ひふみワールドとは?特徴やメリット・デメリット、購入方法、ひふみ投信との比較について解説

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こんにちは!
金融ライターの大西カツシ(@katsushio1603)です。

ひふみ投信を運用・販売しているレオス・キャピタルワークスが、ひふみワールドという新しい投資信託の運用を開始しました。

名前に「ワールド」とあるように、ひふみワールドは世界の成長企業に分散投資できるのが特徴です。

ひふみワールドがどのような投資信託なのか、気になるのではないでしょうか。

そこでこのページでは、ひふみワールドの特徴やメリット・デメリット、信託報酬、購入方法、ひふみ投信との比較について説明していきますね。

ひふみワールドとは

ひふみワールド

ひふみワールドは、独立系運用会社のレオス・キャピタルワークスが新規設定した投資信託で、2019年10月8日に運用を開始しました。

日本を除く世界の株式が投資対象で、キャッチコピーは「世界にあふれるビックリ!をみつけにいこう」です。

ひふみ投信と同じく、ひふみワールドも運用担当者が現地企業に足を運んで調査・分析を行い、世界の成長企業を発掘していますよ。

国内で販売されている世界株の投資信託の多くは、海外のファンドマネージャーが運用しているため、投資家に情報が伝わりにくいデメリットがあります。

しかし、ひふみワールドは「顔が見える運用」を掲げており、運用レポートやセミナー、SNSなどを活用して、積極的に情報を開示していますよ。

ひふみワールドの商品特徴

ひふみワールドの商品特徴をまとめました。

ひふみワールドの商品特徴(2019年11月1日時点)
ファンド名称ひふみワールド
運用方針日本を除く世界各国の株式などが主な投資対象
成長性が高いと判断される銘柄を中心に選別して投資する
信託報酬率(税込)年率1.628%
※5年保有で年率0.1%、10年保有で0.25%を実質割引
純資産総額約66億円
設定日2019年10月8日
購入手数料なし
信託財産留保額なし
最低投資金額1,000円

ひふみワールドの信託報酬率は、年率1.628%(税込)と高めに設定されていますね。

たとえば、ひふみワールドに100万円投資した場合、信託報酬は年16,280円(100万円×1.628%)かかります。

ただし、ひふみワールドには資産形成応援団という仕組みがあり、5年以上保有すると信託報酬が割引されますよ。

ひふみワールドの交付目論見書に書かれている、資産形成応援団についての説明は以下の通りです。

5年以上保有していただいている受益権(以下「長期保有受益権」といいます。)に係る信託報酬の一部を委託会社(レオス・キャピタルワークス株式会社)がお客様に還元することにより、信託報酬を実質的に割り引くというものです。
「ひふみワールド」の信託財産からは、所定の信託報酬をいったん受け取らせていただきますが、長期保有受益権をお持ちのお客様(受益者)の口座に、委託会社の自己資金から所定の応援金(還元金)を入金し、「ひふみワールド」の受益権の買付資金に充当させていただきます(原則として、現金のまま、お渡しすることはありません。)。お客様(受益者)の保有受益権口数は自動的に増加することになります。

資産形成応援団について|ひふみワールド(交付目論見書)

5年以上保有すると還元金が口座に入金され、ひふみワールドの購入資金に充当されるので、実質的に信託報酬が安くなりますよ。

購入手数料や信託財産留保額は無料で、最低投資金額は1,000円です。

運用開始から約1か月で純資産総額が約66億円集まっていることから、投資家の注目度や人気の高さがわかります。

ひふみワールドはどこで買える?

