たわらノーロードとはどんな投資信託?信託報酬や実質コスト・メリット・デメリット・おすすめの証券会社について徹底解説

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こんにちは!
金融ライターの大西カツシ(@katsushio1603)です。

投資信託を購入するときは、なるべく余計な手数料を払いたくないですよね。

しかし、証券会社ではたくさんの投資信託が販売されているので、手数料が安い商品を探すのは難しいのではないでしょうか。

どの投資信託を購入するか迷ったら、たわらノーロードが1つの選択肢になりますよ。

たわらノーロードは購入手数料が無料ですし、低コストで運用できるので、長期の積立投資に適しています。

このページでは、たわらノーロードの信託報酬実質コスト、メリット・デメリット、おすすめの証券会社などについて詳しく説明していきますね。

たわらノーロードとは?

たわらノーロード1

たわらノーロードとは、運用会社のアセットマネジメントOneが提供している低コストのインデックスファンドです。

たわらの由来は、お米の貯蔵手段である俵(たわら)で、資産をコツコツ蓄えるイメージがあることから商品名に採用されました。

最近では老後2000万円問題が話題になりましたが、現在の日本は少子高齢化の影響で、老後資金の確保が課題になっています。

たわらノーロードは、若い世代の経済的不安を和らげるために、長期にわたる積立投資を支援する目的で誕生しました。

2015年12月に「たわらノーロード日経225」の運用がスタートし、その後も先進国株式や新興国株式など、多数の商品を提供しています。

商品名にノーロードとあるように、購入手数料は無料(ノーロード)ですよ。

インデックスファンドシリーズは他社でも提供されており、eMAXIS Slimシリーズニッセイ購入・換金手数料なしシリーズなどがライバルになります。

たわらノーロードの商品一覧

たわらノーロードの商品を一覧にまとめました。

たわらノーロードの商品一覧(2019年10月現在)
ファンド名信託報酬(年率:税込)純資産総額
たわらノーロード日経2250.187%以内約152億円
たわらノーロードTOPIX0.187%以内約13億円
たわらノーロード先進国株式0.10989%以内約384億円
たわらノーロード先進国株式<為替ヘッジあり>0.22%以内約50億円
たわらノーロードNYダウ0.2475%約17億円
たわらノーロード新興国株式0.374%以内約58億円
たわらノーロード全世界株式0.132%以内約1億円
たわらノーロード国内債券0.154%以内約109億円
たわらノーロード先進国債券0.187%以内約96億円
たわらノーロード先進国債券<為替ヘッジあり>0.22%約54億円
たわらノーロード国内リート0.275%以内約83億円
たわらノーロード先進国リート0.2916%以内約52億円
たわらノーロード先進国リート<為替ヘッジあり>0.385%約2億円
たわらノーロードバランス(8資産均等型)0.154%以内約46億円
たわらノーロードバランス(堅実型)0.242%以内約4億円
たわらノーロードバランス(標準型)0.242%以内約15億円
たわらノーロードバランス(積極型)0.242%以内約13億円
たわらノーロード最適化バランス(保守型)0.55%以内約0.1億円
たわらノーロード最適化バランス(安定型)0.55%以内約0.3億円
たわらノーロード最適化バランス(安定成長型)0.55%以内約0.4億円
たわらノーロード最適化バランス(成長型)0.55%以内約0.1億円
たわらノーロード最適化バランス(積極型)0.55%以内約0.4億円
たわらノーロードスマートグローバルバランス(保守型)0.55%以内約0.2億円
たわらノーロードスマートグローバルバランス(安定型)0.55%以内約12億円
たわらノーロードスマートグローバルバランス(安定成長型)0.55%以内約20億円
たわらノーロードスマートグローバルバランス(成長型)0.55%以内約10億円
たわらノーロードスマートグローバルバランス(積極型)0.55%以内約17億円

