Apple Payを使うと、タッチ1つで支払いが終わってとても便利ですよね。
そんなApple Payですが、海外でも使えたら便利だと思いませんか?
たまたま海外旅行していたときに、iPhoneをタッチして支払っている人を見かけたことがあり、自分も使えるのかなと思って試してみました。
そしたら、あっさりとApple Payが海外で使えましたよ!
とはいえ、海外で使えるようにするためには、登録するカードなどの条件がありますので、このページでApple Payを海外利用するための方法を紹介していきますね。
Apple Payを海外で利用できるのは、JCB・Mastercard・AMEXの3種類
Apple Payに登録できる国際ブランドは以下の3つです。
- JCB
- Mastercard
- AMEX
それぞれの国際ブランドのクレジットカードをApple Payに登録した上で、お店がコンタクトレス決済に対応していれば、Apple Payを海外で使えます。
JCB・Mastercard・AMEXそれぞれコンタクトレス決済での支払いにも対応していますよ。
▼以下のようなアイコンが目印ですね。
▼動画でも使い方の手順を紹介しています。
過去にヨーロッパ旅行したときは、コンタクトレス決済に対応しているお店が半分以上ありました。
ただ、JCBやアメックスでの支払いに対応しているお店はそもそも少ないですし、そうなるとJCB ContactlessやAMEXコンタクトレスをそもそも使えるところが少ないです。
そのため実質的には、MastercardでのみApple Payで支払いできると思っておくぐらいがちょうどいいですよ。
AMEXコンタクトレスはごく一部で使える
ヨーロッパ旅行しているとき、そもそもAMEXを使えるお店が少なかったですが、数少ない対応しているお店でAMEXのクレジットカードを紐づけたApple Payで支払ったらいけました。
▼そのときの動画がこちらです。
Mastercardコンタクトレスに対応しているクレジットカード
海外でApple Payを使うときはMastercardが使えますが、どのカードを紐づけて使うのがいいか気になるのではないでしょうか。
すべてのMastercardが対応しているわけではなく、Apple Payにしたときにコンタクトレス決済に対応していないMastercardもあるので注意が必要です。
イオンカードセレクトをApple Payにしたときは、Mastercardで支払いができなかったです。あと、メルペイの電子マネーカードも同様ですね。
私はラグジュアリーカードを海外用のApple Payとして使いました。
他にも以下のクレジットカードだとMastercardコンタクトレスに対応していますよ。(実際に確認できたものを一覧にしています)
海外でApple PayのVISA支払いはできない
今までVISAカードについてふれてなかったですね。
Apple Payを海外で使うときにVISAブランドが対応していないのか気になるかもしれません。
ただ残念ながら、VISAブランドのクレジットカードをApple Payに登録しても、海外での支払いには使えないです。
VISAの場合はApple Payでのコンタクトレス決済自体がないからですね。
Apple Payを使わずに同様の支払いをするには、VISAのタッチ決済に対応しているクレジットカードやデビットカードなどを持っておきましょう。
カードをかざすだけで支払いが完了しますよ。
ヨーロッパでApple Payが使えた国
ここからは、ヨーロッパを旅行したときに、Apple Payが使えることを確認できた国を紹介しますね。
もちろん一部のお店しか利用していないため、すべてのお店とはいきませんが、何度かお店を使った限りでは、Apple Payが使えるところが多かったですよ。
- オーストリア
- スイス
- イタリア
- リヒテンシュタイン
- ルクセンブルク
- ベルギー
- オランダ
いろんなヨーロッパの国をまわりましたが、どこの国でもApple Payが使えました。
スーパー・パン屋・レストラン・鉄道など、身近な支払いの場所ではほぼ使えましたよ。
1回Apple Payに慣れてからは、ずっと使うようになってしまいました。
▼レシートにも、コンタクトレス決済した証拠が残りますよ。
▼ルクセンブルクでもコンタクトレス決済が使えました。
Apple Payでの支払いが最安というわけではない
Apple Payを海外で使うと、支払いの時間はどの方法よりも早くなります。
ただし、Apple Payを使って支払うことが最安になるというわけではありません。
Apple Payでの支払いはクレジットカードでの支払いになるため、海外決済手数料が必要になります。
約1.6%ぐらいの手数料がかかるため、日本円で10,000円の買い物をしたら、実際の支払いは10,160円とかになりますよ。
この手数料を少しでも安くしたいのであれば、現金(外貨)を両替するときの手数料を節約するようにしましょう。
とはいえ、外貨両替の手間を考えるとApple Payで支払うほうがラクだと思います。
さいごに
日本では、このようにApple Payでカード払いできるところはほとんどありません。
でも、海外になると状況が変わって、ほとんどのお店でタッチだけで支払いができちゃいます。
サインしたり、暗証番号を入力したりする手間が省ける上に、カードを持ち歩く手間すら省けるので、スリなどが多い地域では安心感が大きくなりますよ。
日本だと、わざわざApple Payを使う意味を感じないかもしれませんが、海外になると便利さを実感できると思います。
初めて使うときだけドキドキしますが、一度使ってなれてしまえば他の方法で支払うのが面倒になるぐらいです。
海外旅行するときは、ぜひApple Payを使ってみてくださいね!