ソニー銀行のデビットカード「Sony Bank WALLET」が最強な4つの理由。海外で手数料無料が最大のメリット!

こんにちは!
年に1回以上は海外に行ってる、ノマド的節約術の松本です。

ソニー銀行では、普通のキャッシュカードだけもしくはVISAデビットカードつきのキャッシュカードを発行できます。

そのVISAデビットカードの名称が「Sony Bank WALLET(ソニーバンクウォレット)」です。
この、Sony Bank WALLETがとんでもなくお得なデビットカードで、海外に1回でも行くのであれば超おすすめですよ!

また、海外に行く予定がなくてもSony Bank WALLETを持っておくほうがソニー銀行をよりお得に使えます。

このページでは、そんなSony Bank WALLETの魅力について詳しく見ていきますね。

Sony Bank WALLETについて

Sony Bank WALLETとは?

Sony Bank WALLETは、ソニー銀行のVISAデビットカード兼キャッシュカードのこと。
今までだと、キャッシュカードしかなかったのですが、デビットカードの機能も一緒になっています。

デビットカードの機能はありますが、キャッシュカードだけ使うのでも全く問題ありません。

【最強な理由1】他行宛振込手数料が月2回無料になる

Sony Bank WALLETを使うことによる特典で魅力的なのが、通常は1回だった他行宛振込手数料が2回に増えることです。

無条件で2回まで無料になります!

家賃の振込や、ネットショッピングの支払いなどで他の銀行に振り込むときに、Sony Bank WALLETを使っていることで振込手数料を節約できますよ。

他にも他行宛振込手数料が無料になる銀行だと住信SBIネット銀行があります。
住信SBIネット銀行だと、あまり使わない場合に月1回しか振込手数料を無料にできないので、Sony Bank WALLETを使うことで回数が増えますね。

住信SBIネット銀行と併用すれば、月3回まで他行宛振込手数料にできます。

【最強な理由2】デビットカードの利用額の0.5〜2.0%キャッシュバック

Sony Bank WALLETのVISAデビットカードを使って日本国内で買い物すると、利用額に応じてキャッシュバックがあります。

しかも、毎月入金があるのがうれしいですね。
キャッシュバックの上限は月20万円ですが、それだけキャッシュバックを受けるほど使うことはまずないでしょう。

毎月1日〜末日のデビットカード利用額に応じてキャッシュバックがあります。
翌月25日までに円普通預金口座に入金されますよ。

キャッシュバック率は最低でも0.5%
これ、結構高いと思います。

デビットカードの還元率は0.25%というのが多いので、0.5%だと高く思えますね〜。

また、外貨預金優遇制度のステージによってはキャッシュバック率が上がります。

外貨預金優遇制度のステージは、外貨預金の残高によって上がる仕組みです。

  • 300万円以上500万円未満:ステージ1 (1.0%)
  • 500万円以上1,000万円未満:ステージ2 (1.5%)
  • 1,000万円以上:ステージ3 (2.0%)

ちょっとハードルが高すぎるので、外貨預金優遇制度のことは気にしない方がおすすめ。
そもそも、外貨預金自体があまりおすすめではありません。

普通に使っても0.5%のキャッシュバックがありますので、十分すぎるぐらいです。
ちなみに、PlayStation™Network /PlayStation™Storeで使った場合は、無条件で2%キャッシュバックがあります。

