【体験談】引っ越しの初期費用を相場よりも安くする9つの方法を経験者が紹介

こんにちは!
引っ越しをしたばかりの中山(@kobutoriniki)です。

引っ越しに「初期費用が高くて、お金がかかる」というイメージを持っていませんか?

私も引っ越しをする前は、以下のような不安や疑問でいっぱいでした。

  • いくらお金を貯めておけばいいのか?
  • 敷金・礼金でお金がなくなりそう
  • どうすれば初期費用が抑えられるのか?

しかし、初期費用を抑えるテクニックを使うことで、初期費用を10万円節約できましたよ!

通常家賃の5〜6倍かかるといわれている初期費用を、家賃の4倍程度までに抑えています。

どうやって引っ越しの初期費用を抑えることができたのか、私自身の事例を交えながら、安くする方法を紹介していきますね。

引っ越しの初期費用を相場よりも安くする方法

賃貸契約の初期費用を抑えるテクニック

賃貸の物件を契約するときには、敷金・礼金・仲介手数料などの初期費用が発生しますよね。

実は、これらの初期費用は「あるポイント」に気をつけるだけで、グッと下げることができます。

私が実際に使ったテクニックをこれから紹介していきます。

礼金無料の物件を探す

賃貸物件を契約すると、礼金を払うことが多いです。
礼金の相場は家賃の1ヶ月分ぐらいですね。

礼金とは「大家さんに対するお礼のお金」を意味しており、なにか自分にリターンや利益があるわけではありません。

大家さんに対して感謝の気持ちを持つのもいいですが、払う必要のないお金なので節約してもいいですよね。

礼金がかからない物件もあるので、物件選びのときに「礼金無料」を条件に入れて探してみましょう。

私は礼金無料を絶対条件にして物件を探したので、今入居している物件も礼金はかかっていません。

家賃が5万円なので、これで5万円節約したことになります。
かなりお得ですよね。

フリーレント(家賃無料)を活用する

フリーレントとは、一定期間の家賃が無料になる特典ですね。

少しでも物件入居の可能性をあげるために、不動産会社が物件ごとに導入しています。

物件によって違うのですが、1ヶ月無料や○月まで無料などいろんなタイプの無料特典がありますよ。

私が入居した物件もフリーレントを行っており、1ヶ月分の家賃がまるまる無料になりました。

家賃は5万円なので、礼金無料と合わせて10万円の節約です!
これはうれしいですね。

ただ注意点として、「1年以内に解約すると無料にした分の家賃を返金する」などの条件付きの場合もあります。

フリーレントの物件はとてもお得ですが、条件の確認を忘れないようにしましょう。

仲介手数料無料の物件を探す

仲介手数料とは、不動産会社に払う手数料のことですね。

一般的に仲介手数料の金額は家賃の1ヶ月分〜半月分といわれています。

不動産会社とは、大家さんから「物件の管理・入居希望者への営業」を担当している会社です。

例えば、CMでもよく見るアパマンショップ・エイブルなどは不動産会社です。

物件によって「仲介手数料無料」の場合があるので、できる限りで探してみましょう。

仲介手数料が無料になれば、だいたい家賃の1ヶ月分節約できるため、かなりお得になりますね。

ネットで物件を探しておく

今はネット上に賃貸物件を気軽に探せるサイトがありますよ。

例えば・CHINTAI(チンタイ)などを見れば、希望の物件を効率的に探すことができます。

物件を探すときには、最初に不動産会社に行くのではなく、まずネットで調べてみるのがいいですよ。

なぜなら不動産会社から営業を受けることなく、ゆっくり希望に合う物件を探すことができるからですね。

不動産会社に行くと、営業担当者からゴリゴリにセールスを受けます。

