他行宛振込手数料を安くする方法・無料にできる銀行まとめ

銀行の振込手数料が高い…!
そう思いつつもどうしたらいいのか分からなかったり、面倒に思ってそのままにしてしまいがちです。

家賃の振込やネットショッピングの支払いなどで銀行振込する機会があるかと思います。

振込手数料が高いと思っているなら、少しでも安くしてみませんか?
安くする方法はいくらでもあります。

このページでは、振込手数料を無料にするにはどうすればいいのか、手数料がかからないようにする対策方法を紹介していきますね。

高い振込手数料を無料にするにはどうすればいい?

振込手数料は積み重ねると高い

振込手数料って、1回あたりはそこまで高くない金額に見えるかと思います。

550円・660円・770円・880円といった金額でしょうか。

ただ、振込手数料って振り込みするたびに発生するお金になります。

毎回これだけの振込手数料を支払っていると、それなりの金額になってきますよ。

例えば、550円の振込手数料が月に3回かかったとすると、1,650円になります。
これが1年間続けば19,800円です。

信じられない高さですね…。

ただ振り込んでいるだけなのにこんなにお金が取られるのは、もったいないとしか言いようがありません!

振込手数料を無料にするならネット銀行を使うしかない

振込手数料が高いという問題を解決するのに最も簡単な方法は、振込手数料が無料になる銀行を使うことです。

振込手数料が無料になる銀行は、現状、ネット銀行が多いですよ。

同じ銀行間での振込であれば、ほとんどの銀行が振込手数料無料ですが、他行への振込になると事情が変わってきます。

選択肢がだいぶ絞られてくるので、ネット銀行を使うのがいいと思いますよ。

他行宛振込手数料が無料になるネット銀行の一覧

以下で早速、振込手数料を無料にできる銀行をまとめました。
同行宛・他行宛振込手数料をそれぞれ一覧にしています。

銀行名同行への振込手数料他行宛振込手数料
無料回数
住信SBIネット銀行無料月1〜20回
楽天銀行無料月0〜3回
auじぶん銀行無料月3〜15回
GMOあおぞらネット銀行無料月1〜20回
SBI新生銀行無料月1〜10回
ソニー銀行無料月1〜11回
大和ネクスト銀行無料月3回
野村信託銀行無料月10回
オリックス銀行無料月2回
イオン銀行無料月0〜5回
あおぞら銀行BANK支店無料月0〜3回
三井住友銀行(Olive)無料(SMBCダイレクトのみ)月3回
三菱UFJ銀行(メインバンク プラス)無料(三菱UFJダイレクトのみ)月1〜3回
みずほ銀行(みずほマイレージクラブ Sステージ)無料(みずほダイレクトのみ)月3回
PayPay銀行無料月0〜5回
みんなの銀行無料月0〜13回
東京スター銀行無料月0〜3回

住信SBIネット銀行

ミライノデビット 住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行は、他行宛振込手数料が最低でも月1回無料になります。

ランクによって最大で月20回まで無料になりますが、無条件で月1回無料なのがいいですね。

月5回無料まではすぐにできますので、使いやすい銀行口座です。

ATM手数料もランクによって無料回数が増えるので、手数料節約におすすめの銀行です!

これから使う場合は、SBI証券と一緒に作って、キャンペーンの特典である現金2,000円をもらいましょう。

参考:SBI銀行と証券を作って2,000円もらう

SBI新生銀行

SBI新生銀行は、他行宛振込手数料が月1回無料になります。

SBI証券との連携サービスである「SBIハイパー預金」を使うと、他行宛振込手数料を月10回無料にできてかなりお得です。

SBIハイパー預金を使うと、普通預金金利も0.42%と高くなるので、貯金が多ければ多いほどもらえる利息も増えます。

毎月のエントリーは必要ですが、キャッシュプレゼントプログラムもお得で、条件を満たしていくと現金がもらえます。その点でもおすすめの銀行です。

先ほど紹介した住信SBIネット銀行・SBI証券と3つ同時に口座開設できますので、合わせて作っておくのがおすすめです。

参考:SBI新生銀行と証券を作って2,000円もらう

ソニー銀行

Sony Bank WALLET ソニー銀行のデビットカード

ソニー銀行は、他行宛振込手数料が月1回無料になります。

デビットカードのSony Bank WALLETを使えば、月2回無料になるため、使わない理由がないですね。

私もSony Bank WALLETを持っています!
年会費無料なので、余計なお金がかかることはありません。

ソニー銀行は、細かいことを考えずに他行宛振込手数料を無料にしやすいです。

GMOあおぞらネット銀行

GMOあおぞらネット銀行は、他行宛振込手数料が月1回無料にできます。

ステージが上がれば、最大で月20回まで無料にできるのですが、そもそもステージを上げづらいため、月1回無料と思っておくほうがいいですね。

また、GMOあおぞらネット銀行は証券会社の「GMOクリック証券」と組み合わせて使うことで、普通預金金利が少し上がります!

