楽天銀行デビットカードはどれがいい?JCB・VISA・Mastercardを比較

ネット銀行の楽天銀行では、デビットカードを発行しています。

以前はJCBブランドだけだったのですが、今はVISAやMastercardブランドのデビットカードもありますよ。

楽天銀行の口座を作るときに「どれがいいの?」と迷うかと思いますので、このページで比較しながら特徴を紹介していきますね。

    この記事でわかること

  • 楽天銀行デビットカードの比較(JCB・VISA・Mastercard)
  • 楽天銀行デビットカードのメリット・デメリット
  • 楽天銀行デビットカードのお得な使い方

楽天銀行デビットカードについて知っておきたい情報を網羅的にまとめましたので、どのデビットカードにしようか悩んでいる人は参考にしてみてください。

参考:楽天証券と楽天銀行デビットカードを同時に作ると1,000円もらえてお得

楽天銀行JCBデビットカード

楽天銀行デビットカードの種類について

楽天銀行のデビットカードは、1つだけでなくいくつかの種類があります。

    楽天銀行のデビットカードの種類

  • 楽天銀行パンダデビットカード(JCB)
  • 楽天銀行デビットカード(JCB)
  • 楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)
  • 楽天銀行シルバーデビットカード(Visa)
  • 楽天銀行ベーシックデビットカード(Visa)
  • 楽天銀行デビットカード(Mastercard)

一覧にすると、多くのデビットカードがありますね。

「楽天銀行パンダデビットカード(JCB)」と「楽天銀行デビットカード(JCB)」の機能は一緒で、デザインだけが異なりますよ。

楽天銀行デビットカード

JCB・VISA・Mastercardから選べるのが楽天銀行デビットカードの大きな特徴です。

他の銀行のデビットカードだと、国際ブランドが絞られているケースが多いですよ。

この中で「どれがいいのか?」や「VISAとMastercardならどっちがいいのか?」など迷うかと思いますので、このあと比較していきましょう!

楽天銀行デビットカードはどれがいいの?年会費・還元率を比較

楽天銀行のデビットカードを一覧で紹介したので、それぞれの特徴を比較してみますね。

スペックJCBVISAベーシックVISAシルバーVISAゴールドMastercard
年会費無料無料2,200円5,500円無料
ポイント付与100円 → 1ポイント100円 → 1ポイント100円 → 1ポイント100円 → 1ポイント100円 → 1ポイント
還元率1.0%1.0%1.0%1.0%1.0%
タッチ決済対応対応対応対応対応
セキュリティJ/SecureVisaSecureVisaSecureVisaSecureMastercard ID Check
ショッピング保険
国内旅行傷害保険
海外旅行傷害保険
楽天銀行デビットカードのサービス比較

VISAシルバー・VISAゴールドは年会費がかかりますが、差があるのは保険の部分だけになります。

それ以外の基本的なサービスは年会費無料のものと変わりません。ポイント還元率も一律で1%ですね。

セキュリティ部分も、国際ブランドごとに名前は違いますが、サービス内容は同じです。

こうやって表にして見てみると、年会費無料の楽天銀行デビットカードのほうがおすすめですね。

どのデビットカードを選んでもなんと還元率1%

デビットカードなのに還元率が1%ってちょっと信じられません。
普通は0.3%前後ぐらいで、よくて0.5%ですからね。

ちなみに、私はJCBブランドの楽天銀行デビットカードを使っていますよ。

ただし1つだけデメリットがあって、JCBデビットカードの場合は高速道路料金の支払いに使えません

楽天銀行デビットカードどれがいい?

JCB・VISA・Mastercard、年会費無料であればどれを選んでもサービスに差はありません。

海外利用まで視野に入れるなら、VISAかMastercardブランドがいいと思います。

そこまで考えないなら、好みで選んで大丈夫ですよ!

