ANAマイルのお得な貯め方と使い方をANA上級会員が徹底解説!知り尽くして飛行機代を節約しよう

こんにちは!
ANAの上級会員になっている、ノマド的節約術の松本です。

ANAの飛行機に乗るなら、ANAマイレージ(ANAマイル)はセットでついてきますよね。

どうせマイルを貯めるなら、少しでも多く貯めたいところです。

私も、2016年3月にニュージーランドに行ったことがきっかけで、初めてANAマイルを貯めることができました。

やはり1マイルでも保有していると、気になってくるものですよね。

今後、マイルをお得に貯めて使うためにも、ANAマイルのことを詳しく知っておこうと思いました。

このページでは、ANAマイルを貯める方法と、お得に使う方法をまとめて紹介していきますね。

ANAマイルのお得な貯め方と使い方

まずはANAマイレージクラブ会員になろう

ANAマイルを貯めるためには、ANAマイレージクラブ会員になっていることが最低条件です。

いろいろな方法でANAマイレージクラブ会員になることができるのですが、私は、年会費無料で登録できる方法を使いました。

他にも、以下のような方法でANAマイレージクラブ会員になることができますよ。

ANAマイルを貯めることを優先するなら、ANAカードを使って、普段のクレジットカード払いでもANAマイルを貯めるようにするのが手っ取り早いです。

1マイル2.5〜3円が目安

成田空港に行った時に、ANAカードの勧誘を受けました。

カードを申し込むつもりはなかったのですが、せっかくなので、疑問に思っていることを聞いてみることに。

一番気になっていたのが、1マイルって何円相当になるのかです。
勧誘してくださった方が言うには、一般的には1マイル2.5〜3円だそうです。

もちろん、使い方によっては1マイルの価値が変わるので一概には言えませんが・・・ということでした。

ANAマイルの使い方もいろいろありますので、はっきりとしたレートが決まってないんですよね、

貯まったマイルを使う時は、できる限りいいレートになるような使い方をしましょう。

2016年8月後半〜9月前半にニュージーランドに一緒に行った方は、エコノミークラスからビジネスクラスにアップグレードするために50,000マイルを使って、そのおかげで20万円台でビジネスクラスにできました。

普通にビジネスクラスを予約したら、60万円台なので、この場合1マイル8円になりますね!

マイルの価値は使い方によって大きく変化します。

参考:国内線マイレージチャート
参考:国際線マイレージチャート

ANAマイレージ(ANAマイル)の貯め方

ここからは、どのようにすればANAマイルを貯めることができるのかを紹介していきます。

いろいろな方法がありますよ!

ANAの飛行機に乗る

最もシンプルなマイルの貯め方は、ANAの飛行機に乗ることです。

区間ごとに基本マイレージが設定されています。
例えば、東京ー大阪のマイル数は280です。

マイルの積算率によって、貯まるマイルが増えたり減ったりする仕組みですよ。

75%になった場合は210マイル、150%になった場合は420マイル貯まります。

同じ区間であっても、マイルの積算率によって貯まるマイル数が変わってくるのを覚えておきましょう。

株主優待券を使って運賃を半額にした場合は、75%の積算率になります。

株主優待でのANAマイル履歴

また、搭乗するごとにANAプレミアムポイントが貯まります。
1年間で数多くのポイントを貯めると上級会員なれますよ。

ANAとのコードシェア便に乗る

私がニュージーランドに行った時に使ったニュージーランド航空は、ANAと同じスターアライアンスに加盟しているので、ANAマイルを貯めることができるんですよね。

予約する時に、ANAマイレージクラブの会員番号を入力したことで、ANAマイルを貯めることができました。

成田からオークランドの往復で13,732マイルも貯まりましたよ!

