JCBプラチナカードの特典やメリット・デメリットのまとめ。年会費の元をとるお得な使い方やキャンペーンも紹介

こんにちは!
クレジットカードを20枚以上持っている、ノマド的節約術の松本です。

クレジットカードのJCBカードから新しいカードである「JCBプラチナカード」が出てきました。

JCBゴールドカードよりもランクが高いカードになりますが、プラチナカードをわざわざ手にする価値があるのかどうか気になりますよね。

このページでは、そんなJCBプラチナカードの特徴について詳しくみていきます。

JCBプラチナカードは年会費に見合うメリットがある?ラウンジなどお得な使い方をまとめました

また、同じ日に「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」というカードも新しく出てきました。

こちらは、年会費無料でポイント還元率が1%になりますよ。
もし気になったのであれば、以下のページをチェックしてみてくださいね。

JCBプラチナカードはインビテーションなしで普通に申し込みできる

JCBプラチナカードは、プラチナカードにも関わらず、招待制(インビテーション)ではなく普通に申し込みしぽて手に入れることができるカードです。

審査にさえ通過すれば、JCBプラチナカードをすぐ手に入れることができちゃいます。

ちなみに、招待制で入手可能な「JCBゴールドザ・プレミア」よりもランクが上のカードになりますよ。

一般的なプラチナカードになると、招待されないと申し込めないカードも多いですが、JCBプラチナカードであれば、欲しいと思えば今すぐ申し込むことができます。

参考:JCBプラチナカードを作るにはこちらから

JCBプラチナカード

既にJCBオリジナルシリーズを持っているなら切り替え手続きになる

もし、既にJCBオリジナルシリーズのクレジットカードを持っていて、新たにJCBプラチナカードを作りたいとなった場合は、切り替え手続きすることになります。

JCBオリジナルシリーズのクレジットカードは以下の通りです。

これらのカードを既に持っていてJCBプラチナカードを作りたい場合は、会員サイトの「MyJCB」からアップグレードを申し込むことで切り替え手続きできますよ。

これら以外のJCBカードを持っているなら、普通にJCBプラチナカードを申し込みましょう。

年会費は税込27,500円

そんなJCBプラチナカードの年会費は税込で27,500円
招待制で入手可能な「JCBゴールドザ・プレミア」よりも年会費が高くなっています。

JCBカードの最高峰である「JCBザ・クラス」よりは年会費が安いので、カードのランクとしてもJCBザ・クラスよりは下の位置づけになるでしょうね。

これだけの年会費を払う価値があるのかどうかをこれから見ていき、今後の判断材料にしていただけたらと思います。

私は、JCBプラチナカードと同等のJAL・JCBプラチナカードを使っていますが、JCBプラチナカードの特典をいろいろ使っていくと、「この年会費は安いのでは?」と思うようになりましたよ。

家族カードの年会費は1人まで無料

JCBプラチナカードは家族カードも作ることができます。
しかも家族カードの年会費は1枚まで無料なのがうれしいですね。

本会員が年会費27,500円と考えると、2枚持てば1人あたり13,750円まで抑えることができます。

また、家族カードをさらに作る場合は1人あたり3,300円(税込)で持てますよ。

個人的に、クレジットカードの家族カードを作ることはおすすめしていないのですが、JCBプラチナカードの家族カードはお得ですね!

ETCカードの年会費は無料

また、JCBプラチナカードでは別途申し込みすることで、ETCカードを発行できます。

ETCカードを作るとなると、年会費が気になるかと思いますが、ETCカードの年会費は無料です。

必要なのはJCBプラチナカードの年会費だけですね。
もしJCBプラチナカードをメインで使うのであれば、ETCカードも併用すると支払いをまとめられますね。

ポイントは1,000円ごとに1ポイント貯まる

JCBプラチナカードをもし持ったら、普段の生活の中で使う機会が出てくると思います。

そのときにポイントがどれぐらい貯まるのかが気になるところではないでしょうか。

JCBプラチナカードは、利用額1,000円ごとに1ポイントが貯まります。

1ポイントあたり5円の価値がありますので、還元率にすると0.5%ですね。

ちなみにJCB ORIGINAL SERIESパートナーのお店であれば、ポイント2倍以上になっていますので、活用方法次第では、ポイントがかなり貯まりやすいですよ。

これはどのJCBカードでも同じですね。

集計期間中のカード利用額が大きいと、ポイント還元率が0.8〜0.85%に

JCBプラチナカードを使うのであれば、金額が大きくなるかと思います。
それならより知っておくとお得なことがありますよ!

