世の中にはいろいろな銀行がありますが、どれを個人のメインバンク(メイン口座)にするのかって意外と迷いませんか?
私の場合は、社会人になってからお金を自分で管理できるようになって、そのあとでメインバンクをどうするか考えるようになりました。
メインで使うからには、特典が充実している銀行を使いたいと思いますよね。
このページでは、ノマド的節約術がおすすめのメインバンクや選び方のコツを紹介していきます。
個人のメインバンクとは?
個人のメインバンクとは、普段の生活でよく使う銀行のことです。
入出金が多くなる銀行になります。
給与の受け取りはもちろん、振込に使ったりATMの入出金に使う銀行ですね。
複数の銀行口座を持っているのであれば、一番よく使う銀行のことをメインバンクといいます。
メインバンクの選び方のコツ
メインバンクを選ぶときにどうすればいいのかわからないかもしれませんが、選び方の最大のポイントは手数料です。
銀行の手数料といえば、振込手数料やATM手数料がメインですよね。
これらの手数料はムダ使いでしかありませんので、いかに払わず済ませるかを考えましょう。
また、メインバンクにする銀行なら、普通預金金利・定期預金金利・給与振込による特典があるかも見ておきたいです。
クレジットカード・デビットカード・証券会社などと連携することで特典が充実する場合もありますので、自分に合う銀行をメインバンクに選びたいですね。
メインバンクにおすすめの銀行口座まとめ
ここからは、メインバンクにおすすめだと思える銀行口座を紹介しますね。
先ほど紹介した選び方のコツを総合的に判断しておすすめだと思える銀行を選んでいます。
住信SBIネット銀行
個人的に一番メインバンクにおすすめしたいのは住信SBIネット銀行です。
というのも、住信SBIネット銀行の口座を持っていると、他行宛振込手数料が月1〜20回無料・ATM手数料は月2〜20回無料になるから。
最低でも他行宛振込手数料が1回、ATM手数料が2回無料になるのが魅力的で、これがあるおかげでムダな手数料を払う機会を減らせますよ。
仮に今まで1回330円払っていたとしたら、この3回分の無料を使うと、月に990円も節約できることになります。
1年だと11,880円にもなって、このお金があれば何ができるか考えると、利用する価値が高いのがイメージできますよね。
もし、住信SBIネット銀行に興味を持ったのであれば、証券会社のSBI証券と同時に口座開設するのがおすすめです。
ノマド的節約術限定のキャンペーンで、条件を満たすと現金2,000円プレゼントがありますよ。もちろん口座開設にお金はかかりません。無料です。
口座開設の手間も1つだけ作るのと変わりませんので、今後、資産運用することも考えて作っておくのがおすすめ。
住信SBIネット銀行とSBI証券を連携することで、住信SBIネット銀行の普通預金金利がわずかですがアップする特典もあります。
参考:SBI証券と住信SBIネット銀行の同時口座開設はこちらから
楽天銀行
楽天銀行もメインバンクにおすすめですよ。
その理由は、給与振込口座にすることで他行宛振込手数料が月3回無料になるからです。
それだけでもかなり節約になりますよね。
口座残高などによって、ATM手数料も一定回数無料になるので、こちらもお得です。
ハッピープログラムという仕組みで、楽天ポイントがコツコツ貯まるのもうれしいです。
また、楽天銀行は証券会社の楽天証券と紐付けて、マネーブリッジを使うことで普通預金金利を他の銀行よりも圧倒的に高い0.10%にできます。(口座残高300万円まで)
一見少なそうに見えますが、これが意外と無視できないんですよ。
実際にもらった利息を見ると、マネーブリッジを使っててよかったと思えます。
そのため、楽天銀行を使う場合は楽天証券と同時に口座開設するのがおすすめです。マネーブリッジで連携することで現金プレゼントのキャンペーンがあります!
ソニー銀行
ソニー銀行もメインバンクにおすすめの銀行の1つです。
その理由は他行宛振込手数料とATM手数料が無料にしやすいから。
特に、デビットカードの「Sony Bank WALLET」を使うことで、他行宛振込手数料が月2回まで無料になりますよ。
この点は住信SBIネット銀行よりも優れていますね。
あと、海外旅行や海外出張が多いのであれば、先ほど紹介したSony Bank WALLETが大活躍します!
ソニー銀行の外貨預金に外貨を入れておき、Sony Bank WALLETで支払うと、外貨で決済することができ、しかも決済手数料が無料です。
クレジットカードだと1.6〜1.7%程度かかっていたのがゼロになりますよ。
Sony Bank WALLETがあるだけで、日本でも海外でも節約できる機会が多く、結果的にお金が貯まりやすくできます。
イオン銀行
生活圏内にイオンやマックスバリュ・ダイエーなどがあるのであれば、イオン銀行もメインバンクにおすすめです。
イオン銀行がおすすめになる理由は、クレジットカードの「イオンカードセレクト」を作って条件を満たせば、普通預金金利が最大で0.15%になること。
また、給与振込口座にすることで、毎月10円分のWAONポイントがもらえるメリットもありますよ。
以前は振込手数料が無料ではありませんでしたが、イオン銀行ポイントクラブのシルバーステージ以上になっていると、他行宛振込手数料も無料にできます。
サブバンクに組み合わせたい銀行
メインバンクではないですが、サブバンクとしてメインバンクに組み合わせるのにいいかなと思う銀行も紹介しますね。
三井住友銀行(Olive)
三井住友銀行は、クレジットカードやデビットカード・Vポイントなどと連携して使えるOliveが出てきたことでメインバンクにしやすくなっています。
ただ、これまで紹介してきたネット銀行と比べると振込手数料が高い分、メインバンクで使うにはお得とは言いづらいところがあります。
Oliveを使うなら、三井住友銀行はサブバンクとして使うぐらいがいいでしょうね。
SBI新生銀行
SBI新生銀行は、SBIグループになったことで特典が充実しました。
特にSBI証券と連携(SBI新生コネクト)することで、普通預金金利が0.10%になる点はかなりおすすめです。
あまり使わないお金をSBI新生銀行に預けておき、少しでも利息がもらえるようにする使い方もできますね。
個人でメインバンクを変更するデメリットは手間と時間
今まで別のところでメインバンクを使っていたけど、このページをきっかけに変更しようと思った場合、デメリットがないのか気になるかと思います。
個人の場合は、銀行とやり取りすることはほとんどないと思いますので、デメリットは時間と手間がほとんどです。
クレジットカードなどの引き落とし口座に設定している場合は、クレジットカード側で変更手続きも必要になるので、メインバンクを変更するときは、そこの手間を許容できるかを考えた上で判断しましょう。
現在、振込手数料やATM手数料がかかっているなら、メインバンクを変更する価値は十分あると思います。
さいごに
せっかくメインで使う口座だから、お得に使えるようにしたいですよね。
何かと手数料がかかってしまいがちですが、銀行によっては無料にできるところもあります。
個人的には住信SBIネット銀行か楽天銀行・ソニー銀行あたりがメインで使っていいと思える銀行ですよ。
私は楽天銀行がメインで住信SBIネット銀行がサブ的な感じになっています。
このページを参考に、いい銀行を見つけていただけたらうれしいです。
おまけ:他の銀行と比較される方へ
他の銀行と比較される方は気になる銀行の説明をチェックしてみてください。
銀行の手数料や利息ごとに比較もしています。