ANA一般カードのおすすめをマイルや年会費で徹底比較!お得な使い方も紹介

ANA一般カードは全部で11種類あります。

いろいろと種類があるので、何を基準に選べばいいのか悩んでしまいますよね。
また、それぞれのカードの違いについても気になるところです。

あらかじめどんな特徴があるカードなのか知っておけば、選ぶときの判断基準にもなりますよ。

このページでは、ANA一般カードの特徴や特典について比較した上で、おすすめのカードについて詳しく紹介していきますね。

ANA一般カードのおすすめをマイルや年会費で比較

ANA一般カードとは?

ANA一般カードとは、カード名にもなっているようにANAを使う方に向けたクレジットカードです。

VISA・MasterCard・JCB・アメリカン・エキスプレスなど、それぞれのブランドでANA一般カードがありますよ。

基本的にサービスには大きな違いはありませんが、カードごとに特徴や特典が異なるので自分に合ったカードを選ぶのがおすすめです。

ANA一般カードの一覧と特徴まとめ

ANA一般カードについてわかったところで、実際にどんなカードがあるのか気になりますよね。

そこで、ANA一般カードを一覧にしてまとめてみました。

ここからは、それぞれのカードごとに特徴を詳しく説明していきますね。

ANA VISA/Master一般カード

ANA VISAカード

ANA VISA/Master一般カードは、ANAカードでVISAやMasterCardブランドを選んだときの基本となるカードです。

国際ブランド以外にあまり違いはないので、ここでは一緒に扱いますね。

電子マネーにも対応している上、搭乗ボーナスマイルもつくので使いやすいカードです。

カードの特徴は以下の通り。

年会費初年度無料/2年目以降は税込2,200円
マイル移行手数料6,600円
マイル還元率0.5~1.0%
ポイント有効期限2年間
電子マネー楽天EdyiDPiTaPa
搭乗ボーナスマイル+10%
継続マイル1,000マイル

マイル移行手数料が高く感じますが、あくまでも10マイルコースにしたときの料金です。

使わないのであれば、マイル移行手数料を支払う必要はありません。

5マイルコースなら、手数料無料でマイル移行できますよ。
ただ、マイル還元率は0.5%のままになってしまいます。

参考:

年会費を安くしたいのであれば、マイ・ペイすリボを利用することで節約できます。

利息を払わずに年会費だけ安くする方法は、こちらで詳しく説明していますよ。

ANA JCB一般カード

ANA JCB一般カード

ANA JCB一般カードは、JCBブランドのANA一般カードです。

年会費は初年度は無料で、2年目以降は税込2,200円かかりますよ。
このあたりはANA VISA/Master一般カードと同じですね。

ただ、ANA JCB一般カードの場合、ANA VISA/Masterカードよりもマイル移行手数料が安くなるのが魅力のひとつ。

電子マネーや国際ブランドにこだわりがないのであれば、ANA JCB一般カードを選ぶことで節約につながりますよ。

年会費初年度無料/2年目以降は税込2,200円
マイル移行手数料5,500円
マイル還元率0.5~1.0%
ポイント有効期限2年間
電子マネー楽天EdynanacoQUICPayPiTaPa
搭乗ボーナスマイル+10%
継続マイル1,000マイル

ANAアメリカン・エキスプレス・カード

ANA一般カードには、アメリカン・エキスプレス・カード(AMEX)ブランドもあります。

AMEXでANAカードを作ると、ポイント有効期限がないので便利ですよ。
いちいち有効期限を気にしてマイル移行する必要もなくなりますね。

マイル移行手数料を支払うのも、ポイント交換するときだけでOKです。

ただ、ほかのANA一般カードに比べて、年会費は高めになっていますよ。

年会費税込7,700円
マイル移行手数料6,600円
マイル還元率1.0%
ポイント有効期限なし
電子マネー楽天Edy
搭乗ボーナスマイル+10%
継続マイル1,000マイル

ANA JCB ZERO

ANA JCB ZERO

年会費無料でANAカードを持ちたいなら、ANA JCB ZEROを選ぶのもひとつの手です。

18~29歳までの期間限定で持てるカードですよ。

ただ、年会費無料なのは魅力的ですが、ほかのANAカードに比べるとマイルが貯まりにくくなっています。

毎年の継続マイルもないので、マイルを貯めたいのであればほかのカードを使ったほうがいいですよ。

年会費無料
マイル移行手数料無料
マイル還元率0.5%
ポイント有効期限2年間
電子マネー楽天EdynanacoQUICPayPiTaPa
搭乗ボーナスマイル+10%
継続マイルなし