最適化バランス、スマートグローバルバランスの信託報酬は0.5%台でやや高めですが、その他は0.1~0.3%台で低めに設定されていますね。

たわらノーロードの商品特徴

ここでは、たわらノーロード全27商品それぞれの特徴をざっくりと紹介していきますね。

たわらノーロード日経225

たわらノーロード日経225は、日経平均株価に連動する投資成果を目指して運用が行われるファンドです。

1本で日経平均株価に採用されている225銘柄に分散投資できるので、日本の主要企業に投資したい場合におすすめですよ。

たわらノーロードTOPIX

たわらノーロードTOPIXは、東証株価指数(TOPIX)に連動する投資成果を目指して運用が行われるファンドです。

1本で東証一部上場企業に分散投資できるので、日本の株式市場全体に投資したい場合におすすめですよ。

たわらノーロード先進国株式

たわらノーロード先進国株式は、1本で日本を除く先進国の株式に分散投資できるファンドです。

たわらノーロードシリーズの中で最も純資産総額が大きく、人気があります。

たわらノーロード先進国株式<為替ヘッジあり>

たわらノーロード先進国株式<為替ヘッジあり>も、1本で日本を除く先進国の株式に分散投資できるファンドです。

為替ヘッジありなので、円高による為替差損の発生を軽減できます。

たわらノーロードNYダウ

たわらノーロードNYダウは、NYダウ平均株価に連動する投資成果を目指して運用が行われるファンドです。

米国を代表する30企業に分散投資できるので、米国の有名企業に投資したい場合におすすめですよ。

たわらノーロード新興国株式

たわらノーロード新興国株式は、1本で中国や韓国、台湾などの新興国株式に分散投資できるファンドです。

新興国は今後の経済成長が期待できるので、リスクは大きくなりますが、より大きな利益が狙えます。

たわらノーロード全世界株式

たわらノーロード全世界株式は、1本で日本を含む先進国から新興国まで、世界全体の株式に分散投資できるファンドです。

1本で世界中の株式に投資できるため、リバランス(資産配分の調整)が不要で、手間をかけずに投資できますよ。

たわらノーロード国内債券

たわらノーロード国内債券は、日本の公社債の価格に連動する投資成果を目指して運用が行われるファンドです。

株式と債券は値動きが異なるため、資産の一部に組み入れるとリスク分散効果が期待できます。

たわらノーロード先進国債券

たわらノーロード先進国債券は、1本で日本を除く先進国の債券に分散投資ができるファンドです。

為替リスクはありますが、株式とは値動きが異なるため、資産の一部に組み入れるとリスク分散効果が期待できます。

たわらノーロード先進国債券<為替ヘッジあり>

たわらノーロード先進国債券<為替ヘッジあり>も、1本で日本を除く先進国の債券に分散投資ができるファンドです。

為替ヘッジありなので、為替リスクが軽減されますが、その分信託報酬がやや高めに設定されています。

たわらノーロード国内リート

たわらノーロード国内リートは、東証REIT指数に連動する投資成果を目指して運用が行われるファンドです。

投資対象が国内のREIT(不動産投資信託)なので、国内の不動産に投資したい場合におすすめですよ。

たわらノーロード先進国リート

たわらノーロード先進国リートは、1本で日本を除く先進国のREITに分散投資できるファンドです。

海外の不動産が投資対象なので、リスク分散のために資産の一部に組み入れるのがおすすめですよ。

たわらノーロード先進国リート<為替ヘッジあり>

たわらノーロード先進国リート<為替ヘッジあり>も、1本で日本を除く先進国のREITに分散投資できるファンドです。

為替ヘッジありなので、為替リスクは軽減されますが、信託報酬は高めに設定されています。

たわらノーロードバランス(全4種類)

たわらノーロードバランスは、1本で国内外の株式、債券、REITに分散投資できるファンドで、以下の4種類があります。

  • 8資産均等型
  • 堅実型
  • 標準型
  • 積極型

8資産均等型は、8つの資産クラスに均等に分散投資できるため、リバランスが不要で手間をかけずに投資可能です。

堅実型、標準型、積極型はリスク別に資産配分比率が決められており、リスクが高くなるほど株式・REITの配分が高く、より大きな利益が期待できますよ。

たわらノーロード最適化バランス(全5種類)

たわらノーロード最適化バランスも、1本で国内外の株式、債券、REITに分散投資できるファンドで、以下の5種類があります。

  • 保守型
  • 安定型
  • 安定成長型
  • 成長型
  • 積極型

ファンドごとに目標とするリスク水準を設定しており、リスクが高くなるほど株式・REITの資産配分比率が高く、大きな利益が期待できますよ。

たわらノーロードスマートグローバルバランス(全5種類)

