SIMロックの解除が義務化されたことと合わせて、「格安SIM」や「格安スマホ」という言葉を連日のように聞くようになりました。
ですが、詳しい仕組みがイマイチ理解しきれずに、何これ?
と思っているのではないでしょうか。
私自身もイマイチ理解しきれていなかった、格安SIMと格安スマホの違いや、それぞれ使う時に気をつけたいことをまとめました。
このページの目次
格安SIMと格安スマホの違い
格安SIMと格安スマホの違いってなんでしょうか?
2つの単語、それぞれ「格安」という文字を抜いてみましょう。
すると、以下の通りになりますよ。
- SIM
- スマホ
スマホはすぐに分かりますよね。
でも、SIMってなんだろう?という話になります。
SIMは、下の写真にあるような小さなカードのことです。
こんなちっさなカードで何ができるの?って思うかもしれませんが、今使っているスマートフォンや携帯電話は、このSIMカードがないと使えません。
それぐらい大事なカードなんですよ。
で、肝心な格安SIMと格安スマホの違いですが、簡単に説明すると…
SIMカードだけを契約するか、スマートフォンとSIMカードを同時に契約するか
これだけの違いしかありません。
格安SIMに契約すると、SIMカードだけが届くし、格安スマホと契約するとスマートフォンとSIMカードが一緒に届きます。
格安SIMのメリット
では、格安SIMだけを契約すると、どんなメリットがあるの?
また別の疑問が出てきますよね。
格安SIMだけを契約するメリットは、自分で好きなスマートフォンを用意することができるところです。
これは、いいところでもあり、欠点でもあるとは思います。
契約した格安SIMのカードが挿せるのであれば、どのスマートフォンでも使えるのがいいですよね。
複数台のスマートフォンを持っていても、SIMカードを挿し替えて使うこともできますよ。
また、DoCoMoのスマートフォンを使っているなら、今使っているスマートフォンをそのまま使い続けることができるので、操作を覚える手間もいらないし、スマホ購入費用も節約できますね。
それ以上にうれしいのが、毎月の支払いを劇的に減らせるところ。
月に7,000円掛かっていたところ、2,000円以内に抑えれるのが当たり前の話です。
それを実現できるのは格安SIMの良さですね。
- 通信費の大幅節約になる
- 今まで使っているスマートフォンがそのまま使える可能性も
格安SIMのデメリット
通信費が激安になるメリットがあるのですが、格安SIMにも欠点はあります。
SIMカードだけの契約になりますので、手持ちのスマートフォンに、自分でSIMカードを挿さないといけません。
やり方を知ってしまえば、そんなに難しいことではないのですが、初めてだとよくわからないものです。
私が契約した、ぷららモバイルLTEの設定手順で、SIMカードを挿すやり方を写真付きで説明しています。
ぷららモバイルLTEを例にしてますが、やり方はどの格安SIM業者と契約しても同じですよ!
自分で設定するのが面倒だなぁ…と思うなら、このあと紹介する格安スマホの方がおすすめです。
あと、格安SIM最大の弱点が、通話料が高いということ。
よく電話する方であれば、むしろ今までの携帯電話を使って、かけ放題のプランを使っている方が節約になりますよ。
格安SIMより、大手のキャリアの方がお得になる通話時間の目安は80分。
(キャリアって何?という方はこちらで)
これぐらい電話するかどうかを過去の履歴から確認しておきましょう。
通話料が高いと思う方は、楽天でんわやG-Callなどのアプリ経由にするだけで半額にできるので、これで160分までは格安SIMの方が安くできそうです。
- よく電話する方は通話料が高くなる
- 自分で接続の設定をしないといけない
格安スマホのメリット
続いて、格安スマホについても見ていきましょう。
格安スマホを契約すると、スマートフォンとSIMカードの両方が手に入るので、それぞれ1つ1つ探す手間はがなくなります。
いろいろ検討する手間が半分になると思うと、かなり楽ですよね!
考えるのって、想像以上に疲れるものです。
それが1回減るだけでも助かりますよ!
スマートフォンの本体自体も3万円前後で手に入れることができます。
2年かけて10万円ぐらいのスマートフォンを買うのとは違って大幅に節約できますよね。
あと、格安スマホはネットだけでなく、店舗で販売している場所もあります。
店舗だと、面倒に感じる初期設定を店員さんにやってもらえるので、使える状態になって渡してもらえますよ。
時間を少し拘束されてもいいから、自分でやりたくない方にはおすすめです。
- スマートフォンの本体も安い
- 契約を1回で済ませれるので時間短縮に
- 店舗だと設定をしてもらえる
格安スマホのデメリット
一見、ものすごく便利に思える格安スマホですが、欠点もあるんですよね…。
それぞれの業者で、スマートフォンとSIMのセットが販売されていますが、選べるスマートフォンが限られています。
セットになるのはいいけど、スマートフォンのラインナップが少ないのが残念なところ。
欲しいスマートフォンがドンピシャであればいいし、あまりこだわらないのであれば、デメリットにはなりませんね。
あと、イオンなどの店舗でもスマートフォンとSIMカードのセットが販売されていますが、店舗だとさらに選択肢が少なくなります。
初めての方で、よく分からない方にとっては特に気にならないでしょう。
- 選べるスマートフォンが少ない
- 店舗だと、ネットで選ぶよりも選択肢がさらに少なくなる
さいごに
格安SIMと格安スマホの違いについて説明してきましたが、それぞれどちらも良さがあるし、欠点もあります。
自分にはどちらが合うのかを考えて選ぶようにすれば、不満なく使えるはず。
格安SIM・格安スマホのどちらを使っても、DoCoMo・au・ソフトバンクを使っていくよりかは遥かに節約できます!
通信費を安くして、貯金に回したり、他の好きなことに使えるようにしていってくださいね^^
iPhoneを使っている方でも、条件に当てはまれば、格安SIMが使えますよ!
格安SIM・格安スマホも含めて、今よりも貯金を増やすワザを紹介しています。
おまけ:格安SIM・スマホ業者の一覧
格安SIMや格安スマホを販売している業者は数多くあります。
それぞれのサービスについての特徴を詳しく説明していますので、気になるところがありましたら、参考にしてみてくださいね。
- IIJmio
- BIC SIM
- DMM mobile
- 楽天モバイル
- NifMo
- ぷららモバイルLTE
- mineo(ドコモ・au回線)
- UQ mobile(au回線)