ANAマイルが貯まった証拠

航空券の予約をする場合は、ANAマイルを貯めることができる便であるかどうかを確認するクセを付けておくと、長い目で見た時に節約につながりますよ。

今回のニュージーランドも、ANAマイルのことを知らなかったら、みすみす13,732マイルを逃したことになりますからね。知ってて良かった〜。

ニュージーランドに行くときは、ビジネスクラスを利用したので、エコノミークラスよりは料金が高くなりましたが、マイルが貯まった分、わずかですが元を取った気分です。

事後加算申請する

ANAやスターアライアンスの便を利用したときに、ANAマイレージクラブの番号を登録しておかなかった場合は、マイルが貯まりません。

損してしまった・・・と思うかもしれませんが、あとで事後加算申請することでちゃんとマイルが加算できますよ。

実際私も搭乗前にANAマイレージクラブの番号が登録できず、あとで申請して無事に加算してもらったことがあります。

ANAのツアーを利用する

を使って、ANAのツアーで旅行することでもANAマイルが貯まるプランがあります。

セットになっていることもあり、値段もそれほど高くないので、次回以降マイルを使うことを考えるのであれば、を使うのもいいですよ。

ANAカードがあれば5%OFFになるのもうれしいところ。

ANAマイルが貯まるクレジットカードを使う

普段の生活からマイルを貯めるなら、ANAマイルが貯まるクレジットカードを使うのが一番です。

そういうカードは世の中にたくさんあって、自分の生活スタイルに合わせて選ぶことができるぐらい選択肢が多いですよ。

主なカードは以下の通りです。

純粋なANAカードの一覧は、以下のページで全部紹介しています。

一般的なカードで選ぶのならANA VISAカードでしょうか。
VISAブランドなので、海外でも使いやすいメリットがあります。

あと、東京メトロを普段から使うのであれば、ソラチカカードはかなりおすすめです。

エクストリームカードと組み合わせて使うことで、ANAマイルがかなり貯めやすくなっていますよ。

ビジネス向け:ANAダイナースプレミアムカードが最強

ANAマイルを貯める最強のクレジットカードは、ANAダイナースプレミアムカードです。

ただし、年会費が税抜で155,000円かかるので、ビジネスで使う方向けになります。

その代わり、100円使うごとに2マイル相当のポイントが貯まるので、マイルの貯まりやすさは抜群ですよ!

私の身近な方で、このANAダイナースプレミアムカードを使っている方がいて、ANAマイルの貯まりやすさに驚いていました。

ただ、ANAダイナースプレミアムカードは招待制のカードで、誰でも申し込めるわけではありません。

ダイナースカードでANAマイルを貯めるなら、通常のANAダイナースカードを使うのがいいですよ。

ANAカードを持っていると1年ごとにマイルのボーナスがある

ANAカードの多くは、年会費がかかりますが、年会費を支払うタイミングでボーナスマイルをもらえます。

年会費が高い分、ボーナスマイルがもらえることで少し緩和されますので、お得感がありますよ。

例えば、ANA VISA一般カードだと、年会費2,000円ですがボーナスマイルは1,000マイルあります。

ゴールドカード以上になると、ボーナスマイルも多くなりますよ。

ANAマイル特約店で買い物する

ANAマイルは、飛行機に乗ったりクレジットカードの利用だけで貯まるものではありません。

特約店になっているお店で買い物すると、使った金額に応じてマイルがさらに加算されるお得な仕組みがあります。

例えば、スターバックスだと200円ごとに1マイル貯まるという具合です。

ANAカードを持っている方が対象なので、クレジットカードでマイルを貯めるのと合わせて使うと、貯まりやすさが違ってきますよ。

普通の買い物で貯まるポイントとは別にマイルが貯まるので、ポイント二重取り状態にできるのがうれしいですね。

楽天EdyへのチャージでANAマイルが貯まる

一部のANAカードであれば、クレジットカードから楽天EdyにチャージするだけでANAマイルが貯まります。

支払いに楽天Edyを使っているのであれば、積極的に使いましょう。

200円ごとに1マイルが貯まりますよ。

チャージで楽天Edyが貯まるクレジットカードの一覧は以下の通りです。

  • ANA JCBワイドゴールドカード
  • ANAダイナースカード
  • ANAカード プレミアム
  • ANAスーパーフライヤーズJCBゴールドカード
  • ANAスーパーフライヤーズダイナースカード
  • ANA JCBスーパーフライヤーズカード プレミアム
  • ANA ダイナーススーパーフライヤーズプレミアムカード
  • ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード

SPGのポイントをANAマイルに交換する

SPGの会員登録をして、SPG系列のホテルに泊まると、SPGのポイント(旧:スターポイント)が貯まります。

貯めたポイントは、ANAマイルに等価交換できるのでとてもお得ですよ。(3ポイント=1マイル)

スターポイントは、クレジットカードのSPGアメックスを持っていると、かなり貯まりやすくなるので、出張や旅行で宿泊機会が多いならかなりおすすめです。

SPGアメックスを持つことでSPGのゴールド会員になることができ、宿泊時にポイントがもらえるので、実質的に毎回マイルもらっているようなものになります。

カード利用額100円ごとに3ポイント貯まるので、それも合わせるとかなりお得です。

スルガ銀行ANA支店の取引でマイルが貯まる

銀行口座のスルガ銀行ANA支店を使うと、以下のような一般的な取引でマイルを貯めることができますよ。

  • 口座振替
  • 給与振込
  • 定期預金

一度やるだけでマイルを貯める仕組みを作れるので、徹底的にマイルを貯めるならおすすめです。

トリップアドバイザーへの口コミでANAマイルが貯まる

旅行のクチコミサイトであるに口コミして掲載されるとANAマイルがもらえます。

毎月最大で1,500マイルがもらえるので、コツコツできる方はやってみてもいいかもしれませんね。

ANAマイレージクラブ会員向けトリップアドバイザー登録ページ」からの手続きが必要なので、口コミする場合はここから登録しましょう。

KIX-ITMカードのフライトポイントを交換する

関西国際空港や伊丹空港で使えるKIX-ITMカードを使えば、フライトポイントが貯まります。

40ポイント以上になれば、ANAマイルとも交換できますよ。
搭乗するだけでコツコツ貯まるおすすめの方法です!

JALマイルからANAマイルにする方法も

いくつものポイントを介してやらないといけないのですが、JALマイルからANAマイルに交換する方法もあります。

さすがに等価交換とはいかないですが、やり方次第では0.9倍のレートで交換できちゃいますよ!

詳しいやり方は以下のページで。

ソラチカカードを使ってメトロポイントからANAマイルに交換して貯まる

ANAマイルをめちゃくちゃたくさん貯めたいのであれば、クレジットカードのソラチカカードは必須と言っていいぐらいです。

ソラチカカードを持っていると、メトロポイントからANAマイルへの交換が90%のレートになります。

また、LINEポイントからメトロポイントへの交換ができるようになっているため、LINEポイントさえ貯めることができれば、めちゃくちゃANAマイルを量産できますよ!

その代わり、メトロポイントからANAマイルへの交換は月20,000ポイントが上限となっているため、ANAマイルは最大で月18,000マイルまでしか獲得できません。

nimocaポイントからANAマイルに交換する方法

nimocaポイント交換機からANAマイルに交換する手順

を持っているのであれば、nimocaポイントからANAマイルに交換もできますよ。

しかも70%のレートで交換できるのがお得なところ!
1,000ポイントだと700マイルにできますよ。

私もこの方法でANAマイルをたくさん手に入れました。

ソラチカカードを使った方法よりはレートが落ちますが、その分だけポイント交換数の上限がありません。

ANAマイルの有効期間は3年間

貯めたANAマイルの有効期間がいつまでなのかが気になりますよね。

ANAマイルの有効期間は3年間となっています。
この期間内に使い切るようにしましょう。

ANAマイルの使い方

せっかくANAマイルを貯めたとしても、マイルを使わなければ意味がないですよね。

貯め方を知ったあとは、お得な使い方を知っておき、せっかく貯めたマイルをムダにしないようにしましょう。

ANAの特典航空券に交換する

ANAマイルの使い方として、最も一般的でおすすめなのが航空券に交換することです。

マイルのおかげで、お金を払わず航空券を手に入れることができますよ。

無料で飛行機に乗れるってうれしいですよね!

