三井住友カードをずっと年会費無料にする方法・メリットやデメリット・お得すぎるキャンペーンについて解説

三井住友カードには、いろいろな種類があり、その中でもベーシックなカードが「三井住友カード(旧:三井住友VISA三井住友カード)」です。

2020年2月3日から、三井住友カードから名前が変わり、三井住友カードというシンプルな名前になりました。

そんな新しくなった三井住友カードは、年会費無料で持つ方法がありますよ!

また、三井住友カードを使っていく上で知っておきたいメリットとデメリットについて、このページで詳しく紹介していきます。

お得な使い方を知っていることで、ポイントが貯めやすくなったり、割引特典を受けたりできますよ。

三井住友カードの使い方

三井住友カードの通常年会費はがかかる

三井住友カードを使うとき、通常だと年会費が必要になります。
税込1,375円ですね。

そこまで高くないものの、やっぱり無料ではないことに抵抗があるのではないでしょうか。

マイ・ペイすリボを使って年会費無料にする方法も

年会費無料キャンペーンは、いつまでもあるわけではありません。

それ以外の方法で、年会費無料にするのであれば、マイ・ペイすリボを使う方法もありますよ。

マイ・ペイすリボで年に1回でもリボ払いの手数料を払っていれば、翌年の年会費が無料になります。

ただし、リボ払いの手数料を払うということで、何も考えずに払い続けていると明らかに大損してしまうので、仕組みを理解していない場合は、素直に年会費を払っておいたほうがいいですよ。

リボ払いで月10,000円払う設定にしておき、10,100円使うようにして、100円分だけにリボ払いの手数料を発生させるなどして、自分で計算してうまいことできるなら、チャレンジするのはありです。

ちなみに、マイ・ペイすリボの毎月の支払額は、三井住友カードの限度額と同じにできるので、それを使えば、マイ・ペイすリボを使ってもリボ払い手数料を0円にできます。

家族カードの年会費が無料になる

三井住友カードでは、家族カードを持つこともできます。

家族カードは、1枚目だと無条件で年会費無料になりますよ。
若くして結婚したなどで、配偶者に家族カードを持ってもらう場合は、お得になりますね!

また、2枚目以降の家族カードを発行する場合は、1人あたり税込440円です。

ETCカードの年会費は1回以上使えば無料

三井住友カードで、ETCカードを付帯させて持つこともできます。

ETCカード自体の年会費も気になると思いますが、こちらは年に1度でも使えば無料になりますよ。

初年度の年会費が無料になるので、1年に1回ETCカードを使っていれば、ずっとETCカードの年会費が無料ですね。

まったく使わないのなら、年会費550円かかってしまうので、付帯で作らないほうがいいですよ。

ETCカードの発行自体は任意なので、必ずしも作る必要はありません。

VISAとMastercardの2枚持ちもできる

三井住友カードは、VISAブランドだけしかないように思うかもしれませんが、実はMastercardにも対応しています。

さらに、VISAとMastercardの2枚持ちにも対応していますよ!

2枚目の三井住友カードを作った場合、もう1枚の年会費は税抜250円で持てるので、単純に2倍になるわけではありません。

2枚で使い分けたい場合は両方作るのもおすすめです。

また、キャンペーンによっては1枚ごとに適用される場合もあるため、その場合は2枚あるとキャンペーンも2倍になってお得ですよ。

デザインが新しくなりました

三井住友カードの新しいデザイン 2020年2月から

また、2020年2月3日から三井住友カードのデザインが新しくなりました。

上にあるようなシンプルなデザインになっています。

カード番号が表面ではなく裏面に書かれているのが大きな変更ですね。
また、それにともなって凸凹もなくなっているので、財布に入れやすいのがうれしいところです。

PiTaPa専用カードにおすすめ

三井住友カードのPiTaPa

三井住友カードは、手頃な年会費で持てるクレジットカードということもあり、個人的には関西の交通系ICカードであるPiTaPa(ピタパ)を持つためのクレジットカードとして使うのもありだと思っています。

奥さんの分で以前三井住友カードを先に作りましたが、そのときはPiTaPa目的で作りました!

PiTaPaを作るときは、三井住友カードを申し込むタイミングで、オプション申し込みでチェックを入れるだけです。

PiTaPaを使った分は、三井住友カードの請求時に合わせて引き落とされるため、チャージする手間がほとんどありません。時間短縮になっておすすめです!

