こんにちは!
クレジットカードに詳しい、ノマド的節約術の松本です。
iPhone7以上やApple Watch2以上を使っている方向けの決済サービスApple Pay(アップルペイ)が始って以来、私も使うようになって、今では生活に欠かせなくなっています。
Apple Payといえば、Suicaが使えることが注目されがちですが、クレジットカードを登録して、クレジットカード払いや後払いの電子マネーとして使えるメリットもありますよ。
これを知っていると、レジでの会計時間を大きく短縮できます!
タッチすれば支払いが終わるので、小銭を出す必要もありません。
Apple Payを使うときは、クレジットカードを登録するのがおすすめです。
とはいえ、そもそもどのカードがおすすめなのか、どうやって登録すればいいのか、登録後の使い方などがわかりにくいのではないでしょうか。
そこでこのページでは、Apple Payを日常的に使っている立場から、Apple Payをクレジットカードで使う方法や、紐づけるのにおすすめのクレジットカードを紹介していきますね。
Apple Payにクレジットカードを登録したときの使い方
まずは、Apple Payにクレジットカードを登録できたあと、どうやって使えばいいのかを紹介していきますね。
そのあとで、Apple Payに対応しているクレジットカードや、カード登録方法、おすすめのクレジットカードを紹介していきます。
では早速、Apple Payでクレジットカードを使うときの支払い方法を一覧にしてみました。
コンタクトレスの方法も紹介していますが、基本的にはiDもしくはQUICPayでの支払いになると思っておけばいいですよ。
レジで支払うとき、店員さんに「Apple Payで」と言うのではなく、それぞれの支払い方法を伝えるのが正確です。
以下のような伝え方ですね。
- iDで
- QUICPayで
- クレジットカードで
▼そのあとでWalletアプリを開いて、以下のような画面になったら、レジにある読み取り端末にタッチしましょう。
iPhoneの場合は、カメラがある上部をタッチすれば失敗しにくいですよ。
iDの場合は「タントン♪」、QUICPayの場合は機械的な「クイックペイ♪」という音がすれば支払い完了です。
あとは、店員さんからレシートをもらえばもう終わり。
最初はドキドキするかと思いますが、信じられないほどあっという間に終わりますので、慣れてくると手放せなくなりますよ!
海外だとApple Payのクレジットカードが大活躍します
先ほど、Apple Payで使える支払い方法のところで、以下の3つを紹介しました。
見慣れない方法だと思いますが、これらの支払い方法はクレジットカードでの支払いと同じです。
ただ、今までのクレジットカード払いと違うのは、タッチだけで支払いが終わることですね。
▼お店が対応しているかを判断するには、以下の写真のWi-Fiが横に向いたマークが目印です。
先日、ヨーロッパ旅行してきたのですが、ほとんどのお店ではタッチするだけでクレジットカード払いできちゃいました!
これがあまりにも便利だったので、一度やり方を覚えてからはほとんどApple Payで支払っていましたよ。
Apple Payで支払えば、暗証番号を入力したり、サインを書いたりする必要はありません!
これも、Apple Payでクレジットカードを登録しておくだけで使えるようになります。
コンタクトレス決済に対応しているクレジットカードである必要はありますけどね。
ウェブ上・アプリ上での支払いにもApple Payが使える
Apple Payにクレジットカードを登録しておくと、Apple Payに対応している通販サイトやアプリでの支払いにも使えます。
わざわざ通販サイトやアプリにクレジットカードを登録する手間が省けるのが大きなメリットですね!
支払いの時間も短縮できて一石二鳥です。
▼以下の画面は、SuicaのアプリでチャージするときにApple Payを使うところですね。
Apple Payで支払うとクレジットカードのポイントが貯まります
Apple Payにクレジットカードを登録して支払うときに、クレジットカードのポイントが一緒に貯まるのかどうかが気になると思います。
この心配はしなくても大丈夫ですよ!
Apple Payに登録したクレジットカードであっても、カード利用によるポイントはしっかりと貯まります。
そのため、ポイントが貯まりやすいクレジットカードを登録しているほうが節約になりますよ。
ただしSuicaへのチャージの場合は、クレジットカードのポイントが貯まらない場合があるので、注意してくださいね。
あとの支払いであれば、基本的にクレジットカードのポイントが貯まります。
Apple Payに対応している国際ブランド
ここからは、Apple Payに登録できるクレジットカードの国際ブランドを紹介しますね。
対応している国際ブランドを知っておくことが、Apple Payを快適に使うための1つのコツになります。
JCB・Mastercard・AMEXであればApple Payに登録できますよ。
VISAブランドには基本的に対応していない
VISAブランドに対応していないのでは?
