ANAカードにはいろいろ種類があるので、どれを選べばいいのか悩んでしまいますよね。
少しでもマイル移行手数料を安くしたい場合は、ANA JCB一般カードも選択肢に入れてみてください!
ただ、ANA JCB一般カードがどんなカードなのかわりづらい部分もあると思います。
ANA VISA/Master一般カードとの違いも気になるところですよね。
このページでは、ANA JCB一般カードのメリットやデメリットについて詳しく紹介していきます。
ANA一般カードの比較については、こちらで詳しく紹介していますよ。
ANA JCB一般カードについて
ANA JCB一般カードは、JCBブランドのついたANAカードです。
名前の通り、JCB加盟店で使えますよ。
ちなみに、ANA JCB一般カードの申し込み条件は以下の通り。
未成年の場合は親権者の同意が必要です。
満18歳以上であれば、パート・アルバイト・主婦でも申し込み可能ですよ。
ANA JCB一般カードを使うと、Oki Dokiポイントが1,000円につき1ポイント貯まります。
貯めたポイントはマイルに交換可能です。
ANA JCB一般カードの年会費は?
ANA JCB一般カードを使うとしたら、年会費がどれぐらいかかるのかも気になりますよね。
初年度の年会費は無料です!
ただ、2年目以降は税込2,200円かかりますよ。
年会費はANA VISA/Master一般カードと同じですね。
カードご利用代金WEB明細書サービスを利用すると、2年目以降の年会費を安くできます。
翌年度以降の年会費が税抜500円割引になるのでお得ですよ。
ANA JCB一般カードを保有・使うことのメリット
ANA JCB一般カードの年会費についてわかったところで、ここからはカードの特徴やメリットについて紹介していきますね。
主に、ANA JCB一般カードを持つと以下のようなメリットがあります。
ここからは、それぞれのメリットごとに詳しく紹介していきますね。
入会時・カード継続時にボーナスマイルがもらえる
ANA JCB一般カードでは、入会時と初年度以降もカードを継続したときにボーナスマイルがもらえますよ。
もらえるボーナスマイルはなんと1,000マイル!
しかも、カードを継続する間は毎年ボーナスマイルがもらえますよ。
マイルを特典航空券にした場合、国内線でも1マイル7円とかにできることもあるため、カードを持っているだけで年会費以上の価値があるANAマイルが毎年もらえます。
普段からマイルを貯めている場合はうれしい特典ですね。
ANAマイルが貯まりやすい
ANA JCB一般カードを持つと、ANAマイルが貯まりやすくなります。
ANAカードマイルプラス提携店・対象商品を利用する際、ANA JCB一般カードで支払うとマイルが貯まりますよ。
提携店や対象商品によっても違いますが、100円につき1マイルまたは200円につき1マイルが貯まります。
また、ANAグループ便に搭乗すると、通常のフライトマイル+割り増しボーナスマイルが貯まるのでお得です。
ボーナスマイルが貯まる条件は以下の通り。
- マイル積算対象運賃で搭乗した場合
- 国内線をANA便で予約・搭乗した場合
ただし、他社運航のANAコードシェア便は対象外です。
ポイントをマイルに移行できる
ANA JCB一般カードを使っていると、Oki Dokiポイントが貯まります。
貯めたポイントはマイルに移行可能です。
マイルの交換レートは、コースの種類によって異なりますよ。
コースごとの交換レートは以下の通り。
コースの種類 | 交換レート |
---|---|
ボーナスポイント・プレミアムポイント | 1ポイント=3マイル |
5マイルコース | 1ポイント=5マイル |
10マイルコース | 1ポイント=10マイル |
たとえば、ANA JCB一般カードを使って10,000円分を支払った場合、もらえるポイントは10ポイントです。
ポイントをマイルに交換する場合、それぞれのコース別に還元率を見てみると以下のようになります。
- ボーナスポイント・プレミアムポイント:10ポイント=30マイル
- 5マイルコース:10ポイント=50マイル
