家電を買ったときのキャンペーンで、定額小為替(ていがくこがわせ)をもらいました。
普段、定額小為替は見慣れないと思います。
これをどうすれば現金に換金できるのか、初めてだとやり方がよくわかりません…。
ということで、実際に定額小為替を換金してみましたので、このページではやり方を紹介してきますね。
定額小為替の受け取り時に必要なもの
定額小為替で換金するときに必要なものは、以下の通りです。
- 定額小為替証書
- 印鑑
- 本人確認書類(取扱金額が10万円を超える場合)
基本的には定額小為替と印鑑だけで大丈夫です。
定額小為替を換金してお金を受け取る方法
定額小為替に印字されているお金を受け取ることを「払渡し」といいます。
とはいえわかりにくいので、このページではわかりやすい「受け取り」という言葉を使いますね。
まずは、ざっくりと定額小為替でお金を受け取る手順を一覧で紹介します。
- 郵便局の貯金窓口へ行く
- 「定額小為替の受け取りにきました」と伝える
- 定額小為替を渡す
- 本人確認書類の提示や記入漏れの対応をする
- 額面通りのお金を受け取る
細かく手順を分けましたが、郵便局に定額小為替を持っていくだけでOKです。
▼実際に持っていってみて、無事にお金を受け取りできましたよ!
このときは450円の定額小為替でした。
印鑑を忘れてしまった場合は、運転免許証や健康保険証などの本人確認書類が必要でした。
手間を省くなら、あらかじめ印鑑を押していくのもいいですね。
6ヶ月を過ぎて期限切れになった場合の対応
定額小為替には、受け取りの有効期限が設定されています。
有効期限は6ヶ月間ですね。
ちなみに定額小為替の右下には、発行日が書かれています。
▼私がもらった以下の定額小為替だと、2019年(令和元年)7月31日です。
定額小為替をもらったのはいいけど、あとでいいやと思ってずっとそのままにしてたら、6ヶ月以上が過ぎてしまいました…。
もう換金できないのかなと思いつつも、何もせず諦めてしまうのも良くないかなと思って、郵便局に持っていくことに。これが2020年3月2日のこと。
おそるおそる郵便局の局員さんに聞いてみると、なんと無事に換金してもらえました!
6ヶ月以上過ぎていたときは、本人確認書類の提示と住所・氏名の記入で換金できましたよ。
私は運転免許証を提示することで通してもらえました。
もしかしたら、好意で通してくれた可能性もありますので、仮に換金できなかったとしても、それはしょうがないと諦めましょう。
▼1,000円の定額小為替を2枚換金したので、2,000円もらえましたよ!
半ばあきらめていたので、無事にもらえてうれしかったです!
有効期限が切れたら再発行手続きが必要
一般的に、定額小為替の6ヶ月間の有効期限が切れたら、為替証書の再発行請求をしないといけません。
これがちょっと面倒なところですね。
私は運良く受け取りできましたが、基本的には再発行になると思ってください。
5年以上経つと受け取り不可になる
定額小為替の発行日から5年以上再発行や請求がない場合は、もう受け取りができません。
せっかくもらえる現金、忘れないうちにもらっておきましょう!
1回忘れてしまうと、長期間放置してしまいがちなので、すぐに換金するのが忘れないコツですね。
指定受取人が定額小為替を換金して受け取りする場合
定額小為替に書かれている人とは違う人が受け取り手続きする場合は、違う手続きをとる必要があります。
具体的には、定額小為替の裏面の委任欄へ以下の情報を記入しないといけません。
- 代理人の名前
- 委任者の住所
- 委任者の名前
▼記入例は以下の通りですね。
定額小為替の表面には以下の情報を記入します。
- 『指定受取人おなまえ』欄に『〇〇代理人』と記入
- 代理人の住所
- 代理人の名前
▼記入例は以下のような感じです。
なお金額を受け取る際に代理人の場合、代理人と受取人(本人)の両方の本人確認書類の提示が必要なことがあります。
運転免許証や健康保険証などを持参してから郵便局に向かいましょう。
さいごに
なかなか定額小為替を手にすることはないかと思いますので、どうやって換金までやればいいのかわかりにくいと思います。
このページを参考に実際にお金に交換するところまでやっていただければうれしいです。
実際にお金をもらえると、臨時ボーナスみたいで気分がいいですよ!