車のガソリン代って、かなり高いですよね。
維持費を節約するためには、車のガソリン代をなるべく最安値にすることが大切です。
ぼくは「ENEOS(エネオス)」のセルフガソリンスタンドをよく利用しています。
今後もお得に利用し続けるために、エネオスでガソリンを安く入れる方法を調査してみました。

エネオスでガソリンを安く入れる方法・お得な支払い方法は?

ENEOS(エネオス)は、全国に約13,000店舗を展開しているガソリンスタンドです。
数あるガソリンスタンドの中でも、トップの店舗数を誇ります。
そんなエネオスでガソリン代を安くする方法は意外と多くありますよ。
お得な支払い方法をざっとあげてみました。
こんなにも種類があると、どれが一番お得になるのか気になるところです。
ここからは、それぞれの決済方法でどうやって安くできるのかを説明していきますね。
EneKey+アプリクーポンの併用が一番お得!
EneKey(エネキー)とは、エネオスで使えるクイック決済ツールのこと。
エネオスカードなどのクレジットカードを紐付けておけば、エネキーだけで支払いができます。
年会費・入会費無料で使えるので便利ですよ。
ポイントカードも連携できるので、Vポイント・楽天ポイント・dポイントも貯めやすいです。
ただし、紐付けられるポイントカードはいずれか1種類となります。
エネオスアプリをダウンロードしておけば、モバイルエネキーが使えるようになるのでスマホで支払えますよ。
アプリのクーポンと併用すると、最大8円割引になるのでお得です!
クレジットカード払いでポイントを貯める
エネオスでは、ガソリン代をクレジットカードで払うことができます。
クレジットカードの一括払いにすれば、現金で支払うよりも、ポイントが貯まる分だけお得になりますよね。
レンタカーを利用した場合など、一度きりであれば普通にクレジットカード払いする方法がいいと思います。
参考:(年会費有料あり)ポイント還元率が高いクレカまとめ
参考:(年会費無料のみ)ポイント還元率が高いクレカまとめ
対応しているクレジットカードのブランドは以下のとおりです。
基本的にどのカードでも使えますね。
ガソリン代が割引になる「ENEOSカード」で節約

エネオスでは、一般的なクレジットカードで払うよりも、節約になる方法がたくさんあります。
エネオスでクレジットカード払いすると、普通に使うよりもポイントやマイルが貯まりやすい方法が多いので、それをこれから紹介しますね。
クレジットカードの中でも特にガソリン代を安くできるのが「ENEOSカード」です。
ENEOSカードには、利用者の給油頻度・金額に合わせて値引率が変わる3種類のカードがあります。
ENEOSカードの種類![ENEOS(エネオス)提携のクレジットカード(店員さんが説明)]()

