三井住友カードが発行するゴールドカードの「三井住友ゴールドカード」は、そのセキュリティの高さと洗練されたサービスゆえに、「選ばれた人だけが持てるステイタスカード」と評されています。ご存知でしょうか?
今は、いろんなカードで気軽にゴールドカードを持てるようになっていますが、三井住友ブランドのゴールドカードは他とは違った特別感があり、ステータスカードにあてはまります。
ステータスを重視する方にとって最もおすすめなゴールドカードなんですが、三井住友ゴールドカードを持つと、どんな特典を受けられるのかも気になるところ。
このページでは、三井住友ゴールドカードが気になっている方に向けて、使う前に知っておくと役立つことや、逆に気をつけたい使い方について紹介していきますね。
三井住友ゴールドカードとは、選ばれた人だけが持てるVISA・Masterのステイタスカード
三井住友ゴールドカードとは、三井住友カード株式会社が提供する国内VISA・Masterカードです。
1980年に日本初の「VISA」カードとして国内外共通「住友VISAカード」発行したことをきっかけに、国内VISAカードの先駆者として高い信頼とステイタス抜群ということもあり、非常に人気のあるクレジットカードです。
満30歳以上の方だけに入会資格があるカードとなります。
ぼくの知り合いも三井住友のゴールドカードを使っているという話を聞きました。
三井住友カードって、VISAカードだけのイメージがあるかと思いますが、実はMasterCardブランドでも申し込みできるんですよ。
どちらも世界共通で使えるブランドですので、最終的には好みで選ぶ形になります。
年会費は年1万円だけど、初年度は無料!
ステータス性のあるゴールドカードということで、年会費が高くなってしまい、自分には手が出せないと思ってしまうのではないでしょうか。
その通りで、年会費は他のゴールドカードよりも高めに設定されています。
三井住友ゴールドカードの年会費は、なんと11,000円!
クレジットカードに1万円は高いと思ってしまうのが本音でかつ第一印象だと思います。
年会費が高くなる分だけ、サービスが充実していることは事実ですので、このあとで三井住友ゴールドカードの特典について紹介していきますね。
マイ・ペイすリボやWEB明細の利用で年会費を4,000円に節約できる
三井住友ゴールドカードの高い年会費ですが、やり方によっては半額以下にできるんですよ。
年会費を安くする方法は、以下の2つのいずれか、もしくは併用することです。
- 「マイ・ペイすリボ」の利用
- WEB明細書の利用
まずは、「マイ・ペイすリボ」から。
これが最も年会費節約に高価を発揮します!
三井住友ゴールドカードの支払い方法で「マイ・ペイすリボ」を設定してかつ、年に1回以上カード利用すれば、それだけで年会費が税抜5,000円も安くできるんです。
でも、マイ・ペイすリボって、名前の通りリボ払いになります。
リボ払いだと、手数料で損してしまいそうなイメージがありますが、これも裏ワザがありますよ!
その裏ワザとは、マイ・ペイすリボでの毎月の支払額とカードの利用限度額を一緒にしておくこと。
マイ・ペイすリボは、自分で毎月の支払額を決めることができるので、その仕組みを利用して、カードの利用限度額にしておけば、必ず一括払いになるので、リボ払い手数料が発生しません。
ゴールドカードの年会費だけを節約できる方法なので、カードを持ったら設定しておきましょう。
どうやってマイ・ペイすリボの設定をすればいいのかわからない・・・
そんな方に向けて、設定手順を別記事にしていますので、合わせてチェックしていただければと思います。
もう1つのWEB明細書サービスは、登録した上で過去1年間に6回以上の請求があれば、翌年の年会費が1,100円割引になります。
今は紙を使わないペーパーレスの時代ですよね。
環境にも優しいし、お財布にも優しいので、WEB明細書サービスはぜひ使うようにしておきましょう。
どうしても紙にしておきたい場合でも、WEB明細書を印刷すれば同じことができます。
今の時代は、プリンタを持っていなくてもコンビニ印刷があるので簡単に再現できますよね。
ちなみに、WEB明細書サービスとマイ・ペイすリボでの年会費割引は併用でき、両方割引すると三井住友ゴールドカードの年会費は4,400円まで下がりますよ。
11,000円だと高く感じたかもしれませんが、4,400円だと安く感じませんか?
