こんにちは!
法人経営者でもある、ノマド的節約術の松本です。
普段の仕事で、必要経費としていろいろなことにお金を使うと思います。
サラリーマンならともかく、フリーランス(自営業)になると、仕事のために必要な経費もなるべく抑えたいところですよね。
少ない経費で大きく売上を出せれば、それだけ利益が大きくなります。
私自身もフリーランスとして活動しているし、一人企業の代表でもあるので、いろいろと経費節約のために意識していることがありますよ。
2011年6月から個人事業主になり、2014年8月には法人化しました。
その期間を過ごす中で手に入れた経費の節約術を、このページではまとめて紹介していきますね。
銀行口座は手数料がなるべくかからないものを選ぶ
会社員であっても、フリーランスであっても、必ず銀行口座は必要になりますよね。
会社員ならば、給料が自分の銀行口座に入ってきます。
フリーランスなら、請求書を出したあとの支払いが自分の銀行口座に入金されますよね。
また、自分が支払う立場になったりすると、相手に振込しないといけません。
そのときに振込手数料のことを考えないといけないかと思いますが、個人口座であれば、選ぶ銀行によって振込手数料を無料にできますよ。
銀行の手数料でもう1つ厄介なのがATM手数料だと思います。
ATM手数料、必要経費だと思っていませんか?
実はそんなことなくて、無料にできるんですよ。
住信SBIネット銀行やソニー銀行を選べば、簡単に手数料無料にできちゃいます。
他の銀行も比較して調べる場合は、以下の記事がおすすめです。
法人向けのおすすめ銀行口座
これまでは個人向けの銀行口座について説明してきましたが、法人になると法人名義での銀行口座が必要になります。
法人だと、銀行に関連した手数料をすべて無料にすることはできません。
節約マニアの私としては、何としても無料にしたかったんですけど、そういうわけにはいかず、しぶしぶ手数料を払っています。
でも、振込手数料なんかは1円でも安くしたい経費ですので、なるべく安い銀行を使うようにしていますよ。
私の仕事だと、取引している銀行を見られることはないので、法人口座もネット銀行を使っています。
PayPay銀行と住信SBIネット銀行を使って、なるべく振込手数料を節約しているのが現状ですね。
クレジットカードはポイントが貯まりやすく限度額が大きいカードを
働いていると、何かとお金を使う機会が出てくると思います。
特に会食などの飲み会が発生すると、1回あたりの出費も大きくなりますよね。
そんなときに便利なのがクレジットカード。
クレジットカードを持っていれば、一気に支払うことができるし、ポイントも貯められます。
どうしても必要な経費を使うならば、なるべくポイントが貯まりやすいクレジットカードを持っていることで、あとあとの自分のためになりますよ。
今ではポイント還元率が1%以上のクレジットカードも珍しくありませんので、カードのランクにこだわらないのであれば、なるべくポイントが貯まりやすいカードで支払うのがおすすめです。
また、使うお店によっては対象のクレジットカードを持っていることで割引になることもありますので、その点でもクレジットカードは働いている人にとっての必須アイテムといえます。
法人の場合は、法人用のクレジットカードを作っておくと、経費の管理が楽になるメリットがありますよ。
ただ、個人のクレジットカードほどポイントが貯まりやすいわけではないのが難点。
法人用のカードを作るのであれば、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードやセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード、楽天ビジネスカードがおすすめですよ。
参考:アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの解説記事
参考:セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの解説記事
参考:楽天ビジネスカードの解説記事
請求書の郵送はMisocaを使って時間とお金を短縮する
これは個人で仕事している方向けです。
自分で仕事をしていると、請求書を相手に送ることが出てきますよね。
請求書を作るってかなり面倒に感じませんか?
私も初めて請求書を作ったときは、なんでこんなに面倒なことをしないといけないのだろうと思いました。
でも今は、そんな面倒を省けるツールがたくさん出ています。
その中で私が使っているのは「Misoca」というツール。
これを使えば簡単に請求書を発行できるし、郵送の必要がある場合でもボタン操作だけで完結できちゃいます。
今は、一緒に仕事をしている方で、初めて請求書を発行する方にもMisocaをおすすめしていますよ。
慣れていない方でも簡単に請求書が作れてしまうので、こちらもとても助かってます!
確定申告も時間短縮できるツールを使おう
フリーランスになると、確定申告も自分ですることになりますよね。
でも、会計処理に慣れていない場合は面倒に思いませんか?
