PayPay銀行のメリット・デメリット・手数料を払わないお得な使い方を徹底解説!JNB Visaデビットカードとキャッシュカードが1枚で便利

松本 博樹の画像

PayPay銀行というと、ネットバンクの老舗。
長年続いている信頼感がなんとなくありますよね。

他にもいろいろとネットバンクがある中で、PayPay銀行が優れているところってあるかどうかが気になるところ。

私は個人・法人の両方でPayPay銀行の口座を持っていますが、今は欠かせない口座だと思っています。

キャッシュカードがデビットカードと一体型になっているのも便利だし、クレジットカードが持てない高校生がネットバンクと合わせてデビットカードを作るのにも便利ですよ。

このページでは、PayPay銀行を使う場合に、できる限り手数料を掛けずに使う方法を紹介していきますね。

銀行の機能で比較したい方は以下のページも参考に。

PayPay銀行の振込手数料

PayPay銀行に預けているお金を振込しようと思った時に、どれぐらい振込手数料が掛かるのか気になりますよね。

残念ながら、PayPay銀行では無料で振込できません。
どこの銀行に振り込むにしても、必ず手数料が発生します。

PayPay銀行同士での振込だと、振込手数料は55円

他行宛振込手数料の場合は、3万円未満か3万円以上で手数料が異なります。

3万円未満なら176円
3万円以上なら275円

住信SBIネット銀行ソニー銀行オリックス銀行なら振込手数料が無料にできるので、それを思うとちょっと高く感じますよね。

個人での銀行口座だと高く感じますが、法人口座でも同じ手数料なので、法人の場合は安く済ませることができる銀行口座ですよ。

ATMは無条件で月1回は無料!2回目以降は3万円以上で無料

PayPay銀行に預けているお金をATMで下ろす時、手数料がいくら掛かるのかが気になるところ。

ATM手数料が掛かってしまうと、チクリと刺されたみたいな感じでいい気分はしないものです。

PayPay銀行のお金を下ろす時、月1回までは何円でも手数料無料です。入金も同様。

じゃあ、2回目以降はどうなの?となりますが、2回目以降は1回あたり3万円以上の入出金なら手数料無料になります。

3万円未満の場合は165円
これなら1回3万円以上下ろした方がお得ですよね。

ちなみに、PayPay銀行のお金を下ろせるATMの一覧は以下の通りです。

  • セブン銀行ATM
  • イーネットATM
  • ローソンATM
  • ゆうちょ銀行ATM
  • 三井住友銀行ATM

普通預金金利はちょっぴり高いし、毎月利息がもらえる

PayPay銀行の普通預金金利は、他の銀行と比べるとほんの少し高くなっています。

しかも、預けている金額によっては、さらに金利が高くなるサービスも。

100万円以上預けると少し金利が高くなるのがうれしいですね。

それ以上にPayPay銀行の普通預金がいいのは、毎月利息が振り込まれるところです。

微々たる金額ですけど、毎月初めに利息が入ってくると、なんだかうれしい気持ちになりますよ。ささいなことなんですけど、こういうのが小さな喜びになります。

こんな感じで毎月利息が入ってきますよ。
個人・法人どちらでも同じように毎月1日に利息が入ってきます。

法人で取り扱う金額って、個人では考えられない金額になるので、利息もそれなりの金額になるんですよね。

ジャパンネット銀行に振り込まれた利息

定期預金の金利はそれほど高くない

PayPay銀行の定期預金金利は、他のネットバンクと来れべても低いと思ってしまうほど。

あまり定期預金には力を入れていない印象がありますね。
余裕資金があったとしたら、他の銀行にお金を移して定期預金する方がいいですよ。

ヤフオクのかんたん決済手数料を無料にできるのが便利!

振込手数料やATMに関しては少し微妙だったかもしれませんが、ヤフオクで買い物する方にとっては、PayPay銀行が必須です。

その理由が、ヤフオクで落札した時に使える「かんたん決済」でPayPay銀行を使うと、手数料を1円も払わなくてすぐに支払いができちゃうから。

最初に銀行を登録する作業は要りますけど、2回目以降はPayPay銀行からのかんたん決済を使うことで、一瞬で支払いが終わります。

お互いの取引もスムーズになるし、こちらの手間もお金も省けるし、かなり便利なサービスですよ!