ANA VISA Suicaカード

ANA VISA Suicaカード

ANA VISA Suicaカードは、ANAカードとSuicaが一体型になったクレジットカードです。

マイルを貯めつつ、普段の移動はSuicaで支払えるので便利ですね。

しかも、Suicaチャージでもマイルが貯まります!
ただ、Suica定期券にはできないので注意してくださいね。

年会費初年度無料/2年目以降は税込2,200円
マイル移行手数料6,600円
マイル還元率0.5~1.0%
ポイント有効期限2年間
電子マネーSuicaiDPiTaPa
搭乗ボーナスマイル+10%
継続マイル1,000マイル

年会費は、マイ・ペイすリボを使えば割引できます。

参考:

ANA VISA nimocaカード

ANA VISA nimocaカードは、九州エリアで使える交通系ICカードのnimocaとANAカードが一体型になったクレジットカードです。

九州エリアでしか使えないクレジットカードのように思うかもしれませんが、nimocaポイントからANAマイルに移行できるのがおすすめですよ。

しかも、nimocaポイントを70%のレートでANAマイルに交換できます。

使い方次第ではANAマイルを効率よく貯めることができるので、九州エリア以外でも使い道はありますよ。
nimocaポイントをいかにして貯めるかが重要です!

年会費初年度無料/2年目以降は税込2,200円
マイル移行手数料6,600円
マイル還元率0.5~1.0%
ポイント有効期限2年間
電子マネーiDPiTaPa
搭乗ボーナスマイル+10%
継続マイル1,000マイル

参考:

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、PASMO定期券としても使えます。

普段よくPASMOを使うのであればおすすめですね。

TOKYU POINTが貯まり、ANAマイルに交換することもできます。

年会費初年度無料/2年目以降は税込2,200円
マイル移行手数料6,600円
マイル還元率0.5~1.0%
ポイント有効期限2年間
電子マネーPASMOiDPiTaPa
搭乗ボーナスマイル+10%
継続マイル1,000マイル

参考:

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)

ソラチカカード

日常的に東京メトロを使うのであれば、ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)がおすすめです。

東京メトロに乗車するたびにメトロポイントが貯まりますよ。
しかも、貯めたポイントをANAマイルに90%のレートで交換することが可能です。

PASMO定期券としても使えるので、普段使いしやすいANAカードですね。

年会費初年度無料/2年目以降は税込2,200円
マイル移行手数料5,500円
マイル還元率0.5~1.0%
ポイント有効期限2年間
電子マネーPASMOnanacoQUICPayPiTaPa
搭乗ボーナスマイル+10%
継続マイル1,000マイル

ソラチカカードでは、メトロポイントさえあればANAマイルをたくさん貯めることができるため、モッピーGポイントLINEポイントなどを使っていろんな方法でポイントを増やせますよ。

ANA一般カード共通の特典とメリットについて

ANA一般カードを持っていると、関連したサービスを使うことで割引がきいたり、ANAマイルが貯まりやすくなったりします。

特に、旅行や出張するタイミングでANA一般カードが活躍する機会は多いですよ。
あらかじめどんな特典があるのか知っておけば、いざというときに使いやすいですよね。

そこで、ANA一般カード共通の特典やメリットについてまとめてみました。

  • ANA飛行機の搭乗でボーナスマイルが貯まる
  • ANA国内ツアー・海外ツアーが割引になる
  • ANA系列のホテルの料金を割引できる
  • ANA FESTAでの買い物が割引になる
  • ANA機内販売での買い物が割引になる
  • ANAショッピング A-styleの買い物が割引になる

