野村信託銀行は振込手数料が月10回無料!メリット・デメリット・お得な使い方・ATM利用を解説

こんにちは!
銀行の手数料をなるべく払わずに済ませたい、ノマド的節約術の松本です。

銀行を使っていく上で気になることの1つが振込手数料ではないでしょうか。

そんな振込手数料をとにかく無料で済ませたいのであれば、ぜひ使ってみてほしいのが「野村信託銀行」です。

なんと、月に10回も他行宛振込手数料が無料にできますよ。

2011年頃からずっと使い続けていますが、野村信託銀行のおかげで、振込手数料を1円も払わずに済んでいます。

このページでは、そんな野村信託銀行のお得な使い方を詳しく紹介していきますね。

野村信託銀行

野村信託銀行の振込手数料について

改めて、野村信託銀行の振込手数料について詳しく見ていきますね。

「本当に月10回も振込手数料が無料にできるの?」と思うかもしれませんが、普通にできちゃいます!

実際に振込手続きをするときに、「優遇手数料適用可能回数」というのが出てきて、ここで今月の残りの振込手数料無料回数が出てきますよ。

▼以下の図だと、既に2回振込してるので、残り8回が表示されています。

野村信託銀行の振込手数料を無料にする方法

月10回も振込することって、普通に生活してたらないと思いますので、野村信託銀行を使えば振込手数料を払うことがなくなりますよ。

自営業などになると、生活するための支払い以外にもいろいろな支払いが出てくると思うので、野村信託銀行のありがたさがよりわかると思います。

私は野村信託銀行のおかげで、いろいろな支払いがあっても振込手数料を無料にできていましたよ。

他行宛振込手数料のことばかり紹介しましたが、野村信託銀行同士での振込の場合は月に何回振り込んだとしても手数料無料です。

楽天銀行宛とSBI新生銀行宛は月2回までしか振込手数料無料にならない

野村信託銀行は、月10回まで他行宛振込手数料が無料になるのが大きな魅力ではありますが、すべての銀行が対象というわけではありません。

楽天銀行宛とSBI新生銀行宛の場合は、月に2回までしか振込手数料が無料にできないです。

楽天銀行SBI新生銀行は、他行から振り込んでもらうと、それぞれ楽天ポイントTポイントが貯まるからでしょうね。

錬金術になってしまうのを防ぐという意味でこのような制限があるのだと思います。

ATMを使うなら野村證券に振り替えが必要

野村信託銀行に預けているお金を引き出すときは、ATMを使おうと思いますよね。

でも、野村信託銀行はキャッシュカードがありません。

もし、野村信託銀行のお金を引き出したいときは、野村信託銀行から野村證券の口座に一旦振り替えてから、野村證券の野村カードを使ってATMから下ろすことなります。

そのため、ATM利用だけを考えたらちょっと面倒な銀行なんですよね。

ただ、先ほども紹介したように、他行宛振込手数料が月に10回まで無料になるため、それを使って、ATM手数料が無料になるほかのネット銀行に振り込んでから、そこのネット銀行のキャッシュカードで現金を引き出すのがいいやりかたですよ。

ソニー銀行住信SBIネット銀行などは、一定回数ではありますがATM手数料を無料にできますからね。

普通預金金利は一般的な銀行よりも高め

野村信託銀行にお金を預けていると、利息がもらえます。
特に意識していることなく預けていると、普通預金金利がもらえますよ。

金利は0.02%と、一般的な銀行と比べると高くなっていますね。

ただ、普通預金金利だけで比較するのであれば、他の銀行のほうがいいですよ。

定期預金も使えます

野村信託銀行では、定期預金の利用もできますよ。
こちらは普通預金の金利より高くなっています。

ただ、先ほど紹介した高い普通預金金利のところを比べると金利が高いわけではないので、野村信託銀行でわざわざ定期預金をする感じではないですね。

もし、定期預金を使っていた場合でも、中途解約できます。
定期預金なので、中途解約しても元本割れすることはないので安心してくださいね。

定期預金を使う場合は、10万円からの利用になります。

野村信託銀行を使う方法

もし、野村信託銀行を使いたいと思った場合は、野村證券の口座開設を済ませましょう。

野村證券の口座があると、あわせて野村信託銀行が使えるようになりますよ。

野村證券はIPOを使うのに便利な証券会社ですので、こちらもあわせて使うのがおすすめです。

▼野村證券にログインすると、メニューから野村信託銀行の普通預金口座を作る手続きができますよ。

野村證券のページ

【活用方法】振込手数料を無料にするために使おう

今まで紹介してきたことを振り返ると、野村信託銀行は振込手数料を無料にするために使うのが一番いいですよ。

私自身も振込手数料を無料にするための目的でしか野村信託銀行を使っていません。

メインバンクで使うのではなく、サブとして使っている感じですね。

他の銀行で振込手数料無料であっても、回数は少ないです。
その振込手数料無料分を使って野村信託銀行に必要な金額を振り込めば、振込回数が多くなっても対応できますね。

月に5回振込があった場合は、他行宛振込手数料が1回の住信SBIネット銀行から野村信託銀行に振り込んで、5回分野村信託銀行で振り込むというイメージです。

さいごに

野村信託銀行は、何度も紹介したように振込手数料を無料にするために使うのがおすすめです。

口座を持っておけば、急に振込する機会が増えたときにも手数料を払わずに対応できますよ。

使いこなして振込手数料をゼロにしましょう。

他のネット銀行だと気になっていた残りの振込手数料無料の回数を気にすることもこれでほとんどなくなるはずです。

参考:野村信託銀行を使うための準備で野村證券を用意するにはこちらから

おまけ:他の銀行と比較する場合

ノマド的節約術では、他の銀行の使い方についても詳しく紹介しています。

もし比較してみようと思う場合は気になる銀行についてチェックしてみましょう。

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この記事を書いた人

このサイト「ノマド的節約術」の運営者。節約アドバイザー・クレジットカードアドバイザー。会社を辞めて子どもが産まれるタイミングで家を買いました。収入ゼロから始まった節約生活の日々で身に付けたお金の知識を紹介しています。そもそも論から考えるミニマリスト的な節約術、クレジットカード、ポイントやマイル、株主優待、投資信託、移動を安くする方法に詳しいです。

松本 博樹のプロフィール