楽天銀行カードと楽天カードの違いはどこ?銀行カードのメリット・デメリットまとめ

これから楽天カードを作ろうと思ったとき、どのカードを選べばいいのか悩んでしまいますよね。

もし楽天銀行の口座も作りたいのであれば、楽天銀行カードがあることも意識しておきましょう。

楽天銀行カードなら、楽天銀行の口座開設と同時にカード申し込みができますよ。

そんな楽天銀行カードですが、実際にどんな特徴やメリットがあるのか気になりますよね。
あらかじめメリットやデメリットを知っておけば、カードを作るときの参考にできます。

このページでは、楽天銀行カードのメリットやデメリット、楽天カードとの違いについて詳しく紹介していきますね。

楽天銀行カードのメリット・デメリット・楽天カードとの違いを解説

楽天銀行カードとは?

楽天銀行カードは、楽天銀行のキャッシュカードとクレジットカードが一体型になったカードです。

クレジット機能つきなので、普段の買い物にも使えるカードですよ。
1枚で2役こなせるため、カードをまとめて管理したい場合におすすめですね。

カードの申し込み条件は以下の通り。

  • 18歳以上(高校生は除く)
  • 楽天カード株式会社からの電話連絡が可能

また、以下のカードを持っていると申し込めません。

  • 楽天銀行カード
  • 楽天銀行セディナカード
  • 楽天銀行ジョーヌカード
  • イーバンクカードジョーヌ
  • イーバンクカードOMC
  • 楽天カード

ちなみに、楽天銀行カードを申し込むためには楽天銀行の口座を開設する必要があります。

楽天銀行口座と楽天銀行カードは同時に申し込めるので、手続きの時間も短縮できて便利です。

楽天銀行カードのメリットについて

楽天銀行カードについてわかったところで、実際にどんなメリットがあるのか気になりますよね。

主なメリットは以下の通り。

  • 年会費が無料
  • 楽天ポイントが貯まる
  • クレジット一体型で支払いが便利
  • ETCカードも追加できる
  • 普通預金の金利が2倍になる
  • 利用通知がメールで届く
  • 海外旅行傷害保険がついている
  • Apple Payに登録できる

ここからは、それぞれのメリットごとに詳しく紹介していきますね。

年会費が無料

楽天銀行カードは、年会費無料で持てるカードです!

発行手数料もかからないので、ムダな出費を気にせずに作れますよ。

はじめて口座を作る場合でも、初期費用なく作れるので安心ですね。

楽天ポイントが貯まる

楽天銀行カードを使うことでも、楽天ポイントが貯まりますよ。

100円につき1ポイントが貯まるので、還元率は1%です。
しかも、楽天で買い物をする際はいつでもポイントが2倍になります。

内訳すると以下の通り。

購入分のポイント1%+楽天カード利用分のポイント1%=2%

楽天市場だけでなく、楽天トラベル楽天ブックスでもポイントが2倍貯まりますよ。

楽天ポイント加盟店では最大3倍のポイントが貯まるので、使い勝手のいいカードですね!

クレジット一体型で支払いが便利

楽天銀行カードは、キャッシュカードとクレジットカードが一体化しています。

1枚で2役こなしてくれるので、おサイフの中がかさばらないのも魅力的ですね。
クレジット機能つきなので、普段の支払いにも使えて便利です。

ちなみに、楽天銀行カードは以下の支払い回数に対応しています。

1回払い・2回払い・ボーナス払いは手数料も無料です。

ETCカードも追加できる

楽天ETCカード

楽天銀行カードでは、ETCカードを発行することができます。

ETCカードを使うと、通行料100円につき1ポイントが貯まるのでお得です。
楽天銀行カード1枚につき、ETCカードが1枚発行できますよ。

ETCカードは楽天銀行カードを申し込むときに、同時申し込みできるので便利ですね。

追加申し込みも可能なので、あとからETCカードを作りたくなったときも安心です。

ただ、楽天ETCカードは年会費が550円(税込)かかります。

次年度以降は、会員ランクがダイヤモンド会員・プラチナ会員の場合、1年間の年会費が無料です。
年会費を無料にしたいのであれば、会員ランクを上げておくのもいいですね。

