こんにちは!
ポイントが貯まりやすいカードが大好きな、ノマド的節約術の松本です。
ネット銀行の楽天銀行ではデビットカードを発行しています。
楽天銀行の口座を作ろうか迷っていたときにデビットカードという言葉が出てきて、そもそも楽天銀行のデビットカードってどんなサービスなんだろうかと気になるのではないでしょうか。
せっかく使うのなら、損することなくお得な部分だけを使っていきたいですよね。
私は2004年のイーバンク銀行の時代から楽天銀行を使っていて、楽天銀行デビットカードも2015年から使っています。
以前はJCBブランドだけだったのですが、今はVISAやMastercardブランドのデビットカードもあります。どれがいいか迷うかと思いますので、このページで比較しながら特徴を紹介していきますね。
- 楽天銀行デビットカードのメリット・デメリット
- 楽天銀行デビットカードの比較(JCB・VISA・Mastercard)
- 楽天銀行デビットカードのお得な使い方
この記事でわかること
楽天銀行デビットカードについて知っておきたい情報を網羅的にまとめましたので、どのデビットカードにしようか悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
参考:楽天証券と楽天銀行デビットカードを同時に作ると1,000円もらえてお得
楽天銀行デビットカードのメリット・デメリットまとめ
まずは、楽天銀行デビットカードのメリットとデメリットを一覧でまとめました。
楽天銀行デビットカードについて
まずは、デビットカード全般についてざっくりと紹介しますね。
デビットカードとは、クレジットカードと同じような感覚で使えるカードのことで、使った瞬間に銀行口座から即時引き落としされます。
そのため、クレジットカードとは違って使いすぎて払えないという心配がありません。
コンビニでも気軽に支払えるのが便利ですよ。
ネット通販などでセキュリティコードの入力を求められることがありますが、楽天銀行デビットカードはカード裏面に書かれていますので、Amazonなどでの買い物にも使えます。
銀行口座が0円になってしまうとデビットカードはそれ以上使えないですからね。
クレジットカードの弱点を補っているのがデビットカードというわけです。
楽天銀行デビットカードの種類
楽天銀行のデビットカードは、1つだけでなくいくつかの種類があります。
それをまずはひと通り紹介しますね。
- 楽天銀行パンダデビットカード(JCB)
- 楽天銀行デビットカード(JCB)
- 楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)
- 楽天銀行シルバーデビットカード(Visa)
- 楽天銀行ベーシックデビットカード(Visa)
- 楽天銀行デビットカード(Mastercard)
楽天銀行のデビットカードの種類
一覧にすると、多くのデビットカードがありますね。
JCB・VISA・Mastercardから選べるのも楽天銀行デビットカードの特徴です。他の銀行のデビットカードだと、国際ブランドが絞られているケースが多いですよ。
この中でどれがいいのかが気になると思いますので、このあと比較していきましょう!
どれがいいの?楽天銀行デビットカードの年会費・還元率を比較
楽天銀行のデビットカードを一覧で紹介したので、それぞれの特徴をざっくりと比較してみますね。
スペック | JCB | VISAベーシック | VISAシルバー | VISAゴールド | Mastercard |
---|---|---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 | 2,200円 | 5,500円 | 無料 |
ポイント付与 | 100円 → 1ポイント | 100円 → 1ポイント | 100円 → 1ポイント | 100円 → 1ポイント | 100円 → 1ポイント |
還元率 | 1.0% | 1.0% | 1.0% | 1.0% | 1.0% |
タッチ決済 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
セキュリティ | J/Secure | VisaSecure | VisaSecure | VisaSecure | Mastercard ID Check |
ショッピング保険 | – | – | ○ | ○ | – |
国内旅行傷害保険 | – | – | – | ○ | – |
海外旅行傷害保険 | – | – | – | ○ | – |
VISAシルバー・VISAゴールドは年会費がかかりますが、差があるのは保険の部分だけになります。
それ以外の基本的なサービスは年会費無料の部分と変わりません。ポイント還元率も一律で1%ですね。
セキュリティ部分も、国際ブランドごとに名前は違いますが、サービス内容は同じです。
こうやって表にして見てみると、年会費無料の楽天銀行デビットカードのほうがおすすめですね。
どのデビットカードを選んでもなんと還元率1%!