改めて、三井住友ゴールドカードの年会費を一覧にしておきますね。
利用サービス | 年会費 |
---|---|
WEB明細書 + マイ・ペイすリボ | 4,400円 |
マイ・ペイすリボ | 5,500円 |
WEB明細書 | 9,900円 |
なし | 11,000円 |
【レアケース】2枚目の三井住友ゴールドカードを持つ場合は、年会費が2,000円になる
三井住友ゴールドカードは、複数枚作ることもできます。
もし、2枚目を持つ場合は、2枚目の年会費が2,200円になり、1枚目よりも圧倒的に安いですよ。
VISAとMasterCardそれぞれ1枚ずつ持っておきたい、そんな場合にはありがたいサービスです。
ただ、このサービスは私も含めて、基本的には使わないですよね^^;
公式にも書いていたということは、思いのほか使う人が多いのかもしれませんね。
家族カードは1人目が年会費無料。2人目から1,000円
もし、自分はゴールドカードを持つことができたら、家族にも三井住友ゴールドカードを持たせたいと思うのではないでしょうか。
家族カードを使うことで、ポイントも集約できるし、貯まりやすさも変わりますからね。
家族カードの年会費は、1人目無料になっています!
仮に、夫婦で使う場合は1人分の年会費だけで2人使えるのが便利ですね。
先ほど紹介した年会費割引のテクニックを使えば、4,400円で2人使えることになります。
ちなみに、2人目以降の家族カードは、年会費1,100円で持てますよ。
有料にはなりますが、ゴールドカードがこれだけの年会費で持てるのは明らかに安いです。
ETCカードの年会費も簡単に無料にできる
三井住友ゴールドカードをメインで使っていて、車を持っているのであれば、ETCカードが必要になりますよね。
車を持っているならETCカードは必須なんですが、ETCカード自体にお金はかけたくないところ。
三井住友ゴールドカードに付帯しているETCカードは、通常の年会費が550円かかってしまいます。
ただ、初年度は年会費無料ですし、2年目以降も前年に1回以上ETC利用があれば年会費無料にできるので、年会費のことは気にしなくて大丈夫ですね。
三井住友ゴールドカードのおすすめポイントまとめ
年会費についてはこれぐらいで、ここからは三井住友ゴールドカードのおすすめできるところを1つ1つ紹介していきますね。
これを見ていただき、年会費に見合うかどうかを判断していただけたらと思います。
1. 国内主要空港28ヶ所の空港ラウンジが無料で使える
三井住友ゴールドカードの魅力は、なんといっても全国28の空港でラウンジが無料で利用できるところです。
空港でチェックインや手荷物検査を済ませたあとは、フライトまでに結構時間がありますよね。
その時間をどうやって過ごすのかは、悩みどころの1つだと思います。
三井住友ゴールドカードを持っていれば、空いた時間を過ごす選択肢の1つに空港ラウンジが増えますよ。
通常だと、1,000円前後かかる空港ラウンジですが、三井住友ゴールドカードと航空券を提示すれば無料で利用できます。
ただ、日本国内の空港ラウンジは、そこまで豪華な設備というわけでもありませんので、期待しすぎないように行くぐらいでちょうどいいですよ。
北は北海道の新千歳空港から、日本の主要ターミナルである羽田国際空港や成田空港、関西国際空港、そして南は那覇空港までをカバーしています。
空港ラウンジの情報は、空港ラウンジ.comも参考になりますよ。
2. 年中無休のドクターコール24で健康相談できる
ドクターコール24とは、年会費の高いエグゼクティブカード、ゴールドカード、プラチナカードの方だけが利用できる、24時間年中無休・無料の自分専用のかかりつけ医です。
日本国内での急病や怪我、病気ではなくても体調の気になることなど、医療や健康の不安について医師をはじめとした専門のスタッフに相談できるサービスですよ。
実際、ドクターコール24を使ったときの体験談がこちら。
例えば私も、出産したばかりの友人と近場の温泉旅館に旅行した際にこのサービスを利用したことがありました。夜中に、友人の赤ちゃんが夜中に急に発熱してしまったのです。
