最近、投資や資産運用に興味を持ち始めたことで、周りから楽天証券がいいと聞くことはないでしょうか。
私自身は2012年から楽天証券の口座を持っていますが、2019年ぐらいから特によく楽天証券の口座を作ったという声を聞くようになりました。
老後2000万円問題や、コロナショックなどもあり自分の資産を自分で守っていく流れがあるように思います。
楽天証券の口座を作りたいと思ったときに、どのような流れで手続きできるのかや、必要書類は何が必要なのかわからないことが出てくるかもしれませんね。
このページでは、楽天証券で口座開設するときに失敗しないように、詳しいやり方を紹介していきます。
楽天証券に口座開設するメリットまとめ
まずは、改めて楽天証券のメリットをおさらいしておきますね。
一番のメリットは楽天銀行との連携ですね!
マネーブリッジで金利が上がると、もらえる利息が大きくなります。
私自身もマネーブリッジの恩恵を受けているので、楽天証券を使い続けていますよ!
▼過去、楽天銀行からもらった普通預金の利息はこんな感じ。
5,522円だとかなりの臨時収入ですよね。

楽天証券は、投資信託の積立に使うのがおすすめです。
私も利用していて、リアルな実績を動画で紹介していますよ。
口座開設に費用・手数料はかかりません!無料です!
まったくの初心者で、楽天証券に口座開設しようと思っているときは、「口座開設するだけでお金がかかるのでは?」と思ってしまうかもしれませんね。
楽天証券の口座開設だけなら、費用はまったくかかりません。無料です!
口座開設したあとに放置していてもお金はかかりません。
株を売買するなど、実際に使うタイミングが来たときに初めてお金が発生してきます。
「とりあえず口座を作るだけ」で使わないのもOK
楽天証券の口座を持つだけであればお金はかからないので、とりあえず作るだけでも問題ありません。
私も最初は楽天銀行のマネーブリッジが使いたいだけだったので、とりあえず楽天証券口座を作ったという感じでした。
投資信託や株の取引に興味がなくても、楽天証券の口座を作って大丈夫ですよ!
口座は持っておきたいけどしばらく楽天証券を使う予定がないの…。
とりあえず楽天証券口座を作るだけでも大丈夫ですよ!
口座開設には本人確認書類が必要です
楽天証券に口座開設するときは、本人確認書類が必要になります。
名前・住所・生年月日がはっきりわかる書類でないといけません。
具体的には、以下のいずれかの本人確認書類が必要です。
- 運転免許証【表/裏】
- 住民票の写し
- 印鑑登録証明書
- 各種健康保険証【表/裏】
- 住民基本台帳カード
- 日本のパスポート
- 在留カード
- 特別永住証明証【表/裏】
- 個人番号カード
▼楽天証券の口座開設を進めようとしたときにも書いていますよ。
あとは、マイナンバーがわかる個人番号カードや通知カードなどを用意しておきましょう。
楽天証券に口座開設するためには、マイナンバーを登録しないといけません。
お得なキャンペーンが開催されている
楽天証券では、常にお得な口座開設キャンペーンが開催されています。
これから楽天証券に口座開設申し込みするときにありがたいですよ。
特にチェックしておきたいのが、マネーブリッジのキャンペーンです。
時期によって金額は異なりますが、1,000円もしくは1,500円プレゼントになるので、これだけでも条件を満たせるようにしましょう!
楽天銀行と同時に作るのがおすすめ
先ほどの楽天証券のキャンペーンに関連してになりますが、マネーブリッジで現金をもらいたいなら、楽天銀行も一緒に作りましょう!
