ENEOS(エネオス)カードの特徴とガソリン代を安くするお得な使い方とは?

松本 博樹の画像

日本で最も多く存在するエネオス(ENEOS)のガソリンスタンド。

ガソリンを入れるのに使っていますか?

もし、エネオスを使っているのであれば、いろいろと割引する方法がありますので、知ってるとお得に使えますよ。

その中でも、エネオスのクレジットカードである「エネオスカード」を使えば、もっとガソリン代を割引できる可能性が広がります。

このページでは、エネオスカードの特徴やお得な使い方、ガソリン代をどれぐらい割引できるのかについて紹介していきますね。

ENEOSカード

エネオスカードは3種類のカードがある

エネオスカードには、以下の3種類のカードがあります。

アルファベット1文字の違いしかないので、紛らわしく思うかもしれませんが、それぞれのカードの特徴も以下でまとめました。

  • ENEOSカード C → キャッシュバックタイプ
  • ENEOSカード P → ポイントタイプ
  • ENEOSカード S → スタンダードタイプ

このページでは、それぞれのカードの特徴や共通になっている部分を紹介していきます。

年会費は税抜1,250円。条件付きで無料にできる

エネオスカードの年会費は、税抜で1,250円です。
これは3種類とも同じですね。

いずれも初年度は無料で、2年目から年会費がかかってきます。

スタンダードタイプのエネオスカードは、年に1回でもカード利用があれば、翌年の年会費が無料になる特典がありますよ。

年会費に最もこだわるのなら、「S」タイプのエネオスカードがおすすめです。

ロードサービスがいつでも使える

車を運転している時にトラブルが起こる可能性もありますよね。
何かあった時はロードサービスを利用すると思います。

エネオスカードを持っていれば、10kmまでのレッカーサービスや30分以内の路上修理であれば無料で対応してもらえますよ。

その代わり、無料の範囲内を超えてしまうと、有料になるので、その点は注意が必要です。

ただ、ロードサービスがいつでも使えるという安心感は大きいですよ。

ETCカードの年会費が無料

エネオスカードは、どのタイプのカードを選んでも、ETCカードの発行手数料や年会費はかかりません。

0円でETCカードが持てますよ。

同じ車関係のクレジットカードなので、まとめておくと管理がしやすそうです。

ただ、還元率自体はそれほど高くないので、管理の手間を省く以外にエネオスカードでETCカードを使う理由が見当たらないですね。

カーコンビニ倶楽部での修理費用を5%割引で使える

エネオスカードを持っていると、カーコンビニ倶楽部で修理する時の費用が5%割引になります。

30,000円かかったとすると、1,500円も割引になるので、5%割引は思ったよりもお得なサービスです。

割引を受けるには、カーコンビニ倶楽部でエネオスカードを提示する必要があります。

オリックスレンタカーネットワークを10%割引で使える

エネオスカードを持っている方の特典に、オリックスレンタカーネットワークのレンタカーを10%割引で使えるところがあります。

割引対象になっているレンタカーの会社は以下の通り。

  • オリックスレンタカー
  • レンタカージャパレン
  • エックスレンタカー

旅行や出張で遠くに行った時にエネオスカードを持っていれば、割引対象になりますよ。

電子マネーのQUICPayが使える

エネオスカードでは、電子マネーのQUICPayを使うこともできます。

QUICPayは以下の3種類のタイプがありますよ。

  • エネオスカードと一体型
  • おサイフケータイに対応した携帯電話で使う
  • QUICPay専用カードを使う

エネオスカードでQUICPayを積極的に使うのであれば、エネオスカードと一体型にしておくのがおすすめです。

ENEOSでんきを使えばガソリン・軽油・灯油が1円/Lが割引

電力自由化にともなったサービスのENEOSでんきを使えば、エネオスカードの割引サービスからさらに、ガソリン・軽油・灯油が1円/Lが割引されます。

エネオスカードは3種類ありますが、いずれも1円/Lの割引サービスが適用されますよ。