友人も子育てにまだまだ慣れない中で不安だったのでしょう、救急医療機関に診察をお願いしようか、という話になったのですが、ひとまず「ドクターコール24」に相談したら専門家が赤ちゃんの状態を聞いてくれ、必要な対応方法を教えてくれました。
幸い、そのときは大事には至らなかったのですが、こんな時に相談できる相手がいるのは本当に安心だな、と身を持って体験したのを覚えています。
病院に行こうかどうか迷っているときに気軽に相談できるサービスがあるのは、安心感がありますよ。
これは、それほど表に出てこないですが、隠れた三井住友ゴールドカードの大きなメリットです!
3. reluxでの高級ホテル予約を2,000円引きにできる
三井住友ゴールドカードは、普通のクレジットカードとは違って「ゴールド」なので優越感に浸れますよね。
せっかくゴールドカードを持っているのだから、旅行や出張するときも、高級ホテルや高級旅館に泊まってみたいのではないでしょうか。
三井住友ゴールドカードを持っていると、高級ホテル予約サイトの「relux」を3,000円割引で使えます。
仮に1泊20,000円のところを利用した場合は、17,000円で済みますよ。
もともとの宿泊費が安ければ安いほど、割引率が高くなります。
高級ホテルで高くなりがちですが、それを3,000円引きで使えると、ゴールドカードを使っている自分に対して優越感を感じそうですね。
reluxの割引サービスは、三井住友ゴールドカードを作ったあと、Vpassにログインして「For Gold Menmbers」のメニューから使えます。
4.USJの1デイ・スタジオ・パスを割引価格で買える
三井住友カードは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)と提携していることもあり、USJの1デイ・スタジオ・パスを割引価格で購入できます。
もともとの価格がとても高いので、少しでも安くなることでその分だけ他のことにお金を使えますよね。
割引幅は大人800円ほど、子供だと500円ほどになります。
これは時期によって異なるので、使うタイミングで公式サイトを確認しておきましょう。
参考:ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの料金を安くする方法のまとめ
5. 年間3,059円の情報誌「VISA」を無料で届けてもらえる
三井住友ゴールドカードの会員になっていれば、「遊びのある暮らし提案マガジン」をコンセプトにした情報誌の「VISA」を毎月無料で届けてもらえます。
この、VISAを普通に定期購読すると、年間で税抜3,059円かかるんですよね。
もともと買って読んでいた方にとっては、大きな節約になります。
これまで読んでいなかった方にとっては、新たな情報源として活用できますよ。
ただ、全く読まない場合は積み上がっていくだけなので、ちょっと困ってしまうかも。
中には、このVISAをヤフオクやメルカリに出品している方もいましたので、細かなことができるのであれば、やってみるのも1つの手かもしれませんね。
6. ゴールド会員限定の専任の担当者がいる安心感
三井住友ゴールドカードは、ゴールドデスクという、ゴールドカード会員専用のインフォメーション窓口があります。
専任の担当者がつきカードやサービスに関することについて、なんでも相談することができますよ。
通話料はもちろん無料。
至れり尽くせりな感じで、安心感もありますよね。
これも長く付き合えるカードと言われる理由のひとつです。
7. 最高5,000万円の海外・国内旅行保険が家族にも適用される
ゴールドカードにもなると、旅行するときの保険も充実してきます。
海外旅行するときに使える保険の内容は以下の通り。
担保項目 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 (自動付帯:1,000万円 利用付帯:4,000万円) |
傷害治療費用 (1事故の限度額) | 最高300万円 |
疾病治療費用 (1疾病の限度額) | 最高300万円 |
賠償責任 (1事故の限度額) | 最高5,000万円 |
携行品損害 (1旅行中かつ1年間の限度額) | 最高50万円 |
三井住友ゴールドカードならではのサービスが、家族特約として、本会員と家族会員以外の家族も保険の補償対象(ひとり目無料、ふたり目から1,000円+税)になることです。