参考:楽天証券と楽天銀行を同時に作ってデビットカードを使うにはこちらから

VISAゴールド・シルバーの特典について

年会費がかかるVISAゴールドやVISAシルバーのデビットカードは、保険以外にもいくつか特典があります。

VISAゴールドやVISAシルバーのデビットカードで利用できる主なサービスは以下の通りです。

  • 国際線クロークサービス15%OFF
  • 出国時の空港宅配が20%OFF
  • 帰国時の空港宅配が1個500円、2個目以降は15%OFF
  • 海外Wi-Fiレンタル10%OFF

海外旅行の際に役立つサービスですが、普通のクレジットカードでも代用できるものが多いのが正直なところ。

個人的には、わざわざVISAゴールドカードやVISAシルバーカードのデビットカードを使うメリットは見当たりません。

手数料を払えば他の国際ブランドに切り替えもOK

すでに楽天銀行デビットカードを使っていて、他の国際ブランドに切り替えたいと思ったときは、いつでも切り替えできますよ。

楽天銀行にログインしたあと、切り替えの手続きをすれば気軽にできます。

楽天銀行デビットカードの切り替え

ただし、切り替えるすると手数料550円がかかるため、よほどでなければおすすめはしません。

もし切り替えたときは、口座残高から引き落とされます。

楽天銀行デビットカードのメリット・デメリットまとめ

楽天銀行デビットカードを比較しましたが、すべての種類に共通するメリットやデメリットも紹介しますね。

まずは、主なメリットとデメリットを一覧でまとめました。

メリット
デメリット
  • 楽天ポイントの還元率1%
  • 支払いにポイントが使える
  • タッチ決済に対応
  • 3つの国際ブランドから選べる
  • セキュリティに対応
  • 16歳以上から申し込みできる
  • 家族カードが作れない
  • ETCカードが作れない
  • 年会費が有料のデビットカードの特典が微妙
  • 外貨からの支払いはできない

特に知っておきたいポイントについて、ここから詳しく説明していきます。

楽天ポイントをデビットカード支払いに使える

楽天銀行デビットカードは、楽天ポイントが50ポイント以上あればデビットカードで支払うときに使えます。

これによって、レジで表示されている金額よりも実際に使ったお金のほうが少なくできて節約になりますよ。

仮に1,000円の支払いのときに50ポイントあれば、銀行口座から引き落とされるのは950円になります!

デビットカード利用で楽天ポイントを使うには、楽天ポイント利用設定を行う必要がありますが、これをやっておくだけで毎回の支払いごとに楽天ポイントが使えますよ。

ただし、期間限定ポイント・楽天キャッシュ・他のクレジットカードなどから交換したポイントは使えないので注意が必要です。

このサービスはとってもお得なのですが、個人的にはデビットカードの支払いに使うよりも、楽天証券で投資信託を買うのに楽天ポイントを使うほうが有意義な使い方だと思いますよ。

楽天銀行デビットカードでETCカードは発行できない

クレジットカードを持っていると、付帯でETCカードを発行できるので、デビットカードでもETCカードを発行できるのではないかと思うかもしれませんね。

残念ながら楽天銀行デビットカードではETCカードは発行できません。

もし、ETCカードが欲しい場合は普通にクレジットカードを作るようにしましょう。

同じ楽天グループの楽天カードでもETCカードを発行できますよ。(年会費550円・条件付きで年会費無料)

海外のATMで現地通貨を引き出せる

楽天銀行デビットカードは、文字通りデビットカードになるため、海外に行った場合はATMを使って現地通貨を引き出せます。

その場合の手数料は、国際ブランドが指定するレートの税込3.080%です。
ちょっと高いですね。

JCBデビットカードの場合はJCBマーク、VISAデビットカードの場合はVISA・PLUSマーク、Mastercardデビットカードの場合はmastercard・cirrus・maestroマークのあるATMで現地通貨を下ろせます。