ここからは、それぞれの特典やメリットについて詳しく説明していきますね。

ANA飛行機の搭乗でボーナスマイルが貯まる

ANA一般カードを使って飛行機を利用すると、ボーナスマイルが貯まります。
カードごと、基本区間マイレージに10%が加算されますよ。

たとえば、基本区間マイレージが280マイルだった場合、以下のようになります。

基本区間マイレージ280マイル + ボーナスマイル28マイル =308マイルがもらえる

10%上乗せになるだけでも、マイルの貯まり方が全然違ってきますよね。

ANA一般カードを使っているだけで、年会費無料のANAマイレージクラブ会員よりもお得になります。

また、搭乗するたびにANAプレミアムポイントも貯まりますよ。
1年間で数多くのポイントを貯めると上級会員になれます。

ANA国内ツアー・海外ツアーが割引になる

で国内ツアー・海外ツアーを予約したい場合も、ANA一般カードを使えばお得にできます。

ANA一般カードを使うだけで5%割引になりますよ。

しかも、航空券とホテル・旅館を同時に予約できるので便利ですね。
旅行や出張時の手間を省くことができます。

ツアー料金は高くなりがちなところなので、5%割引されるのはかなり大きいです。

ANA系列のホテルの料金を割引できる

ANA系列のホテルに宿泊する場合、ANA一般カードを持っていれば宿泊料金から5%割引になりますよ。

たとえば、以下のようなホテルの料金を割引できます。

宿泊料金も高くなりがちなので、5%割引は大きいですね。

インターコンチネンタルホテルは高級ホテルなので、1泊20,000円以上はします。
5%割引できれば、それだけで1,000円も浮きますよ!

ANA FESTAでの買い物が割引になる

空港にANAのおみやげ店「ANA FESTA」が入っているところもあります。

ANA一般カードを持っていると、ANA FESTAを利用するときに10%オフで買い物できますよ。

たとえば、5,000円のおみやげを購入した場合、500円割引になるので支払いは4,500円で済みます。

ANA一般カードは年会費がかかるものがほとんどですが、コツコツ使えば年会費の元が十分にとれます。
10%割引は思っているよりもお得なので、使えるところでは積極的に使っていきたいですね。

ANA機内販売での買い物が割引になる

ANA便の飛行機に乗ると、機内販売があります。

機内販売で何か買おうと思ったときも、ANA一般カードで支払うのがおすすめですよ。
ANAカードで支払うだけで、10%割引になります。

場合によっては、ANA機内販売の限定品を10%割引で買うこともできますよ。
希少価値が高いものを10%引きで買えるだけでも、お得感がありますね!

ANAショッピング A-styleの買い物が割引になる

ANA一般カードを持っていれば、ANAのショッピングサイト「A-style」で買い物するときも節約できます。

支払いにANA一般カードを使うだけで、5%オフになりますよ。

しかも、5%オフになる上、カード決済でANAマイルも貯まるのでお得ですね。

おすすめのANA一般カードは?

ANA一般カードの一覧や共通の特典・メリットを紹介してきましたが、結局どのカードがいいのか気になりますよね。

特におすすめなカードを選ぶと、以下の通り。

ここからは、それぞれおすすめのカードごとに詳しく紹介していきますね。

東京メトロを使うなら「ANA To Me CARD PASMO JCB」

ANA一般カードの中でも、特におすすめなのがANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)です。

PASMOに対応しているので、関東エリアに住んでいるならぜひとも使いたいカードですね。

なんといっても、東京メトロに乗るたびメトロポイントが貯まり、いいレートでANAマイルに交換できるのが魅力的!