19歳未満の家族がいる場合には、この保険があることで安心感も増しますね。
家族での旅行にも保険が使えるのが大きなポイント。
もし、保険金額に満足がいかない場合は、他のクレジットカードも併用して保険を手厚くすることもできますよ。
三井住友ゴールドカードと同等以上のハイクラスカードであれば、アメックスやダイナースクラブカードがあります。
参考:海外旅行保険の体験談はこちら
参考:自動付帯・利用付帯の違いはこちらの記事が詳しいです
8. 年間300万円までの買い物安心保険
そして年間300万円まで買い物の安心保険がついているのも安心できるポイントです。
三井住友ゴールドカードで購入した商品であれば、破損や盗難による損害を購入日から90日間補償されます。
万一のときは、このショッピング保険を使いましょう!
一般的なクレジットカードだと、ショッピング保険があっても100万円程度ですが、三井住友ゴールドカードは最高額が高いですね。
三井住友ゴールドカード以外でも使える機能だけど便利なポイント
ここまではゴールドカードだけの特典を紹介してきました。
続いて、他の三井住友カードでも共通して使える部分ですが、知っておくと確実に役立つところを紹介しますね。
1. 電子マネーの「iD」が使える
三井住友カードは、電子マネーの「iD」が使えます。
iDはチャージして使うタイプの電子マネーではなく、使った金額をクレジットカードで後払いするタイプの電子マネーです。
そのため、チャージの必要もなく、残高を気にする必要がありません。
なので、チャージタイプの電子マネーよりも使いやすいですよ。
三井住友カードのiDは、3つのタイプから選べます。
- 専用カード
- クレジット一体型
- 携帯型
専用カードは、別にiD専用のカードを発行する方法。
管理が面倒になるので、おすすめしません。
個人的には、クレジットカードと一体型にしておくのが余計な手間や設定が必要なくておすすめです。
あと1つの携帯型は、おサイフケータイにカード情報を登録する方法になります。
2. Apple Payにも対応している
2016年10月から始まったApple Payは、三井住友ゴールドカードでも使えます。
三井住友ゴールドカードでApple Payに紐付けた場合は、iDマークのあるお店で使えますよ。
お店で使うときは、「iDで支払います」と伝えて、iPhoneやApple Watchをかざしましょう。
参考:Apple Payの使い方を説明した記事はこちら
参考:Apple Payにクレジットカードを紐付ける手順
3. カード裏面に顔写真を入れられる
他のクレジットカードではできなくて、三井住友カードだけにしかないサービスが、カードの裏面に顔写真を入れられること。
一見、なんてことのないサービスに思えますが、これがあることで不正利用防止に役立ちます。
例えば、海外旅行中に紛失してしまった場合、自分の顔写真が入っていることで、誰かに使われにくいですよね。
100%有効な方法とはいえないとは思いますが、こういったセキュリティへの配慮が安心感と信頼感につながっています。
三井住友ゴールドカードでのポイントの貯め方と使い方
ここまでは、ゴールドカードならではの特典や三井住友カードとしての特典を紹介してきました。
でも、普段は普通にクレジットカードとして使いますよね。
普段の利用では、ポイントが貯まります。
これがお得かどうかも気になるところではないでしょうか。
ここからは、三井住友ゴールドカードのポイントの仕組みや貯め方・使い方について説明していきますね。
ちなみに、三井住友ゴールドカードで貯まるポイントの名称は「Vポイント」です。
ポイントっぽくない名称なので、ここでは「ポイント」と表現していきます。
普段の還元率は0.5%
三井住友ゴールドカードのポイント還元率は0.5%です。
一般的なクレジットカードと変わらずですね。
ポイントの交換方法によっては、この還元率が低くなったり高くなったりします。
ポイントの付与は、1,000円ごとに1ポイントです。
通常カードの2倍のボーナスポイントがもらえる
三井住友ゴールドカードは、他の三井住友カードの2倍のボーナスポイントがもらえます!