たわらノーロードスマートグローバルバランスも、1本で国内外の株式、債券、REITに分散投資できるファンドで、以下の5種類があります。

  • 保守型
  • 安定型
  • 安定成長型
  • 成長型
  • 積極型

それぞれ資産配分比率が異なり、積極型が最もリスクが高く、期待できるリターンも高くなりますよ。

たわらノーロードの実質コスト

投資信託には信託報酬のほかに、保管費用や監査費用などもかかるため、実質コストは信託報酬よりも高くなります。

たわらノーロードの実質コストは、決算を迎えた後に発行される運用報告書(全体版)で確認できますよ。

たとえば、たわらノーロード先進国株式の運用報告書(全体版)を確認すると、信託報酬は0.216%ですが、費用明細の合計(実質コスト)は0.251%となっています。

たわらノーロード2

つまり、信託報酬のほかに、0.035%(0.251%-0.216%)のその他コストがかかっていたことになりますね。

投資信託を選ぶときは信託報酬だけでなく、実質コストに注目することも大切ですよ。

たわらノーロードの実質コスト一覧

最新の運用報告書(全体版)をもとに、たわらノーロードの実質コスト(概算)をまとめました。

たわらノーロードの実質コスト(概算)
ファンド名信託報酬その他コスト実質コスト
たわらノーロード日経2250.187%0.009%0.196%
たわらノーロードTOPIX0.187%0.002%0.189%
たわらノーロード先進国株式0.109899%0.035%0.144899%
たわらノーロード先進国株式<為替ヘッジあり>0.22%0.036%0.256%
たわらノーロードNYダウ0.2475%0.2%0.4475%
たわらノーロード新興国株式0.374%0.28%0.654%
たわらノーロード全世界株式0.132%以内
たわらノーロード国内債券0.154%0.002%0.156%
たわらノーロード先進国債券0.187%0.015%0.202%
たわらノーロード先進国債券<為替ヘッジあり>0.22%0.014%0.234%
たわらノーロード国内リート0.275%0.004%0.279%
たわらノーロード先進国リート0.2916%0.21%0.5016%
たわらノーロード先進国リート<為替ヘッジあり>0.385%0.195%0.58%
たわらノーロードバランス(8資産均等型)0.154%0.082%0.236%
たわらノーロードバランス(堅実型)0.242%0.016%0.258%
たわらノーロードバランス(標準型)0.242%0.016%0.258%
たわらノーロードバランス(積極型)0.242%0.016%0.258%
たわらノーロード最適化バランス(保守型)0.55%0.003%0.553%
たわらノーロード最適化バランス(安定型)0.55%0.003%0.553%
たわらノーロード最適化バランス(安定成長型)0.55%0.003%0.553%
たわらノーロード最適化バランス(成長型)0.55%0.003%0.553%
たわらノーロード最適化バランス(積極型)0.55%0.003%0.553%
たわらノーロードスマートグローバルバランス(保守型)0.55%0.009%0.559%
たわらノーロードスマートグローバルバランス(安定型)0.55%0.009%0.559%
たわらノーロードスマートグローバルバランス(安定成長型)0.55%0.009%0.559%
たわらノーロードスマートグローバルバランス(成長型)0.55%0.009%0.559%
たわらノーロードスマートグローバルバランス(積極型)0.55%0.009%0.559%

全世界株式は、まだ第1期の決算を迎えていないため、実質コストは不明です。

また、バランス(8資産均等型を除く3種類)、最適化バランス(5種類)、スマートグローバルバランス(5種類)は第1期のため、その他コストを日割り計算して1年分に計算し直しています。

たわらノーロードの実質コストは0.1%台~0.6%台で、結構ばらつきがありますね。

たわらノーロードのメリット・デメリット

たわらノーロードのメリットは、運用コストが低く、商品ラインアップが豊富であることです。

日経225、TOPIX、先進国株式を中心に、信託報酬が0.1%~0.2%台のファンドがそろっていますよ。

デメリットは、運用コストが比較的高いファンドもあることです。

最適化バランス、スマートグローバルバランスは、信託報酬が0.5%を超えています。

たわらノーロードを購入する場合は、運用コストが低いファンドを選ぶことが大切ですよ。

つみたてNISAやiDeCoでも購入できる

たわらノーロードは、つみたてNISAiDeCoでも購入できます。

つみたてNISA・iDeCoには、運用益が非課税になる税制メリットがあるので、たわらノーロードを購入するなら活用したい制度です。

つみたてNISAでは、以下のネット証券で取り扱いがあります。

iDeCoでは、以下の金融機関で取り扱っていますよ。

つみたてNISAは、どのネット証券も取扱数に大きな差はありません。

iDeCoは、たわらノーロードの取扱数が多い楽天証券がおすすめですよ。

取扱金融機関の一覧とおすすめの証券会社

たわらノーロードの主な取扱金融機関をまとめました。

この中でいちばんおすすめなのは、つみたてNISAとiDeCoの両方に対応している楽天証券です。

たわらノーロードをどこで購入するか迷ったら、楽天証券を選んでおけば間違いないですよ。

利用するのがつみたてNISAだけなら、Tポイント投資ができるSBI証券もおすすめです。

たわらノーロードで個人的におすすめのファンド

たわらノーロードは商品ラインナップが豊富なので、どのファンドを購入すればいいか迷うかもしれません。

参考までに、個人的におすすめのファンドを紹介しておきますね。

  • たわらノーロード先進国株式
  • たわらノーロード全世界株式

先進国株式は、たわらノーロードで最も純資産総額が大きく、信託報酬も低いので、長期の積立投資に適しています。

全世界株式は、2019年7月22日に設定された新しいファンドですが、信託報酬が0.132%以内と低く、1本で世界の株式に分散投資できるのが魅力ですよ。

さいごに

たわらノーロードは信託報酬が低く、購入手数料もかからないため、長期の積立投資におすすめです。

税制メリットがあるつみたてNISAやiDeCoを活用すれば、効率よく資産を増やすことができます。

ただし、中には信託報酬がやや高めのファンドもあるので、購入するなら信託報酬が0.1%~0.2%台のファンドを選びましょう。

たわらノーロードを購入する場合は、つみたてNISAとiDeCoの両方に対応している楽天証券がおすすめですよ。

参考:楽天証券を使うにはこちらから

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この記事を書いた人

大西カツシ

1979年生まれ、千葉県在住のWebライター。元経理課長で投資歴は10年以上。経理経験と投資経験を活かして「金融ライター」として活動しています。税理士科目合格(簿記論・財務諸表論)/日商簿記2級/FP2級。お金や時間に縛られないシンプルな生き方を追求しています。個人ブログ「かつにっき」も運営中。

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