もし海外ATMを使って引き出す場合は、以下のページでやり方を紹介していますよ。

ただし、楽天銀行の外貨預金残高から現地通貨を引き出すことはできません。

外貨預金残高から現地通貨を引き出せるのはソニー銀行のデビットカード「Sony Bank WALLET」だけですね。

楽天銀行デビットカードはキャッシュカードとしても使える

楽天銀行デビットカードには「キャッシュカード」としての機能もあります。

デビットカードをキャッシュカードとして使う場合は、とくに変わったことをする必要はありません。
ATMのカード挿入口に差し込むだけで使えます。

カードを差し込んでしまえば、あとはATMの画面の流れに従って操作すればOKですよ。

楽天銀行デビットカードのキャンペーンについて

これを機会に楽天銀行のデビットカードを使ってみようと思った場合、せっかくならキャンペーンを適用させて少しでもお得な状態で使い始めたいですよね。

過去には、楽天銀行デビットカードを使うごとに利用金額の10%が現金でプレゼントされるキャンペーンもありました。

こんなお得なのは今は見かけませんが、楽天銀行にログインする機会があれば、キャンペーンも合わせてチェックしておくと見逃す確率を下げられますよ。

楽天証券の口座も作って1,000円確実にもらおう

また、楽天銀行デビットカードを使うということは、必然的に楽天銀行の口座を持つことになります。

楽天銀行を持つのであれば、証券会社の楽天証券の口座を絶対に持っておいたほうがいいです。

その理由は、マネーブリッジという仕組みで普通預金金利が口座残高300万円までだと0.18%になるから。

また、楽天証券と楽天銀行は同時に口座開設できるため、手間が省けますよ。

参考:楽天証券と楽天銀行を同時に作ってデビットカードを使うにはこちらから

マネーブリッジのキャンペーンもあって、エントリーすることで1,000円プレゼントになります。

楽天証券から楽天銀行の同時口座開設をしたあと、楽天証券のキャンペーンページからエントリーを済ませておきましょう。

各銀行のデビットカードとの比較

デビットカードは楽天銀行だけでなく、他の銀行でも発行しています。

以下で、楽天銀行と比較対象になる銀行のデビットカードをピックアップしてみました。

スペック楽天銀行住信SBIネット銀行ソニー銀行
年会費0〜5,500円0〜11,000円無料
還元率1%0.6〜1%0.5〜2.0%
国際ブランドJCB・VISA・MastercardVISA・MastercardVISA
外貨決済できない米ドル米ドル
ユーロ
英ポンド
豪ドル
NZドル
カナダドル
スイスフラン
香港ドル
南アランド
スウェーデンクローナ
セキュリティ対応対応対応
楽天銀行・住信SBIネット銀行・ソニー銀行デビットカードのサービス比較

年会費に幅がありますが、各銀行とも基本的には無料のデビットカードが揃っています。

選び方のポイント

デビットカードに外貨決済機能を求めないのであれば、楽天銀行がおすすめです。

海外出張・海外旅行する機会があるならソニー銀行のデビットカードを持っておくと、外貨にするときの手数料が節約になります。

もちろん複数のデビットカードを作っても問題ありません。

ちなみに私は比較検証のため、すべてのデビットカードを持っていますよ。

さいごに:年会費無料のデビットカードがおすすめ

楽天銀行デビットカードの特徴まとめ
  • JCB・VISA・Mastercardの3種類から選べる
  • 100円使うごとに1ポイント貯まる
  • 50ポイントから支払いに使える
  • タッチ決済で支払い時間を短縮できる
  • 海外のATMで現地通貨を引き出せる
  • セキュリティに対応している
  • 外貨からの支払いができない
特徴はこちら

楽天銀行のデビットカードは、年会費無料のものを選ぶのがおすすめです。

デビットカードを作ると、楽天銀行の口座を持つことにもなります。
楽天銀行も、使い方次第では楽天ポイントをかなり貯められますよ!

先ほども紹介しましたが、どのみち楽天銀行を使うのであれば、楽天証券から同時に口座開設するほうがマネーブリッジ連携で現金1,000円もらえるし、普通預金金利も上乗せされておすすめです。

楽天証券の口座を作らない理由がないぐらいお得ですよ!

参考:楽天証券と楽天銀行デビットカードを同時に作る

おまけ:楽天銀行カードについての記事はこちら

楽天銀行のキャッシュカードには、クレジット機能が付いた楽天銀行カードという種類もあります。

以下のページでは、楽天銀行カードのメリットやデメリットを紹介していますよ。