ちょっとでも入居者を増やしたいという思いから、強引なセールスを受けたり、希望条件よりも家賃の高い物件を紹介されるかもしれません。

不動産会社の営業担当者はセールスが上手な人が多いため、油断しているとすぐに契約していまいそうになります。私もそうでした。笑

自分の条件に合う物件ならいいですが、不動産会社の都合でセールスされる場合もあるので注意してくださいね。

できれば事前にネットで希望物件を探して、希望物件を見るために不動産会社を利用しましょう。

家賃が1,000円でも安い物件を探す

引っ越しをするときは1,000円でも家賃の安い物件を探しましょう。

家賃というのは毎月必ず払うもので、たった1,000円安いだけでも、年間で12,000円(1,000円×12ヶ月)の節約になります。

反対に家賃が5,000円高くなると、年間6万円の出費になり大きな損失になってしまいますね。

さらに初期費用の「敷金・礼金・仲介手数料」は家賃の1ヶ月分が基準になるため、家賃が少しでも安いと、初期費用も安くなりますよ。

私も物件を探すときには「共益費込みで6万円を超えないこと」を条件にしていました。

物件を探していると、どの物件にようか迷ってしまったり、営業マンの上手なセールストークに乗せられる可能性をもあります。

そんなときに「家賃が1,000円でも安くなる物件」という意識があるだけで、物件選びに迷いません。

家賃などの住居費は、給料の20%前後に抑えるといいですよ。

また家賃の支払いをクレジットカードで行って、ポイントを貯めるという方法もおすすめです。

もし対応している物件があれば、積極的に検討してみましょう。

引っ越し業者は大手ではなく「個人」に依頼する

引っ越しで2番目にお金がかかるのが、引っ越し業者の手配です。

そもそもどこに頼めばいいのか分からないうえに、どうすれば安くなるのか分かりづらいですよね。

私は今まで5回以上引っ越しをして「大手業者・個人業者・自分で引っ越し」の全てを経験しましたが、一番のおすすめは個人業者への依頼です。

理由は引っ越し作業が丁寧で、金額も安いからですね。

私は相場が10〜15万といわれる「長距離・二人暮らし」の引っ越しでしたが、個人業者に依頼することで6万円台まで抑えることができました。

相場からすると、少なくとも4万円以上の節約です!

よくある引っ越し業者の一括見積もりはあまりおすすめできません。
確かに安くなるかもしれませんが、いろんな業者から営業電話がかかってきて面倒なんですよね。

私は「くらしのマーケット」というサイトで個人業者に引っ越しを依頼しました。

口コミなどで業者の評価をチェックすることができ、実際に依頼してみると丁寧でスムーズな引っ越しをしてくれました。

くらしのマーケットでのメッセージのやり取り

くらしのマーケットではサイト上で業者と連絡するできるため、直接電話がかかってくるようなことなく安心できます。

参考:

不用品は引っ越し前にまとめて買取してもらう

引っ越し前はできるだけ荷物を減らしておきましょう。

荷物が減ると、その分だけ引っ越しの必要も安くなりますよ。

おすすめはメルカリ・ジモティーなどのフリマアプリ・サイトを使って、少しでもお金に変えておく方法です。

私も引っ越しのときはジモティーを使って、不用品を買い取ってもらいました。

ジモティーで買い取ってもらった鍋セット

買取の条件に「自宅でも取りに来てくれる人」とつけておくと、自分で郵送する手間も省けるので楽でしたよ。

「ジモティー・メルカリは出品して売れるまで時間かかるから大変」と思うかもしれませんが、ダンボールなどに入れて郵送するだけでOKの宅配買取サービスもたくさんあります。