実際に使ってみて、ヤフオクするなら、PayPay銀行が必須といってもいいぐらいおすすめだと思いました。

Tポイントを現金化できるけど15%も手数料が取られるのでおすすめしない

PayPay銀行は、Tポイントを貯めている方にとっては現金化もできるサービスとなります。

Tポイントを現金化、と聞くとなんだか夢のようなサービスに思うかもしれませんが、現実は甘くありません。

交換レートが悪く、100ポイントが85円にしかならないんですよね。
15%も手数料で引かれてしまいます。

それならば、Tポイントを他の買い物で使うようにするのがおすすめです。

私がおすすめするのは、ふるさと納税でTポイントを使うこと。
少し時間は掛かるものの、この方法も現金化しているのと同じですよ。

Tポイントの貯め方・使い方はこちらのページが詳しいです。

デビットカードが便利!

キャッシュカードとデビットカードが一体型に

PayPay銀行に口座開設すると、ATMでお金を下ろすために必要なキャッシュカードが届きます。

そのキャッシュカードは、デビットカードも兼ねていますよ。1枚のカードで2役です。

デビットカードって何?

上で聞き慣れない言葉「デビットカード」が出てきました。

デビットカードはクレジットカードと似ているのですが、1つだけ決定的な違いがあります。

デビットカードは、使ったその瞬間に口座から引き落としされ、口座にあったお金が減りますよ。

仮に10,000円をPayPay銀行に預けていて、500円の文庫本をデビットカードで買ったとすると、カード決済した瞬間に500円が引かれて、残高は9,500円になっています。

クレジットカードの場合は、引き落としが1ヶ月後になりますよね。
即時か後払いの大きな違いがあります。

デビットカードは1回払いしか使えないので、クレジットカードのように分割払いにしたばっかりにムダな利息を支払って痛い目を見ることも絶対にありません。

クレジットカードだと、カードの利用額いっぱいまで使えます。
10,000円しか銀行に預けてないのに、50,000円使うこともできるんですよね。

デビットカードになると、そういう訳にはいきません。
10,000円しか銀行にないなら、最大10,000円までしか使えないです。

即時引き落としなので、銀行に預けているお金以上は絶対に使えません

万が一、デビットカードでお金を使いすぎたとしても借金することはありません。0円になるだけ。

デビットカードを持つことは、クレジットカードのようなリスクを負わずにお金の勉強にもなりますよね。

もし、高校生の子供がいるお父さん・お母さんが見ているのであれば、欲しい物を買いたい時はデビットカードを使うように勧めてみてはどうでしょうか。

デビットカードのまとめは以下の通りです。
学生の方が見ている場合は、親に説明する時に使って下さい。

  • デビットカードはクレジットカードではない
  • デビットカード決済は銀行から即時引き落としになる
  • 銀行の残高以上には使えない
  • 一括払いのみで、利息を払う心配は一切ない

審査不要でVISAデビットカードが作れる

PayPay銀行のVISAデビットカードが素晴らしいのは、クレジットカードとは違って審査不要で持つことができることです。

高校生以下でもデビットカードであれば作れるし、諸事情でクレジットカードが持てない方でもPayPay銀行のVISAデビットカードであれば作れます。

クレジットカードが作れない方でも、デビットカードなら持てる可能性も高くなるので、そういう方もチャレンジしてはどうでしょうか。

デビットカードは、どこでどうやって使えばいいの?

