こんにちは!
クレジットカード大好きな、ノマド的節約術の松本です。
クレジットカードを比較するときって、年会費・ポイント還元率・割引内容・空港ラウンジ・保険などが中心になると思います。
ありきたりな比較ではなく、比較しようがない特別なカードを持ってみたいと思うことはないでしょうか?
もしそう思っているのであれば「ラグジュアリーカード」というクレジットカードがおすすめです!
ラグジュアリーカードはなんと金属製のカードで、これが他のクレジットカードにはない唯一の特徴になります。
また、名前からして高級感漂うカードで、どんな特徴やサービスがあるのか気になりませんか?
私はとても気になりましたので、もしラグジュアリーカードを使うとなった場合に知っておくと役立つことをこのページでまとめました。
ラグジュアリーカードの種類
ラグジュアリーカードは1枚のカードのことではなく、複数あるクレジットカードの総称のことです。
ラグジュアリーカードは以下の3種類があります。
上から下にいくほどカードのランクが高くなりますよ。
- Titanium Card(チタニウムカード)
- Black Card(ブラックカード)
- Gold Card(ゴールドカード)
名前からしてどれも高級そうですよね。
▼Titanium Cardがこちら。
▼Black Cardがこちら。
ラグジュアリーカードを簡単に比較してみました
3種類のラグジュアリーカードがあることがわかったということで、まずは特徴を簡単に比較してみましょう。
そのほうがイメージしやすいですよね。
スペック | Titanium Card | Black Card | Gold Card |
---|---|---|---|
年会費 | 税抜50,000円 | 税抜100,000円 | 税抜200,000円 |
家族カード年会費 | 税抜15,000円 | 税抜25,000円 | 税抜50,000円 |
海外旅行傷害保険 | 自動付帯 | 自動付帯 | 自動付帯 |
プライオリティパス | ◯ | ◯ | ◯ |
コンシェルジュ | ◯ | ◯ | ◯ |
ポイント還元率 | 0.5〜0.75% | 0.5〜1.0% | 0.5〜1.5% |
ハワイアン航空 | – | Pualani Gold | Pualani Platinum |
簡単に特徴を比較したあとにラグジュアリーカードのサービスについて詳しく見ていくことにしましょう。
金属製のカードが最大の特徴
ラグジュアリーの最大の特徴は、金属製になっていること。
これは他のクレジットカードにはありませんよ。
前面はステンレス製、裏面はカーボン製のデザインになっています。
このデザインはアメリカの特許にもなっていますよ。
金属製のクレジットカードというだけでもかなり興味出ますよね。
MasterCardブランドのため、世界中で使えるのがメリット
ラグジュアリーカードのような高級クレジットカードは他にもいろいろとありますが、だいたいはアメックスかダイナースになるため、国内はともかく海外になると使えるお店が限られていました。
その点、ラグジュアリーカードはMasterCardブランドになるため、世界中で使えますよ。
海外を飛び回っている方にとっても使いやすいクレジットカードといえます。
また、MasterCardブランドということで、コストコでの買い物にも使えますよ。
Apple Payでも使える・Mastercardコンタクトレスにも対応
ラグジュアリーカードは、iPhoneなどを使ってるとApple Payとしても使えます。
紐づけておくと、QUICPayが使えるお店だと電子マネーでの支払いもできますね。
また、ラグジュアリーカードはMastercardブランドのクレジットカードになるため、コンタクトレス決済に対応しているお店だと、カード払いもタッチだけで支払いが終わりますよ!
海外でラグジュアリーカードを使うときは、Apple Payを紐づけておくと対応しているお店が多く、支払いが一瞬で終わります!
