クレジットカードを使ってANAマイルを貯めたいこともありますよね。
普段からPASMOを使うことが多いのであれば、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードがおすすめですよ。
PASMOオートチャージも使えるので、電車やバスに乗るときにも便利です。
そんなANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードですが、ほかにどんな特徴のあるカードなのか気になりますよね。
このページでは、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードのメリットやデメリットについて詳しく紹介していきます。
ANA一般カードの比較については、こちらで詳しく紹介していますよ。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードについて
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、ANAマイル・TOKYU POINT・PASMO・定期券・クレジット機能が1枚になったカードです。
1枚で5役こなしてくれる万能さが魅力的ですね。
ちなみに、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの申し込み条件は以下の通り。
未成年の場合は親権者の同意が必要が必要です。
18歳以上であれば、アルバイト・パート・主婦でも申し込めますよ。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードで選べる国際ブランドは、カード名にもなっているようにMasterCardのみです。
日本や世界各国のMasterCard加盟店で使えます。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを使うと、Vポイントのポイントが1,000円につき1ポイント貯まります。
貯めたポイントは1ポイント=5マイルとして交換可能です。
また、TOKYU POINT加盟店で利用すると、Vポイントのポイントに加えてTOKYU POINTも貯まりますよ。
東急グループで買い物することが多いのであれば、ポイントが二重取りできるのでお得ですね。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの年会費は?
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを使う場合、どれぐらい年会費がかかるのかも気になるところですよね。
初年度は年会費無料ですよ!
ただ、2年目以降は税込2,200円かかります。
翌年度以降の年会費を安くしたい場合は、カードご利用代金WEB明細書サービスを利用しましょう。
税抜500円割引になりますよ。
また、マイ・ペイすリボを使うことで年会費を税抜751円にすることもできます。
マイ・ペイすリボはリボ払いになるため、損するかもしれないと思うかもしれませんが、マイ・ペイすリボの毎月の支払いをカードの限度額にしておけば利息を払わずに済みますよ。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを保有・使うことのメリット
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの年会費がわかったところで、ここからはカードの特徴やメリットについて紹介していきますね。
主に、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを持つと以下のようなメリットがあります。
ここからは、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードのそれぞれのメリットごとに詳しく紹介していきますね。
入会時・カード継続時にボーナスマイルがもらえる
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードに入会したときや、初年度以降もカードを継続したときにボーナスマイルがもらえます。
もらえるボーナスマイルは、なんと1,000マイル!
しかも毎年もらえるのでお得ですよ。
マイルを特典航空券にした場合、国内線でも1マイル7円とかにできることもあるため、カードを持っているだけで年会費以上の価値があるANAマイルが毎年もらえますよ。
普段からマイルを貯めている場合はうれしい特典です。
PASMOとして使える
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、PASMOとして使うこともできます。
しかも、オートチャージサービスも利用できますよ。
電車やバスに乗るたび、残高を気にせずに使えるのでうれしいですね。
また、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを使ってPASMOにチャージすることでも、Vポイントのポイントが貯まります。
PASMO定期券として使うこともできるので便利です。
もちろん、PASMO定期券を購入するときの料金もポイント付与の対象になります。
PASMOを普段使いしている場合、ポイントが貯まりやすくなるのでお得ですよ。
ANAマイルがたくさん貯まる
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを使うと、ANAマイルが貯まります。
ANAカードマイルプラス提携店・対象商品を利用する際に、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードで支払うとマイルが貯まりますよ。
提携店や対象商品によっても違いますが、100円につき1マイルまたは200円につき1マイルが貯まります。
また、ANAグループ便に搭乗すると、通常のフライトマイル+割り増しボーナスマイルが貯まるのでお得ですね。
割り増しボーナスマイルが貯まる条件は以下の通り。
- マイル積算対象運賃で搭乗した場合
- 国内線をANA便で予約・搭乗した場合
ただ、他社運航のANAコードシェア便は対象になりません。
マイルが二重取りできるのでどんどん貯まっていきますよ。
TOKYU POINTが貯まる
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードをTOKYU POINT加盟店で利用すると、Vポイントのポイントに加え、TOKYU POINTも貯まります。
ポイント還元率は以下の通り。
- 東急百貨店・渋谷ヒカリエ ShinQs:年間利用金額に応じて3%~最大10%(食品・セール品は一律1%)
- 東急ストア:税抜200円につき1ポイント
ただし、現金やiDで支払った場合はポイントが貯まりません。
東急グループで買い物するときは、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを使うことでポイントが二重取りできるのでお得ですよ。
ポイントをマイルに交換できる
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを使っていると、Vポイントのポイントが貯まります。
貯めたポイントはマイルに移行することができますよ。
マイルの交換レートは、コースによって違います。
コースごとの交換レートは以下の通り。
コースの種類 | 交換レート |
---|---|
ボーナスポイント・プレミアムポイント | 1ポイント=3マイル |
5マイルコース | 1ポイント=5マイル |
10マイルコース | 1ポイント=10マイル |
それぞれポイントは1ポイント以上1単位から交換できます。
ポイントの移行上限はありません。
こうしてみると10マイルコースがお得に感じますが、移行手数料として年会費税込6,600円がかかってしまいます。
無料で交換したいのであれば、5マイルコースがおすすめですね。
ただ、移行手数料は毎年払う必要はありません。
あくまでも、ANAマイルに交換したい年だけ使えばOKです。
Vポイントのポイントからマイルに交換する方法は、こちらで詳しく紹介しています。
マイルとTOKYU POINTが相互交換できる
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、マイルとTOKYU POINTを貯めるのに特化したカードです。
マイルとTOKYU POINTは相互交換もできるので便利ですよ!