ひふみワールドは、レオス・キャピタルワークスのWebサイトを通じた直接販売のみとなっています。

そのため、ひふみワールドを購入するには、レオス・キャピタルワークスの口座が必要ですよ。

証券会社や銀行では購入できないので注意してくださいね。

ひふみワールドに興味があるなら、レオス・キャピタルワークスの口座開設を検討しましょう。

参考:口座開設はこちらから

ひふみワールドの購入方法

ひふみワールドには、以下3つの購入方法が用意されています。

  • スポット購入
  • つみたて購入
  • NISAを利用して購入

スポット購入は、自分のタイミングで一括購入できる方法で、購入資金を口座に振込入金した後にログインして発注します。

振込手数料は自己負担なので、振込手数料が無料になるネット銀行を利用するのがおすすめですよ。

つみたて購入は、毎月一定額を購入する方法です。

購入資金は指定口座からの自動引落、引落手数料は無料で、スポット購入との併用もできますよ。

また、ひふみワールドは、運用益が非課税になるNISA口座での購入も可能です。

ひふみワールドとひふみ投信を比較

ひふみワールドとひふみ投信は何が違うのか、気になるのではないでしょうか。

ここでは、ひふみワールドとひふみ投信の比較についてまとめました。

ひふみワールドとひふみ投信の比較
比較項目ひふみワールドひふみ投信
購入方法レオス・キャピタルワークスから直接購入レオス・キャピタルワークスから直接購入
投資対象日本を除く世界の成長企業主に日本の成長企業
信託報酬率(税込)年率1.628%
※5年保有で年率0.1%、10年保有で0.25%を実質割引
年率1.078%
※5年保有で年率0.2%、10年保有で0.4%を実質割引
購入手数料なしなし
信託財産留保額なしなし
つみたてNISA対象外対象
各種サービス投資家限定セミナー、限定公開コンテンツなど投資家限定セミナー、限定公開コンテンツなど

ひふみ投信は主に日本の成長企業に投資するのに対し、ひふみワールドは日本を除く世界の成長企業に投資を行います。

信託報酬は、ひふみ投信の年率1.078%に比べると、ひふみワールドは年率1.628%と高めに設定されていますね。

保有期間に応じた信託報酬の割引幅もひふみ投信のほうが大きく、運用コストはひふみ投信のほうが安く済みそうです。

また、ひふみ投信はつみたてNISAの対象ですが、ひふみワールドはつみたてNISAの対象外であることも大きな違いです。

購入方法や購入手数料、信託財産留保額、各種サービスについては、違いはありません。

ひふみワールドのメリット

ひふみワールドのメリットは、世界の成長企業に少額から分散投資できることです。

運用担当者が現地企業に足を運び、財務指標などの数字だけでなく、経営者のビジョンや現場の声などの数字に表れない部分も評価して、投資銘柄を選定しています。

また、ひふみワールドは、投資家への情報発信に力を入れているのも魅力ですね。

定期的な運用レポートの発行、セミナー、SNSなどによる情報発信を通じて、運用状況などを細かくチェックできますよ。

ひふみワールドのデメリット

ひふみワールドのデメリットは、信託報酬が年率1.628%と高いことです。

同じ外国株に投資するファンドでも、低コストのインデックスファンドなら信託報酬は年率0.2%程度で済みます。

信託報酬は投資信託の保有中は継続して運用資産から差し引かれるので、長期で資産形成を目指すなら、なるべく低いほうが有利です。

また、ひふみワールドは、つみたてNISAの対象外なのもデメリットですね。

投資の運用益には通常約20%の税金がかかりますが、つみたてNISAで購入すれば非課税で運用できます。

もし利益が同じなら、ひふみワールドより他のつみたてNISA対象ファンドのほうが、税金分だけ手取り額が多くなりますよ。

ひふみワールドは「長期の資産形成を応援する」と掲げているだけに、信託報酬が高く、つみたてNISAを利用できないのは大きなデメリットです。

ひふみワールドは購入すべき?

ここまでひふみワールドについて説明してきましたが、購入すべきか迷うのではないでしょうか。

投資信託で長期的な資産形成に取り組むなら、個人的にはあまりおすすめしません。

信託報酬が高めに設定されていますし、つみたてNISAを利用できないのも気になるので、私なら低コストのインデックスファンドを選びますね。

ただし、「長期的な資産形成を応援する」「足で稼いだ情報で成長企業を発掘する」という、レオス・キャピタルワークスの理念や運用方針には共感できます。

また、ひふみ投信でTOPIX(東証株価指数)を大きく上回る運用成績を残した実績もありますね。

ひふみワールドのコンセプトや運用方針に共感でき、デメリットを上回る価値を見いだせるなら、投資するのもアリだと思いますよ。

さいごに

ひふみワールドは、レオス・キャピタルワークスが発掘した外国の成長企業に分散投資できるのがメリットです。

もしかしたら、ひふみ投信のように、市場平均を大きく上回るリターンを得られるかもしれません。

しかし、ひふみワールドは信託報酬が比較的高く、つみたてNISAで購入できないデメリットもあります。

個人的には、つみたてNISAで低コストのインデックスファンドを購入するほうがおすすめですが、デメリットを上回る価値を見いだせるなら、購入するのもアリだと思いますよ。

このページで紹介したメリット・デメリットを比較したうえで、ひふみワールドを購入するか検討してみてくださいね。

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この記事を書いた人

大西カツシ

1979年生まれ、千葉県在住のWebライター。元経理課長で投資歴は10年以上。経理経験と投資経験を活かして「金融ライター」として活動しています。税理士科目合格(簿記論・財務諸表論)/日商簿記2級/FP2級。お金や時間に縛られないシンプルな生き方を追求しています。個人ブログ「かつにっき」も運営中。

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