貯まったマイルを航空券に交換する方法は、以下のページが詳しいですよ。

ANA SKYコインに交換する

ANAマイルは、ANA SKYコインに交換もできます。
マイルの有効期限が切れてしまいそうなときは、ANA SKYコインにして有効期限を先延ばしにできますよ。

ただ、ANA SKYコインへの交換はマイルで使うよりもレートが悪くなってしまいます。

交換レートは1〜1.7倍です。

ANAプレミアムポイントを貯めている方にとっては、ANAマイルよりもANA SKYコインの方がいいので、上級会員を目指すならANA SKYコインは使い道がありますよ。

他社ポイントと交換することもできる

10,000マイル貯まったけど、結局飛行機に乗ることがないので、マイルを使う機会がないこともありますよね。

そんな時は、他社のポイントに交換しちゃいましょう。

主に、以下のポイントに交換できますよ。

10,000マイルを10,000ポイントに交換できます。
この時のマイルの価値は1マイル=1円になるので、航空券に交換するよりはレートが悪くなりますね。

ただ、ムダにマイルを有効期間切れにしてしまうよりはマシです。

航空券との引き換え以外にも使い道があるので、安心してマイルを貯めてくださいね。

国際線アップグレードで利用する

飛行機に乗る時の座席は、いろいろな種類がありますよね。

普通に乗った場合は、エコノミークラスだけだと思いますが、他にもビジネスクラスやファーストクラスがあります。

貯めたANAマイルを使って、アップグレードすることができますよ。

  • エコノミークラス → ビジネスクラス
  • ビジネスクラス → ファーストクラス

マイルを使ってアップグレードすると、エコノミークラスの料金でビジネスクラスに乗れるのがお得ですよ。

国際線は乗る時間も長くなりますので、料金そのままでアップグレードすることで、より快適な飛行機の時間になります。

私も過去にビジネスクラスを利用したことがありますが、エコノミークラスと比べても快適さが全然違ったので、アップグレードする価値は十分ありますよ。

ニュージーランド航空のビジネスクラス座席

ANAショッピングポイントに1マイルから交換できる

他のポイントに交換する時は、最低10,000マイル必要になるので、ハードルが高いですよね。

これだと、せっかく貯めたマイルをムダにしてしまうのではないかと心配になると思います。

もし、ANAマイルの有効期限が迫ってきても、航空券に交換したり、他社ポイントに交換するほどではない場合、ANAショッピングポイントに交換しましょう。

ANAショッピングポイントへの交換であれば、1マイル=1ポイントから交換できるので、1マイルもムダにすることがありません。

航空券にするのと比較すると、レートは落ちるかもしれませんが、ムダにしてしまうよりはマシですよね。

ANAショッピングポイントは、ANAショッピングでの買い物に使えますよ。

2016年4月1日からは、ANAショッピングポイントを使いつつ、ANAカードを持っていることによる5%OFFの割引特典も併用できるので、お得な買い物ができますよ。

さいごに

ANAマイルは一般的によく知られていることもあり、貯め方も使い方もとても充実していますね。

一度貯めようと思って行動し始めたら、自然とANAマイルを貯められると思います。

貯まったマイルは、いろいろな方法で使うことができるので、自分の生活スタイルに合った使い方をして、ムダのないようにしていきましょう。

ANAマイルを貯めるなら、まずはANAカードを検討してみてくださいね。

おまけ:JAL派はこちら

ANAではなく、JALを使っているなら、こちらがおすすめです。

ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

このサイト「ノマド的節約術」の運営者。節約アドバイザー・クレジットカードアドバイザー。会社を辞めて子どもが産まれるタイミングで家を買いました。収入ゼロから始まった節約生活の日々で身に付けたお金の知識を紹介しています。そもそも論から考えるミニマリスト的な節約術、クレジットカード、ポイントやマイル、株主優待、投資信託、移動を安くする方法に詳しいです。

松本 博樹のプロフィール