全然違う業務になるので、難しく感じると思います。
なるべく時間を短縮しつつお金もかけたくないのであれば、freeeやMoney Forwardクラウド確定申告といったサービスを使うようにしましょう。
ある程度は自動化できますよ。
それすら面倒な場合は、お金をかけてでも完全に税理士さんなどに任せてしまうのがいいと思います。
フリーランス・経営者向けの節税対策
フリーランス・会社経営者として仕事をするなら、できる範囲での節税対策はしっかりやっておくのがおすすめです。
知っているかどうか、やるかどうかだけで支払う税金のトータル額が変わってきますからね。
国はわざわざそんなことを教えてはくれませんので、自分自身でしっかり学んで行動していくことが大切です。
フリーランスができる主な節税対策は以下の通り。
- 小規模企業共済
- 確定拠出年金(iDeCo)
- 経営セーフティ共済
- 青色申告(65万円控除)
- ふるさと納税
法人になると、これだけに限らず、他にもいろいろできることが増えてきます。
個人でもできる節税対策だと、ふるさと納税がありますよね。
会社員なら、支払っている税金が0円ということはまずありませんので、ふるさと納税をすることで確実にお得になりますよ。
ふるさと納税は、私自身も毎年フル活用しています。
今のところ、使わないとむしろ損なぐらいお得な仕組みですからね!
法人向けの節税対策
ここまではフリーランスや個人での節税対策でしたが、法人の節税対策も知りたいですよね。
法人だと以下の方法を使って節税できますよ。
- 法人向けの保険に入る
- 出張旅費規程を作る
法人向けの保険に入ると、保険商品の種類にはよりますが、掛け金の半額が経費にできるものもありますよ。
出張が多いのであれば特におすすめなのが出張旅費規程を作ること。
出かけたときに1日あたりの日当を設定することができ、その日当は経費になります。
日当は個人に入ってくるもので、しかも非課税になるからお得なんですよね。
かといって不自然な金額に設定してしまうとよくありませんので、常識的な金額で日当を設定しておきましょう。
新幹線の節約術
仕事で出張が多くなると、新幹線を使う機会が増えると思います。
移動が早く便利な分だけ、新幹線を使うとお金がかかりますよね。
でも、安く利用する方法を知っておけば、利用する回数が多ければ多いほどチリツモで大きな差になります。
代表的な節約術でいうと、エクスプレス予約がありますよね。
でも、新幹線の節約術はそれだけでなく、他にもたくさんの方法があるんです!
詳しくは以下の記事でまとめていますので、新幹線をよく使うなら要チェックですよ。
飛行機の節約術
出張が多くなるのなら、飛行機利用も多くなるのではないでしょうか。
飛行機利用するのであれば、マイルを貯めるようにしましょう。
ANAやJALのクレジットカードを持つようにすれば、それだけでANAマイルやJALマイルの貯まりやすさが全然違ってきます。
普段使いにANAカードやJALカードを使えば、特約店もありますし、気づけばたくさんマイルが貯まっていたというのが普通にありますよ。
株主優待を使って半額にできる
また、一部の航空会社だと国内線利用に限りですが、半額で利用できます。
株主優待がある航空会社は以下の通りです。
私も国内線を利用するときはほぼ毎回株主優待を利用していますよ。
株主優待を使うメリットは料金の安さだけでなく、予約の変更に対応していること。これも急な予定変更に対応できるから便利なんですよね。
ANAやJALの上級会員を目指すのもアリ
ANAやJALを利用することが多いのであれば、それぞれの上級会員を目指してみましょう。
ANAだとプレミアムポイント、JALだとFLY ONポイントをそれぞれ1年で50,000ポイント貯めたら上級会員になって専用のクレジットカードが持てますよ。
ANAだとスーパーフライヤーズカード、JALだとJALグローバルクラブカードですね。
私はどちらも上級会員になり、おかげでいつでもANAラウンジ・サクララウンジが使えるようになりました。
優先搭乗や手荷物検査の優先レーンも使えるため、飛行機利用で何かとストレスになりがちなところが軽減されましたよ。
宿泊は意外と高級ホテルがおすすめ
出張や旅行するときは、どこかに泊まることになりますよね。
そのときにおすすめなのが高級ホテルです。
高級ホテルだと高く感じるかもしれませんが、使い方によっては普通のビジネスホテル並みの料金で使うこともできますよ。
高級ホテルの場合、1室での料金になるので、2人以上で出張する場合は1人あたりの料金を抑えることができます。
しかも、ホテル内のラウンジが使えたりといった他のビジネスホテルにはないサービスもあるので、同じ料金なら高級ホテルのほうがお得感ありますよね。
ちなみに、以下のホテルだと1室料金になっています。
- ヒルトンホテル
- マリオットボンヴォイ系のホテル
ヒルトンとマリオットボンヴォイ、それぞれ専用のクレジットカードを持っていると、それだけで上級会員になれます。
上級会員になることで、部屋のアップグレードをしてもらえたりといった特典があるので、出張する機会が多いなら、カードを持っておくと十分に元が取れますよ。
ホテル系のクレジットカードを持つのであれば、特にマリオットボンヴォイアメックスプレミアムがおすすめです。
2年目以降は条件を満たせば無料宿泊特典がもらえて年会費の元がこれだけで取れますよ。
さいごに
仕事のお金に困らないためにも、コスト意識を常に持っておくことはとても大切です。
私はムダだと思うことには1円も払いたくないと思っている性格なので、これらのようにいろいろな経費の節約術を身につけることができました。
知っていると役立つ方法も多いので、参考になればうれしいです!