吉野家(よしのや)は、松屋・すき家・なか卯とともに人気のある牛丼チェーン。
意外にも、吉野家には100年以上の歴史があるんですよ。
そんな吉野家も時代に合わせて変化してきました。
支払方法もそのひとつ。
少しずつキャッシュレス決済の種類が増えていき、2019年(令和元年)9月現在、多くの支払方法が選べるようになっています。
そこで、吉野家の会計で使える電子マネー・スマホ決済サービスを一挙に紹介しますよ。
どの支払方法がいいか悩んだときに、参考にしてくださいね。
吉野家で使える支払方法について
吉野家では、どんな支払方法が使えるのでしょうか?
最初に、吉野家で使える支払方法を紹介しますね。
▼吉野家の支払方法は、以下のとおりですよ。
- 現金
- 電子マネー
- スマートフォン(スマホ)決済
残念ながら、クレジットカードを使って支払うことはできません。
その代わり、電子マネーのチャージやスマホ決済の引き落としにクレジットカードを紐付けることで、間接的に利用できますよ。
また、商品券ではジェフグルメカードが使用できます。
なお吉野家ホールディングスの株主優待券も、使えますよ。
次からは、それぞれの支払方法について詳しくみていきますね。
吉野家で使える電子マネーの一覧
まずは、吉野家で使える電子マネーから紹介します。
吉野家で使える電子マネーの種類は、以下のとおりです。
▼交通系ICカードで、吉野家で使えるものは以下のとおり。
近畿地方の私鉄などで使えるPiTaPaは利用できませんので、注意してくださいね。
それぞれの電子マネーについて、詳しくみていきましょう。
吉野家プリカで支払う場合
吉野家プリカは、吉野家が発行している吉野家独自のカード型電子マネーです。
事前にお金をチャージして使う、前払い方式(プリペイド方式)ですよ。
吉野家プリカの発行は、各店舗のレジでおこないます。
また、お金をチャージするのも店のレジですよ。
吉野家プリカの最大の魅力は、チャージするごとにチャージ金額の2%が上乗せしてチャージされること。
吉野家のヘビーユーザーなら、吉野家プリカでの支払いはかなりお得なんじゃないかと思います。
▼吉野家プリカの使い方については、以下のページを見てください。
Suicaなどの主要交通系電子ICカードで支払う場合
吉野家では、Suica(スイカ)などの主要な交通系ICカードでも支払えます。
カード型のものだけでなく、スマートフォン(スマホ)をを使ったモバイルSuicaでの支払いもできますよ。
交通系ICカードは、事前にチャージをして使います。
Suicaの場合、クレジットカードを登録してチャージをすれば、間接的にクレジットカードを使えます。
そうすれば、チャージするごとにクレジットカードのポイントも貯まってお得です。
登録するクレジットカードは「ビューカード」がおすすめ。
ビューカードでSuicaにチャージすると、なんとポイントが3倍(還元率1.5%)にもなります!
なお、ビューカードの種類は、ビックカメラSuicaカードがおすすめですよ。
▼吉野家でSuicaなどの交通系ICカードを使って支払う方法の詳細は、以下のページを見てくださいね。
WAONで支払う場合
吉野家では、WAON(ワオン)を使った支払いもできますよ。
吉野家のキャッシュレス決済の中で、最初に利用できるようになった支払方法が、WAONなんですよ。
WAONはイオンモールやマックスバリュなどを運営するイオングループの電子マネーサービスです。
事前にお金をチャージして使う、前払い式(プリペイド式)となりますよ。
ただし、吉野家の店舗でのチャージはできません。
WAONは、使うたびにWAONポイントが貯まります。
WAONポイントは、利用金額200円(税込)で1ポイントですよ。
貯まったWAONポイントは、電子マネーにチャージできます。
さらに、JALマイルが貯まるWAONカードだと、利用金額200円(税込)ごとに1マイル付与されます。
▼吉野家でWAONを使って支払う方法の詳細は、以下のページを見てくださいね。
nanacoで支払う場合
吉野家では、nanaco(ナナコ)での支払いも可能です。
nanacoは、コンビニのセブンイレブンやスーパーのイトーヨーカドーなどを運営する、セブン&アイ・ホールディングスの電子マネーサービスですよ。
事前にお金をチャージして使う、前払い式(プリペイド式)です。
しかし、吉野家の店舗でチャージはできないので、注意してくださいね。
nanacoで支払いをすると、nanacoポイントが貯まります。
nanacoポイントは、利用金額200円(税込)で1ポイントですよ。
なお、吉野家では貯めたnanacoポイントを支払いにあてられません。