もともと、1年間(前年2月〜当年1月)の利用額に応じてボーナスポイントがもらえるようになっています。
そのボーナスポイントが、ゴールドカードだと2倍になるんですよね。
詳しくは以下の表を見てください。
前年度の利用額 | ゴールドカード プラチナカード プライムゴールドカード | 一般カード |
---|---|---|
300万円以上 | 50万円で300ポイント 以降10万円ごとに60ポイント | 50万円で150ポイント 以降10万円ごとに30ポイント |
100万円以上 300万円未満 | 50万円で150ポイント 以降10万円ごとに30ポイント | 50万円で75ポイント 以降10万円ごとに15ポイント |
50万円以上 100万円未満 | 50万円で100ポイント 以降10万円ごとに20ポイント | 50万円で50ポイント 以降10万円ごとに10ポイント |
例えば、通常の三井住友カードだと、前年度に計100万円の買い物をした場合、翌年度に計100万円の買い物で100ポイントをプレゼントされます。
しかし、ゴールドカードの場合は、その2倍の200ポイント貯められるんですね。
メインで三井住友ゴールドカードを使っていくのであれば、差が出てくるところになります。
ポイントUPモールの利用で、楽天やAmazonでのお買い物でも2倍のポイントに
三井住友ゴールドカードは通常の買い物の場合、1,000円で1ポイント付与されます。
ですが、「ポイントUPモール」を経由して楽天市場やAmazonから買い物をするだけで、なんとポイントが2倍になります。
ショップによっては最大20倍のポイントが貯まるところもあるぐらい。
普段利用するようなネットショッピングでポイントを貯められれば、やはりお得な気分になりますよね。
ポイントUPモールは、言わば上記のようなサイトが集まったポータルお買い物サイトです。
三井住友ゴールドカードのポイントをより貯めるには、ポイントUPモールを積極的に活用するのがコツになりますよ。
ポイントUPモールでもらえるポイントだけでなく、もちろんカード利用に対するポイントも合わせてもらえるので2倍以上貯まる感覚でお得ですね。
貯めたポイントの使い方・交換できるポイントの種類まとめ
せっかくポイントを貯めても、使わなければ意味がありませんよね。
以下で一覧にしたのは、他の共通ポイントになります。
これだけあれば、日常生活で使用するようなポイントが網羅されているのではないでしょうか。
参考:三井住友ゴールドカードのポイント交換方法をまとめた記事
ポイントの有効期限は3年間あり、一般カードより優遇されている
三井住友ゴールドカードで貯めたポイントの有効期限は3年間になります。
三井住友カードなどの一般カードは、有効期限が2年間なので、1年間優遇されていますね。
こういったところにも、ゴールドカードならではの特典が活かされています。
3年の長い有効期限ですので、「ポイントの有効期限が切れるから、いつまでに使わなきゃ・・・」といった焦りを感じる必要も全くありません。
三井住友系の下位カードからの切り替えも視野にいれよう
審査基準のポイント
三井住友ゴールドカードの審査基準は「満30歳以上で、安定収入のある方」とされています。
ちなみに裏事情的には、勤続年数が短くてもヒストリーが綺麗だったり、会社自体の与信(評価)が高かったりすれば通りやすいです。
仕事の役職は変動するのであまり見ていません。
中でも一番大切なのは、クレジットカードのヒストリーです。
一度延滞したクレジットヒストリーは一年は消えないので、延滞があるならゴールドカードの審査基準はほぼ満たさないと考えましょう。
審査基準の容易さ