デビットカードなのに還元率が1%ってちょっと信じられません。
普通は0.3%前後ぐらいで、よくて0.5%ですからね。
以前は、JCBブランドのデビットカードだけが還元率1%でしたが、今はVISAブランドのデビットカードも還元率1%になりました。
私はJCBブランドの楽天銀行デビットカードを使っていますよ。
ただし1つだけデメリットがあって、JCBデビットカードの場合は高速道路料金の支払いに使えません。
楽天銀行デビットカードどれがいい?
JCB・VISA・Mastercard、年会費無料であればどれを選んでもサービスに差はありません。
海外利用まで視野に入れるなら、VISAかMastercardブランドがいいと思います。
そこまで考えないなら、好みで選んで大丈夫ですよ!
参考:楽天証券と楽天銀行を同時に作ってデビットカードを使うにはこちらから
貯まるポイントは楽天ポイント
先にポイント還元率を紹介しましたが、楽天銀行デビットカードを使ったときに貯まるのは楽天ポイントです。
税込100円ごとに1ポイント貯まるのでめっちゃお得ですよね。
ポイントを貯めることを重視するのでれば、クレジットカードを選ぶほうが基本的にはいいのですが、楽天銀行のデビットカードだけはその中に交えてもいいぐらいのポイント還元率の高さですよ。
楽天ポイントをデビットカード支払いに使える
楽天銀行デビットカードは、楽天ポイントが50ポイント以上あればデビットカードで支払うときに使えます。
これによって、レジで表示されている金額よりも実際に使ったお金のほうが少なくできて節約になりますよ。
仮に1,000円の支払いのときに50ポイントあれば、銀行口座から引き落とされるのは950円になります!
デビットカード利用で楽天ポイントを使うには、楽天ポイント利用設定を行う必要がありますが、これをやっておくだけで毎回の支払いごとに楽天ポイントが使えますよ。
ただし、期間限定ポイント・楽天キャッシュ・他のクレジットカードなどから交換したポイントは使えないので注意が必要です。
このサービスはとってもお得なのですが、個人的にはデビットカードの支払いに使うよりも、楽天証券で投資信託を買うのに楽天ポイントを使うほうが有意義な使い方だと思いますよ。
楽天銀行デビットカードでETCカードは発行できません
クレジットカードを持っていると、付帯でETCカードを発行できるので、デビットカードでもETCカードを発行できるのではないかと思うかもしれませんね。
残念ながら楽天銀行デビットカードではETCカードは発行できません。
もし、ETCカードが欲しい場合は普通にクレジットカードを作るようにしましょう。
同じ楽天グループの楽天カードでもETCカードを発行できますよ。(年会費550円・条件付きで年会費無料)
デビットカードなので、海外のATMで現地通貨を引き出せる
楽天銀行デビットカードは、文字通りデビットカードになるため、海外に行った場合はATMを使って現地通貨を引き出せます。
その場合の手数料は、国際ブランドが指定するレートの税込3.080%です。
ちょっと高いですね。
JCBデビットカードの場合はJCBマーク、VISAデビットカードの場合はVISA・PLUSマーク、Mastercardデビットカードの場合はmastercard・cirrus・maestroマークのあるATMで現地通貨を下ろせます。
もし海外ATMを使って引き出す場合は、以下のページでやり方を紹介していますよ。
ただし、楽天銀行の外貨預金残高から現地通貨を引き出すことはできません。
これが手数料無料なのはソニー銀行のデビットカード「Sony Bank WALLET」だけですね。
VISAゴールド・シルバーの特典について
年会費がかかるVISAゴールドやVISAシルバーのデビットカード、どんな特典があるのかも気になるところです。
ゴールドやシルバーという名前がつくからには、他と違うサービスが気になるのではないでしょうか。
- 国際線クロークサービス15%OFF
- 空港宅配が15%OFF
- 海外Wi-Fiレンタル20%OFF
主にこのようなサービスがあるのですが、実際のところは普通のクレジットカードでも代用できるサービスが多く、個人的にはわざわざVISAゴールドカードやVISAシルバーカードのデビットカードを使うメリットが見当たりません。
楽天銀行デビットカードは、口座開設時に選べます
楽天銀行のデビットカードを使いたいと思ったら、口座開設する時にデビットカードを選んでください。
デビットカードとキャッシュカードが一体型になっているので、カード1枚でどちらの機能も満たせますよ。
財布の中に、カードがかさばらないのもうれしいですね。
ATMでは今までと同じようにキャッシュカードとして使えます
楽天銀行デビットカードを使い始めてから6年以上経ちました。