ラグジュアリーカードのポイントの仕組みについて
ラグジュアリーカードはアプラスと提携しているため「とっておきプレゼント」という名前のポイントが貯まります。
基本的には1,000円使うごとに1ポイント貯まる仕組みですよ。
ポイントの使い道によってレートは変わりますが、基本的には1ポイント5円の価値があります。
ここからはポイントの貯め方や使い方について紹介していきますね。
ポイントの貯め方
まずは、ラグジュアリーカードを使ったときのポイントの貯め方から。
先ほども紹介したように、基本的には1,000円使うごとに1ポイントですが、使う場所や合計金額によってはポイントの貯まりやすさが変わってきます。
海外だと1,000円使うごとに2ポイント貯まりますよ。
こういった高級なクレジットカードは海外で使うほうがより価値を発揮するため、ポイントが貯まりやすいのはうれしいですね。
ただ、海外の場合はクレジットカードで決済するときに手数料がかかることを意識しておきましょう。
あとは、それぞれのラグジュアリーカードの利用金額に応じてボーナスポイントがもらえます。
それによって、ポイント還元率が0.75%〜1.5%まで上がりますよ。
- Titanium Card:年間100万円以上利用で国内利用分の合計に対して2,000円ごとに1ポイント付与(最大還元率0.25%)
- Black Card:年間150万円以上利用で国内利用分の合計に対して1,000円ごとに1ポイント付与(最大還元率0.50%)
- Gold Card:年間200万円以上利用で国内利用分の合計に対して1,000円ごとに2ポイント付与(最大還元率1.00%)
これらの条件を満たすことでポイントが加算されるため、よく使う方はポイントが貯まりやすくなりますよ。
ちなみにボーナスポイントの集計期間は4月〜翌年3月で、毎年5月にプレゼントされます。
ポイントの使い方
せっかく貯めたポイントも使わなければ意味がありませんよね。
ラグジュアリーカードで貯めたポイントは、いろいろなモノや共通ポイント・マイルなどに交換できますよ。
一番おすすめのポイント交換方法はANAマイルやJALマイルに交換することです。
1ポイントを3マイルに交換できますよ。
それ以外におすすめなのは他で広く使える以下のようなものに交換すること。
- Amazonギフト券:200ポイント → 1,000円分
- ANA SKYコイン:200ポイント → 1,000円分
- nanacoギフト:200ポイント → 1,000円分
- dポイント:200ポイント → 1,000円分
- iTunesギフトコード:100ポイント → 500円分
- レコチョクギフトカード:100ポイント → 500円分
- BookLive!プリペイドカード:100ポイント → 500円分
- ムビチケGIFTコード:600ポイント → 3,000円分
- JCBギフトカード:650ポイント → 3,000円分
- 図書カードNEXT:650ポイント → 3,000円分
- JTB旅行券:650ポイント → 3,000円分
- クオカード:650ポイント → 3,000円分
- ジェフグルメカード:650ポイント → 3,000円分
- カエトクカード:650ポイント → 3,000円分
- アサヒスーパードライ鮮度ギフトカード:1,050ポイント → 5,000円分
- EJOICAセレクトギフト:600ポイント → 3,000円分
ポイントの有効期限について
ラグジュアリーカードで貯めたポイントの有効期限も気になりますよね。
使う前に知っておきたいところです。
ラグジュアリーカードでのポイント有効期限は、獲得月から3月のご利用明細書表示分までの最長1年間有効となります。
4月に獲得したポイントが翌年3月まで有効というイメージですね。
逆に1月や2月に獲得したポイントの有効期限がとても短いことに気をつけましょう!
ただ、3月のご利用明細書に表示された未使用ポイントの累計が100ポイント以上の場合は、そのポイントの有効期限が翌年の3月末まで延びますよ。
そのため、最大で2年間のポイント有効期限があります。
普通にラグジュアリーカードをよく使っているのであれば、あまり気にならないとは思いますが、ポイントをムダにしたくないのであれば、有効期限のことはしっかり意識しておき、ちゃんと使っていきましょう。
ラグジュアリーカード共通のサービス
ポイントのことはこれぐらいにして、続いてラグジュアリーカード3種類の共通のサービスについて紹介していきますね。
以下はTitanium Cardの特徴にもなります。
Black CardやGold Cardはさらにそれぞれのカードの特徴がありますよ。
TOHOシネマズの映画料金を無料にできる
ラグジュアリーカードを持っていると、映画館のTOHOシネマズの映画料金を無料にできます。
期間内にエントリーしたあと、当選すれば無料で楽しめますよ。
カードのランクによって無料にできる回数は異なりますが、月1〜3回無料にできます。
コンシェルジュサービスが24時間対応で使える
年会費が高いクレジットカードということもあって、ラグジュアリーカードは24時間対応でコンシェルジュサービスが使えます。
宿泊先などの旅行プランの手配やコンサートチケットの手配など、秘書的な感じでコンシェルジュサービスを使えるのが便利ですよ。
わざわざ人を雇わなくても年会費だけでこういったサービスが使えると安くつくと思います。
プライオリティパスが無料で手に入る
ラグジュアリーカードを持っていると、世界1,000ヶ所以上の空港ラウンジが無料で使えるプライオリティパスが無料で手に入れることができますよ。
これがラグジュアリーカードを持つ大きなメリットの1つです。
もし、プライオリティパスが欲しい場合はラグジュアリーカードが届いたあとに別途申込しましょう。
ただ、プライオリティパスは本人しか使えないため、同伴者がいる場合は1回27米ドルかかります。
その点がちょっと不便ではありますが、個人での出張や旅行の場合は気にならないですね。
私もプライオリティパスは利用していて、海外旅行したときには活躍していますよ。
プライオリティパスが使えるということなので、もちろん国内の空港ラウンジもラグジュアリーカードと航空券を提示したら使えます。
国際線の手荷物宅配が無料に
海外旅行や出張のときって、どうしても手荷物が多くなりますよね。
スーツケースを持っていくかと思います。
スーツケースがあると、持ち運び自体が負担になって面倒に感じませんか?