単純に交通費を安くすることだけを考えたら、PiTaPaよりもいい方法はありますが、関西圏に住んでいて時間を一番節約できるのは間違いなくPiTaPaですね。

ポイント還元率は0.1%と高くはない

三井住友カードを使うときに、ポイントの貯まりやすさは気になるところではないでしょうか。

税込200円使うごとに1ポイント貯まりますよ。
1ポイントの価値は1円相当になるので、ポイント還元率にすると0.1%になります。

この0.1%という数字は、一般的なクレジットカードと比較するとそこまで高くはありません。

とはいえ、三井住友カードではポイントを貯める方法がいくつかあるので、このあとで紹介していきますね。

コンビニやマクドナルドでポイント5倍になる

三井住友カードに限らず三井住友カード共通のサービスで、主要なコンビニやマクドナルドでポイントが貯まりやすくなる仕組みがあります。

対象のお店は以下の通り。

これらのお店で三井住友カードを使うと、最大でポイント5倍になりますよ。

通常の税込200円ごとの1ポイントに加えて、利用金額200円につき2%ポイントが加算される仕組みです。

カード払い、VISAのタッチ決済iDなどの支払い方法が対象になりますよ。

ただ、それぞれの支払い方法ごとに金額が加算されてしまうため、どれか1つだけを使うほうがより確実にポイントを貯められます。

カード払いもしくはiDでの支払いが無難ですね。

※一部ポイント加算対象とならない店舗および、指定のポイント還元にならない場合あり。

※また、一部Visaのタッチ決済・Mastercardコンタクトレスがご利用いただけない店舗があります。

選んだ3つのお店でポイント2倍になる

三井住友カードでは、自分がよく使うお店を登録しておくことで、貯まるポイントが通常の2倍にできます。

通常のポイント還元率が0.5%なので、これでようやく1%にできますね。

登録できるお店は、三井住友カード側で指定されていますので、ここになければ登録はできません。

コンビニ・スーパー・ドラッグストアが多いので、日常的に使うお店を登録しておけば、ポイントが貯まりやすくなりますよ!

ポイントUPモールで最大ポイント20倍貯まる

三井住友カードに限らず、三井住友カード全体の話ですが、独自のポイントUPモールを持っています。

Amazon楽天市場などの主要なショッピングサイトをはじめ、数多くの提携ショッピングサイト持っており、ポイントUPモール経由でお買い物をすることで通常の2倍~5倍のポイントを手に入れることができますよ。

買い物先によっては、最大でポイントが20倍になるところもあります。

忙しくて、買い物へ出かける余裕がない場合に使うと、ポイントも貯まる分だけ一石二鳥ですね。

ネットショッピングでのポイント獲得だけでなく、普通に買い物するたびにポイントが貯まる分も合わせると、結構ポイントが貯まりますよ。

ポイントの有効期限は2年間

三井住友カードで貯めたポイント(Vポイント)の有効期限は、ポイント獲得月から2年間です。

これまでにポイント交換できるように、ポイントを貯めていくようにしましょう。

ちなみに、ゴールドカードになると有効期限が3年間に延びます。
ここで微妙に差がありますね。

貯めたポイントの使い道について

三井住友カードを使ってせっかく貯めたポイントも、使わないと意味がないですよね。

貯めたポイントを何に交換できるのかが気になるところではないでしょうか。

主に以下のものに交換できますよ。

  • キャッシュバック
  • iDバリュー
  • 商品券や景品と交換
  • マイレージへ移行
  • ポイント移行

キャッシュバックよりもiDバリューがお得

キャッシュバックとiDバリューは似たようなものですが、個人的にはiDバリューのほうがおすすめだと思います。

キャッシュバックの場合は1ポイント3円(還元率0.6%)ですが、iDバリューになると1ポイント5円(還元率1.0%)で交換できますよ。

三井住友カードを使っている年齢だと、基本的にお金があまりないと思うので、iDを使って常に1%節約できるとかなり助かりますよね。

ちなみにiDバリューとは、三井住友カードiDを使ったときの代金から値引きになるものです。

ただし、iDバリューを使うときは、三井住友カードiDを持っていることが条件になるため、使いたいなら別途申し込んでおきましょう。

商品券や景品と交換はレートがちょっと悪い

三井住友カードの特典であるVJAギフトカード

2つ目のポイント交換方法が商品券や景品との交換。
この中で一番実用的なのは商品券ですね。

例えば、以下のような金券に交換できますよ。

三井住友カードから交換できる商品券
商品券の名称交換レート
VJAギフトカード1,100ポイント → 5,000円分
ルートインホテルズご宿泊優待券400ポイント → 2,000円分
カエトクカード600ポイント → 2,000円分
タリーズカード250ポイント → 1,000円分
MOS CARD250ポイント → 1,000円分
図書カードNEXT500ポイント → 1,500円分
ジェフグルメカード300ポイント → 1,000円分
ミスタードーナツ商品券300ポイント → 1,000円分
すかいらーくご優待券300ポイント → 1,000円分
マックカード300ポイント → 1,000円分
クオカード300ポイント → 1,000円分

商品券の場合は、1ポイント3〜4円ぐらいになってしまうので、ちょっとレートが悪いです。

景品の中だと、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのスタジオ・パスが1,500ポイントで交換できますよ。