集計期間中(年間)でのカード利用額が100万円を超えると、特典適用期間中になったら通常の1.6倍ポイントが貯まります。
ポイント還元率にすると0.8%ですね。

また、300万円を超えた場合は、通常の1.7倍ポイントが貯まるようになります。
こちらはポイント還元率にすると0.85%。

通常で1%のポイントが貯まるカードもある中で比較すると見劣りしますが、JCBプラチナカードをメインにするなら知っておくと、よりお得に使えるようになりますよ。

海外でカード利用するとポイント2倍に

また、JCBプラチナカードを持っていてかつWEB明細サービスの「MyJチェック」に登録しておくと、海外で利用した場合は自動的にポイント2倍になります。

海外利用の場合はポイント還元率が1.0%ですね!
ただ、海外でクレジットカードを利用すると、決済手数料で1.6〜1.7%程度の手数料がかかりますが・・・。

この部分を徹底的に節約したいのであれば、あえて海外でJCBプラチナカードで決済しないのも1つの手です。

その場合は、ソニー銀行のデビットカードである「Sony Bank WALLET」がおすすめ。

貯めたポイントは他のポイントなどに交換できる

せっかくJCBプラチナカードを使ってポイント(Oki Dokiポイント)を貯めたとしても、使わなければ意味がありませんよね。

貯めたポイントは、他のポイントやマイルに交換できますよ。

代表的なところを一覧にしておきました。

ポイント名交換前OkiDoki交換後ポイント
ANAマイル5001,500
JALマイル5001,500
デルタスカイマイル5001,500
ANA SKYコイン5001,500
nanacoポイント5002,500
dポイント5002,000
WALLEVポイント5002,000
ビックポイント5002,500
ビックネットポイント5002,500
ベルメゾン・ポイント5002,500
ジョーシンポイント5002,500
楽天ポイント5002,000
Pontaポイント5002,000
電子マネーWAONポイント5002,000
セシールスマイルポイント5002,500
楽天Edy5001,500
カエトクカード5002,000
スターバックスカードチャージ5002,500

ほとんどが1ポイント4〜5円相当になっていますね。
マイルにも交換できますので、マイルの使い方次第では、1ポイントあたりの価値をより高めることもできますよ。

Apple Payでの支払いに対応している

JCBプラチナカードはJCBカードの一種であるため、Apple Payにも対応していますよ。

もしiPhone7以上やApple Watch2以上を持っているのであれば、紐付けておくことで支払い時の手間を省けます。

Apple Payを使うときは、QUICPayで支払うことを店員さんに伝えれば大丈夫ですよ。

まれにJCBカードでApple Payを使うことによるキャンペーンが行われることもあるので、もし対応している端末があるのならぜひ試してみましょう。

グルメ・レストラン系のサービスを活用する方法

JCBプラチナカードでは、レストランなどの割引サービスが他のJCBカードよりも充実しています。

外食が多かったり、仕事での接待・デートが多かったりするのなら、JCBプラチナカードが活躍する機会は増えますよ。

有名レストランの料金が1名分無料になる「グルメ・ベネフィット」が便利!

JCBプラチナカード グルメ・ベネフィット 店舗利用

JCBプラチナカードと提携している国内の有名レストランを2人以上で予約して所定のコースメニューを選んだ場合、1人分の料理が無料になるサービスの「グルメ・ベネフィット」があります。

基本的には高級レストランでの利用になるため、もともとの料金が高いですが、それが1人分無料になると割引額はとても大きいですよ。

1万円前後は節約できると思っていいぐらい。
私が利用したときは、1人12,500円のコースだったので、たったこれだけで年会費の半分も元が取れますね。

普段の食事ではなかなか使いづらいですが、接待などで使うときにうまくこの割引を活用して、いいところをお得に利用してみましょう!

実際に使ってみたら、とても美味しい料理をリーズナブルに楽しめました。
また使いたいサービスですね!