ラグジュアリーカードを持っていると、国際線を利用するときに便利な手荷物宅配を無料で使えますよ。
しかも最大3つまでというのがうれしいですね。
出発も帰りも使えるのがいいところです。
対象となる空港は以下の4つになります。
海外での手荷物宅配サービスも
国内での手荷物宅配サービスは割と他のクレジットカードでもあるサービスですが、ラグジュアリーカードだと、海外でも手荷物宅配サービスが使えます。
空港に着いてから自分で荷物を持ち運ぶ必要もなく、現地のホテルに直接荷物を送ってもらえますよ。
これがあるおかげで、長旅の疲れが少し和らぐと思います。
スーツケースなどの重い荷物を持ってホテルまで移動するのって、結構しんどいですからね。
海外旅行傷害保険が自動付帯
また、ラグジュアリーカードを持っていると、海外旅行傷害保険が自動付帯になります。
これ1枚持っておくと、海外旅行や出張での保険でも安心感がありますよ。
より盤石にしておくには、エポスカードなどで追加しておくのもおすすめです。
国内旅行傷害保険もありますが、こちらは利用付帯となっています。
航空機遅延保険も付帯
ラグジュアリーカードは海外旅行傷害保険だけでなく、飛行機が送れてしまったときの保険にも対応しています。
もし、飛行機の遅延や欠航、受取手荷物の遅延や紛失にともなって負担が発生した場合は補償してもらえる仕組みです。
この仕組みがあることを知っておくだけでも何かあったときの精神状態が違ってくるのではないでしょうか。
ショッピング保険は90日・年間300万円まで補償
国内外問わずラグジュアリーカードで購入した商品が90日以内に偶然の事故で破損や盗難などの被害にあってしまった場合は、年間300万円まで補償してくれる仕組みのショッピング保険があります。
年間300万円までの補償はなかなか聞かないので、このあたりさすがラグジュアリーカードという感じがしますね。
不正利用を補償する仕組みもある
ラグジュアリーカードに限らずクレジットカードを使うときは不正利用が怖いですよね。
その点、ラグジュアリーカードは万一不正利用の被害にあってしまっても被害額の一部や全額を補償してもらえる仕組みがあるため、安心感がありますよ。
ただ、そもそも不正利用されないようにしっかり管理しておくのは大切です。
ちなみに私はまだ過去に1度もクレジットカードを不正利用されたことはありません。
CLASS ONEというHISの会員優待がある
また、ラグジュアリーカードを持っていると、HISの会員制ビジネスクラス・ファーストクラスの専門旅行代理店であるCLASS ONEに無条件で入会できます。
特別な航空券やツアー、優待などがあるため、旅行や出張が多い方にとってはよりお得にできつ可能性が広がりますよ。
これもラグジュアリーカードならではの特典ですね!
チャーター機手配の相談ができる
あまりにも壮大な話で、使う機会はそんなにないかもしれませんが、プライベートジェット・ヨット・ヘリコプターなどの手配を相談できるようになっています。
もちろん借りるとなったら費用がかかるでしょうけど、ラグジュアリーカードを持っているだけで、相談ができるというのはおもしろいです。
LUXURY MAGAZINEが3ヶ月に1度送られてくる
そこまで魅力的ではないかもしれませんが、ラグジュアリーカードを持っていると、3ヶ月に1度「LUXURY MAGAZINE」という情報誌が送られてきます。
世界中から選び抜かれたライターやデザイナーによって編集されているというのが売りです。
SBI新生銀行のプラチナステージになれる
個人的にラグジュアリーカードを使う大きなメリットの1つだと思っているのが、SBI新生銀行のプラチナステージになれるところです。
ラグジュアリーカードの引き落とし先口座をSBI新生銀行の総合口座パワーフレックスにすることで、プラチナステージになれますよ。
プラチナステージになることで、他行宛振込手数料が月10回まで無料になるし、海外送金手数料まで月1回無料になるメリットがあります。
月1円以上でも引き落としがあるだけでもプラチナステージの条件を満たせるため、銀行振込する機会が多いのなら、SBI新生銀行を併用することで振込手数料を大きく節約できますよ!
