リクルートカードと楽天カードの違いを比較!両方使い分ける2枚持ちもおすすめ

リクルートカードと楽天カードは、どちらも年会費無料な上、ポイント還元率も1%以上と高めなクレジットカードです。

どちらもポイントが貯まりやすいカードですが、せっかくならよりお得なほうを選んで持ちたいものですよね。

初めてクレジットカードを作る場合は、どちらを選べばいいのか悩んでしまうと思います。

あらかじめカードの特徴を知っておけば、選ぶ基準もハッキリしますよね。

このページでは、リクルートカードと楽天カードについて徹底比較した上で、おすすめする理由について詳しく紹介していきます。

リクルートカードと楽天カードの違いを比較

それぞれのカードについては、こちらで詳しく紹介していますよ。

リクルートカードと楽天カードの比較表

早速ですが、リクルートカードと楽天カードのサービス内容について比較してみました。

一覧表にすると以下のようになります。

特徴リクルートカード楽天カード
年会費無料無料
家族カード無料無料
ETCカード無料年間550円
国際ブランドJCB・VISA・MasterCardJCB・VISA・MasterCard・AMEX
ポイントPontaポイント楽天ポイント
基本還元率1.2%~2.0%1.0%
最大還元率4.2%3.0%
電子マネー楽天Edy
電子マネーチャージnanaco・楽天Edy・モバイルSuica・SMART ICOCA楽天Edy
Apple Pay対応対応
審査から到着まで約1週間約1週間
ポイントプレゼント6,000ポイント~5,000ポイント~
海外旅行傷害保険利用付帯利用付帯

まとめてみると結構違いがあることに気付きますね。

ここからは、それぞれの項目ごとに詳しく説明していきます。

カード年会費・家族カード・ETCカードの比較

クレジットカードを作るとき、一番気になるのが年会費についてですよね。

リクルートカードと楽天カードは、どちらも年会費無料で作れます。
2年目以降もずっと無料で持てるので、年会費を気にせず使えるのがうれしいですね。

また、リクルートカードと楽天カードはどちらも家族カードが作れます。

支払いをまとめるという面では楽ですが、新規入会キャンペーンのことを考えると、それぞれがクレジットカードを作ったほうがお得ですね。

参考:リクルートカードの家族カードについて
参考:楽天カードの家族カードについて

ちなみに、リクルートカードと楽天カードはETCカードも申し込めます。

リクルートカードはETCカードも年会費無料ですが、楽天カードは税込550円がかかりますよ。

▼楽天ETCカードはこんな感じです。

楽天ETCカード

ただ、楽天ポイントクラブの会員ランクがプラチナ会員ダイヤモンド会員になっていると、ETCカードの年会費は無料です。

会員ランクが高いのであれば、ETCカードの年会費についてもそこまで気にすることはありませんね。

何も考えずに無料でETCカードを使いたい場合は、リクルートカードを選んだほうがいいですよ。

ポイント還元率・使い方・ポイントカードの比較

リクルートカードVISA

クレジットカードを使う上で、ポイント還元率も気になる部分ですよね。

それぞれのポイント還元率は以下の通りです。

  • リクルートカード:1.2%~2.0%
  • 楽天カード:1.0%

リクルートカードプラスはポイント還元率が2.0%ですが、現在は新規申し込みを受け付けていません。

これからリクルートカードを作る場合は、基本のポイント還元率は1.2%と覚えておきましょう。

年会費無料で1%以上のポイント還元率というクレジットカードはなかなかないので、ポイント還元率でいうとリクルートカードのほうがおすすめですね。

それぞれのカードを使うことで貯まるポイントは以下の通り。

どちらのポイントも1ポイント=1円として、支払いに利用できますよ。
使えるお店も多いので、ポイントがムダになることもありませんね。

ちなみに、楽天カードは楽天ポイントカードがわりとしても使えます。

▼「R POINT」というマークがついていると、楽天ポイントカードとして使えますよ。

楽天カード

クレジットカード機能を使わずに、ポイントカードとしてのみ使うということも可能です。

電子マネーとの相性を比較

リクルートカードと楽天カードを使うときに、電子マネーとの相性も気になるところですよね。

場合によっては、クレジットカードからチャージすることでポイントが貯まるのでお得です。

それぞれのカードでチャージに対応している電子マネーは以下の通り。

比較してみると、リクルートカードのほうがチャージできる電子マネーの種類が多いことがわかりますね。

ただ、リクルートカードの国際ブランドによって、チャージできる電子マネーが違います。

国際ブランドごと、対応している電子マネーは以下の通り。

国際ブランド対応している電子マネー
VISA・MasterCard楽天Edy・モバイルSuica・SMART ICOCA
JCBモバイルSuica

電子マネーにクレジットカードでチャージしてポイントを貯めたいのであれば、VISAかMasterCardブランドのリクルートカードがおすすめです。

チャージできる電子マネーこそ少ないですが、楽天カードはクレジットカードと楽天Edyを一体型にすることも可能ですよ。

▼「R Edy」または「楽天Edy」というマークがついているのは、楽天Edy一体型のクレジットカードです。

楽天カード

楽天カードを作るだけで500円チャージされた状態で届きます。
しかも、楽天カードから楽天Edyにチャージしたときにもポイントが貯まりますよ。

楽天Edyを使うと200円ごとに1ポイント貯まるので、合わせると1.5%の還元率にできますね。

また、リクルートカードと楽天カードはどちらもApple Payに対応しています。

Apple Payに登録しておけば、カードを持ち歩くことなくQUICPayが使えるお店で支払えるので便利ですよ。

ネットショッピングではどちらがお得?