デビットカードを手に入れたとして、初めてだとどこで使えばいいのか分からないですよね。

PayPay銀行のデビットカードは、VISAブランドなので、VISAのマークがあるお店であればどこでも使えます。

JNB Visaデビット|ジャパンネット銀行

PLUSマークは海外ATMで現地通貨を下ろす時に参考にしてください。
海外ATMについては後で紹介します。

次はどうやって使うかについて。

VISAマークのあるお店で使いたいなら、手持ちのデビットカードを提示して、店員さん支払回数を聞かれたら「一括払い」と伝えます。

デビットカードなので、一括払いしかできないんですけどね。

VISAマークのあるネットショップで使う場合は、クレジットカード番号を入力するところにPayPay銀行のデビットカードに書かれている番号を入力してください。

ネットショップの場合は、クレジットカードと同じような感覚で使えますよ。

デビットカードを使うなら、お金をPayPay銀行に預けておこう

デビットカードを使うなら、当然PayPay銀行にお金を預けないといけません。

もし、定期的にデビットカードを使って買い物しようと思ってるのであれば、ATMからPayPay銀行にお金を預けておきましょう。

先立つものがなければ何もできません。

ATMへの入金手数料は上で紹介したように、3万円以上ならいつでも無料です。

また、他のネットバンクを使って、他行宛振込手数料の銀行からPayPay銀行に資金移動する手もありますよ。

デビットカードの仕組みをより詳しく知りたい方は、以下のページで。

海外ATMで現地通貨の引き出しができる

PayPay銀行のデビットカード、ここまで紹介した内容でも十分スゴイのですが、まだお得・便利に使える方法があります。

海外旅行に行って、現地でお金が必要になった時、現地のATMで現地通貨を引き出すことができますよ。

わざわざ窓口に行って慣れない言葉を使って両替する手間が省けます。
外国語が話せない方にもおすすめ。

出金手数料は無料(設置ATMによっては数百円かかることもある)です。

必要なコストは、円に換算する分の3.02%だけ。
下手な両替よりも手数料が安くなるので、急に必要になった時の両替コストを抑えたい場合に使えます。

ちなみに、海外通貨への両替コストを徹底的に抑えたいなら、以下のページが参考になります。

PayPay銀行VISAデビットカードのデメリットはポイントが付与されないぐらい

ここまでメリットばかり紹介してきて、悪いところはないのか?
気になるところですよね。

正直なところ、デメリットを探すのが難しいぐらい、PayPay銀行のデビットカードは便利だと思います。

クレジットカードが使えないというデメリットを解消したものなので、デメリットがなくなるのは必然です。

しいて言うなら、クレジットカードではあったポイント還元がないぐらいでしょうか。
これもキャンペーンを使うと、JNBスターというポイントを貯めて交換することができます。

クレジットカードだと、ついつい使いすぎてしまうという方であれば、むしろ変にポイントが貯まらない方が抑止力になるかもしれませんね。

15歳以上であれば口座開設の申込ができる

PayPay銀行は、満15歳以上の方であれば、口座開設の申込ができます。

親権者の同意もなく口座開設できますので、高校生の方で、自分でネットショッピングしたいと思う方もPayPay銀行があれば全て問題解決ですね。

Amazonや楽天で買い物する時に、PayPay銀行のVISAデビットカードを使えば買い物できますよ。
クレジットカードが使えないというハンデも、PayPay銀行があれば悩みを解決できます。

いろいろ買い物できるし、余計な悩みから解放されたと思う方もいるでしょう。

口座開設申し込みはネットから

PayPay銀行のネットバンキングとデビットカードを使うには、口座開設が必要です。

PayPay銀行の口座開設は他のネット銀行と比べて手間がかからず簡単にできますよ。

クレジットカードを持てない方や、高校生以下でネットで買い物したい方にはこれしかない!というほどおすすめです。

ぜひ口座開設してデビットカードを手に入れて下さいね。

また、ヤフオクで買い物することが多い方にもPayPay銀行は手間もお金も節約できて便利ですよ。

▼PayPay銀行の口座開設はここから。たった5分で完了!▼

このページを読んで、PayPay銀行のデビットカードがスゴイと思っていただけたのであれば、TwitterやLINEなどで紹介してこの方法を広めてくださいね!

私もPayPay銀行の口座を持っています。
口座開設後の手続きのやり方も説明していますよ。

個人ではなく、法人でも口座を作れます!
私はメインの法人口座をPayPay銀行にしていますよ。

おまけ:他のネットバンクと比較したい方へ

他の銀行と比較される方は気になる銀行をチェックしてみてください。それぞれの銀行について詳しく説明しています。

銀行の手数料や利息ごとに比較もしています。