こんにちは!
ネット銀行を日常的に利用している、ノマド的節約術の松本です。
ネット銀行にちょっと興味を持ったときは、普通の銀行との違いが気になって、どんなメリットやデメリットがあるのかが気になるのではないでしょうか。
これからネット銀行を使うのであれば、ネット銀行のいいところも悪いところも両方知っておいた上で納得して使いたいものです。
そこでこのページでは、2004年からネット銀行を使い続けている立場からネット銀行のメリット・デメリットを詳しく紹介していきますね。
ネット銀行のメリット
まずはざっくりとネット銀行のメリットを一覧にしてみました。
- 振込手数料が無料・格安にできる
- ATM手数料が無料・格安にできる
- 定期預金の金利が高めに設定されている
- 住宅ローンの金利が低めに設定されている
- 24時間いつでも取引できる
- 窓口に行く必要がなく時間短縮になる
普通の銀行を使っているのであれば、どれも魅力的なことばかりではないでしょうか。
1つ1つ詳しく見ていきますね。
振込手数料が無料・格安になる
ネット銀行を使う大きなメリットの1つに、振込手数料を節約できることがあります。
同じネット銀行同士で振込する場合は、振込手数料が無料のところがほとんどです。
振込手数料が無料でなくても、ネット銀行からの振込の場合は、メガバンクや地方銀行などと比べても振込手数料が安く設定されているため、お得になりますよ。
また、住信SBIネット銀行やソニー銀行・大和ネクスト銀行などの場合は他行宛振込手数料も一定回数無料にできるため、使い方を工夫すれば振込手数料を一切払わなくて済みます。
私もこれらの銀行を使いこなすことで、個人の銀行取引では振込手数料を払ったことがありません。
振込手数料の節約はネット銀行を使う上で大きなメリットですよ。
ATM手数料が無料・格安になる
振込手数料が節約できるのに加えて、ネット銀行を使うとATM手数料を無料にしやすくなります。
ネット銀行は月の一定回数分だけATM手数料が無料になるところが多く、その範囲内でATMを使っていればATM手数料をそもそも払う必要もなくなりますよ。
私は2004年からネット銀行を使い続けていますが、未だにATM手数料を1回も払ったことがありません。
ネット銀行のお金を引き出すときは、ゆうちょ銀行ATMやセブン銀行ATMなど、使えるところがメガバンクよりも多いのもメリットですね。
コンビニでも下ろせるため、そもそもATMで並ぶ機会も減りますよ。
また、ネット銀行のキャッシュカードはデビットカードと兼ねていることが多いため、デビットカードを使っていれば、そもそもATMで現金を下ろす機会すら減らせます。
定期預金の金利が高くなる
銀行の普通預金金利はマイナス金利の影響でネット銀行に限らずどこでも低くなってしまいましたね。
でも、定期預金の金利はまだネット銀行のほうが高いです。
ボーナス時期になると、いろいろな銀行で高金利の定期預金キャンペーンが開催されるため、それを利用することで多く利息がもらえますよ。
参考:夏の定期預金ボーナス金利キャンペーン
参考:冬の定期預金ボーナス金利キャンペーン
定期預金の金利が高くなるところで有名なのは静岡銀行インターネット支店ですね。
毎回ボーナス時期になると、魅力的なキャンペーンが開催されるため、うまく活用することで利息を多くもらえます。
また、楽天銀行であれば定期預金にしなくても、楽天証券の口座を作ってマネーブリッジという仕組みで連携させておくと、普通預金金利が口座残高300万円までだと0.10%にできますよ。
これをベースにしつつ、これより高い金利のキャンペーンがあれば併用することでよりお得にできます。
住宅ローンの金利が低いことが多い
ネット銀行は店舗を持たずに運営しているため、今までだと必要になっていたあらゆるコストを削減できています。
振込手数料やATM手数料が安くできるのはその大きな例ですね。
また、今はネット銀行でも住宅ローンを申し込むことができ、住宅ローンの金利も店舗がある銀行と比較すると低く設定されていることが多いです。
そのため、トータルの支払額が少なくなり、大きな金額を節約できますよ。
24時間いつでも取引できて時間短縮になる
ネット銀行は店舗がなく、いつでもどこでも取引できるため、今までだとわざわざ銀行まで行かないとできなかったようなことがネットだけで完結します。
それによって、わざわざ銀行に行く手間が省けますよね。
今まで銀行を使う機会が多ければ多いほど、店舗がないことで得られる時間的なメリットは大きいはず。
お金も大切ですが、それ以上に時間も大切です。
銀行に行くことで使っていた時間を他のことに使えるようになれば、より楽しい時間を過ごせるのではないでしょうか。
ネット銀行のデメリット一覧
メリットもあればデメリットもあるもの。
続いてネット銀行のデメリットを一覧にしてみました。
- 店舗がないので人に聞きづらい
- 自分でセキュリティ管理する必要もある
- IDとパスワードを失くすとログインできない
- (主に法人の場合)クレジットカードや税金などの引き落とし口座に指定できないことがある
ネット銀行のデメリットは自己管理でほぼ解決できる
ネット銀行のデメリットに関しては、引き落とし口座に指定できない以外のことに関しては自分自身で対処できることになりますので、そこまでデメリットではないかもしれませんね。
セキュリティに関しては、ウイルス対策ソフトを入れたり、ちゃんと公式サイトにアクセスするようにしておけば、こちら側がやることに関しては基本的には大丈夫です。
IDやパスワードについても自己管理ですよね。
なくしてしまったら自分の責任になりますので、ネット銀行のせいではありません。
また、ネット銀行の使い方などがわからない場合でも公式サイトに使い方が書かれていますし、ノマド的節約術でも銀行によっては使い方を記事にして紹介しています。
インターネットで調べたら使い方に関してわかるようになっていますよ。
身近にネット銀行を使っている方がいるなら、その人に教えてもらうのもいいですよね。
メガバンクと比較してどうか?
ネット銀行を検討するときに比較対象になるのがメガバンクや地方銀行だと思います。
これまでに紹介した通りで、手数料の面でメガバンクよりネット銀行のほうがお得になりますので、わざわざメガバンクなどを使う必要性はないと思いますよ。
定期預金や住宅ローンの面でも明らかにネット銀行のほうがお得ですからね。
私はメガバンクの口座を持っていませんが、特に困ったことはなく普通に生活できています。
今はスマートフォンのアプリでも取引できるようになっているため、ネット銀行を使わない理由がないぐらい。
もし、今まで手数料が高くなりがちなメガバンクや地方銀行を使っていたのであれば、ネット銀行を使うことで手数料を大幅に減らせますよ。
さいごに
ネット銀行は仕組みを理解しておけば知ってる人は確実に得します。
余計なことにお金を使いたくないのであれば、今後はネット銀行を使うようにしてみてはいかがでしょうか。
個人的には住信SBIネット銀行・ソニー銀行・楽天銀行がおすすめです。