こんにちは!
ポイント還元率の高いクレジットカードが大好きな、ノマド的節約術の松本です。
2013年頃はポイント還元率の高いクレジットカードが数多く出てきていましたが、2016年頃からその傾向がだんだん和らいでいる状況です。
ポイント還元率が高いことで有名な「REX CARD(レックスカード)」も以前と比べると見劣りするところが出てきています。
とはいえ、冷静に考えるとまだまだおすすめできるクレジットカードの1つですよ。
このページでは、レックスカードを徹底的にお得に使えるように詳しく解説していきますね。
でも、現在は新規申し込みは終了してしまいました。
レックスカードのポイント還元率低下の歴史
レックスカードが始まった頃は、ポイント還元率が1.75%という驚異的な高さが大きな魅力でした。
10,000円使えば175円もポイントが貯まるのはすごいです。
ただ、あまりの還元率の高さにレックスカード側で利益が出なかったのか、その後1.5%に還元率が下がりました。
1.5%でもかなり魅力的な状態ですが、もともとの1.75%を知っているため、残念に思ってしまうもの。
そんな1.5%の還元率も長続きすることなく、2017年10月にはポイント還元率が1.25%となりました。
それにともなって、別にあったクレジットカードの「レックスカードライト」が新規申込停止になりましたね。
さらに2020年11月にはポイント還元率が1.25%からさらに下がり1.0%となってしまいました。
このページでは、それも踏まえてレックスカードの情報を紹介していきます。
レックスカードについて
レックスカードは、価格.comを運営するカカクコムグループのクレジットカードです。
いつどこで使っても、還元率1.0%が大きなメリット。
具体的な例をあげてみましょう。
10,000円使えば、100円お得になる計算です。
こうして見るとなかなかお得に見えませんか?
使えば使うほど差が出てきますよ。
ちなみにレックスカードを利用して1.0%分還元されたポイントは、Jデポに交換して、カード利用額の引き落としのお金を割り引くことに使えます。
仮に30,000円の支払いがあったとしましょう。
Jデポが5,000円分あれば、Jデポを使うと、引き落とし額は25,000円に減額することができます。
30,000円分の買い物をしたにも関わらず、25,000円の支払いで済ますことができるのです。
▼Jデポでの値引きイメージは以下の通り。
レックスカードを使って、1.0%の還元率でポイントを貯め続ければ、年に数回はこんなことができるようになります。嬉しいですね!
カードのブランドはVISAのみとなります。
レックスカードで貯めたポイントは、ポイント獲得月より2年間有効ですよ。
レックスカードの気になる年会費は無料!
1.0%という高還元率があれば、年会費も高くなりそうなイメージがありますよね。
大丈夫です、安心してください!
レックスカードはずっと年会費が無料です。
以前は条件付きで年会費無料でしたが、2017年10月以降は無条件で年会費無料になりました。
ちなみに以前は、年間50万円以上使えば年会費無料になっていて、そうでなければ年会費2,750円かかるカードでした。
昔よりは還元率が下がっていますが、年会費無料になったのはうれしいですね!
家族カードやETCカードも年会費無料
ちなみにレックスカードは家族カードやETCカードも申し込むことができます。
この場合に家族カードやETCカードの年会費も気になりますよね。
本会員の年会費が無料なので、家族カードやETCカードの年会費も無料です。
レックスカードはどのカードを作っても無料なのがうれしいですね。
ただ、あとで紹介する入会キャンペーンがあるため、わざわざ家族カードを作る必要はないですよ。
もし全員分のレックスカードを作ろうと思っているのであれば、1人1人発行するほうがキャンペーンで得できる金額が大きくなる分だけプラスです。
ETCカードはメインでレックスカードを使うのであれば付帯させてもいいと思います。
ETCカードを申し込む場合は、レックスカードが届いたあとに発行手続きしておきましょう。
レックスカードで貯まるのはREX POINT
ということでここからはレックスカードのポイントについて詳しく説明していきますね。
レックスカードを使うことで貯まるポイントの名称は「REX POINT」です。
最初にも説明したようにレックスカードのポイント還元率は1.0%で、税込2,000円使うごとに20ポイント貯まります。
2,000円未満の場合は切り捨てになってしまうため、細かく獲得ポイントを調整するのであれば、こまめに明細をチェックしておき、さいごにAmazonギフト券を買うなどして調整すればムダがなくなりますよ。
Amazonギフト券は15円から買えますからね。
仮に1,987円が端数になっていた場合は、2,013円分のAmazonギフト券を買えば、ピッタリ4,000円になって、ポイント獲得のムダがなくなります。
JACCSモールを使うとポイント還元率が0.5%アップ
レックスカードはジャックスのカードの1つです。
ジャックスはJACCSモールというサイトを運営していて、レックスカードの会員ページからJACCSモールで買い物すると、還元率が0.5%アップし、その分はJデポで還元されます。
Amazonや楽天市場での買い物も0.5%ポイントアップするのがうれしいですね。
単純にこれらのお店をよく使うのであれば、別のクレジットカードであるOrico Card THE POINTのほうがお得ですが・・・。
こちらはAmazonでの買い物で2%還元にできます。
モバイルSuica・SMART ICOCAへのチャージでもポイントが貯まる
モバイルSuicaを既に使っている方であれば、レックスカードと連携させることで、ポイント還元率の1.0%分はお得にできます。
モバイルSuicaにチャージする度に1.0%のポイントが貯まりますよ。
ただし、モバイルSuicaの年会費がかかるので、これを使うかどうかは悩むところではありますけどね。
単純にモバイルSuicaを使うのであれば、年会費無料になるビューカード系がおすすめ。
関西圏にお住まいであれば、SMART ICOCAがありますよね。
SMART ICOCAは無料で使える上に、チャージした金額分はしっかりレックスカードのポイントが貯まるので、普通に電車に乗るよりも節約になります。時間短縮にもなるし、これはかなり便利ですよ!