クレジットカードを使って、ネットショッピングを楽しみたいという場合もあると思います。

リクルートカードと楽天カードは、それぞれ以下のような大手ネットショッピングで使えますよ。

リクルートカードは、ネットショッピングというよりオンラインサービスが主ですね。

しかし、各サービスでリクルートカードを利用するとポイント還元率を高めることができますよ。

たとえば、それぞれのポイント還元率は以下の通り。

  • じゃらんnet:3.2%
  • ホットペッパーグルメ・ホットペッパービューティー:3.2%

じゃらんnetでは、通常2%のところ10%のポイントがつくプランもあります。
10%還元プランを利用すれば、ポイントが多くつくのでお得ですね。

リクルートカードを使ってじゃらんnetを利用すれば、旅行の費用を節約することにもつながりますよ。

ネットでの買い物でポイントを貯めたいのであれば、楽天市場で楽天カードを使うのがおすすめです。

楽天カードを使って楽天市場で買い物をすると、SPUという仕組みで少なくとも3%ポイントが貯まります。(うち1%は期間限定ポイント)

リクルートカード・楽天カードの審査について

リクルートカードと楽天カードをこれから使ってみようかなと思ったとき、審査からカード到着までどれぐらいかかるのかも気になるところですよね。

ちゃんと審査に通るかどうかも心配な部分です。

申し込みから審査結果が出るまでの時間は、どちらのカードも早いほうですよ。
大体、申し込みからカード到着までに約1週間ほどかかります。

審査に通るかどうかも心配になるところですが、こればかりは実際にやってみないとわかりません。

悩んでいるのであれば、とりあえず審査を受けるためにカードを申し込んでみましょう。

リクルートカードと楽天カードのポイントプレゼントについて

リクルートカードと楽天カードは、それぞれ新規入会&利用キャンペーンとしてポイントプレゼントがあります。

キャンペーンは常に行われていますが、時期によってはもらえるポイント数が違いますよ。

入会キャンペーンで、よりお得にポイントがもらえるのはリクルートカードですね。

過去に、最大10,000ポイントもらえるキャンペーンが行われていました。

楽天カードの新規入会&利用キャンペーンも常に5,000ポイント以上で、時期によっては7,000ポイントや8,000ポイントになることもあります。

しかも、2,000ポイントは通常のポイントとしてもらえるので、楽天証券の投資信託購入にまわすのがおすすめです。

楽天証券では、投資信託の購入に楽天ポイントが使えます
現金を使わずに投資ができるのでおすすめですよ。

お得なキャンペーンの時期をねらって、カードを申し込みましょう!

参考:リクルートカードの最新キャンペーンはこちらで確認できます
参考:楽天カードの最新キャンペーンはこちらで確認できます

リクルートカードと楽天カードの2枚持ちもおすすめ

楽天カード クレジットカード

それぞれのカードについて紹介してきましたが、どうしても選べない場合は、リクルートカードと楽天カードの2枚持ちもおすすめです。

というのも、リクルートカードと楽天カードは活躍するところがそれぞれ異なるから。

貯まるポイントも違うので、使うシーンにあわせて使い分けたほうが節約にもつながります。

リクルートカード・楽天カードはどちらも新規入会キャンペーンがお得な上、年会費無料で使えますよ。

カードを作る上でメリットしかないので、両方のカードを持っていても損はありません。

じゃらんnetなどリクルートサービスを使うときはリクルートカード、楽天市場などの楽天サービスを使うときは楽天カードといった感じで使い分けてみましょう。

どうしてもどちらか片方だけを選ぶなら、楽天カードのほうがおすすめですね。

楽天ポイントの使い道が多くて節約にもつながりやすいので、初めて持つクレジットカードとしてもぴったりです。

さいごに

リクルートカードと楽天カードについて比較してきましたが、結局のところクレジットカードを何に使いたいのかで選ぶ基準が変わってきます。

カードを選ぶときのコツについてまとめてみました。

  • 生活スタイル的にどちらのカードが合うのか
  • どんな目的・どんなお店でカードを使うのか
  • Pontaポイント楽天ポイントのどちらをよく使うのか

年会費やポイント還元率でいえば、そこまで大差はありません。

リクルートカードのほうがポイント還元率が高いとはいえ、SPUなどの仕組みを使えば楽天ポイントの還元率もグッと上がります。

どちらを選ぼうか悩んでいる場合は、どのポイントをよく使うか考えて決めてみてくださいね。

参考:リクルートカードを試してみるにはこちらから
参考:楽天カードを試してみるにはこちらから

おまけ:ほかのクレジットカードと比較したい場合

リクルートカードと楽天カードについて紹介してきましたが、クレジットカードはほかにもいろいろと種類があります。

カテゴリー別におすすめのクレジットカードも参考にしてみてくださいね。

ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

長野県在住のフリーライター。昔は貯金ができないタイプでしたが、子どもが生まれてからは時間の使い方・お金の考え方を改めるようになりました。時間の錬金術師になって、心にゆとりのある生活をするのが目標。クレジットカード・スマホ決済・メディア代節約についての発信が多めです。

柚木ゆうらのプロフィール