口座開設も同時にできるので手間が省けます。

野村信託銀行

野村信託銀行は、他行宛振込手数料が月10回も無料になります!

他行宛振込手数料を無料にすることだけ考えるなら一番お得な銀行ですね。

私も親への振り込みや、個人で仕事をしたときの振り込みによく使っていました。

オリックス銀行

オリックス銀行は、他行宛振込手数料が月2回まで無料になります。

定期預金目当てで使う銀行ですね。
余裕資金を定期預金にしたいとき、他の銀行からオリックス銀行に入金して使うことになります。

そのときも、ここまで紹介した銀行を使って振込手数料を無料にしましょう!

でないと定期預金でもらえる利息が手数料で吹っ飛びかねません…。

大和ネクスト銀行

大和ネクスト銀行 大和カード

大和ネクスト銀行は、他行宛振込手数料が月3回まで無料になります。

あまり知られていない銀行ですが、月3回も無料になるのはうれしすぎるサービスですね。

私は他の銀行と併用しながら使ってます。

楽天銀行

楽天銀行は、普通に使っていると、条件付きでないと他行宛振込手数料が無料にならないです。

ただ、給与振込口座を楽天銀行にすれば、それだけで月3回は他行宛振込手数料が無料にできますよ!

私が会社員だった頃は、この特典を使って振込手数料を無料にしていました。

会社勤めしているなら、楽天銀行を給与振込先にすると、一気に使い勝手が良くなります!

これから使う場合は、楽天証券と一緒に作って、キャンペーンの特典である現金1,000円をもらいましょう。

参考:楽天銀行と証券を作って1,000円もらう

都市銀行でも振込手数料を無料にする方法がある

一部の都市銀行でも、条件付きではあるものの、他行宛振込手数料を無料にする方法がありますよ。

それをいくつか紹介しますね。

みずほ銀行

みずほ銀行では、みずほダイレクトを利用した上で、月末残高が100万円以上あれば、他行宛振込手数料が月3回無料になります。

メインで使いつつ、みずほダイレクトにしていれば比較的条件を満たしやすいと思いますよ。

ただ、障害の報告が多い銀行なので、個人的にはあまりおすすめしません…。

三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行では、いくつかの条件があり、そのいずれかを満たせば、他行宛振込手数料が月3回まで無料にできます。

三菱UFJダイレクトを使った上で、以下の条件のいずれかを満たせばOKです。

  • MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの引き落としがある
  • 住宅ローン利用
  • 借り入れ残高が500万円以上
  • 預金残高が500万円以上

どれもハードルが高すぎますね…。

三菱UFJ銀行では、他行宛振込手数料が無料にできないと思っておくほうがいいかもしれません。

給与振込口座がネット銀行にできない場合の対処方法

ネット銀行を使って振込手数料を無料にするのが一番ですが、給与振込口座が指定されてしまっていて、ネット銀行にできない場合もあると思います。

そのときは、住信SBIネット銀行の口座を作っておき、定額自動入金というサービスを使うようにしましょう。

定額自動入金を使えば、多くの銀行から住信SBIネット銀行に手数料無料で入金できます。

住信SBIネット銀行にお金を移動できたら、あとは振込手数料無料の回数分を使って振り込むだけですね!

このように、振込手数料をなんとしても払わないようにする意識が大切です。

同様のことは、ソニー銀行でもできます。
ソニー銀行だと「おまかせ入金サービス」という名称ですね。

さいごに:振込手数料が高いと思うなら、なんとでもできる

振込手数料が高いと思っている方に向けてできる方法をここまで紹介してきました。

一度やってしまえばあとは嫌な思いをすることもないので、思い切ってこの機会にやっておきましょう。

振込手数料を無料にすることだけ考えるなら、住信SBIネット銀行が一番おすすめですよ!

振込手数料の比較はこちら。

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この記事を書いた人

このサイト「ノマド的節約術」の運営者。節約アドバイザー・クレジットカードアドバイザー。会社を辞めて子どもが産まれるタイミングで家を買いました。収入ゼロから始まった節約生活の日々で身に付けたお金の知識を紹介しています。そもそも論から考えるミニマリスト的な節約術、クレジットカード、ポイントやマイル、株主優待、投資信託、移動を安くする方法に詳しいです。