それぞれの交換レートは以下の通り。
- 10,000マイル → 10,000TOKYU POINT
- 1,000TOKYU POINT → 750マイル
飛行機に乗る機会が多いならマイル、東急で買い物をすることが多いならTOKYU POINTといったように、使いやすいほうへ交換できるのがうれしいですね。
付帯保険がついている
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードには、付帯保険がついています。
以下の保険が自動付帯になっていますよ。
- 海外旅行傷害保険
- 国内航空傷害保険
- お買物安心保険(ショッピング補償)
国内旅行傷害保険はついていません。
それぞれ保険の最高額は以下の通り。
保険の種類 | 補償額 |
---|---|
海外旅行傷害保険 | 1,000万円 |
国内航空傷害保険 | 1,000万円 |
お買物安心保険 | 年間100万円まで |
利用する航空会社に指定はなく、加入手続きもいりません。
最初から自動付帯になっているので、万が一のときに心強いですね。
ただ、海外旅行する場合はANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの保険だけだと弱いので、エポスカードやレックスカードなど他の海外旅行傷害保険が充実しているクレジットカードを持つのもおすすめです。
ちなみに、ショッピング補償の対象となる条件は以下の通りです。
- 海外でのカード利用
- 国内でのリボ払い利用
- 国内での分割払い利用(3回以上)
会員優待サービス・割引が受けられる
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードでは、旅行に役立つ優待サービスも用意されていますよ。
主な優待サービス・会員限定の割引は以下の通り。
- ANAスカイホリデー・ANAハローツアー・ANA SKY WEB TOURが5%オフ
- 国内線・国際線の機内販売が5%オフ
旅行先で優待サービスや割引が受けられるので、旅費の節約にもつながりますよ。
電子マネーiDが使える
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードでは、電子マネーiDが使えます。
全国のiDマークがついているお店で利用可能です。
クレジットカードで支払いたくない場面でも、iDを使えば簡単に支払えますよ。
ただし、クレジットカードとiDが一緒になっているわけではありません。
iDを使えるようにする方法は以下の通り。
iDについては、こちらも参考にしてみてくださいね。
ANA VISAプリペイドカードに申し込める
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを持っていると、ANA VISAプリペイドカード(チャージ限定型)に申し込めます。
ANA VISAプリペイドカードは13歳以上の子どもを対象にしたプリペイドカードのこと。
カードを利用するたびにメール配信があったり、利用ロック機能があったりするので、安心して子どもに渡せますね。
しかも、月間利用額1,000円につき5マイルが貯まります。
子どもの利用分もマイルが貯まるので便利ですよ。
ETCカードに申し込める
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードでは、ETCカードも申し込めます。
初年度は無料ですが、2年目以降は税抜500円の年会費がかかりますよ。
ただ、前年度に1回以上ETCを使って請求があれば翌年度も無料です。
ETCカードを使う機会があるなら、年会費のことはそこまで気にせず使えます。
ちなみに、ETCカード単体では持てません。
家族カードも作れる
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードでは、家族カードも作れます。
初年度は無料ですが、2年目以降は税込1,100円の年会費がかかりますよ。
ただ、前年度に買い物利用回数が3回以上の場合は無料になります。
無料になるのは1人目の家族会員のみで、2人目以降は年会費がかかるので注意しましょう。
また、家族カードでもポイントは貯まりますが、本会員のほうへまとめて付与されます。
新規入会&利用キャンペーンでもらえるポイントなどを考えると、それぞれがANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを作ったほうがお得ですよ。
参考:家族カードについて
PiTaPaカードが作れる
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードでは、PiTaPaカードにも申し込めます。
PiTaPaカードは、電車やバス、PiTaPaマークのあるお店で使える交通系ICカードです。
関西エリアで使えるところが多いので、旅行や出張用として作っておいてもいいですね。
年会費・発行費は無料ですよ。
チャージ不要で使えるので、スマートに支払いたいときに便利です。
銀聯カードも発行できる
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードでは、銀聯カードに申し込むことも可能です。
中国でよく使われているカードなので、中国に旅行する際や出張するときに1枚持っておくと便利ですね。
1,700万店以上の加盟店で使えます。
ちなみに、銀聯カードを発行する場合、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードとは別にカードが発行されますよ。
一体型になっているわけではないので注意しましょう。
Apple Payに登録できる
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを使いたいけど、カード自体は持ち歩きたくないということもありますよね。
そんなときは、Apple Payに登録しましょう!