一般的なクレジットカードは、ノーマルカード・ゴールドカードぐらいの種類しかありませんが、エネオスには利用者のライフスタイルに合わせた3種類のカードがあります。
- ENEOSカードS
- ENEOSカードP
- ENEOSカードC
それぞれのカードの特徴はここから説明しますね。
ENEOSカードS(スタンダードタイプ)
「ENEOSカードS」は、3種類のカードの中でもっともスタンダードなタイプです。
- 年会費1,375円(年1回の使用で無料)
- 家族会員年会費無料
- ガソリン・軽油:2円/L割引
- 灯油:1円/L割引
- 車のメンテナンス:1,000円で20ポイント(還元率2%)
月50リットル給油した場合のコストダウン額を計算してみます。
- 月:100円
- 年間:1,200円
それほど車は利用しないけれど、ガソリン代を安くしたい方におすすめです。
さらに、ENEOSカードを1回使うことで年会費は無料。
日常的な買い物でもポイントが貯まる(1,000円で6ポイント)のもうれしいですね。
ENEOSカードP(ポイントタイプ)
「ENEOSカードP」は、ポイント還元率にこだわったお得なカードです。
- 年会費1,375円(初年度無料)
- 家族会員年会費無料
- 1,000円ごとに30ポイント(還元率3%)
月100リットル給油した場合の獲得ポイントを計算してみましょう。
レギュラーガソリン(150円/L)と仮定して計算した結果がこちらです。
- 月:450ポイント
- 年間:5,400ポイント
1ポイント=1円で計算すると、5,000円以上もお得になり、2年目以降に年会費を支払ったとしても約4,000円お得です。
このカードもお買い物ポイント(1,000円で6ポイント)が貯まりますので、使えば使うほど節約できます!
ENEOSカードC(キャッシュバックタイプ)
「ENEOSカードC」は、カードを利用した金額に応じて値引き額が変わるカードです。
利用金額は1ヶ月ごとに集計され、エネオス以外での買い物に利用した分も含まれます。
- 年会費1,375円(初年度無料)
- 家族会員年会費無料
- 1万円未満:ガソリン1円/L値引き
- 1〜2万円:ガソリン2円/L値引き
- 2〜5万円:ガソリン4円/L値引き
- 5〜7万円:ガソリン5円/L値引き
- 7万円以上:ガソリン7円/L値引き
ガソリンは最大7円引きになりますね!
レギュラーガソリン(150円/L)を月120リットル(18,000円)給油し、その他に2万円の買い物をした場合のコストダウン額を計算してみます。
- 月:480円
- 年間:5,760円
通勤に車を利用しているなど、給油頻度が多い方におすすめです。
給油と買い物をクレジットカード払いにすることで、ガソリン代がどんどん安くなりますよ。
メインカードで使えば、ガソリン代を大きくコストダウンできるでしょう。
ETCカード・QUICPayが追加で利用できる
ENEOSカードでは、ETCカードと電子マネーのQUICPay(クイックペイ)を追加で申し込むこともできます。
どちらもエネオスカードの利用者は年会費無料・発行手数料無料です。
せっかくクレジットカードを利用するのであれば、支払いをできるだけ1つのカードに統一して、効率的にポイントを貯めたいですよね。
ETCカードとQUICPayも上手に活用していきましょう。
ETC車載器を安く手に入れる方法と、取りつけ方は下記の記事を参考にしてください。
QUICPayの使い方は下記の記事をご覧ください。
ENEOSカードについてはここまでですが、より詳しく知るなら以下のページもあわせてどうぞ。
dカードの利用でポイントが1.5倍に
ドコモのクレジットカードである「dカード」を持っているなら、エネオスで使うとdポイントが貯まりやすくなります。
dカードを使うと通常100円で1ポイント貯まるのですが、エネオスだとdカード特約店になっているので、さらに200円ごとに1ポイント貯まりますよ。
- クレカ利用で貯まるdポイント:100円で1ポイント
- 追加分のdポイント:200円で1ポイント
dカードに搭載されている電子マネーの「iD」で支払っても同じようにポイント追加になります。
ただし、エネオスでd払いはできないので注意してくださいね。
dカードを使うなら、エネオスでもしっかりとポイントを貯めて、他のところでお得にしていきましょう。
dカードのゴールドカード「dカード GOLD」になると、年会費が11,000円かかります。
その分、盗難の補償がついていたり、ドコモ携帯料金の10%がdポイントに加算されたりするなど、よりポイントが貯まりやすい仕組みになっていますよ。
エネオスではdポイントも1ポイント1円から使えるので、ガソリン代の節約にもなります。
楽天カードを使えばポイントが1.5倍に
エネオスで「楽天カード」を利用すると、楽天ポイントが通常の1.5倍貯まります。
- 通常のお買い物:100円ごとに1ポイント
- 追加分の楽天ポイント:200円で1ポイント
1.5%の還元率になって、ポイントが多く貯まれば、他の買い物がお得になりますよね。
結果的に生活費の節約につながります。
車をよく利用していて、楽天カードを持っているなら、エネオスでも使ってみましょう。
また、エネオスでは楽天ポイントも1ポイント1円から使えます。ガソリン代の節約にもなりますよ。
エネオスで使える電子マネーの一覧
エネオスでは、電子マネーの支払いにも対応しています。
お財布を出さずにスマホ決済できるのは便利ですよね。
使える電子マネーの一覧は以下のとおりです。
ただし、どこのエネオスでも電子マネーが使えるわけではありません。
店舗によって使えたり使えなかったりするため、エネオスの公式サイトでチェックしてみましょう。
電子マネーや一部のカード以外で支払うとVポイントが貯まる