年会費を節約したいなら「ANA VISA 一般カード」

ANA VISA 一般カードとANA Master 一般カードは、サービス内容はほぼ同じですが、使いやすさを考えるとVISAブランドがいいですね。

マイ・ペイすリボを活用すれば、年会費を節約することもできます。

もっとマイル還元率を高めたい場合は、ゴールドカードへの切り替えるのもひとつの手です。

ゴールドカードにすると、マイル還元率が常に1%になりますよ。

Suicaを使うなら「ANA VISA Suicaカード」

普段からSuicaをよく使うのであれば、ANA VISA Suicaカードがおすすめです。

Suicaチャージでもマイルが貯まるのでうれしいですね。
マイルを貯めつつ、Suicaとしても使えるので日常使いに便利なカードです。

PASMOよりもSuicaを使うことが多い場合に向いているカードですよ。

ANA VISA Suicaカードも、マイ・ペイすリボを使うと年会費が割引できます。

マイル移行手数料について

ANA一般カードの一覧を紹介するときに、マイル移行手数料という言葉が出てきましたよね。

マイル移行手数料は、クレジットカードで貯めたポイントをマイルに交換するときにかかる手数料のことです。

1ポイントで交換できるマイル数に応じて、手数料が変わりますよ。

  • 5マイルコース
  • 10マイルコース
  • 15マイルコース

以上の3種類があり、基本は5マイルコースです。

ANA一般カードでは、10マイルコースになるとマイル移行手数料がかかりますよ。

年会費が税込5,500円~税込6,600円かかるので、使うなら慎重になったほうがいいですね。

ただ、マイル移行手数料は毎年払わなくてもOKです。
ポイントをマイルに交換したいときだけ使うのもありですよ。

クレジットカードのポイント有効期限を見つつ、2~3年に1回だけ10マイルコースでまとめて交換すると、毎年マイル移行手数料を支払わずに済みますね。

ちなみに、ANA一般カードの中でマイル移行手数料が最も安いのは、ANA JCB一般カードです。

マイル移行手数料を安くしたいときは、ANA JCB一般カードを選ぶのもありですね。

ANA一般カードを使うとANAマイルが貯まる

ANA一般カードを支払いに使うと、それぞれポイントが貯まります。

貯めたポイントはANAマイルに交換できるので、忘れないように手続きしましょう!

カードによってはポイントの貯まりやすさが違うので、なるべくポイントを貯めやすいカードを選ぶのがおすすめです。

たとえば、Suicaをよく使うならANA VISA Suicaカード、PASMOを使うことが多いならANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)といった感じですね。

生活スタイル的にどのカードが合っているのか・どのポイントが貯めやすいのかを重視して、カードを選んでみてください。

ANAマイルは、カード利用以外でもいろいろな方法で貯まりますよ。

ANAカードマイルプラス提携店で使うと、クレジットカードを使ったときに貯まるポイント+ANAマイルが貯まります。

こちらも併用することで、普段の生活でANAマイルが増えやすくなりますね。

ANA一般カードは海外旅行保険も自動付帯

ANA一般カードには、海外旅行傷害保険が自動付帯されています。

利用する航空会社に指定はなく、加入手続きもいりません。
最初から自動付帯になっているので、万が一のときに心強いですよ。

ただ、海外旅行する場合はANA一般カードの保険だけだと弱いので、エポスカードレックスカードなどほかの海外旅行傷害保険が充実しているカードを持つのもおすすめです。

入会キャンペーンを利用しよう!

ANA一般カードでは、入会キャンペーンも随時行われています。

入会するだけでマイルがもらえたり、カード利用額に応じてマイルがもらえたりとお得ですよ。

たとえば、以下のようなキャンペーンがありました。

  • 新規入会・条件達成で最大17,000マイルがもらえる
  • ANA JCB一般カードに新規入会・条件達成で最大56,500マイルがもらえる
  • ANAアメリカン・エキスプレス・カードに新規入会・条件達成で最大40,000マイルがもらえる

入会キャンペーンは期間限定ですが、終わったとしてもまた別のキャンペーンが始まっていることがほとんどです。

お得なキャンペーンを利用してANA一般カードに申し込みましょう!

ANA一般カードからゴールドカードに切り替えたい場合

ANA一般カードを使っていく中で、ワイドカードやワイドゴールドカード、ANAカード プレミアムなどの最上位カードに切り替えたくなることもあるかもしれません。

途中でゴールドカードに切り替えることは可能ですよ!
同一クレジットカード会社同士であれば、カードの切り替えができます。

ANA一般カードからゴールドカードに切り替える方法は以下の通り。

  • 書面で切り替え申請手続きを行う
  • クレジットカード会社に電話して切り替える

また、以下のカードはMyJCBから手続きできます。

ANA JCB一般カードの場合は、MyJCBからオンライン手続きできるので便利ですね。

ほかのカードは、切り替え申込書か電話で手続きする形になりますよ。

さいごに

このページでは、おすすめのANA一般カードやお得な使い方を紹介してきました。

ANA飛行機を利用するなら、ANAカードを使うことでどのクレジットカードよりもお得にANAマイルが貯まりますよ。

使い方次第では、マイルだけで飛行機に乗れてしまいますね。

少しでも多くマイルが貯まるように使って、航空券や旅行にかかる費用を節約してみてくださいね。

ANA一般カードを作ったら、マイルをより多く貯められる方法もチェックしておきましょう!

ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

長野県在住のフリーライター。昔は貯金ができないタイプでしたが、子どもが生まれてからは時間の使い方・お金の考え方を改めるようになりました。時間の錬金術師になって、心にゆとりのある生活をするのが目標。クレジットカード・スマホ決済・メディア代節約についての発信が多めです。

柚木ゆうらのプロフィール