JCBカード グルメ・ベネフィット レシート

「ダイニング30」の対象店舗だと飲食代が30%割引になる

ダイニング30で利用した店 食事

グルメ・ベネフィットとはまた別に、JCBプラチナカードでは「ダイニング30」というグルメのサービスがあります。

こちらはダイニング30の対象店舗になっているところに事前に予約して、専用クーポンを提示・JCBプラチナカードで支払うことで合計金額やコース代金が30%割引になるサービスですよ。

過去に利用したときは、もともとは24,300円だったところが支払い金額は17,010円になります。割引額は7,290円ですね。

何度もダイニング30を使っていれば、JCBプラチナカードの年会費の元も取れますよ。

ダイニング30での支払い

「JCBゴールド グルメ優待サービス」で20%割引

「JCBゴールド グルメ優待サービス」は、JCBプラチナカードに限らず、JCBゴールドカードでも使えるサービスです。

JCBゴールド グルメ優待サービスの対象になっているお店で予約して専用クーポンを使うと、合計金額やコース代金から20%割引になりますよ。

10,000円の食事代なら、2,000円も割引になるのが大きいです!

ダイニング30よりは割引率が低くなりますが、対象のお店が多くなっているため、比較的使いやすいですよ。

「京爛漫」で京都の料理と宿で優待を受けられる

JCBオリジナルの京都ガイド「京爛漫」では、パンフレットを請求したあとに対象になっている京都のお店に予約したりお店に行ったりしたときにサービスを受けられます。

料理の場合はコース代金が割引になったり、特別なサービスを受けられたりしますよ。

京都旅行する予定があるときや、関西に住んでいて京都観光を1日楽しみたいときに使えますね。

ポケットコンシェルジュを使うと2,000円割引に

ポケットコンシェルジュを使って利用したお店のメニュー

JCBプラチナカードでは、ポケットコンシェルジュというサービスを使うこともできます。

ポケットコンシェルジュを使って予約するときに、優待クーポンコードを入力することで、通常料金より2,000円安くなりますよ。

ポケットコンシェルジュを使ったときの領収書

クーポンコードは、MyJCBにログインしてポケットコンシェルジュのページを見ると記載されています。

支払いはJCBプラチナカードで行えば大丈夫です。

ポケットコンシェルジュも、知っていると役立つサービスですので、ここぞの食事のときに使えますよ。

ただし、他のクーポンとの併用はできないので気をつけてくださいね。

旅行・レジャー系のサービスを活用する方法

JCBプラチナカードでは、旅行やお出かけなどのサービスが充実しています。
むしろ、ここのサービスがあるからこその年会費になりますので、もしJCBプラチナカードを検討しているのであれば、ぜひ使い倒してほしいです。

プラチナ・コンシェルジュデスクが使える

JCBプラチナカードならではの特典になるのが専用デスクとなる「プラチナ・コンシェルジュデスク」です。

24時間365日いつでも電話することができ、宿の手配・チケット・レストランなどの予約をしてもらえますよ。

また、それ以外の相談にも対応しており、秘書がいるような感覚として使えます。

「JCBプレミアムステイプラン」で厳選したホテルや旅館に電話1本で宿泊できる

JCBプレミアムステイプランで泊まったホテル

JCBプラチナカードでは、宿泊用のサービスも充実しています。

「JCBプレミアムステイプラン」というサービスを使えば、全国で人気のあるホテルや旅館を電話1つで予約できますよ。

特別価格での予約になるのもお得なところです。
ただ、私が利用したときはネット予約するよりも高くなってしまいましたが、使い方にもよるのでしょうね。

ネットでわざわざ予約するのに時間がすごくかかってしまうという場合は、JCBプレミアムステイプランを使えば電話だけでいい宿泊場所を気軽に手配してもらえるため、便利に使えると思います。

海外旅行傷害保険が自動付帯に

JCBプラチナカードはランクが高いカードということで、海外旅行傷害保険が自動付帯になっています。
持っているだけで海外旅行するときの保険代わりになりますよ。

事故・病気・ケガ・盗難などにあったときの保険があることで、余計な不安を1つ減らせるはず。

JCBプラチナカードと合わせて、別のクレジットカードで自動付帯になっているものを持っておくとより盤石にできます。

個人的におすすめなのはエポスカードですね。

また、JCBプラチナカードならではのサービスで、JCBプラチナカード本会員と生計を共にする家族で19歳未満の子供がいる場合は家族特約サービスもあります。

航空機遅延保険にも対応

JAL便

飛行機で移動するとなると、天候などいろいろな事情で遅れてしまうことがありますよね。

その影響で宿泊や食事が必要になってしまった場合は、保険金が出るようになっています。

こういったサービスがあるのもプラチナカードならでは。

国内の空港ラウンジが無料で使える

福岡の空港ラウンジ

JCBプラチナカードは、ランクが高いこともあって、国内の空港ラウンジが無料で使えます。

航空券とJCBプラチナカードの両方を提示すればラウンジに入れますよ。

国内の空港ラウンジは、フリードリンクと電源が使えることにメリットがありますが、設備はそこまですごいというわけではありませんので、過度な期待はされないほうがいいかと思います。

