一人暮らしを始めると、全部自分でお金の管理もしないといけません。
自分の持っている範囲でお金を使うのは全然悪いことではありませんが、まったく管理していないと、お金が減る一方でマイナスになってしまう可能性も。
ちゃんと節約できるところは節約しておいたほうが、結果的に貯金も増えますし、自分の好きなことによりお金を使えるようになりますよ。
私は、一人暮らしをしていた頃も年間で150万円以上の貯金ができていました。
今は節約の知識も当時より遥かに身についているので、一人暮らしでもより節約できると思います。
このページでは、一人暮らしの人ができるやっておくとお得な節約術をまとめて紹介していきますね。
動画でも見れます
文章より動画で見たい場合は、以下からチェックできますよ。チャンネル登録もしていただけたらうれしいです!
一人暮らしの人がお金を使うのってどんな時?
一人暮らしの人が節約を始める前に、そもそも一人暮らしの人がどんな時にお金を使うのかどうかを知っておかないといけませんね。
私も2年ほど一人暮らしの経験がありますが、大きな出費は以下のような感じでした。
- 毎月の家賃
- 毎日の食費
- デート代などの交際費
- CD購入費用
- 引越し時の初期費用
私自身、それほどお金を散財するタイプでもなかったので、主に掛かっていた費用って、これぐらいなんですよね。
CD購入費用はともかく、他の費用は誰にでも当てはまることです。
ここの支出をいかに減らして、給料よりも上回らないようにするのが大事ですよ。
一人暮らしの人が使える節約方法
ここからは、一人暮らしの人が使えるお得な節約術を紹介していきますね。
1つ1つ実践すれば、確実に節約できるようになるため、結果的にお金を増やせますよ。
▼動画でも一部紹介しています!
まずは家計簿をつけよう!
一人暮らしで節約していくのであれば、真っ先に手を付けておきたいのが家計簿をつけることです!
現状把握ができていないと、節約できたとしても効果を実感しにくくなります。
数字で見えていないと、具体的にいくら節約できているのかわからないですよね。
月に20万使っているのか、月に15万使っているのか、家計簿さえつけておけばしっかりと把握できます。
ちなみにこのサイト「ノマド的節約術」では、無料の家計簿テンプレートを配布していますので、試しに使っていただけたらうれしいです。
同じように一人暮らしをしているライターさんが作ってくれましたよ!
家賃がそもそも安いところに住む
一人暮らしで一番お金がかかるのは、おそらく家賃ではないでしょうか。
既に住んでしまっている場合、気軽に引っ越すのは難しいかもしれませんが、少しでも安いところに引っ越すことで長い目で見ると節約になります。
これから一人暮らしを始めるのなら、家賃の安さはかなり重要ですよ!
月50,000円の家賃と月80,000円の家賃なら、月に30,000円・年間だと36万円もの差が出てきますので、大きな違いですよね。
ちなみに私は一人暮らしのとき、家賃が月40,000円でした。
郊外の主要駅で徒歩10分弱のところですね。
新たに家賃を下げるために動くのであれば、以下のページも参考になると思います。
格安SIMを使って通信費を安くする
一人暮らしすると、自分で携帯代やネット代を払わないといけません。
これらの費用が意外と高いのです!
無視しているとボディーブローのように効いてくるので、真っ先に手を付けたいところですね。
通信費を安くするには、格安SIMを使うのが一番です。
なるべく大手キャリアは使わないようにしましょう!
スマホ代が月に1万円かかっているのであれば、少なくとも半額の5,000円以下にはできると思います。
自分が普段YouTubeや動画配信サービスをどれぐらい観ているのかを振り返りつつ、格安SIMのデータ容量を決めるようにしましょう。
動画を見ないのであれば、10GBもあれば余るぐらいになると思います。
私は動画をスマホでは見ないようにしているので、1GBの通話プランをLINEモバイルで契約していますよ。これで税抜1,200円です。
追加でモバイルWi-Fiルーターを買い、これにU-mobileで契約したSIMカードを入れて、ネットを使うようにしています。5GBにしてるからこれで税抜1,980円です。
合計で3,180円ですね。税込でも3,498円で済んでいます。
私の場合は仕事でネットが欠かせないので、快適さを求めつつ最安を追求していますが、そうでなければ、スマホにつけるSIMだけ契約すればOKです!
楽天モバイルの通話プランを契約すると、楽天市場でポイント2%アップするので、節約を考えるとおすすめですね。
保険に無理に入らないようにする
一人暮らしするときに、削ると大きく節約できるのが保険です。
もし、言われるがまま保険に入ってしまったのであれば、そもそも保険が必要なのかどうかを見直すのがおすすめですよ。
保険がなければ、そのお金は手元に残って自由に使えますからね。
ちなみに私は一人暮らし時代、保険には入っていませんでした。
もう成人して自立いますし、自分に何かあっても困る人がいないですからね。
保険をどうするか迷うのであれば、無料の保険相談サービスを使ってみるのがいいと思います。
基本的には、変に勧誘されることもなく親身に相談に乗ってもらえますよ。
新電力のプランで電気代を安くする
一人暮らしをしていると、毎月の電気代がかかります。
まずやっておきたいのは、根本となるプランの見直しです。
今はいろいろな電力会社が選べるようになっているため、最安のプランを選ぶほうが節約になりますよ。
毎月のことなので、1回やって終わらせておくのがおすすめ。
地域・毎月の使う電気量・電気のタイプによって、おすすめの電力会社が変わります。
電力会社は多いですが、楽天でんき、Looopでんき、親指でんき、ピタでんあたりがおすすめです!
