ネットバンクである楽天銀行は実店舗こそないものの、各種手数料が安かったりポイントが貯まるサービスが多いです。
また、楽天証券と連携したサービスのマネーブリッジを使えば普通預金金利も高くなるため、どうせ使うならなるべく多く預けておいたほうが利息も多くなってプラスになります。
お得な銀行口座へは、預金をたくさん預けたくなります。
生活の中で出てしまう小銭も、どうせなら口座に入れてしまって、少しでも足しにできたらと思うかもしれません。
もし10円玉や100円玉などの硬貨(小銭)の出し入れができると、財布もスッキリしますし便利になります。
でも、本当にそんなことができるのか気になるところ。
そこで、このページでは実際に楽天銀行の口座へ、硬貨の預け入れと引き出しをやってみた様子を画像付きで詳しく紹介していきます。
また、ページのあとのほうで裏ワザ的な入金方法や、さらにお金を増やす使い道を紹介していきますね。
楽天銀行で硬貨を預け入れるための条件
買い物などをしていると、財布の中にたくさんおつりが溜まりますよね。
かさばる小銭は、楽天銀行の口座に入れてしまって、手もとをスッキリしたいものです。
でも楽天銀行は実店舗がないので、専用のATMを見たことがありませんよね。
そのため、提携しているATMを利用します。
提携ATMの中で、みずほ銀行のATMだけは、硬貨を預け入れできるんですよ。
▼預け入れについては、少しだけ条件があります。
- 一部のみずほ銀行ATMでは預け入れできない
- 硬貨の取り扱いは1,000円単位となる
1,000円単位でしか預けられないのが不便なところですね。
同じようなことをするなら、ゆうちょ銀行を使うほうがおすすめです!
楽天銀行が提携しているATMで硬貨を預け入れる方法
ということで、ここからは硬貨を預け入れる方法(入金方法)を紹介していきますね。
あまりおすすめできる方法ではありませんが、硬貨を預け入れたいならやってみましょう。
▼こちらが、みずほ銀行に備え付けられているATMです。
▼タッチパネルに表示されている、「お預入れ」を押しましょう。
▼通帳またはキャッシュカードを入れるよう指示が出ます。
楽天銀行のキャッシュカードを、入れましょう。
▼キッシュカードを入れる位置は、「紙幣」の上にあります。
光っているので、わかりやすいですね。
▼手数料の案内画面が出てきました。
画面右下の「進む」を押しましょう。
▼「キャッシュカードでの預け入れ」での注意点が表示されるので、確認後「進む」を押します。
▼「預け入れ」のメッセージが出てきました。
▼タッチパネルの上側に設置されている、「硬貨」と「紙幣」を入れる場所が開きます。
1,000円単位の扱いなので、500円硬貨を2枚入れてみました。
▼硬貨が数えられ、合計金額が表示されます。
問題がなければ「取引実行」を押しましょう。
「金額指定」や「追加入金」もできるようですね。
小銭をジャラジャラー!と入れた場合は、1,000円単位で金額を指定しましょう。
▼「利用明細票」の発行を希望するかどうか聞かれるので、どちらか選びます。
画面には、入金金額と残高が載っていますね。
▼最初に入れた楽天銀行のキャッシュカードと、利用明細票発行を希望した場合は一緒に出てくるので、忘れずに取り出しましょう。
▼出てきましたね。
預け入れる硬貨は何枚まで?
提携ATMである、みずほ銀行ATMから実際に硬貨の預け入れをしてみました。
ここで気になるのが、硬貨は一度に何枚まで預け入れができるのか、ということ。
たとえば、1,000円単位の預け入れだったので、1円硬貨を1,000枚入れてもいいのか気になります。
みずほ銀行の「商品・サービスに関するお問い合わせ(個人のお客さま専用)」の電話番号に電話して、聞いてみましたよ。
▼その結果、以下のとおりでした。
預け入れは1回100枚まででございます。
▼ATMを操作したときに、画面にも表示されていますね。
なお、枚数制限は硬貨の額面に関係ありません。すべての硬貨に対しての枚数です。
また預け入れの注意点として、一部ATMでは100枚入らない機種もあるとのこと。
▼ちなみに、各硬貨の100枚での合計金額は以下のとおりです。
硬貨 | 100枚の合計金額 |
---|---|
1円玉 | 100円 |
5円玉 | 500円 |
10円玉 | 1,000円 |
50円玉 | 5,000円 |
100円玉 | 10,000円 |
500円玉 | 50,000円 |
同じ種類の硬貨を預け入れるのであれば、10円玉以上となりますね。
みずほ銀行のATMから楽天銀行口座へ預け入れられた証拠
みずほ銀行のATMを利用して、硬貨を預け入れてみました。
操作自体は、なんら問題なくできたのですが、本当に楽天銀行に入金されたのでしょうか。
▼こちらが、楽天銀行の入出金明細です。
確かに、入金した1,000円が預け入れられていますね!