これだけで月に数千円も節約できると思える方もいるのではないでしょうか。
ゴルフ場・ジム・美容室・家事代行の優待も
また、ラグジュアリーカードならではの優待でいろいろなお店で特典があります。
ざっくりと以下にまとめておきました。
- ゴルフでの優待だと、会員以外はラウンドできないところを予約できる
- Club100・ACE GYMのジムで会員限定の優待がある
- 美容室EARTHが優待価格で利用できる
- 家事代行のミニメイド・サービスが会員限定優待付きで利用できる
個人的には家事代行サービスの優待が気になりましたが、ゴルフ好きならゴルフの優待はおすすめだと思いますよ。
Black Card以上の共通のサービスについて
ここまではどのラグジュアリーカードを持っていても使える共通のサービスについて紹介しましたが、ここからはBlack Card以上を持っている方向けのサービスを紹介しますね。
ハワイアン航空の上級会員になれる
Black Card以上でおすすめだと思えるサービスが、ハワイアン航空の上級会員になれることです。
Black Cardだとハワイアン航空の「Pualani Gold」会員、Gold Cardだと「Pualani Platinum」会員になれます。
ハワイアン航空という名前だと、ハワイに行く方しか恩恵がないように思うかもしれませんが、ハワイアン航空は日本の国内線でも便があるため、無条件で上級会員になるメリットがありますよ。
ボーナスマイルがあったり、優先搭乗があったりするのが主なメリットです。
予約困難なお店の席を確保できる
Black Card以上でうれしいサービスが、予約するのが難しい名店や隠れ家的なレストランで会員専用の座席を確保してもらえることです。
仕事の接待や特別なデートなど、ゆっくりとした時間を確保したいときにこういったサービスが使えますよね。
また、Gold Card限定のお店もあります。
東京23区内をリムジンで送迎してもらえる
ラグジュアリーカードならではのサービスだと思ってしまうのが、東京23区内の指定の場所からレストランまでリムジンで送迎してもらえるサービスです。
いかにも高級感あるサービスで1回は体験してみたいと思うのではないでしょうか。
Gold Cardになるとさらに特別な車種もあります。
好奇心や見栄をはりたい場合におすすめ。
Gold Cardのサービスについて
これまで紹介したサービスはもちろんGold Cardでも使えます。
ここからはさらにGold Cardだけでしか使えないサービスを紹介しますね。
といっても、ポイントが貯まりやすくなる以外のメリットはそこまでありません。
目立った特典の1つが「国立新美術館」の企画展を会員と同伴者1名まで無料になるサービスがあることです。
よく企画展をみに行く機会があるのなら、この機会に利用してみましょう。
申込・審査の流れについて
もし、ここまでの内容でラグジュアリーカードが気になった場合、どうやって申し込んだりすればいいのかや、審査に通るかどうかが気になるところだと思います。
ラグジュアリーカードの申込は、Titanium CardとBlack Cardならネットから申込できますよ。
Gold Cardは招待制になるため自分で申し込むことができません。
審査の通りやすさに関しても、これは申し込んでみないとわからないですね。
もし、ラグジュアリーカードが欲しいけど審査に落ちるのが怖いというのであれば、とりあえず申し込んでみるのがいいと思いますよ。
行動しないと審査結果はわかりませんからね。
仕事内容や年収など、ついつい大きく見てしまいたくなるかもしれませんが、正直に1つ1つの入力項目を埋めていくことがいいと思います。
ゴールドカードは招待されないと入手できない
ラグジュアリーカードのGold Cardは、他の2種類のカードとは違って、招待制のクレジットカードになるため、普通に申込することはできません。
Gold Cardを手に入れたいのであれば、Black Cardを使っているうちに招待が来るのを待つようにしましょう。
招待が来る条件まではわかりませんが、利用実績があるほど招待が届きやすいと思います。
さいごに
ラグジュアリーカードは、唯一の金属製クレジットカードであることや、高級感あるマスターカードということで、他のクレジットカードとは一線を画しています。
まだラグジュアリーカードを持っている人はそれほど多くないですし、気軽に持てる年会費ではないため、今後もおそらく知る人ぞ知るクレジットカードになるのではないでしょうか。
だからこそ、ラグジュアリーカードを持っていると、その価値が出ると思いますよ。
パッとラグジュアリーカードが見えたときに「何それ?」となって、話のネタにもなるでしょうし、相手に一目置かれるかもしれません。
さり気なくステータスを示すという意味でもラグジュアリーカードはおすすめできますよ。
ぜひ入手して金属製のカードの感触を味わってみてください。
おまけ:決めきれず、カード探しをしている方へ
クレジットカードってとにかく多いし、どれがいいのか迷いますよね。
長く使うものになるので、できる限りいいカードを選びたいものです。
以下のページでは、収入ゼロから生き延びた節約家の視点でおすすめしているクレジットカードを紹介しています。