▼吉野家でnanacoを使って支払う方法の詳細は、以下のページを見てくださいね。
QUICPayで支払う場合
吉野家の支払いには、QUICPay(クイックペイ)が使えます。
QUICPayは、後払い方式(ポストペイ方式)の電子マネーです。
カード型だけでなく、スマホを使ったモバイル型でも支払えます。
事前にクレジットカードを登録し、QUICPayで支払った分がクレジットカードで請求されるという仕組み。
だから、QUICPayを使って支払うたびに、登録しているクレジットカードのポイントが貯まるのでお得です。
ポイントの還元率が高いクレジットカードを登録するのがおすすめですよ。
▼吉野家でQUICPayを使って支払う方法の詳細は、以下のページを見てくださいね。
iDで支払う場合
吉野家では、iD(アイディー)での支払いもできます。
iDは、携帯電話・通信会社のNTTドコモが開発した、後払い式(ポストペイ式)の電子マネー。
カード型でも、スマホなどを使ったモバイル型でも利用できます。
QUICPayと同じく、クレジットカードを登録して支払いをするので、利用ごとにクレジットカードのポイントが貯まりますよ。
もちろん、ポイント還元率の高いクレジットカードの登録がおすすめです。
dカードやdカードGOLDなど、NTTドコモ系のクレジットカードだと、さらにお得ですね
▼吉野家でiDを使って支払う方法は、以下のページを見てくださいね。
楽天Edyで支払う場合
吉野家では、楽天Edy(ラクテンエディー)を使った支払いも可能。
楽天Edyは、楽天市場などで知られる楽天株式会社系列の電子マネーサービスです。
スマホ決済の「楽天ペイ」とは別物なので、間違えないようにしましょう。
ちなみに2019年現在、吉野家では楽天ペイには対応していません。
楽天Edyを使って支払えば、楽天ポイントが貯まります。
楽天ポイントの付与は、利用金額200円(税込)で1ポイントです。
なお、楽天ポイントは1ポイント=1円で支払いにもあてられます。
▼吉野家で楽天Edyを使って支払う方法は、以下のページを見てくださいね。
吉野家で使えるスマホ決済サービスの一覧
電子マネーのあとは、スマホを使ったスマホ決済サービスについて紹介しますね。
▼吉野家で使えるスマホ決済は、以下のとおりですよ。
ひとつずつ詳しくみていきますね。
なお、Alipay(アリペイ)は中華人民共和国向けのサービスですので、説明は省きます。
メルペイで支払う場合
吉野家ではメルペイでの支払いもできます。
メルペイは、フリーマーケットアプリのメルカリのサービスです。
メルペイの利点は、メルカリでの売上や貯まったメルカリポイントを支払いに充てられる点ですね。
▼吉野家でメルペイを使って支払う方法の詳細は、以下のページを見てくださいね。
PayPayで支払う場合
吉野家では、PayPay(ペイペイ)を使った支払いもできますよ。
PayPayは、国内のスマホ決済の中でも使えるお店が多いのが特徴です。
また、PayPayを使うと「PayPay残高」が貯まります。
さらにPayPayは、前払い式(プリペイド式)と後払い式(ポストペイ式)の2通りの支払方法があります。
前払い式は、事前にチャージをしておき、チャージした金額の中から支払いをする方法。
クレジットカードを登録して、カードからチャージすることもできますよ。
なおチャージできるクレジットカードは、Yahoo!Japanカードのみです。
後払い式は、事前にクレジットカードや銀行口座を登録しておき、支払った金額があとでクレジットカードや銀行口座から引き落とされます。
▼吉野家でPayPayを使って支払う方法の詳細は、以下のページを見てくださいね。
LINE Payで支払う場合
吉野家では、LINE Pay(ラインペイ)でも支払えますよ。
LINE Payを使うと、LINEポイントが貯まります。
LINEポイントが貯まると、支払いに使えるのが魅力です。
Androidのスマホだと、LINE Payカードを持っていればQUICPayに登録して使えますよ。
なお、iPhoneなどiOSは、QUICPayへの登録には対応していません。
▼吉野家でLINE Payを使って支払う方法は、以下のページを見てくださいね。
電子マネーやスマホ決済とほかの支払方法は併用できる
吉野家では、電子マネーやスマホ決済と、そのほかの支払方法(現金など)との併用はできません。
ただし、前払い式(プリペイド式)の電子マネーで、残高が会計金額より少なかった場合に限り、不足分を現金で支払えます。
電子マネーやスマホ決済と割引クーポンは併用できる
なお、電子マネーやスマホ決済と割引クーポンは併用できますよ。
