金利にこだわるのであれば、GMOあおぞらネット銀行が一番おすすめですよ!

証券会社のGMOクリック証券証券コネクト口座という仕組みで連携すると、普通預金金利が0.11%になります。

0.11%ってそんなに大したことないように思いますが、貯金の金額が多くなればなるほど、もらえる利息も数千円単位になってくるため無視できません。

また、他行宛振込手数料やATM手数料も無料にできるため、使い勝手の面でもおすすめできる銀行ですよ。

もし、口座をつくるのであれば、GMOクリック証券と一緒に作るのが手間が省けておすすめです。

参考:GMOあおぞらネット銀行とGMOクリック証券を合わせて作るにはこちら

あおぞら銀行BANK支店

あおぞら銀行BANK支店は、普通預金金利だけにこだわるなら最強のネット銀行です。

なんと0.2%の金利となっていて、他に普通預金金利が高いといわれているところの2倍ぐらいですね。

ゆうちょ銀行ATMで入出金するときは、何回使っても手数料無料なのもうれしいところ。

デメリットをあげると、振込手数料が有料になります。
デビットカードを使うなどすれば、最大で月3回まで振込手数料が無料になるのですが、無条件ではないのが惜しいですね。

そのデメリットだけを除けば、かなりいいネット銀行といえます!

SBI新生銀行

振込手数料の節約であれば、「SBI新生銀行」もおすすめのネット銀行の1つです。

ネット銀行の枠で紹介していますが、店舗もありますよ。

ネットから振り込んだ場合は月1〜50回無料になりますよ。
振込手数料が無料になる回数は、SBI新生銀行の利用状況によって変わります。

SBI新生銀行同士での振込なら何回でも無料ですよ。

ATM手数料は、昔は何回使っても無料でしたが、今は条件つきで手数料無料になります。

SBIグループになったことで、SBI証券との連携がかなりお得になりました。

SBI新生銀行とSBI証券を連携すれば、月50回まで他行宛振込手数料が無料になり、普通預金金利も0.10%にアップしてかなりお得に使えますよ。

毎月エントリーして、条件を満たしていくことでTポイントやdポイントなどを貯める使い方もできますよ。

SBI新生銀行は、先ほど紹介した住信SBIネット銀行やSBI証券とも同時に口座開設できます。1回の手続きで3つ口座開設しておけるのも時間短縮になっていいですね。

参考:SBI新生銀行とSBI証券を同時に口座開設するにはこちら

auじぶん銀行

auじぶん銀行のキャッシュカード

auの携帯電話や、au PAYauカブコム証券などの関連サービスを利用している場合の選択肢になるのがauじぶん銀行です。

auじぶん銀行も使えば使うほどサービスが充実するようになっています。

ATM手数料はステージに応じて月2〜15回無料になるし、他行宛振込手数料もステージに応じて月3〜15回無料になる特典がありますよ。

auを使っているのなら確実に持っておきたいネット銀行口座の1つです。

auじぶん銀行を作るときは、auカブコム証券と連携するのがおすすめです。普通預金金利が0.10%になりますよ。

auカブコム証券の口座開設時にauじぶん銀行も同時に作れて手間も省けます。

参考:auじぶん銀行とauカブコム証券を同時に作るにはこちら

PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)

PayPay銀行はこの中で紹介するネット銀行の中で一番老舗になります。

ヤフオク出品・購入をされているのであれば、ジャパンネット銀行を持っておくと手数料節約になりますよ。

Yahoo!かんたん決済での支払い時に手数料無料にできますからね。

また、PayPayへのチャージでネット銀行から入金したいときは、ジャパンネット銀行がおすすめです。

ただ、ジャパンネット銀行を普段で使うにはそこまでおすすめでもなくて、振込手数料は必ず必要になります。

また、ATM手数料を無料にするための条件が他のネット銀行よりも難しくなるデメリットも。

個人的には法人口座のメインをPayPay銀行として使っていますよ。

初めて作った法人口座ということや、法人口座としての場合は手数料が安いですからね。

セブン銀行

セブン銀行のデビットカード

セブン銀行は、セブン&アイグループのネット銀行になります。
セブン銀行の一番の特徴は銀行取引でnanacoポイントが貯まること。

給与受取設定で500ポイントがもらえますよ。
1回限りの特典ではあるものの、500円分のポイントは大きいです。

ただ、振込手数料は無料にならないですし、セブン銀行ATMで出金するときは7:00〜19:00の間しか手数料無料にできないため、使い方をしっかり理解しておかないといけないデメリットもあります。