エネオスでは、Vポイントを貯めることもできますよ。
Vポイントを利用する際の条件は以下のとおりです。
エネオスでの利用でお得になるクレジットカードや、電子マネーとのポイント二重取りができないのは残念ですね。
ENEOSカード以外のクレジットカードを利用している方や、クレジット機能がついたTカードを持っている方は、Vポイントを貯めるのがおすすめです。
Tカードを持っていなくても、「ENEOS Tカード」を作ることができますよ。
Vポイントが貯められる店舗・ENEOS Tカードが作れる店舗は、公式サイトで検索できます。
給油前にVポイントが貯まるカードを読み込ませると、支払い時にポイントが使えますよ。
Vポイントの貯め方や使い方については、以下のページで詳しく説明しています。
エネオスではクオカードが使える
コンビニなどで購入したり、株主優待などでもらったりできる「クオカード」を利用して節約する方法もあります。

手元に余っているクオカードがあるなら、エネオスでの支払いに使ってもいいですね。
クオカードは入手方法を工夫すると、定価より安い値段になります。
参考:クオカードはどこで買うのがお得?安く買う方法や無料でもらうやり方など激安にする方法を解説
電子マネーやVポイントと同じく、どこのエネオスでも使える方法ではありません。
店舗によってはクオカードが使えない可能性もありますので、事前にクオカードの公式サイトで調べておくことをおすすめします。
ちなみに、エネオスのオリジナルクオカードである「ENEOSプリカ」も販売されています。
車好きの方へのプレゼントとして喜ばれそうですね。
公式LINEでキャンペーン情報をチェック
エネオスのLINEアカウントを友だち追加しておくと、お得なキャンペーン情報が配信されますよ。
また、店舗独自のLINEアカウントを設けている場合もあります。
ガソリンが値引きされる「プロモーションID(割引ID)」がもらえることがあるので、近くの店舗のLINEアカウントを友だち追加しておくのがおすすめです。
▼LINEアプリで検索すると、店舗ごとのアカウントが見つかります。

店舗によって、LINE会員割引でガソリン代が安くなることもあるので要チェックです!
JAF会員のクーポンを使って割引する
万が一のときにロードサービスが受けられる「JAF」は、ドライバーの強い味方ですよね。
エネオスでは、JAF会員の特典でガソリンが安くなる店舗があります。
JAFに会員登録している方は、「会員優待施設のページ」にアクセスして、近くの店舗のクーポンがないか探してみましょう。
割引内容は不定期で更新されるので、ガソリンを入れる前にチェックすることをおすすめします。
さいごに
ENEOS(エネオス)でガソリン代を支払うときにクレジットカードを利用すると、割引・キャッシュバックという形で節約することができます。
ENEOSカードは、ガソリンの給油頻度・金額に応じてコストダウンできるので使い勝手がいいです。
さらに、エネキーやアプリクーポンと組み合わせることでより安くガソリンを入れられますよ。
車の維持費の中でも、大きな割合を占めるのがガソリン代です。
クレジットカードやポイントの使い方だけで支出が減らせるので、積極的に活用して、ガソリンを安く入れるコツを覚えましょう!
一度ガソリン代が安くなる方法を覚えれば、この先ずっとお得にできますよ。
おまけ:車の維持費を安くする方法
車の維持費を全体的に節約する方法を、以下のページにまとめています。