クーポンを使うときは、会計がはじまったとき、最初に店員へ出しましょう。
▼たとえば、スマホアプリの「スマートニュース」などで配布されている割引クーポンなどがあります。
▼紙のクーポンなら、JAF会員向けの冊子「JAFプラス」に付いているクーポンがありますよ。
公式アプリの割引クーポンについては、吉野家の食事代を安くお得にする方法についてまとめたページを見てください。
電子マネーやスマホ決済でもVポイントが貯められるが、Vポイントを支払金額にあてられない
さらに、電子マネーやスマホ決済でもVポイントが貯められます。
▼クーポンと同じく、会計の最初のタイミングでVポイントカードを店員に提出してください。
ただし、貯めたVポイントを吉野家の支払いにあてるには、現金払いでないといけません。
電子マネーやスマホ決済を使うときは、Vポイントを支払金額にあてられませんよ。
Vポイントについては、吉野家でのVポイントについて紹介したページを見てくださいね。
吉野家で電子マネーやスマホ決済できないときの原因と対処法
吉野家で電子マネーやスマホ決済で支払うとき、うまくできないときがあるかもしれません。
考えられる原因は、以下のとおりです。
- 使おうとしている支払方法に対応していない
- チャージ式の場合、チャージ残高が不足している
- 利用上限を超えている
- カードやスマホが壊れている
- 紐付けているカードや銀行口座が使用不能になっている
順にみていきましょうね。
使おうとしている支払方法に対応していない
一部の吉野家の店舗では、使えない電子マネーやスマホ決済があります。
多くの吉野家の店舗では、利用できる電子マネーやスマホ決済の一覧が掲げられていますので、確認してみてください。
また、支払うときに店員さんから対応していないことを知らされることもあると思います。
もし、使いたい支払方法に対応していないときは、対応している別の支払方法にするか、現金で支払いましょう。
チャージ残高が不足している
Suicaやnanaco、LINE Payなど、前払い(チャージ)式の電子マネーやスマホ決済の場合、チャージ残高が支払金額より少ないと決済ができません。
クレジットカードでのチャージができるなら、その場ですぐにチャージしましょう。
もしその場でチャージができない場合は、ほかの支払方法で払うかか現金で支払ってくださいね。
なお、Suicaやnanacoなどの前払い式の電子マネーに限り、不足分を現金で支払えます。
前払い式のスマホ決済は、不足分を現金で支払えません。
利用上限を超えている
電子マネーやスマホ決済に利用上限が設定できる場合、すでに利用上限に達している可能性があります。
一度、利用上限に達しているかどうかを確認してみてください。
もし利用上限に達していたら、別の支払方法で払うか、現金で払いましょう。
カードやスマホが壊れている
カード型の電子マネーの場合はカードが割れたり、傷や汚れがあったりするかもしれません。
カードが割れたり、傷・汚れがある場合は、機械で読み取れないことがあります。
またモバイル型の電子マネーやスマホ決済の場合は、以下のようなとき読み取りができません。
- スマホの画面が割れている
- スマホの電池が切れいている
- スマホが故障している
機械がカードやスマホ読み取れないときは、現金で支払いましょう。
紐付けているカードや銀行口座が使用不能になっている
スマホ決済にクレジットカードを紐付けている場合、そのカードが使用不能の状態になっているかもしれません。
クレジットカードのマイページにログインしたり、カード会社に電話したりして、確認してみてください。
また、銀行口座を紐付けているときは、口座残高が支払金額未満になっている可能性があります。
カードや銀行口座が使用不能で支払いできないときは、別の支払方法で払うか、現金で払いましょう。
セルフ方式の吉野家でも同じ支払方法が使える?
吉野家では、セルフ方式の店舗を増やしています。
セルフ方式の場合でも、同じ支払方法が使えるのかが気になりますよね。
店舗に設置されている支払方法一覧に載っているサービスであれば、セルフ方式店舗でも従来型店舗と同じように使えますよ。
会計が、食事の前か後かが変わるだけですね。
▼セルフ方式の吉野家での注文方法や利用の仕方については、以下のページを参照してください。
さいごに
吉野家は「うまい、やすい、はやい」ので、お昼ごはんなどでよく使うことがあると思います。
比較的リーズナブルの吉野家ではありますが、何度も行くとなると、少しでも安くできればうれしいですよね。
自分に合った電子マネーやスマホ決済を使って、お得に吉野家を利用してみましょう。
キャッシュレスで会計もスピードアップするので、おすすめですよ。