普通預金の金利が2倍になる

楽天カード利用分の支払いを楽天銀行口座にしておくと、翌月の普通預金の金利が2倍の0.04%になります。

しかも、毎月の引き落としがあるだけで最大9ポイント楽天ポイントが付与されますよ。

楽天カードの支払いを楽天銀行口座にするメリットをまとめてみました。

  • 楽天市場での買い物がポイント+1倍
  • 楽天銀行の普通預金金利が2倍
  • 楽天カードの利用引き落としで毎月最大9ポイント付与

これから楽天カードを作ろうと思っている場合は、楽天銀行のキャッシュカードとクレジットカードが一体化した楽天銀行カードを作っておくと便利です。

口座開設も一緒にできるので手続きが楽ですよ。
ちなみに、楽天銀行カードの引き落とし口座は、楽天銀行のみ設定可能です。

ただ、普通預金金利に関しては楽天証券と楽天銀行をマネーブリッジで紐付けることで5倍の0.10%になるため、こちらのほうがもらえるお金が多くなりますよ。

利用通知がメールで届く

楽天銀行カードを使うと、登録したメールアドレスに利用通知が届きます。

カードを使って買い物をしたときや、キャッシュカードを利用したときに通知が届くので安心ですよ。

利用明細書が届く前にカード利用状況がわかるので、不正利用された場合も早めに発見できます。

カード利用通知を使うためにも、楽天e-NAVIで利用開始手続きをしておきましょう!

楽天銀行カードが手元に届いたら、早めに手続きすることをおすすめします。

海外旅行傷害保険がついている

楽天銀行カードには、海外旅行傷害保険もついていますよ。
旅行中の病気やケガを補償してくれるので、いざというときに役立ちます。

補償内容と保険金額は以下の通り。

補償内容保険金額
(傷害)死亡・後遺障害最高2,000万円
傷害治療費用最高200万円
疾病治療費用最高200万円
賠償責任最高2,000万円
携帯品損害最高20万円(免責金額3,000円)
救援者費用最高200万円

日本を出国する前に、公共交通機関や旅行料金を楽天銀行カードで支払った場合のみ、海外旅行傷害保険は付帯されます。

補償期間:日本を出発してから3ヶ月後の午後12時までの旅行期間

Apple Payに登録できる

Apple Pay

楽天銀行カードは、Apple Payに登録できます。

Apple Payに登録すると、QUICPayの加盟店で使えるようになるので便利ですよ。

カードを持ち歩かなくても支払いができるのでうれしいですね。

楽天銀行カードのデメリットについて

メリットも多い楽天銀行カードですが、場合によってはデメリットに感じる部分もあります。

デメリットになりそうな部分は以下の通り。

楽天銀行カードを作るときは、楽天銀行口座の開設が必要になります。

とはいえ、口座開設と一緒に楽天銀行カードの申し込みができるので、そこまでデメリットには感じませんね。

ただ、楽天銀行カードで家族カード・楽天Edy・楽天ポイントカード機能は使えません。

付帯サービスを重視したいのであれば、ほかの楽天カードを検討してみるのもひとつの手です。

締め日・引き落とし日はいつ?