提携ATMであるみずほ銀行ATM手数料や利用可能な時間帯
楽天銀行の提携ATMであるみずほ銀行ATMを使うときには、ATM手数料や利用可能な時間が気になりますよね。
▼ATMの画面に案内されていた、手数料がかかってしまう時間帯は以下のとおり。
時間帯 | 手数料 |
---|---|
午前8時から午前8時45分 | 220円 |
午前8時から午前8時45分 | 110円 |
午後6時から午後11時 | 110円 |
時間帯 | 手数料 |
---|---|
終日 | 220円 |
例えば預け入れ最低金額1,000円のために、220円も手数料がかかってしまっては、悲しいですよね…。
▼僕はハッピープログラムの会員ステージが「アドバンスト」だったので、月に1回だけ利用手数料が無料でした。
みずほ銀行ATMのご利用明細票を、よ~く見ると確かに「利用手数料0円」となっていますね。
ハッピープログラムを最大限利用すると、月に最大7回まで無料にできますよ。
▼ハッピープログラムの詳しいことは、こちらに書いてあるので見てくださいね。
ちなみに、提携ATMからの入金が30,000円以上であれば手数料は0円となります。
でも小銭で30,000円って、なかなかないですよね…。
楽天銀行が提携しているATMで硬貨を引き出す方法
続いて、ATMから硬貨を引き出す方法です。
小銭がほしいときに、ATMから引き出しできると便利ですよね。
でも残念ながら、楽天銀行と提携しているATMから硬貨だけを引き出せません。
現金をどうしても引き出す用事がある場合、紙幣のみであれば可能です。
紙幣のみなので、引き出しの最低金額は1,000円となりますね。
「それでもいいや…」と思った場合も、注意が必要です。
▼提携ATMから引き出しを行う場合は、手数料がかかってしまいます。
提携ATM | 手数料 |
---|---|
セブン銀行 イオン銀行 ステーションATM Patsat | 220円 |
イーネットATM ローソン銀行ATM 三菱UFJ銀行 みずほ銀行 ゆうちょ銀行 VIEW ALTTE(ビューアルッテ)ATM | 275円 |
引き出しについても、ハッピープログラムを最大限利用すると、月に最大7回まで無料にできますよ。
ポケットチェンジで電子マネーにする手もあります
ATMで小銭入金するのもいいですが、すぐに使いたいという場合もあると思います。
そんなときに使えるのが「ポケットチェンジ」という端末です。
ポケットチェンジでは、外貨も含めた小銭をSuicaなどの電子マネーに交換できますよ。
設置されている場所こそ少ないですが、もし近くにあるなら便利すぎるので使ってみてほしいです!
手数料無料で小銭を電子マネーにできますよ。
ゆうちょ銀行ATMから預けて、楽天銀行に入金する方法も
ここまでは、みずほ銀行ATMを使って楽天銀行に小銭を入金する方法を紹介してきました。
でも細かなルールが多いし、手数料のことも気にしないといけないのはかなり面倒ですよね…。
その心配なく、楽天銀行で小銭貯金していきたいなら、一旦ゆうちょ銀行のATMを使う方法があります!
ゆうちょ銀行ATMだと、小銭の入出金にかかる手数料は無料です。
そのかわりゆうちょ銀行の口座は必要ですけどね。
ゆうちょ銀行に預けたお金を、その後楽天銀行に手数料無料で入金すれば、お金をかけずに楽天銀行に移せます。
ちなみにゆうちょ銀行から楽天銀行は、「ゆうちょ銀行本人名義口座からの入金」というサービスを使えるようにしておけば、手数料無料で入金できますよ!
貯金代わりに入金しているなら、そのお金を投資に回すのもおすすめ
もし、楽天銀行に小銭を貯金代わりに入金しているのであれば、ある程度貯まってきた段階で、そのお金を投資に回してみましょう。
小銭貯金をより増やしていくのであれば、投資するのが一番です!
楽天銀行に小銭を入金しているときは、もともとなかったようなものとして扱っているのではないでしょうか。
それならば、少額で投資を始めてみて、感覚をつかんでみるのにもいいですよ。
個人的には、SBIネオモバイル証券で株を買うのがおすすめ。
配当金が出る銘柄なら、小銭から小銭を生み出すことができますよ!
株が苦手なら、投資信託がおすすめです。
楽天証券やSBI証券だと、100円から投資信託が買えますよ。
特に楽天証券だと、楽天銀行からの資金移動がすぐできるし、もちろん手数料無料だから始めやすいですね。
楽天証券では楽天ポイントを使って投資信託を買うこともできますので、より始めやすいです。
もし、楽天証券が気になったら以下のボタンから詳しく見れますよ!
ちなみに、これから楽天銀行の口座を持つ場合は楽天証券と一緒に作ることもできます。
さいごに
楽天銀行の口座に、硬貨を預け入れる方法を紹介しました。
やり方については特に難しいことはなく、普段ATMを使い慣れている場合は、問題ないかと思います。
ちょっとした小銭があった場合、口座へ預け入れると「塵も積もれば山となる」で少しずつではありますが、増えていきますよね。
また、貯まった小銭を投資に回していくことで、さらに増やしていくことも可能です。
老後2000万円問題もありましたし、小銭貯金から自衛を少しずつ始めていき、資産運用につなげていきましょう!
またノマド的節約術では、銀行の使い方をより詳しく紹介していますので、気になる銀行があればチェックしてみましょう。
おまけ:両替について
銀行ATMを利用した、両替について紹介しているページもあります。
あわせて読むと、理解が深まりますよ。