キャッシュバックの対象になるのは、日本国内での利用だけです。
海外利用分はキャッシュバックの対象外ですので期待しないでください。

ニュージーランドに行って使いましたけど、当然キャッシュバックはなかったです。

3月にニュージーランドでSony Bank WALLETを使ったけど、海外なのでキャッシュバックされてないのを確認できました。

— Hiroki Matsumoto (@peter0906) 2016年5月11日

【最強な理由3】海外利用でショッピング手数料が無料

外貨預金はあまりおすすめではないのですが、ソニー銀行では、外貨預金をうまく使える仕組みが整っています。

海外でSony Bank WALLETを使った時に、外貨普通預金の残高から引き落としできるのも大きなメリットです。

それだけでもインパクトありますが、もっとすごいのが外貨普通預金にあるお金から引き落とされる場合は、海外ショッピング手数料が無料になること。

かかるコストは、円普通預金から外貨普通預金に預ける時にかかる手数料だけですね。

米ドルだと、1米ドルあたり15銭のコストなので、1米ドル100円で計算すると、わずか0.15%の手数料しかかかりません。

クレジットカードだとショッピング手数料で1.6%程度上乗せされてしまうため、比較したらとんでもなく安いのがわかると思います。

海外に行く予定が決まっているのであれば、使うであろう金額だけを外貨普通預金にあらかじめ移行しておくと、現地での買い物を節約できますよ。

外貨普通預金の残高がなくても、円普通預金の残高があれば、自動的に不足している外貨を購入して支払いができますよ。

ソニー銀行の為替コストの分だけ、外貨購入の手数料はかかりますけど、外国に行った時でも気軽にデビットカードが使えるのは便利です。

ソニー銀行の外貨預金に対応している通貨であれば、ショッピング手数料無料ですけど、それ以外の通貨であれば、ショッピング時にも1.76%の手数料がかかります。

対応している外貨は以下の通り。

ニュージーランドでSony Bank WALLETを使った体験談

その後、ニュージーランドに行きました。
ニュージーランドに行く前に、ニュージーランドドルに外貨預金してから行きましたが、普通に外貨普通預金口座から引き落とされていましたよ。

引き落とされた証拠は、以下のページで詳しく説明しています。

実際に使ってみると、普通に空港などで両替するよりも圧倒的に安いことに気づきました。

Sony Bank Walletを使って外貨普通預金から引き落とされた証拠

海外旅行するのであれば、ソニー銀行の外貨預金にお金を預けておき、Sony Bank WALLETで決済するようにすれば、かなり手数料を節約できます。

ニュージーランドは、クレジットカード決済できないところを探すのが難しいぐらいなので、余計に便利に感じましたよ。

ヨーロッパでSony Bank WALLETを使った体験談

2017年8月・9月にはヨーロッパをまわりました。
そのときにはユーロの外貨預金を入れて、Sony Bank WALLETで決済しましたよ。

▼Sony Bank WALLETで決済したときの履歴とレシートがこちら。

Sony Bank WALLET ユーロ払いした証拠

▼こちらが、92.10EURの支払いですね。
オーストリア国鉄で切符を買ったときの支払いです。

オーストリア国鉄で切符を買った

▼こちらは、レストランで食事したときのレシート。
上の一覧とは日付がズレていますが、時差の関係です。

ユーロ払いしたときのレシート

このように、余計な手数料を取られることなく、そのままの金額で支払いできていますね。

【最強な理由4】VISAのタッチ決済に対応している

Sony Bank WALLETで唯一のデメリットだと思っていたのが、VISAのタッチ決済に対応していなかったことです。

そのデメリットも今は解消され、VISAのタッチ決済に対応するようになりました。

今からSony Bank WALLETを作るのであれば、自動的にVISAのタッチ決済に対応しているため、海外では支払いしやすくなりますよ。

ヨーロッパでは、カードをかざすだけで支払いが完了するやり方が主流になっていて、実際に使うとすごく便利なんですよね。

ただ、既にVISAのタッチ決済に対応していないSony Bank WALLETを持っていて、カードを再発行する場合は、税抜で1,500円の手数料がかかります。この点は残念…。

今から新しくSony Bank WALLETを作るのであれば気にしなくて大丈夫ですけどね!