勢いで申し込んだカードですが、このカードには「キャッシュカード」の機能もありますので、今もキャッシュカードとして使い続けています。
ちなみに、デビットカードをキャッシュカードとして使う場合は、とくに変わったことをする必要はありません。
ATMのカード挿入口に差し込むだけで使えるんです。
カードを差し込んでしまえば、あとはATMの画面の流れに従って操作すればOKです。
カード切り替え前後で、キャッシュカードとしての使い方が変わることはありません。
楽天銀行デビットカードは審査がありません
楽天銀行デビットカードを作るときに、審査に通るかどうかが気になるかもしれませんね。
でも、デビットカードの場合はそもそも審査がなく、16歳以上であれば申し込み可能ですよ。
既に使っているなら、いつでも切り替えできます
もし、既に楽天銀行デビットカードを使っていて、他の国際ブランドに切り替えたいと思ったときは、いつでも切り替えできますよ。
楽天銀行にログインしたあと、切り替えの手続きをすれば気軽にできます。
ただし、切り替えるすると手数料550円がかかるため、よほどでなければおすすめはしません。
もし切り替えたときは、口座残高から引き落とされます。
楽天銀行デビットカードのキャンペーンについて
これを機会に楽天銀行のデビットカードを使ってみようと思った場合、せっかくならキャンペーンを適用させて少しでもお得な状態で使い始めたいですよね。
過去には、楽天銀行デビットカードを使うごとに利用金額の10%が現金でプレゼントされるキャンペーンもありました。
こんなお得なのは今は見かけませんが、楽天銀行にログインする機会があれば、キャンペーンも合わせてチェックしておくと見逃す確率を下げられますよ。
楽天証券も作って1,000円確実にもらおう
また、楽天銀行デビットカードを使うということは、必然的に楽天銀行の口座を持つことになります。
楽天銀行を持つのであれば、証券会社の楽天証券の口座を絶対に持っておいたほうがいいです。
その理由は、マネーブリッジという仕組みで普通預金金利が口座残高300万円までだと0.18%になるから。
また、楽天証券と楽天銀行は同時に口座開設できるため、手間が省けますよ。
参考:楽天証券と楽天銀行を同時に作ってデビットカードを使うにはこちらから
マネーブリッジのキャンペーンもあって、エントリーすることで1,000円プレゼントになります。
楽天証券から楽天銀行の同時口座開設をしたあと、楽天証券のキャンペーンページからエントリーを済ませておきましょう。
他のデビットカードとの比較
デビットカードを選ぶとなると、楽天銀行だけでなく他の銀行でも発行しています。
以下で楽天銀行と比較対象になる銀行をピックアップして比較してみました。
スペック | 楽天銀行 | 住信SBIネット銀行 | ソニー銀行 |
---|---|---|---|
年会費 | 0〜5,500円 | 0〜11,000円 | 無料 |
還元率 | 1% | 0.6〜1% | 0.5〜2.0% |
国際ブランド | JCB・VISA・Mastercard | Mastercard | VISA |
外貨決済 | できない | 米ドル | 米ドル ユーロ 英ポンド 豪ドル NZドル カナダドル スイスフラン 香港ドル 南アランド スウェーデンクローナ |
セキュリティ | 対応 | 対応 | 対応 |
年会費に幅がありますが、各銀行とも基本的には無料のデビットカードが揃っています。
選び方のポイント
デビットカードに外貨決済機能を求めず、日本国内で使えれば問題ない楽天銀行がおすすめです。
海外出張・海外旅行する機会があるならソニー銀行のデビットカードを持っておくと、外貨にするときの手数料が節約になります。
もちろん複数のデビットカードを作っても問題ありません。
ちなみに私は比較検証のため、すべてのデビットカードを持っています。
さいごに:デビットカードで楽天ポイントを貯めよう
楽天銀行のデビットカードは、年会費無料のカードは今のところ条件がすごくいいので、クレジットカードに変わる選択肢にもなるほどのインパクトです。
楽天銀行の口座を持つことが条件になりますが、それが気にならないのであれば、楽天銀行のデビットカードはかなりおすすめですよ!
楽天の会員であれば、入力の手間も省けてデビットカードを作れます。
デビットカードを作ると、楽天銀行の口座を持つことにもなりますよ。
楽天銀行も、使い方次第では楽天ポイントをかなり貯められるのがおすすめなところです!
先ほども紹介しましたが、どのみち楽天銀行を使うのであれば、楽天証券から同時に口座開設するほうがマネーブリッジ連携で現金1,000円もらえるし、普通預金金利も上乗せされておすすめです。
楽天証券の口座を作らない理由がないぐらいお得ですよ!
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