ノマド的節約術では、SMART ICOCAにチャージすることでポイントが貯まるクレジットカードもまとめて紹介しています。
カード到着後3ヶ月間の利用金額に応じて、最大3,000ポイントのキャンペーンがお得!
レックスカードに申し込んだあと、カードが到着してから3ヶ月間はとっても重要です!
この3ヶ月間の利用金額に応じて、最大で3,000円分のJデポがもらえます。
- 5万円〜7万円未満:1,000円分
- 7万円〜10万円未満:2,000円分
- 10万円以上:3,000円分
仮に3ヶ月間でピッタリ10万円使った場合は3,000円分のJデポ、つまり利用額の3%もお得になります。
もちろん通常の1.0%もあるので、この場合だと4.25%もお得になりますね!
ちなみにこのキャンペーンは自動で適用になるわけではなく、自分で申し込みしないといけません。
キャンペーンへの申し込みは、レックスカードが届いた時に同封されている応募用紙に必要事項を記入して、カード会社(ジャックス)に送りましょう。
この応募用紙は薄っぺらい紙なので、ついつい捨ててしまわないように気をつけてくださいね。
キャンペーンで10万円分使うのであれば、ふるさと納税の支払いに使うか、生活必需品を買うなどして、ムダのないようにしましょう
貯めたポイントはJデポへの交換が一番おすすめ。は支払い額の値引きに使える
レックスカードを使って貯めたポイント、使わなければ意味がありませんよね。
1,500ポイント貯めたら使えるようになります。
おすすめのポイント交換先は最初に少し説明したように、Jデポに交換すること。
1,500ポイントごとに1,500円分のJデポとして使えます。
Jデポとはポイントの一種みたいなものです。
Jデポを利用すると、カードの支払額から値引きすることができます。
10,000円のカード支払い請求があり、Jデポ3,500円分を利用したと仮定しましょう。
この場合、引き落としに設定した銀行口座から引き落とされるのは、請求額の10,000円からJデポの3,500円を引いた、6,500円となります。支払額が少なくなるってかなりうれしいですよね!
還元率だけ高くて、ポイントの使い道がないんじゃない?
そう思っていた方はご安心くださいね。
ちゃんとこうやって値引きにポイントを使えば、高い還元率の通りにお得に使えます。
ポイントを貯めても使い道に困るクレジットカードがありがちですが、レックスカードはそんなことありませんよ。
ちなみに、レックスカードのポイントは、ANAマイルにも交換できます。
ただし、1,500ポイントが300マイルにしかならないため、そこまでおすすめではありません。
ANAマイルにすると還元率がとても低いですからね。
個人的にはJデポへの交換一択だと思っています。
レックスカードのポイント有効期限は2年間
レックスカードで貯めたポイントがどれぐらい有効期限あるのかも知っておくのが重要です。
有効期限はポイント獲得月から2年間。
これまでに1,500ポイント貯められないのであれば、レックスカードを使うのはおすすめしません。
1,500ポイント貯めるのに必要な支払額は120,000円なので、そこまでハードルは高くないですよ。
1ヶ月5,000円使えば2年で120,000円になりますね。
そんなにカードを使わない場合は、楽天カードやPayPayカードなどのよりポイントの使い勝手がいいクレジットカードをおすすめします。
Apple Payにも対応している
また、レックスカードはiPhone7やApple Watch Series 2以上で対応しているApple Pay(アップルペイ)にも対応しています。
もし、対応している端末を持っているのであれば、紐付け設定しておけば、支払いの手間を軽くできますよ。
電子マネーの「QUICPay(クイックペイ)」に対応しているお店であれば、支払い可能です。
もちろんポイントも貯まりますので、時間短縮になる分だけ一石二鳥ですよね。
価格.com安心支払いを負担なしで使える
レックスカードは価格.comのグループが発行しているクレジットカードです。
その価格.comでは、今まで買い物したことのない、初めてでのお店でも安心して買い物ができるように「価格.com安心支払い」という決済システムがあります。
これを使う場合に手数料がかかるのですが、レックスカードで「価格.com安心支払い」を使用した場合は、手数料とほぼ同じぐらいのポイントが還元される(還元率1.5%)になるので、手数料を気にせず安心して買い物ができます。
あまり聞き慣れない名前のショップを使う時で、不安な場合は「価格.com安心支払い」の仕組みを使うといいかもしれません。
安心できる店であればわざわざ使うほどでもないかと思います。
海外旅行傷害保険が自動付帯なのも密かな魅力
レックスカードは年会費無料でポイントが貯まりやすいところだけにフォーカスされがちですが、実は海外旅行にもおすすめのカードだったりします。
レックスカードは海外旅行傷害保険が自動付帯になっているため、持っているだけで保険代わりになるんですよね。
一旅行あたり最長90日間有効で、気になる保険金の額は以下の通り。
- 傷害治療費用:最高200万円
- 疾病治療費用:最高200万円
- 賠償責任:最高2,000万円
- 携行品損害:最高20万円(1回あたり3,000円の自己負担)
- 救援者費用:最高200万円(1年間の限度額)
レックスカードのデメリットは?