海外ATMで現金の引き出しもできる

Sony Bank WALLETを持っていれば、海外のATMから現地通貨を引き出すこともできます。

ソニー銀行の外貨預金に残高があれば、その通貨からの引き出しも可能です。

▼その証拠をお見せしますね。

Sony Bank WALLETでATMから下ろした履歴

▼スイス旅行していたときに、90スイスフランを下ろしました。

スイスフラン

ATM手数料が日本円で216円かかってしまうので、引き出し額のところはその分も含まれていますね。

トラベレックスの両替手数料が優遇される

日本国内の外貨両替専門店のトラベレックスで、Sony Bank WALLETを提示すると、店頭のレートよりも優遇されたレートで両替できます。

つまり、手数料が安くなるというわけ。
あらかじめ現金を持っていきたいと思っているのであれば、こちらの方法を使いましょう。

海外のトラベレックスでは、Sony Bank WALLETを提示しても何も優遇はありませんので、ご注意ください。

トラベレックスでの割引はあるものの、海外で普通にSony Bank WALLETを使って支払うほうがお得なので、あえて使う必要性はないかと思います。

ソニーストアで3%割引になる

Sony Bank WALLETの隠れた特典の1つにソニーストアで買い物したときに自動的に購入代金から3%割引になるところがあります。

仮に30,000円買い物したら、それだけ900円も割引になって、29,100円で購入できますね。

通販サイトと店舗のソニーストアの両方で割引対象になりますよ。

アート引越センターの料金が割引になる

Sony Bank WALLETを持っているだけで、アート引越センターの料金を割引できるメリットもあります。

  • 引越基本料金25%OFF(3/20〜4/10は10%OFF)
  • 引越資材プレゼント(最大17,500円相当)
  • オーダーカーテン国内有名メーカー生地30〜50%OFF

これらの割引を適用させるには、見積もりするときにSony Bank WALLETを持っていることを伝えるだけ。

それだけで割引になるため、使わない手はないですよね。

保険や補償も充実している

Sony Bank WALLETを使って買い物した時に、商品の盗難や破損があった場合は、購入日から60日間補償があります。

年間50万円が限度で、1回あたりの自己負担額は5,000円です。

クレジットカードと比べると心もとないですが、ショッピング保険がないよりはいいですよね。

また、Sony Bank WALLETを第三者に不正利用されてしまった場合、ソニー銀行に連絡した日の30日前からの損害に対して1日あたり200万円を限度に補償する仕組みもあります。

こちらはかなり充実していますね!

年会費はもちろん無料

Sony Bank WALLETには、これだけのサービスがあるため、年会費がかかっても不思議ではありません。

それなのに年会費無料で使えるデビットカードなんですよね。

海外利用がなくても、他行宛振込手数料が月2回まで無料になるため、そのためだけにSony Bank WALLETを持っておいても十分役立ちます。

キャンペーンで1,000円もらえる

また、Sony Bank WALLETは、デビットカードを作ってから翌々月までに国内で5回以上使えば、1,000円もらえるキャンペーンもあります。

条件は、国内利用で金額問わず5回以上使うだけになるため、とても簡単ですよ。

1回ごとの利用金額はいくらでも大丈夫です。
1回1円しか使わなくても大丈夫なので、工夫すればプラスにできますね!

既にソニー銀行のキャッシュカードを持っている方も切り替えができる

Sony Bank WALLETは、特徴を知れば知るほど便利に思えてくるのですが、既にソニー銀行の口座を持っている方はキャッシュカードだけがあると思います。

そんな方でも、Sony Bank WALLETへの切り替えが手数料無料でできますよ。

私もキャッシュカードだけしか持っていませんでしたが、その後Sony Bank WALLETに切り替えしました。

2016年1月にカードが届きました。

その後、切り替え申込して、Sony Bank WALLETが届きましたよ。
届いたのは、2015年1月6日もしくは7日だったかな。

Sony Bank WALLETの封筒

▼中に入っていた、デビットカードとご対面。
レインボーなのと、カードの質感が思いのほかいい感じです!

ソニー銀行のデビットカード「Sony Bank WALLET」

既にソニー銀行の口座を利用されているなら、デビットカードに切り替えしておきましょう。

さいごに

Sony Bank WALLETは、ソニー銀行の銀行口座をよりお得に使っていくために便利なデビットカードですね。

いろいろと高機能ですが、一番うれしいのは、他行宛振込手数料がプラス1回になって2回まで無料になることです。

これがあることで、一気に利用価値が高まったと思います。

デビットカード自体のキャッシュバック(還元率)も高く、普通に使う分にはメリットしか感じないですよ!

おまけ:他のデビットカードと比較されたい方へ

デビットカードはSony Bank WALLETだけではありません。

他にもデビットカードがいくつかありますので、いろいろと比較されてみるのがいいですよ。

ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

このサイト「ノマド的節約術」の運営者。節約アドバイザー・クレジットカードアドバイザー。会社を辞めて子どもが産まれるタイミングで家を買いました。収入ゼロから始まった節約生活の日々で身に付けたお金の知識を紹介しています。そもそも論から考えるミニマリスト的な節約術、クレジットカード、ポイントやマイル、株主優待、投資信託、移動を安くする方法に詳しいです。

松本 博樹のプロフィール