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードはApple Payに登録できます。
Apple Payに紐付けたANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを使って支払いをしても、Vポイントのポイントが貯まりますよ。
ちなみに、Apple Payについてはこちらで詳しく紹介しています。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードのデメリットについて
メリットも多いANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードですが、場合によってはデメリットになりそうなところもあります。
デメリットになりそうなのは、都心に住んでいないとあまり恩恵が受けられないというところ。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを使うメリットは、東急グループをよく使う・PASMOを利用する場合にこそ最大限発揮されます。
近くに東急がない場合や交通機関でPASMOが使えない場合は、そこまでメリットがありません。
逆に、都心に住んでいて東急グループをよく利用したり、PASMOにオートチャージする機会があるなら作っておきたいカードです。
もし、都心以外に住んでいて検討しているのであれば、TOKYU POINTが貯まりやすいかどうかを見ておきましょう。
TOKYU POINTが貯まりやすければ、ANAマイルに75%のレートで交換できてお得ですからね。
締め日・引き落とし日はいつ?
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを使うときに、いつからいつまでの利用分が引き落としになるのかも気になりますよね。
また、引き落とし日についても気になるところ。
カードの締め日と引き落とし日は以下の通りです。
- 締め日:当月15日
- 引き落とし日:翌月10日
この辺りはほかのANAカードと同じですね。
たとえば、2月16日~3月15日までの利用分が4月10日に引き落としになるイメージです。
引き落とし日は翌月10日ですが、金融機関が休みの場合は翌営業日に引き落としになります。
支払日は金融機関の休みによって左右されますが、締め日は変更されません。
カードの限度額について
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを使ってみようと思ったとき、限度額がどれぐらいなのかも気になりますよね。
利用枠ごとの限度額は以下の通り。
利用枠の種類 | 限度額 |
---|---|
総利用枠 | 10~80万円 |
カード利用枠(カードショッピング) | 10~80万円 |
リボ払い・分割払い利用枠 | 0~80万円 |
キャッシング利用枠 | 0~50万円 |
たとえば、総利用枠が80万円の場合、カード利用枠で80万円使っているとリボ払いや分割払いはできません。
カード利用枠で50万円使っている場合は、残り30万円使えるという計算になりますよ。
限度額を超えての支払いはできません。
新規入会キャンペーン期間中がお得!
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを作るなら、キャンペーン期間中がおすすめです。
新規入会&利用キャンペーンを使うと、ポイントが多くもらえてお得ですよ。
たとえば、以下のようなキャンペーンがありました。
キャンペーンはカード会社ではなく、ANA側で行われていることが多いですよ。
カード審査から到着までの流れ
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを作ってみようと思ったとき、審査からカード到着までどれぐらいかかるのかも気になりますよね。
カードが到着するまでの日数がわかると、申し込むタイミングの目安にもなります。
ちなみに、カード審査から到着までの大体の流れは以下の通り。
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードに申し込む
- 引き落とし口座の設定
- 審査・発行手続き
- カードが届く
ちなみに、カードが届くまでの日数は発行方法によって異なります。
カードが届くまでの日数は以下の通り。
- らくらく発行:約2~3週間
- 通常発行:約3~4週間
即時発行されるわけではないので、余裕をもって申し込んだほうがいいですね。
カードを切り替えたい場合
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードから、ほかのANAカードに切り替えたい場合もありますよね。
途中でカードを切り替えられるのかも気になるところです。
現在持っているANAカードが以下の場合は、ANA VISA Suicaカードへ切り替えができません。
- ANA VISAカード
- ANA マスターカード
- ANA VISA Suicaカード
ただ、ANA VISA Suicaカードと重複して持つことはできます。
対象となるカードをすでに持っている場合は切り替えではなく、新しくANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードに申し込みましょう。
ちなみに、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードにゴールドカードはありません。
さいごに
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードについてまとめてみました。
PASMOや東急グループを利用することが多いのであれば、持っていて損はないカードですね。
バスや電車を利用するたびにTOKYU POINTが貯まり、貯めたポイントをマイルに交換することもできます。
交通費を節約したいときに便利なカードですよ。