キャンペーンを乗り換え続けていくという裏ワザ的な方法もありますが、こちらは無理にする必要はありません。
水道光熱費は必ずクレジットカードで払う
電気代以外だと、ガス代や水道代があると思います。
電気代も含めて、支払い方法は必ずクレジットカード一括払いにしておきましょう!
クレジットカード一括払いにしておけば、その分だけクレジットカードのポイントがもらえる分だけ節約になるからです。
また、払い忘れることも防げますし、払いに行く時間も節約できてメリットしかありません。
なるべくポイントが貯まりやすいクレジットカードにしておくのがおすすめですよ!
水道光熱費の支払いに限らず、すべてクレジットカードで支払うようにすれば、それだけ戻ってくるポイントが多くなります。
無難にポイントを貯めるなら、楽天カードがおすすめです。
なるべくSuicaを使う
一人暮らし中に出かけるときは、電車やバスなどを使うことがあると思います。
そのときは、現金を使うのではなく、なるべく交通系ICカードを使うようにしましょう。
特にSuicaがおすすめです!
Suicaだと、モバイルSuicaとして使えるため、チャージもしやすいですよ。
また、クレジットカードからのチャージになる分だけポイントが貯まってお得です。
ビックカメラSuicaカードやJRE CARDだと、チャージした金額の1.5%がポイント(JRE POINT)として戻ってきます。
そのポイントはまたSuicaにチャージできるので、ムダになることはありません!
スマホ決済アプリを使って節約
最近は、PayPayを代表として、スマホ決済のアプリがたくさんありますね。
これらのスマホ決済アプリは、常に何かしらのキャンペーンがありますし、普通に現金で支払うよりもポイントなどが貯まる分だけ節約になります。
特にPayPayは使えるお店がとても多いので、なるべく買い物するときはPayPay支払いにしておけば、戻ってくる分だけ割引できているようなものですよ。
定期券は6ヶ月単位で買う
先ほど交通系ICカードの話が出ましたが、通勤などで定期券が必要なのであれば、なるべく6ヶ月の定期券を買うようにしましょう!
6ヶ月の定期券のほうが、1ヶ月換算したときに一番安くなるからですね。
交通費は、日常的な出費になると思いますので、1円でも安くなる工夫をすれば、一人暮らしの生活の負担が減りますよ。
私も会社員の頃は、毎回6ヶ月の定期券をクレジットカード一括払いで買っていました。
6ヶ月の定期券になると金額も大きいので、クレジットカードで支払うと貯まるポイントがかなり多くなります!
定期券代わりに株主優待乗車証を使う裏ワザも
私鉄区間で定期券を使っているのであれば、株主優待乗車証がないか一度調べてみましょう。
一部の私鉄では、6ヶ月間全線が乗り放題になる株主優待乗車証がありますよ。
この株主優待乗車証がヤフオクやフリマアプリなどで販売されているので、6ヶ月定期券の値段と比較して元が取れそうなら試してみるのがおすすめ。
株主優待乗車証だと全線乗れるため、普段行かないところに遊びに行くという使い方もできて、休日も楽しめますよ!
食事はなるべく自炊で済ませる
一人暮らしを始めると、食事も自分で用意しないといけません。
毎日外食する方法もありますが、それだとお金がかかり過ぎてしまいますよね。
できることなら、毎日自炊して、1回あたりの食費を少しでも安くしましょう。
常に自炊にすれば、確実に食費は節約できます!
個人的におすすめなのは、調味料だけは徹底的にいいものを使っていくというスタンス。
醤油・みりん・砂糖・塩は普段からよく使うので、素材にこだわり抜いたいいものを使っています。
それ以外はスーパーでお買い得な食材を買うなどしていましたね。
イオンカードやウォルマートカードセゾンなど、対象のスーパーでお得になるクレジットカードもあるので、それを併用しながら自炊にかける費用を効率よく節約しましょう。
外食する場合は、割引券・株主優待券を活用する
とはいえ、毎日自炊するのも大変だと思います。
たまには友人などと会って外食する機会もあるでしょう。
その時は断らずに、一緒に楽しい時間を過ごすのがおすすめです。
ただ、自分が主体になれるのであれば、割引方法を探したり、株主優待券を使って割引するのはいいと思います。
自分だけでなく、みんな割引できれば、それはハッピーなことですからね!