楽天証券を使うなら楽天銀行は必須と言っていいぐらいの銀行なので、口座開設の手続き画面で「申込む」を選ぶのがいいですよ。
既に楽天銀行の口座を持っている場合だけ、「申込まない」を選ぶことになります。
楽天証券口座開設の流れ・申込時に迷うところを解説
では早速、口座開設のやり方を紹介していきますね。
まずは楽天証券のページを開いてください。
開いたページでは、いろいろと楽天証券のメリットについて説明してありますので、気になる方は読んでみましょう。
次に進むには「いますぐ口座開設」のボタンを押します。
楽天会員なら入力の手間が省ける
楽天証券に口座開設するとき、既に楽天の会員登録ができているなら、入力の手間が省けます。
▼楽天会員なら、口座開設を進める前の画面で「楽天会員の方」を押しましょう。
▼楽天会員のボタンから進めたら、楽天証券の申込入力画面で、最初から名前や性別などが入力されていました!手間が省けていいですね。
納税方法は「特定口座開設する 源泉徴収あり」がおすすめ
口座開設の入力途中で、「納税方法の選択」が出てきます。
▼ここで何を選べばいいのか迷うかと思いますが、楽天証券もおすすめしている「確定申告は原則不要」を選ぶのがいいですよ!
特定口座と呼ばれる、証券会社が代わりに年間の損益をまとめてもらえる口座にしておけば、確定申告が原則不要になります。
ラクをしたいのであれば、おすすめに従っておくのがいいですよ。
NISA口座の選択では「つみたてNISAを開設」がおすすめ
NISA口座の選択のところ、3つ選択肢があるので、どれを選べばいいのか迷うかと思います。
▼つみたてNISA・NISAのいずれも持っていないのであれば、投資信託をコツコツ積立するのがおすすめなので「つみたてNISAを開設」を選ぶのがいいですよ。
つみたてNISAが一番初心者向けですね。
それでもよくわからない場合は、「開設を希望しない・あとで登録する」を選んでも大丈夫です。
つみたてNISA・NISAの口座がなくても、楽天証券の口座開設はできますので安心してくださいね!
iDeCoの申込はお好みで
「個人型確定拠出年金(iDeCo)の申込」で申し込んだほうがいいのかも迷うところかと思います。
iDeCo(イデコ)は、自分で年金を積み立てていく仕組みのこと。
掛け金が全額所得控除になるため、節税になります。
その代わり60歳まで下ろせないという、大きなデメリットがあるサービスです。
この時点で「申込む」を選んでも、ただ資料が届くだけなので、どちらを選んでもこの時点では影響はありません。
ずっと会社員をするならiDeCoはおすすめですが、私は個人事業主なのでiDeCoは最後の最後まで渋りました。
今では使っていますけど、あらゆる節税方法を使いまくったあと、しょうがなくiDeCoを使うようになったぐらいです。
どうしてもiDeCoをするなら楽天証券よりもSBI証券のセレクトプランが一番おすすめですよ。
FX口座は作らなくてOK
楽天FX口座を一緒に作るかどうかも聞かれます。
これはFXをしたい人向けのサービスで、投資信託や株の売買なら必要ないので「申込まない」を選んでおけば大丈夫です。
楽天FX自体、あまり聞かないサービスなので、FXしたい場合もあえて使わなくていいかと思いますね。
信用取引口座は株主優待クロス取引をするなら必須
「信用取引口座の申込」をどうするかを選ぶときの基準は、株主優待を目当てにしているかどうかです。
証券会社の売買手数料だけで株主優待を取得できる、「クロス取引」という方法を使うときに信用取引は欠かせません。
私は株主優待の取得のためだけに信用取引口座を持っていますよ。
信用取引口座があると、手持ちの資金の約3倍の金額まで取引できてしまうので、リスクが大きくなります。
よくわからなくて怖いのであれば「申込まない」を選んでおいても大丈夫です。
あとで信用取引口座を作ることもできますので!