還元率がとても高いので、何か大きなデメリットがあるのではないかと、逆に不安に思うかもしれませんね。
当然、レックスカードにもデメリットはあります。
私が思うデメリットの1つに税金の支払いに使えないということ。
電子マネーのnanacoにレックスカードでチャージすることはできますが、その際に1.0%分のポイントは付きません。
そのため、国民年金・国民健康保険・固定資産税などの税金支払で得することはできないんですよね。
税金の支払いが多い、自営業の人はデメリットになりますが、会社に勤めていてあまり税金支払の機会がない方であれば、デメリットではありませんね。関係ない方もいると思います。
また、還元率が高いことをいいことに、ついつい使いすぎてしまうという話もありましたので、その点は気をつけてくださいね。
デメリットというよりは自己管理の問題ですが、レックスカードのポイント還元率の高さゆえに起こることではあると思います。
ゴールドカードはありません
レックスカードのサービスが充実しているため、レックスカードのゴールドカードがあればいいなと思うのではないでしょうか。
残念ながらレックスカードにゴールドカードはありません。
もしどうしてもゴールドカードが欲しいのであれば、別のクレジットカードを検討してみましょう。
ゴールドカードで選ぶなら、個人的にはdカード GOLDがいいと思いますよ。
カード申し込みして感じた、審査の難易度について
私は自営業です。
会社に勤めている方と比べて、信用面では明らかに下がります。
しかも、所得もあるかどうかのラインをさまよっている状態で、決して儲かっているとはいえない状況です。(当時)
そんな私が申し込んだのにも関わらず、審査を通過して無事にカードを発行することができました。
そう思うと、審査に関してはそれほど厳しくないのではないかと予想できますね。
レックスカード申し込みからカード到着までの期間
レックスカードを申し込んでからカードが届くまでにかかる時間は1週間ほどです。
私が申し込んだ時は、申し込んだ時間帯が営業時間後だったのと、配送日が少し後ろにずれたことも重なり、10日ほどかかりました。
スムーズにいけば1週間と少し見ておけば十分です。
下の2ページは私が申し込んだ時の体験談となります。
忘れないうちに早く届くと、愛着もわく気がします。
スピード大事。
リボ払いは絶対に使わないように!(最重要)
レックスカードのページに行くと、リボ払いした場合だとポイント還元率が1.75%になると書かれています。
一見すごいように見えますが、絶対にリボ払いにはしないでください!
リボ払いにすると、ポイント還元率以上に支払利息がかかるので、大損しますよ。
メリットが全てなくなってしまうので、やめましょう。
クレジットカードの支払いは必ず一括払いにするようにしてください。
仮に何十万円使ったとしても必ず一括払いです。
金利を払ってしまっては、ポイント還元率がいくら高くても全く意味がなくなってしまいますからね。
カード申し込み時にもリボ払いを選択しないようにしてください。
さいごに:レックスカードを高還元率を体験してみよう
ここまで、レックスカードについてお伝えしてきましたが、やはり常時1.0%というポイント還元率は非常に魅力的です。
しかも貯めたポイントを無駄にすることなく、支払い時の割引にあてることができるのがうれしいですね。
もし今使っているカードの還元率があまり高くなくて、ポイントの使い道もなく不満に感じているのであれば、この機会にレックスカードに変更してみてはいかがでしょうか。
クレジットカードは普段から使うものです。
ポイント還元率の高いレックスカードを使っておけば、意識せずとも大きな節約ができます。
長い目で見ると数万円、十万円を超える金額を浮かすことも可能ですよ^^
4年以上レックスカードを使っていますが、Jデポでの支払額値引きにはとてもお世話になっています。
何を買っても1.0%割引になっているのと同じ感覚で使えるのは本当にありがたいです!
おまけ:決めきれず、カード探しをしている方へ
クレジットカードってとにかく多いし、どれがいいのか迷いますよね。
長く使うものになるので、できる限りいいカードを選びたいものです。
以下のページでは、収入ゼロから生き延びた節約家の視点でおすすめしているクレジットカードを紹介しています。