大和ネクスト銀行

大和ネクスト銀行ってあまり聞き慣れない銀行名だと思います。
大和証券グループのネット銀行で2010年にサービスが始まった新しいネット銀行です。

他行宛振込手数料が月3回まで無料になったり、ATM手数料もセブン銀行であれば時間帯によっては無料になるため、お金を使うことなく使い続けられますよ。

大和ネクスト銀行ならではの特徴は、自分の口座への振込の場合は何回振り込んでも振込手数料が無料になるところ。

ただしポイントが貯まる楽天銀行やSBI新生銀行への振込に関しては、他行宛振込手数料の月3回で処理されます。

定期預金の金利も他のネット銀行より高めに設定されていることが多いのも特徴ですね。

オリックス銀行

オリックス銀行は、オリックスグループのネット銀行です。
あまり知られていない銀行ですが、こちらも手数料面の節約や金利面での優遇がありますよ。

他行宛振込手数料が月2回まで無料になったり、2週間定期預金のサービスがあります。

ボーナス時期でなくても定期預金の金利が高いなどのメリットもあり、コツコツとお金を増やしたい場合にも使える銀行ですよ。

ただ、ATMでの入出金はできません。
そのためサブで使う銀行になりますね。

野村信託銀行

あまり知られてないですが、野村信託銀行は他行宛振込手数料が月10回も無料になる銀行です。

昔は月30回まで無料だったのですが、月10回でも十分すぎるぐらい。

これのおかげで余計な振込手数料を払うことなく生活できるようになりますよ。

野村信託銀行は振込専用の口座として使っていれば、手数料節約になります。

野村信託銀行を使わなくなったとしても、もともとの銀行に振込手数料無料で資金移動できるため、使い勝手はとてもいいです。

サブ的な感じで野村信託銀行を使うようにするとちょうどいいですよ。

静岡銀行インターネット支店

静岡銀行インターネット支店は、定期預金専用に使いたいネット銀行です。

ボーナス時期になると、ウルトラ金利という名前で高金利のキャンペーン定期預金を募集していることが多いですよ。

この時期を活用して定期預金を使い続けていると、コツコツとお金を増やせるのが特徴です。

投資をするにはちょっと気が引けるけど、定期預金は積極的に活用したいと思っている場合に静岡銀行インターネット支店はおすすめ。

ただ、静岡銀行インターネット支店に預けたお金をもとに戻すときに余計な振込手数料やATM手数料を払わないように工夫が必要です。

さいごに

これまで紹介してきたように、ネット銀行も数多くあります。

それぞれインターネット上で取引できるのは共通するところですが、ポイント・振込手数料・ATM手数料・金利などの面で差がありますよ。

自分が銀行に対して何を求めるかによっておすすめは変わってきますけど、基本的には振込手数料とATM手数料が無料にできるところは無条件でおすすめです。

私はほとんどのネット銀行の口座を持っていますけど、住信SBIネット銀行・楽天銀行・ソニー銀行をよく使っていますよ。

これらのネット銀行は特におすすめなので、まだ持っていないのであればぜひ使ってみましょう。

初心者であれば、住信SBIネット銀行と楽天銀行の両方やどちらかを作っておけばいいと思います。

それぞれ証券会社と紐付けて使うのがおすすめです。

どちらも現金プレゼントのキャンペーンがあるので、お金をとりあえずもらいたいという場合にも作っておくとお得です!

参考:SBI証券と住信SBIネット銀行の同時口座開設はこちらから
参考:楽天証券と楽天銀行の同時口座開設はこちらから

おまけ:ノマド的節約術で紹介しているネット銀行

このページではおすすめのネット銀行を紹介してきましたが、他にもまだネット銀行はあり、それぞれ紹介していますので、気になった場合はチェックしてみてくださいね。

ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

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