ガソリンをENEOSで入れているのであれば、ENEOSでんきを使うことによる割引も魅力的です。

「ENEOSカード C」のキャッシュバックについて

エネオスカードには3種類あると説明しましたが、ここからはそれぞれのカードの特徴について説明していきますね。

まずは、キャッシュバックタイプの「ENEOSカード C」から。

ENEOSカード Cは、毎月のカード利用額に応じてガソリン代のキャッシュバック単価が決まります。

カード利用額が多ければ多いほど割引額が大きくなりますよ。
詳しくは以下の通りです。

月間利用額値引額
1万円未満1円/L
1〜2万円未満2円/L
2〜5万円未満4円/L
5〜7万円未満5円/L
7万円以上7円/L

エネオスカードを1ヶ月7万円以上使えば、ガソリン代が1リットルあたり7円も安くなりますね。

月に150リットルまでという制限はあるものの、エネオスのガソリンスタンドをよく使うのであれば、エネオスカードをメインカードにすることでガソリン代を安くできますよ。

150リットルすべてを7円引きにできれば、ガソリン代が1ヶ月で1,050円安くなります。

「ENEOSカード P」のポイントについて

ポイントが貯まるタイプの「ENEOSカード P」は、エネオスでの利用は1,000円ごとに30ポイント貯まります。

ポイント還元率に換算すると3%にもなりますので、かなりお得感ありますよね。

でも、貯まったポイントが使えなければ意味がありません。

貯めたポイントは、1,000ポイント=1,000円でキャッシュバックできます。

ENEOSだけで使うなら最もお得なカードですよ。

ただし、ポイントの有効期限が2年間しかありませんので、それまでに使えないなら全く意味のないカードになってしまいます。

キャッシュバック以外にも、TポイントJCBギフトカードなどへの交換ができますが、キャッシュバックよりもレートが悪くなるので、おすすめはしません。

「ENEOSカード S」ならガソリン代の値引きとポイントが貯まる

もう1つのスタンダードタイプである「ENEOSカード S」はガソリン代の値引きとポイントが貯まるのが両方あるカードになります。

エネオスでのガソリン代が常に1リットル2円引きになり、エネオスでガソリン代以外にカードを使うと1,000円ごとに20ポイント貯まる仕組みもありますよ。

ガソリン代では1,000円で6ポイントしか貯まらないですが、しっかりとポイントを貯めることもできますね。

常にガソリン代の値引きがあるのは、使う側からするとありがたいです。

また、ENEOSカード Sは、年に1度でも使えば年会費無料になりますので、最も手軽に使えるエネオスカードといえます。

さいごに

エネオスカードは3種類もあって、どれを選ぼうかと迷ってしまいますよね。

選び方の基準は、自分に最もお得なのはどれかです。

ガソリン代の値引きに徹底的にこだわるなら「C」、ポイントを貯めることにこだわるなら「P」、両方のいいとこ取りをするなら「S」を選びましょう。

私の感覚では、「S」が最もお得に見えます。

エネオスカードの詳細はこちら

おまけ:決めきれず、カード探しをしている方へ

クレジットカードってとにかく多いし、どれがいいのか迷いますよね。
長く使うものになるので、できる限りいいカードを選びたいものです。

以下のページでは、収入ゼロから生き延びた節約家の視点でおすすめしているクレジットカードを紹介しています。

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この記事を書いた人

このサイト「ノマド的節約術」の運営者。節約アドバイザー・クレジットカードアドバイザー。会社を辞めて子どもが産まれるタイミングで家を買いました。収入ゼロから始まった節約生活の日々で身に付けたお金の知識を紹介しています。そもそも論から考えるミニマリスト的な節約術、クレジットカード、ポイントやマイル、株主優待、投資信託、移動を安くする方法に詳しいです。

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