三井住友ゴールドカードを新規で申し込むよりも、三井住友カードからの切り替えで申し込んだほうが審査も通りやすいです。
ステイタスカード=審査基準が非常に高いためですね。
- 下位のカードから切り替え
- 新規入会
そのため、審査は上記の順で通りやすくなるでしょう。
三井住友カードや三井住友VISAアミティエカードなどの下位カードをお使いの方は、カードランクの変更を狙うのがおすすめです。
逆に下位カードを使っていない方は、まずはこれらのプロパーカードといわれる三井住友カードに入会するのも良いでしょう。
1〜2年間クレジットカードの支払いをちゃんとしていれば、ゴールドカードへの切替基準が、いきなり申し込みするよりは容易になりますよ。
申し込みから審査・到着までの流れ
ここまでの内容で、三井住友ゴールドカードが気になり、使ってみようと思った場合、手元に届いて使えるようになるまで、どんな流れになるのかが気になりますよね。
ということで、流れを一覧にしてみました。
- ネットで申し込む
- 銀行ウェブサイトで口座引き落としの設定
- 入会審査・カード発行
- 簡易書留でカード到着
1と2が今すぐできることになります。
入会審査やカード発行に掛かるのは、早くて3営業日です。
審査の結果がわかるだけなら、最短当日でわかるスピード感ですよ。
審査に通って無事にカード発行されたら、簡易書留で自宅に届きます。
ここまで早くて約1週間。
長くみても2週間あれば家に三井住友ゴールドカードが届くと思って大丈夫ではないでしょうか。
ちなみに、銀行ウェブサイトで口座引き落としの設定をする場合は、ネットバンキングできないといけません。
三井住友銀行をはじめとしたメガバンクでもできますが、個人的にはネット銀行であるソニー銀行・イオン銀行がおすすめ。
さいごに:三井住友ゴールドカードのメリットとデメリットをまとめました
長くなりましたので、改めて三井住友ゴールドカードの特徴をメリットとデメリットごとにまとめました。
まずはメリットから。
- 国内空港ラウンジが無料で使える
- 24時間365日医療・健康の相談ができる
- reluxで3,000円割引が使える
- 情報誌「VISA」が無料で読める
- ゴールドデスクが使える
- 海外旅行傷害保険が家族にも使える
- ポイント有効期限が3年になる
- 日本国内でのステータスカード
- セキュリティが充実している
続いてデメリットも。
- 年会費が無料ではない。安くなっても4,400円かかる
- ポイント還元率での優位性に欠ける
デメリットを知っておくことで、これらが自分にとって許容できる項目かどうかがわかるので、安心してゴールドカードを使えると思います。
ゴールドカードは年会費が高いので、納得していただいた上で使っていただければ、それだけ満足度も高くなるはず。
ステータスのあるカードになりますので、もし利用される場合は審査に通過することを願っています!
審査に通るコツとしては、入力項目をしっかり埋めて、質問には正直に答えることです。
ちなみに、ネット申し込みだと、キャンペーン内容も充実しており、VJAギフトカードやキャッシュバックなどがありますよ。
三井住友ゴールドカードが届いたら、Vpassの登録をしておきましょう。
これで、マイ・ペイすリボの設定やWEB明細書の確認ができますよ。
おまけ:他の三井住友カードと比較されたい方へ
でも、もしゴールドカードにしっくりこない方は他のクレジットカードも検討してみることをおすすめします。
- 三井住友カード デビュープラス(18〜25歳向け)
- 三井住友カード
- プライムゴールドカード(若年ゴールドカード)
- プラチナカード