QUICPay(クイックペイ)とは何?お得な使い方・メリットデメリット・対応クレジットカードを解説

こんにちは!
電子マネーのQUICPayを使っている、ノマド的節約術の松本です。

電子マネーって、タッチするだけで決済できて便利ですよね。
現金やクレジットカードで決済するのと比べると、明らかに時間短縮になります。

支払いの時間短縮におすすめな電子マネーがQUICPay(クイックペイ)です。

iDと同様に、後払いの電子マネーになっているため、チャージ不要で使えてとても便利ですよ。

最初はよくわかっていなかったですが、使ってみると簡単で今では手放せなくなりました。

そこでこのページでは、電子マネーのQUICPayを実際に使う方法や、メリット・デメリット、QUICPayと相性のいいお得なクレジットカードについて詳しく紹介していきますね。

QUICPayの使い方

他の電子マネーと比較される方はこちらから。

QUICPay(クイックペイ)とは?

そもそもQUICPayってなんでしょうか。
まずはそこが気になるところですよね。

QUICPayは、JCBの電子マネーサービスです。

QUICPayに対応したApple Pay対応のiPhoneやApple Watch・おサイフケータイに対応しているスマホ、QUICPayが一体型になっているクレジットカードをかざすだけで、一瞬で支払いが終わるという便利なものですよ!

後払いでチャージが不要になる

QUICPayを使うときに、「事前にチャージしておかないといけないのでは?」と思うかもしれませんね。

その心配はなくて、QUICPayは後払いで支払う電子マネーです。

後払いって、お金はどこで払うのかと思うかもしれませんが、QUICPayはクレジットカードと紐づけして使います。

QUICPayで支払った分は、クレジットカードでの請求がありますよ。

例えば、QUICPayで月10,000円使った場合は、紐づけしているクレジットカードの請求と一緒に支払うことになるため、こちらで何か後で支払う手続きをする必要はありません。

クレジットカードで口座振替が終わっていれば、あとは勝手に引き落とされますよ。

クレジットカードで支払うときは、通信している時間を待つのがもったいないと思います。

それがQUICPayの場合はタッチするだけで決済ができて、時間短縮できますよ。

クレジットカードばかり使っていたときは気づかなかったですが、QUICPayで支払っても結局はクレジットカード払いになるため、時間短縮になる分だけQUICPayがいいなと思うようになりました!

QUICPayとQUICPay+の違い

QUICPayには2種類あって、「QUICPay」と「QUICPay+」があります。
かなりややこしく感じますよね。

どんな違いがあるかというと、普通のQUICPayは1回あたり2万円までしか使えないことに対して、QUICPay+では1回あたり2万円以上の利用もできるようになっています。

QUICPay+マークのあるお店であれば、1回あたり2万円以上でもQUICPayで支払いができますよ。

ちなみに、QUICPay+はApple Pay・Google Payで使えます。

QUICPayの使い方・支払いの流れを紹介

いくらQUICPayが便利と聞いたところで、使ったことがなければよくわからないですよね。

▼ということで、まずはQUICPayを使って支払っているところを動画で紹介します。3〜4秒ほどの動画です。

見ての通り、タッチするだけで支払いが終わっていますよね。
あっという間にQUICPayで支払えているのがわかります。

この動画では、Apple Payに登録されているQUICPayを使って支払っていますが、設定さえしておけばこんなに一瞬で会計が終わります。

初めてだと、あまりの簡単さにビックリすると思いますよ!

QUICPayを使えるようにするまでの手順

動画ではQUICPayを使う瞬間のことを紹介しましたが、そもそもQUICPayが使えるようになるまでのところが気になると思います。

ざっくりと手順にしてみました。

  1. QUICPayを用意する
  2. QUICPayでの支払いに対応しているお店を利用する
  3. 会計時に店員さんに「QUICPayで」と伝えて支払う

QUICPayはどこのお店でも使えるわけではありません。
QUICPayでの支払いに対応しているお店でのみ使えますよ。

クレジットカード払いするときに置き換えて考えるとイメージしやすいかと思います。

現金のみのお店だと、クレジットカードは使えないですよね。
QUICPayもそんなイメージです。

また、QUICPayに対応しているお店で使うときは、レジで店員さんに「QUICPayで」と伝えるだけで大丈夫ですよ!

QUICPayは昔からある電子マネーで、初めての店員さんではない限りスムーズに支払いが終わると思います。

私が過去にQUICPayを使ったとき、店員さんがわからなくて困ったということはありません。

どうやってQUICPayを使えばいいのか? 4種類の方法を紹介

QUICPayで支払いしたい時はどうすればいいのでしょうか。
初めて使う時に最も気になるところですよね。使い方は以下の方法がありますよ。

  • QUICPayが一体型になっているクレジットカードをかざす
  • QUICPay専用カードをかざす
  • おサイフケータイでQUICPayをかざす
  • Google Pay対応のスマートフォンをかざす
  • Apple Payに対応したスマートフォンもしくはApple Watchをかざす