楽天銀行カードはクレジット機能もついているので、支払い日があります。
締め日や引き落とし日がいつになるのかも気になるところですよね。

楽天銀行カードの締め日と引き落とし日は以下の通り。

  • 締め日:毎月末日
  • 引き落とし日:翌月27日

たとえば、1月1日~1月31日までの利用分は、2月27日に引き落としです。

引き落とし日が土・日・祝日にあたる場合は、翌営業日に支払いとなりますよ。

楽天銀行カードの限度額について

楽天銀行カードはクレジット機能もついているので、カード利用の限度額があるのか気になりますよね。

カードの限度額は、普通預金の口座残高の範囲内です。
残高以上の支払いはできないので注意しましょう。

ちなみに、1日の利用限度額は、1,000円単位から自分で設定することができますよ。

また、楽天銀行カードのATM取引の限度額は、1日あたり50万円に設定されています。

振込限度額や出金限度額は自分で設定可能です。
1日の限度額を変更したい場合は、上限金額を引き上げて設定しておきましょう。

いずれにしても、限度額を超えての利用はできないので注意してくださいね。

審査から到着までの流れ

これから楽天銀行カードを申し込もうと思った場合、審査からカード到着までの流れについても気になるところです。

審査からカード到着までの流れは以下の通り。

  1. 口座開設の手続きをする
  2. 楽天カード側で審査を行う
  3. 口座開設が完了する
  4. 発行手続き完了の連絡がある
  5. 楽天銀行カードが手元に届く

申し込んだ楽天銀行カードは、簡易書留で届きますよ。

約10営業日後が目安なので、手元に届くまで約2~3週間かかります。

年末年始やゴールデンウィークなど、連休が重なる場合はもう少し日数がかかることもあるので気をつけましょう。

楽天銀行カードと楽天カードの違いは?

楽天銀行カードのほかに楽天カードもありますよね。
名前も似ている2枚のカードですが、どんな違いがあるのかも気になるところ。

そこで、楽天銀行カードと楽天カードの違いについてまとめてみました。

 楽天銀行カード楽天カード
通常ポイント還元率1%1%
国際ブランドJCBJCB・VISA・MasterCard・AMEX
ETCカード
家族カード×
楽天Edy×
楽天ポイントカード機能×

こうして見ると、付帯できるサービスに大きな違いがあることがわかりますね。

楽天銀行カードでは、ETCカードのみ付帯できます。
ほかのサービスを付帯したい場合は、楽天カードを作ったほうがいいですね。

ちなみに、楽天銀行カードと楽天カードを両方持つことはできません。
どうしてもという場合は、楽天カードから楽天銀行カードへの切り替えが必要です。

カードを切り替えると、手元にある楽天カード・家族カード・楽天ETCカードが使えなくなるので注意しましょう。

楽天銀行カードを作るならキャンペーン中がお得!

楽天銀行カードでは、お得なキャンペーンを随時行っています。

たとえば、以下のようなキャンペーンがありました。

楽天銀行カード新規入会&1回利用で5,000円相当のポイント付与

楽天銀行カードに新規入会して、カードを使って支払うと5,000円相当楽天ポイントがもらえます。

キャンペーン期間によっては、もらえるポイント数が変わることもありますよ。

お得なキャンペーン中をねらって、楽天銀行カードを作ってみてくださいね。

さいごに

楽天銀行カードについてまとめてみました。

  • 年会費・発行手数料は無料
  • キャッシュカードとクレジットカードが一体型したカード
  • 楽天銀行の口座開設と同時申し込みできる
  • ETCカードも発行可能
  • 楽天ポイントが貯まる

楽天銀行カードはクレジット機能もついているので、これ1枚あれば支払いもできる上、お金もおろせます。

しかも、Apple Payに登録しておけば、カードを持ち歩かなくても支払えるので便利ですよ。

ここまで楽天銀行カードについて紹介しておいてなんですが、楽天銀行を使うのであれば、楽天証券から同時に口座開設するほうがキャンペーン適用も多くなる上、普通預金金利も上乗せされるのでこちらのほうがおすすめです。

せっかくならまとめて申し込んでおくと便利ですよ!

SPUの対象にもなっているので、楽天市場での買い物で1%還元率が高くなるメリットもあります。

参考:楽天証券と楽天銀行を同時に作るにはこちらから

楽天のクレジットカードを作るのであれば、普通に楽天カードや楽天PINKカードのほうがおすすめです。

おまけ:クレジットカード選びに迷っている場合

このページでは、楽天銀行カードに特化して紹介してきました。

ほかのクレジットカードと比較してみたい場合は、こちらも参考にしてみてくださいね。