プライオリティパスが付帯される

取得したプライオリティパス

あと、JCBプラチナカードを持つのならぜひ使ってみて欲しいサービスが「プライオリティパス」です。

プライオリティパスを持っていると、世界1,000ヶ所以上の空港ラウンジが使えるようになり、海外旅行や海外出張のときにとても便利になりますよ。

私も海外に行くときはプライオリティパスのお世話になっています。

日本の空港ラウンジより設備が充実していて、便利に感じることも多いです。

もし、プライオリティパスを使ってみたいと思った場合は、別途申し込み手続きをしてくださいね。

USJのJCB LOUNGEが使える

大阪にあるテーマパークのユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)にはJCBのラウンジがあります。

JCBプラチナカードを持っていれば、USJ内にあるJCBのラウンジが使えますよ。

プラチナカード以上を持っていないと入ることができない特別なラウンジになります。

歩き疲れたときにこのJCBラウンジでゆっくり休みなどして、より充実した時間を過ごせるようにしましょう。

また、「ザ・フライング・ダイナソー」というアトラクションを優先で遊ばせてもらえますよ。

ちなみに、USJをお得にする方法はノマド的節約術でも別記事で紹介しています。

京都駅にあるJCBラウンジも使える

JCB京都ラウンジ 外観

ラウンジつながりでいうと、京都駅にあるJCBラウンジもJCBプラチナカードを持っていることで使えるようになります。

同伴者も1名まで無料で利用できるため、カップルや夫婦などでの京都観光にも便利に使えますよ。

手荷物を預けることができるのは大きなメリットで、預けてそのまま京都観光を楽しめますね。

審査を通りやすくするための考え方

JCBプラチナカードは名前の通り、プラチナカードになりますので、普通のクレジットカードと比べると審査に通るのが難しそうに感じますよね。

私は同じランクだと思われるJAL・JCBプラチナカードを持っていますが、無事に審査に通過しました。

そこそこのカード利用実績があり、申込時の入力項目にしっかり1つ1つ回答していくことで審査通過の確率を高められると思います。

落ちる可能性が上がるところを1つ1つ減らしていって、あとは審査に通ることを祈るしかないですね。

まずは試してみないと審査通過するものもしないので、もしJCBプラチナカードが持ちたいのならチャレンジしてみましょう!

JCBプラチナカードはキャンペーンも充実しています!

JCBギフトカード

これまで紹介してきた内容でJCBプラチナカードに興味を持って、自分も使ってみようと思ったかもしれませんね。

JCBプラチナカードでは、入会キャンペーンがあります。
入会するだけでJCBギフトカードが5,000円分もらえるため、これで少し年会費の元がとれますよね。

JCBギフトカードが届くのはJCBプラチナカードの入会月から2ヶ月後の月末までになります。

他にもいろいろと条件を満たすことでキャッシュバックやJCBギフトカードがもらえたりするものがありますよ。

ただ、無理に条件を満たす必要はなく、できそうな条件だけを満たすようにすれば、ムダ使いすることないです。

さいごに

JCBプラチナカードは、いろいろなラウンジが使えるようになるのが大きなメリットで、目立ったところになりますね。

これだけのサービスがあるカードを普通に申し込めるのもうれしいところ。

JCBプラチナカードの上のランクがJCBザ・クラスになりますので、JCBザ・クラスを目指している方にとっても持っておきたいカードといえます。

カードのデザインも高級感があって、見た目もいいので、サッと出したときの印象が変わるのではないでしょうか。

そんなJCBプラチナカード、ぜひ活用してみてくださいね。

参考:JCBプラチナカードを作るにはこちらから

おまけ:JCBカードに関連する記事

ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

このサイト「ノマド的節約術」の運営者。節約アドバイザー・クレジットカードアドバイザー。会社を辞めて子どもが産まれるタイミングで家を買いました。収入ゼロから始まった節約生活の日々で身に付けたお金の知識を紹介しています。そもそも論から考えるミニマリスト的な節約術、クレジットカード、ポイントやマイル、株主優待、投資信託、移動を安くする方法に詳しいです。

松本 博樹のプロフィール