そう思うかもしれませんが、Apple Payに対応しているクレジットカードのVISAブランドであれば対応していますよ。
例えば以下のクレジットカードがVISAブランドでもApple Payに登録できます。
ダイナースは全く対応していない
もう1つの主要ブランドであるダイナースには全く対応していません。
個人的にダイナースクラブカードを使っているので、いずれは対応して欲しいなぁ…。
アップルペイに対応しているクレジットカードの一覧
おすすめを紹介する前に、アップルペイに対応しているクレジットカードブランドの一覧を紹介しておきますね。
この中で、自分が既に使っているものがあるなら、あえて新しいカードを作る必要もありませんよ。
対応している主なクレジットカードブランドは以下の通りです。
アップルペイのサービスが始まった頃と比べると、対応しているブランドが増えていますよ。
今後も、より使いやすくなるだろうことが予測されるので、増えていくだろうと思います。
フリマアプリのメルカリを使っているのなら、メルペイもApple Payに対応しているのが見逃せないところです。
私もメルペイでApple Payを使っていますが、とても便利ですよ!
Apple Payにクレジットカードを登録する方法
Apple Payでクレジットカードを使うためには、登録しておく必要があります。
登録となると面倒に思うかもしれませんが、そこまで難しい手順ではありません。
iPhoneの場合は、Walletアプリからクレジットカードを登録する手続きを進めていけば比較的すぐに終わりますよ。
ただ、認証の手続きが面倒なクレジットカードもあります。
以下で、クレジットカードごとにApple Payへ登録する方法を画像つきで詳しく紹介していますので参考にしてみてくださいね。
Apple Payへ登録するのにおすすめクレジットカード
ここからはいよいよ、Apple Payへ登録するのにおすすめのクレジットカードを具体的に紹介していきますね。
これから本格的にApple Payを使っていこうと思っているのであれば、この機会にクレジットカードを新しく作るのもいいですよ。
ビューカード系のクレジットカード
最もおすすめなのが、Suicaに対応しているビューカード系のクレジットカードです。
以下のビューカードが選択肢になりますよ。
この中だと、ビックカメラSuicaカードが一番おすすめ。
年に1回でも使えば年会費無料になりますので、Suica利用でビックカメラSuicaカードを紐づけておけば、年会費無料でSuicaが使えますよ。
Apple Payに登録したSuicaにチャージするときは、ポイント還元率が1.5%になります。
貯めたJRE POINTは、1ポイント1円からSuicaにチャージできてムダになりません。
Suicaのオートチャージにも対応しています。
ただ、クレジットカードについているSuica機能を既に利用している場合は紐づけできないので注意してくださいね。
次点でおすすめなのが、JRE CARDやルミネカードです。
Suica定期券を使うのなら、これらのカードのほうがいいですね。
ビューカードはSuicaで使うときこそおすすめですが、普段の支払いとしてはそこまでおすすめしません。ポイント還元率が0.5%しかないですからね。
また、コンタクトレス決済を試したときにも使えなかったです。
ビューカード系を作る場合は、普通にクレジットカードとして使う場合の特典も知っておくと、より役立ちますよ。
楽天カード
多くの方が使っているである楽天カードもApple Payに対応しています。
電子マネーの楽天EdyはApple Payに対応していないのが残念ですが、楽天ポイントカードは別のアプリを使えば対応できるので、楽天カード自体を使う機会を減らせそうですね。
もちろん、年会費無料で1%の楽天ポイントが貯まるので、ポイントの貯めやすさでもおすすめのクレジットカードです!
dカード
ドコモのクレジットカード「dカード」は、ローソンで3%安く買えるのが大きな魅力のクレジットカードです。
ドコモでiPhoneを持っているのなら、絶対に持っておきたいクレジットカードですよ。
dポイントクラブのサービスで、いろいろな施設やお店での割引を受けることもできますので、年会費の元も取りやすいです。
また、還元率1%でdポイントが貯まるのもお得なところですね。
最近は、dポイントが使えるお店も増えていますよ!