この中だと、QUICPayとクレジットカードが一体型になっているカードを使うのが一般的です。

ただ、最近ではApple PayでもQUICPayが使えるようになってきてるので、スマホでもQUICPayが使えますよ。

nanacoもQUICPayに対応しているのがある

JCBカードやセブンカード・プラスを使っていると、nanacoが使えますよね。

JCBカードやセブンカード・プラスでも、QUICPayを追加することができるので、nanacoとQUICPayの両方を使えます。

珍しい組み合わせですが、両方を使うのならクレジットカードが1枚で済みますよ。

なるべく電子マネーもクレジットカードもひとまとめにしたいなら、JCBカードやセブンカード・プラスを使ってみましょう。

QUICPayが使えるお店の一覧

QUICPayは後払いにできて便利ですが、問題はどこで使えるかどうかです。

以下で、QUICPayの支払いに対応している主なお店をまとめました。

これが全てではありませんが、使えるところはそれなりに多いですよ。

お店で買い物した時や、レストランで食事した時の会計で、QUICPayのアイコンをよく見かけるので、それなりに普及しているのだと思います。

コンビニ

スーパーマーケット

  • オーケー
  • アピタ
  • ピアゴ
  • miniピアゴ
  • 阪急オアシス
  • マミーズ
  • アークスグループ
  • ぎゅーとら
  • 平和堂
  • 松源
  • マルヨシセンター
  • ヤマイチ
  • ダイイチ

ドラッグストア

  • 富士薬品ドラッグストアグループ
  • 金光薬品
  • コスメティックスアンドメディカル
  • ウォンツ
  • ココカラファイン
  • ツルハドラッグ
  • くすりの福太郎
  • ドラッグストア ウェルネス
  • 灰吹屋薬局
  • 大賀薬局
  • 新生堂薬局
  • ヤックスドラッグ
  • スギヤマ薬品
  • ドラッグユタカ

レストラン・グルメ

  • 海都
  • 魚べい
  • すき家
  • 味の民芸
  • 手延べうどん水山
  • JINJIN
  • ASIAN LEAF
  • らーめん専門店ぶぶか
  • 海鮮三崎港
  • 鳥どり
  • サガミ
  • ロイヤルホスト

レジャー

ショッピング

ガソリンスタンド

  • ENEOS
  • 昭和シェル石油
  • エクスプレス

QUICPayの支払いにおすすめなクレジットカード

QUICPayを使った時の代金は、あとでクレジットカードから引き落とされます。

では、どのクレジットカードを使うのがいいのかが気になりますよね。

選び方の基準は、ポイント還元率が高いことです。

QUICPayはクレジットカードで支払うため、ポイントが貯まりやすいクレジットカードを登録しておくほうがいいですよ。

ここからは、独断と偏見でQUICPayの支払いにおすすめのクレジットカードを数枚選んでみました。

Orico Card THE POINT

Orico Card THE POINTは、クレジットカードとQUICPayが一体型になっていますので有力な候補になります。

というのも、還元率が1%あり、年会費が無料だからです。

貯めたポイントも、リアルタイムでAmazonギフト券などに交換できて節約するのにとても役立ちますよ。

Orico Card THE POINTは、QUICPayだけでなく、iDも一体型になっているので、QUICPayが使えないお店でもiDに対応してれば電子マネー払いができます。

楽天カード

有名な楽天カードでも、Apple Payを通すことでQUICPayが使えますよ。

楽天カードは、ポイント還元率が1%あり、使い勝手がとてもいい楽天ポイントが貯まるのがいいですよね。

Apple PayでQUICPayを使えば、もともと使い勝手の良かった楽天カードがより便利になりますよ。

私もたまに楽天カードでQUICPay支払いしています。

参考:楽天カードを作るにはこちらから

JCBカード

QUICPayの本家になるのはJCBカードです。
JCBカード自体のポイント還元率はそこまで高くないので、すごくおすすめというわけではありません。

ではなぜ紹介しているかというと、JCBカードとQUICPayのキャンペーンがたまにあるからですね。

2019年の秋だと、JCBカードでApple PayやGoogle Payを使ってQUICPay払いすると、20%キャッシュバックになるキャンペーンがあります。

他のクレジットカードでこれだけの還元率になることはありませんので、やはりたまにあるキャンペーンを考えるとJCBカードもおすすめです。

参考:JCBカードを作るにはこちらから

さいごに

QUICPayは、後払いにできる電子マネーで、コンビニならほぼどこでも使えるのが大きな魅力です。

使ったときに時間がかからないのが最大のメリットですよ。
残高のことを一切気にしなくて良かったので、チャージして使うタイプの電子マネーより使いやすいですね。

QUICPay使い始めるまでは、少し手間はありますが、今は手持ちのクレジットカードでApple Payに登録するなどすれば、すぐに使えるようになりますよ。

支払いをスマートにして、買い物するときのストレスをなるべく減らすようにしていきましょう!

お金を使うたびに、QUICPay決済すれば時間短縮につながりますよ。

おまけ:他の電子マネーと比較する

QUICPayに限らず、電子マネーはたくさんありますよね。
他にも電子マネーを活用されている方に向けて、お得な活用方法を紹介しています。

合わせて参考にしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

このサイト「ノマド的節約術」の運営者。節約アドバイザー・クレジットカードアドバイザー。会社を辞めて子どもが産まれるタイミングで家を買いました。収入ゼロから始まった節約生活の日々で身に付けたお金の知識を紹介しています。そもそも論から考えるミニマリスト的な節約術、クレジットカード、ポイントやマイル、株主優待、投資信託、移動を安くする方法に詳しいです。

松本 博樹のプロフィール