処分するだけの荷物が簡単にお金に変わるので、使わない手はありません。

古本などが多い場合は、バリューブックス・Vaboo・ブックサプライなどを検討してみましょう。

ネット回線は「キャッシュバック付き」を契約する

引っ越し先の家でインターネットを使う場合は、新しいネット回線の準備が必要になります。

ネット回線は固定回線・ポケットWi-Fiなど、たくさんの種類がありますが、おすすめはキャッシュバック付きですね。

キャッシュバックとは、新規契約時に条件を満たすだけでお金がもらえる特典です。

私は新居でという固定回線を引いて、35,000円のキャッシュバックをもらいました。かなりお得ですよね。

NURO光のwi-fiルーター

ただ注意してほしいのはキャッシュバックの条件・違約金の有無の2つです。

ネット回線のキャッシュバックは、オプション加入・入会コースの限定など条件が決まっています。

条件を事前に調べておかないと、キャッシュバックを受け取り損ねるので気をつけてくださいね。

また早期の解約などで違約金が発生することあり、解約の時期によってはキャッシュバック以上の違約金を払う可能性もあります。違約金についても忘れずに、調べておきましょう。

といっても条件・違約金について調べておけば損することもないので、キャッシュバックはとてもお得な特典ですよ!

家具・生活雑貨は「必要なもの」だけを買う

引っ越しをすると、新しい生活にワクワクしますよね。
実は人間は楽しい気持ちのときに、楽観的な判断をしてしまう習性があります。

つまり引っ越ししたばかりのワクワクしているときは、気持ちに任せて余計なものを買ってしまう可能性が高いです。

引っ越しのときには「必要なものだけを買う」というルールを作りましょう。

家電量販店・家具屋に行くと、ついついいろんなものが欲しくなりますよね。
私もそうなのでよく分かります。

「あれば便利」とか「カッコいいから欲しい」というものは、一旦買わずに生活してください。
実際に生活してみて「なくて困るもの」が出てくれば、買うようにしましょう。

実際に引っ越しで節約できた金額は「10万円」

ここまで紹介してきた引っ越しの初期費用を減らすテクニックを使うと、どこまで安くなるのか気になるのではないでしょうか。

実際に私が引っ越しで節約できた金額を紹介しますね。

私の引っ越しした条件は「200kmの移動・二人暮らし・物件は2LDK」です。

  • 物件の初期費用:-150,173円(仲介手数料・火災保険・クリーニング代など)
  • 引っ越し代:-61,200円(個人業者に依頼)
  • ネット回線費用:無料(初期工事費無料)
  • ネット回線キャッシュバック:+35,000円
  • 合計:176,373円

引っ越しの相場が家賃の5倍といわれているので、私の場合(家賃5万)は25万程度になります。

それに比べると7万円も安くなっていますね。

物件は礼金無料・家賃1ヶ月無料(フリーレント)を選んだので、そこで10万円ほど節約になっています。

今回の物件は仲介手数料が家賃の1ヶ月分かかっています。
これが仲介手数料のかからない物件だったら、さらに5万円も安くなるので驚きですね!

さいごに

引っ越しは家賃の5〜6倍かかるといわれていますが、初期費用を安くする方法を使いこなすことでもっと安くすることができます。

私は今回紹介した方法を使って10万節約し、相場からは7万円も安くなりました。

  • 礼金無料の物件を探す
  • フリーレント(家賃無料)を活用する
  • 仲介手数料無料の物件を探す
  • ネットで物件を探しておく
  • 家賃が1,000円でも安い物件を探す
  • 引っ越し業者は大手ではなく、個人依頼する
  • 不用品は引っ越し前に、まとめて買取りしてもらう
  • 家具・生活雑貨は「必要なもの」だけを買う
  • ネット回線は「キャッシュバック付き」を契約する

引っ越しをすると家具・家電を買ったりしてお金がかかるので、少しでも初期費用が安くなるとうれしいですよね。

どれも簡単にできる節約方法なので、ぜひ試してみてください。

また、引っ越し後の家賃の支払いで振込手数料を払わないことも大切ですよ。

ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

フリーで編集・ライターをしています。 以前はお金の管理が苦手で、給料日前には銀行口座に一切お金がないこともありました。今は節約方法やお金の考え方を学ぶことで、毎月貯金をしつつ、投資信託も運用しています。 得意ジャンルはビジネス・キャリア・キャッシュレス。