株主優待券は、フリマアプリで探すか自分で株主優待を取得すれば手に入ります。
株主優待は工夫すれば、ほとんどお金をかけずに取得できますので、興味があるなら以下のページもチェックしてみましょう。
贅沢な外食のときはクレジットカードの特典を使う
特別な日のデートやここぞの接待などで、普段行かないような高級料理店に行くことがあると思います。
そんなときは、一部のクレジットカードにある特典を使って節約するのがおすすめ。
2人以上で使うと1人分のコース料理が無料になるサービスがついているクレジットカードがあるため、それを使うと満足度はそのままでお金だけ節約できますよ!
このサービスだけのためにカードを作るなら「TRUST CLUBプラチナマスターカード」だと、年会費3,000円なので、年に1回でも使えば余裕で元が取れて節約になります。
交際費の節約は、割引クーポンをフル活用する
一人暮らしをしていて、休日にずっと家にいることはそれほど多くないと思います。
お出かけするとお金もかかりますが、それもなるべく割引して使うように心がければ、支出を減らすことができます。
最もおすすめなのが、割引クーポンのサイトを使って節約すること。
デイリーPlusや駅探バリューDaysを使うことで、あらゆる施設で割引ができます。
映画の割引やレジャー施設の入場券が割引になっていることが多くて、お出かけする機会がそれなりにあるのなら、月額550円を払っても十分に元が取れますよ。
テレビを持たない
一人暮らしだと、どうしても寂しくなってザワザワが欲しくなることがあるかもしれません。
そんなときに思いつくのがテレビではないでしょうか。
私も一人暮らしを始めたときは、何も考えずにテレビを買ってしまいましたが、よくよく考えたらテレビがなくても生きていけることに気づき、手放しました。
テレビを置くスペースについて考えなくなったり、NHKに契約する必要がなくなったりとメリットのほうが多いですよ。
2011年からテレビがない生活を続けていますが、何一つ困ったことはありません。
テレビを持たないことは大きな節約につながりますよ!
新聞を購読しない
テレビに関連して、新聞もわざわざ取る必要がないかなと思います。
新聞を契約してしまうと、それで毎月余計なお金が発生しますよね。
Yahoo!など、ネットでも気軽にニュースを見れますし、そもそも必要のない情報も多いので、わざわざ新聞を契約しなくてもいいと思います。
どうしても新聞を読みたい場合、楽天証券の日経テレコンを使うと日経新聞が無料で読めますよ。
電気ポットを持たない
一人暮らしだと、カップラーメンに頼ってしまうことがあるかもしれません。
そこをこらえて自炊だけにすれば、電気ポットを持つ必要がなくなります。
私が一人暮らしを始めたときは、実家にいたときの習慣でついつい電気ポットを用意してしまいましたが、ほぼ使うことがなくて、まったく必要がなかったので手放しました。
電気ポットを使うと、電気代も高くなってしまいますし、いっそ電気ポットを持たない生活にしたほうが節約になります。
ムダな飲み会に参加しない
一人暮らしをしていると、会社などの飲み会についつい参加してしまうことがあるかもしれません。
どうしても参加しないといけない場合もあると思いますが、そうでない飲み会もあると思います。
何でもかんでも飲み会に付き合っていると、お金のムダ使いになってしまうためお金が貯まりません。
実験的に飲み会に参加しない機会を作って、それによって自分の生活がどのように変化していくのを見ていけば、そもそも飲み会が必要なのかを判断できるようになるかと思います。
番外編:副業を始めて貯金を増やす
ここまで紹介してきた一人暮らしで節約する方法を実践すると、必然的に貯金が増えるようになると思います。
お金をさらに増やしていきたいと思うのであれば、副業を始めてみるのもいいかもしれません。
もちろん、所属している会社での規定をチェックする必要がありますけどね。
できるのであれば、自分のやりやすいことから始めてみてはいかがでしょうか。
以下のページで、自分が体験してきたことをベースに副業のアイデアを紹介しています。
貯金があれば、思い切った動きができるようになる
貯金がそれなりに増えてくると、1年・2年は貯金だけで生活ができるようになってきます。
金銭的に少しでも余裕ができれば、転職して次の仕事を始めようと思った時にも、お金をのことをそれほど心配せずに動けるようになりますよ。
貯金がなければ、心配なことも増えますので、思い切った行動が取りにくくなります。
そのためにも貯金することってとても大切なんですよね。
一人暮らしの人が貯金を増やすための方法や考え方は、以下のページも合わせてチェックしてみましょう。
さいごに
一人暮らしであると、生活のあらゆることを全部自分でやらないといけません。
めんどくさいな〜と思うかもしれませんが、今までは強制されていたことが全部自分でできるようになるので、逆に楽しいこともたくさんありますよ。
全部自分で行うため、節約するかどうかの行動も自分で判断します。
将来的にやりたいことがあって、そのためにお金が必要なのであれば、ここで紹介してきた節約する方法を使ってお金を増やしていきましょう!
私はその結果、1年で150万円の貯金ができていました!