確認画面で間違いがないか見ておく
ひと通りの入力ができたら、確認画面になります。
氏名や住所など、間違いがないか見ておきましょう。
▼問題なければ、一番下にある「内容を確定する」ボタンを押します。
重要書類への同意
楽天証券の口座開設にあたって、重要書類への同意が必要になります。
一度目を通さないと次に進めませんので、チェックしておきましょう。
目を通したら、チェックを入れて「同意して次へ」ボタンを押します。
本人確認書類の提出
最初のほうで紹介した、本人確認書類の提出がここで出てきましたね。
今回は、パソコンから本人確認書類を提出します。
「アップロード画面へ」のボタンを押して、次に進みましょう。
本人確認書類の中から、ひとつ選んでデータをアップロードしていきます。
画面上にドラッグ&ドロップまたは「もしくはファイルを選択」ボタンを押して、本人確認書類のデータを提出します。
どのようなデータが適しているのか詳しく知りたい場合は、右上の「本人確認書類の保存方法とアップロードについて」から確認できますよ。
もし本人確認書類が手元にない場合、後からでもアップロードは可能です。
「パソコンへデータを送るのは面倒だ・・・」という方は、スマートフォンから提出することもできますよ。
パソコンからデータのアップロードが完了したら、「本人書類の確定」ボタンを押します。
口座開設が完了
こちらで申込みは完了です!
審査が完了したら、口座のログイン情報が記載されている書留郵便が送られてきます。
次は楽天銀行口座の開設
楽天銀行口座の開設手続き画面で「申込む」を選んだ場合、次は楽天銀行口座への申込みに移ります。
電子交付にかかわる書面へ目を通した後に「同意・承諾の上、楽天銀行口座申込へ」ボタンを押すと、楽天銀行口座の申込みページが表示されますよ。
楽天銀行口座の申込みについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をお読みくださいね。
口座開設にかかる日数
楽天証券に口座開設するときに、どれくらいの日数で終わるのかが気になりますよね。
口座開設の申し込みと本人確認書類の提出後、審査の手続きに入ります。
通常の時期であれば、2営業日前後で口座開設が完了しますよ。
審査が完了した後に、書類が家に送られてくるという流れになるため、1週間前後で口座が使えるようになると思っていただければ大きなズレはないと思います。
申込数が多いときは遅くなる
楽天証券へ口座開設の申し込みが混み合っているときは、もう少し時間がかかってしまいます。
遅くなってしまっているときは、他にも申し込んでいる人が多いと思っておきましょう。
今回の申し込みでは土日をはさんだこともあり、口座開設完了のメールは5日後に届きました。
▼このようなメールです。(2020年4月のもの)
その後、書類が届いたのは口座開設完了のメールから2日後と早かったですね。
時期によっては日数がかかるので、口座開設まで2週間程度と考えておくと安心です。
楽天証券の口座開設が完了して書類が到着
楽天証券に口座開設の申し込みをして、審査が完了すると書類が届きます。
▼このような封筒です。(2020年4月のもの)
簡易書留で送られてくるので、不在だった場合は再配達依頼をする必要があります。
楽天証券の口座開設完了 書類が到着
口座開設後に書類が届いたら、封筒を開封して初期設定しておきましょう。
ウェブだけで口座開設が完結する
2020年5月からは、郵送の手続きをすることなく、ウェブだけで口座開設が完了できるようになりました。
運転免許証もしくは個人番号カードがあれば、口座開設のときに撮影した写真とウェブ上で照合させることで手続きが終わります。
1日でも早く株や投資信託の取引がしたい場合は、ウェブ上で完結させるようにしてみましょう!
「eKYC」と呼ばれる最新の仕組みを使っているようですね。
さいごに:口座開設してみた感想
楽天証券の口座開設は、すでに楽天会員になっているのであれば、申込完了まではとてもスムーズです。
名前や住所の入力をしなくていいのは、とてもラクだと思いました!
運転免許証や個人番号カードの用意だけしておけば、5〜10分程度で口座開設の申込ができると思います。
将来のために投資を始めたい、今すぐに投資するわけではないけど、なんとなく気になる…そんな場合でもとりあえず口座を持っておくだけならお金はかかりません。
口座開設ってどうしても日数がかかってしまうので、始めたいと思ったときが作りどきです!
楽天証券のお得な使い方は、以下のページに詳しく書いてあります。
口座開設が終われば、入金のやり方もチェックしてみましょう!