ポイント移行もおすすめ

三井住友カードで貯めたポイントを、一番ムダにせずに済みそうなのがポイント移行ですね。

他のポイントに交換できるので、普段の買い物などで使いやすいですよ。

代表的なポイント交換先は以下の通り。

三井住友カードで貯めたポイントの交換先
ポイント名交換レート
三井住友プリペイド1ポイント=5円
楽天ポイント1ポイント=5円相当
Vポイント1ポイント=4円相当
ヨドバシゴールドポイント1ポイント=5円相当
dポイント1ポイント=5円相当
ビックポイント1ポイント=5円相当
PeXポイント1ポイント=5円相当
WALLEVポイント1ポイント=5円相当
nanacoポイント1ポイント=4円相当
Gポイント1ポイント=5円相当
Pontaポイント1ポイント=4円相当
楽天Edy1ポイント=4円
電子マネーWAONポイント(三井住友カードWAON)1ポイント=5円相当
電子マネーWAONポイント(その他WAONカード)1ポイント=4円相当
ジョーシンポイント1ポイント=5円相当
ベルメゾン・ポイント1ポイント=5円相当
ショップ de ポイント1ポイント=5円相当
カテエネポイント1ポイント=5円相当
プレミアムバンダイ プレミアムポイント1ポイント=4円相当
自治体ポイント1ポイント=5円相当
カエトクカード1ポイント=4円相当

マイレージへ移行

ポイントをANAマイルなどのマイレージへ交換することもできます。

飛行機に乗ることが多い方や、今後海外旅行を計画していたり、留学する時に使いたいといった場合はマイレージへの交換も選択肢の1つです。

ポイントをマイルにできるのは以下の3つ。

  • ANAマイル
  • クリスフライヤーマイル
  • ミッレミリアマイル
  • ブリティッシュエアウェイズエグゼクティブクラブAvios
  • イースタンマイルズポイント

いずれも1ポイントを3マイルに交換できます。

ANAマイルに関しては、三井住友カードとはまた別にANA VISAカードを持っていると、より交換レートがよくなりますよ。

最大で1ポイント15マイルにできます!

電子マネーの対応状況

三井住友カードは、以下の電子マネーにも対応していて、連携することでより便利に使えますよ。

iDは、専用カード・カード一体型・おサイフケータイで使うタイプの3種類があります。

三井住友カードは、iDと一体型で1枚のカードとして持てるのが便利なので、私は一体型をおすすめします。

他にもいろいろカードに追加でき、日々の買い物を便利にできますよ。

Apple Payに対応している

三井住友カードは、iPhone7やApple Watch2以上で使える支払方法のApple Pay(アップルペイ)に対応しています。

もし、対象のiPhoneなどを持っているのであれば、三井住友カードをApple Payに紐付けておくことで、支払いの時間を短縮できますよ。

三井住友カードでApple Payを使う場合は、電子マネーの「iD」が使えるお店のみとなります。

VISAのタッチ決済に対応している

スイス国鉄でコンタクトレス決済対応しているマーク

三井住友カードは、VISAのクレジットカードがあります。

VISAカードには、Wi-Fiが横向いたようなアイコンがあり、これはタッチだけで支払いができることを意味していますよ。

ローソンやマクドナルドなど、一部のタッチ決済に対応しているお店だと、カードをかざすだけで支払いが終わります。

使えるお店が少ないのが残念ですが、めちゃくちゃ便利で簡単な方法なので、一度使えば感動すると思いますよ!

海外ではVISAのタッチ決済に対応しているお店が多いので使いやすいです。

Reluxでの宿泊料金を割引できる

ヒルトンの室内
↑ヒルトンホテルの室内の様子↑

三井住友カードは、旅行向けの特典もあります。

比較的、高級なホテルや旅館を集めた宿泊予約サイトのReluxを使うときに、割引が適用されますよ。

初回利用で5%割引、2回目以降でも3%割引されます。

30,000円だったとしたら、初回だと1,500円・2回目以降だと900円も安くなりますよね。

浮いたお金でより旅を楽しめると思います!

Reluxの割引サービスは、三井住友カードを作ったあと、Vpassにログインしてから使いましょう。

ランクアップすると、さらにReluxでの割引率が上がります。

三井住友カード デビュープラスを作れなかった向けのカード

ここまで説明しておいてなんですが、三井住友VISA三井住友カードは若いうちに三井住友カードを作らなかった方が申し込むためのカードだと思います。

18〜25歳であれば、ポイント還元率が1%で旅行保険も充実してる三井住友カード デビュープラスを年会費無料で持てますので、そちらを作った方が絶対にいいですよ!

私が18〜25歳の頃は、三井住友カード デビュープラスの存在すら知らなくて、作る機会が全くありませんでした。

この頃に作れなかったから、三井住友VISA三井住友カードを作ったという理由があります。

三井住友VISA三井住友カードはPiTaPaとiDが使えるから作ったというのが大きな理由なので、普段使いには適していないです。

あくまでサブカードとして使うのがいいですよ。

さいごに:要点のまとめ

ここまで三井住友カードについて、いろいろと説明してきましたので、要点をまとめておきますね。

  • 初年度年会費無料(2年目以降1,375円)
  • PiTaPaが使える、時間短縮に効果的
  • サブカードとして使うのがおすすめ
  • VISAのタッチ決済に対応
  • 工夫すればポイントも貯まる

三井住友カードは、キャンペーンなどで年会費無料にできるのがありがたいカードですね。

私はほぼPiTaPa専用カードとして使う予定なので、年会費無料にできるのは本当にありがたいです。