ゴールドカードだと年会費11,000円かかるんですが、携帯電話の保険が3年間で10万円分もつくので、保険代と思えばかなり安いです。
Apple Payで使うと、iDでの支払いになります。
Mastercardブランドなら、Mastercardコンタクトレスとしても使えますよ。
参考:dカードを作るにはこちらから
参考:dカード GOLDを作るにはこちらから
Orico Card THE POINT
普段の買い物でApple Payを使うなら、ポイントが貯まりやすくてかつ便利なカードがいいですよね。
その願いを満たしてくれるのがOrico Card THE POINTです。
電子マネーのiDとQUICPayが両方使えるのにも関わらず、年会費無料になる貴重なカードですよ。
ポイント還元率も1%と高いのがおすすめ。
Apple Payを使う場合は、QUICPayが使えるお店でのみ決済できます。
イオンカードセレクト
イオンカードの中で一番おすすめなイオンカードセレクトも、Apple Payに対応しています。
イオングループでの買い物でわざわざApple Payを使う理由はそこまでないのですが、普段のクレジットカード払いでもイオンカードセレクトを使っているのなら、設定しておくのがおすすめ。
イオンカードセレクトをApple Payで使うには、iDが使えるお店で支払いしましょう。
私はイオンゴールドカードセレクトのMastercardを持っていますが、コンタクトレス決済には対応していませんでした。
あくまで、iDとして使えるクレジットカードになります。
イオンカードセレクトの代わりに、イオンカードセレクトミニオンズもおすすめですよ!
イオンシネマの料金を1,000円にできるメリットがあります。
三井住友カード系のクレジットカード
三井住友カードというと、VISAカードが有名ですよね。
Apple PayはVISAには対応していないのですが、三井住友カードには対応しているので、三井住友カードはApple Payへの紐付けができます。
もし、三井住友カードを持っているのなら、Apple Payへの紐付け手続きをしておきましょう。
まだクレジットカードを持っていない場合は、初めてのカードに三井住友カードを選ぶのもアリですよ。
他のカードよりも歴史があり、カード裏面に顔写真を入れることができ、セキュリティ面での安心感があります。
参考:デビュープラスカードの活用ガイド
参考:三井住友カードの活用ガイド
JCBオリジナルシリーズ
Apple Payは、JCBカード全般に対応しています。
ということは、JCBのクレジットカードにも対応していますよ。
一般的なJCBカードである「JCB ORIGINAL SERIES」もApple Pay用のカードにできます。
今は、ANAマイレージクラブと一体型のカードもあり、以前よりも使い勝手がよくなっていますよ。
また、キャンペーンも充実しているので、純粋なJCBブランドのクレジットカードが欲しい場合はこのカードがおすすめです。
29歳以下の場合は、JCB CARD EXTAGEという選択肢もあります。年会費無料でポイントが貯まりやすいですよ。
年会費無料で持ちたい場合は、JCB CARD Wというクレジットカードもあります!
参考:JCB ORIGINAL SERIESを作るにはこちらから
参考:JCB CARD Wを作るにはこちらから
エポスカード
マルイでお得に買い物できるエポスカードもApple Payに対応しています。
マルコとマルオの7日間では、エポスカードを持っていることで10%割引にできますよ。
また、海外旅行傷害保険も自動付帯になっていて、Apple Payとは関連しないところでもおすすめのクレジットカードの1つです。
ラグジュアリーカード
ここで紹介するカードの中では、年会費がとても高いカードになります。
Titanium Cardが年会費5万円、Black Cardが年会費10万円もするので高いです。
その分だけ、至れり尽くせりのサービスがありますよ。
変わったところだと、都内でリムジンを呼べるサービスもあります。
個人的にラグジュアリーカードを選んだのは、Mastercardコンタクトレスが使えたことで海外利用のときに助かったからです。
タッチだけで支払いが終わったことでとてもラクでしたよ!
さいごに
Apple Payを使うことで、今までのクレジットカード決済よりも手間が省けて便利になります。
対応しているクレジットカードを紐付けておき、スマートに支払いしつつ、しっかりとポイントも貯めて時間とお金の一石二鳥でお得な状態を作っていきましょう。
現金払いするよりもお得ですし、小銭を出す煩わしさもないので、Apple Payはもっと普及して欲しいですね!