- 10マイルコース:10ポイント=100マイル
こうしてみると10マイルコースがお得に感じますが、移行手数料として年会費税込5,500円がかかってしまいます。
ANA VISA/Master一般カードよりマイル移行手数料は安くなっているので、節約したい場合はANA JCB一般カードを選びましょう。
無料で交換したいのであれば、5マイルコースがおすすめですね。
5マイルコースの場合、マイル還元率は0.5%です。
ただ、移行手数料は毎年払う必要はありません。
ANAマイルに交換したい年だけ使うのもOKですよ。
付帯保険がついている
ANA JCB一般カードには、付帯保険がついています。
以下の保険が自動付帯になっていますよ。
- 海外旅行傷害保険
- 国内航空傷害保険
- ショッピングガード保険
国内旅行傷害保険はついていないので注意しましょう。
それぞれ保険の最高額は以下の通り。
保険の種類 | 補償額 |
---|---|
海外旅行傷害保険 | 最大1,000万円 |
国内航空傷害保険 | 最大1,000万円 |
ショッピングガード保険 | 年間最大100万円(海外のみ) |
最初から自動付帯になっているので、万が一のときに心強いですね。
ただ、海外旅行する場合はANA JCB一般カードだけだと弱いため、エポスカードやレックスカードなどほかの海外旅行傷害保険が充実しているクレジットカードを持つのもおすすめです。
会員優待割引が受けられる
ANA JCB一般カードを持っていると、いろいろなところで会員優待サービスや割引が受けられますよ。
主な優待割引の内容は以下の通り。
- 国内線・国際線の機内販売が10%オフ
- ANA FESTAが10%オフ
- astyleが5%オフ
- 旅行商品が5%オフ
- ビジネス公開講座が15%オフ
- 空港免税店での買い物が5%オフ
割引を利用すれば、旅費の節約にもつながりますね。
楽天Edyが使える
ANA JCB一般カードでは、電子マネーの楽天Edyが使えます。
楽天Edyで支払いをすると税込200円につき1マイルが貯まりますよ。
しかも、貯めたマイルをEdyに交換することも可能です。
楽天Edyを使いつつ、マイルを貯められるのが魅力的ですね。
PiTaPaカードが作れる
ANA JCB一般カードでは、PiTaPaカードも作れます。
PiTaPaカードは電車やバス、PiTaPaマークのあるお店で使える交通系ICカードです。
関西エリアで使えるところが多く、対象エリアではチャージの必要がなく後払いになるのが便利ですよ。
年会費・発行費が無料なのもうれしいですね。
タッチするだけで電車やバスに乗れたり、買い物できたり、スマートに支払えるので便利です。
QUICPayが使える
ANA JCB一般カードは、QUICPayが使えます。
QUICPayマークのあるお店で、かざすだけで支払うことができるので便利ですよ。
ちなみに、QUICPayの利用料金はANA JCB一般カードの利用分とあわせて支払います。
ANA JCB一般カードとは別にQUICPayが発行されますよ。
QUICPayについては、こちらで詳しく紹介しています。
Apple Pay・Google Payに登録できる
ANA JCB一般カードは、Apple PayやGoogle Payにも登録できます。
Apple PayやGoogle Payに紐付けておけば、いちいちカードを持ち歩かなくていいので便利ですよ。
もちろん、Apple PayやGoogle Payに登録したANA JCB一般カードを使ってもポイントが貯まります。
家族カードが作れる
ANA JCB一般カードでは、家族カードも作れます。
初年度は無料ですが、2年目以降は税込1,100円の年会費がかかりますよ。
ただ、前年度に買い物利用回数が3回以上の場合は無料です。
無料になるのは1人目の家族会員のみで、2人目以降は年会費がかかるので気をつけてくださいね。
また、家族カードを使ってもポイントは貯まりますが、本会員のほうへまとめて付与されます。
新規入会&利用キャンペーンでもらえるポイントのことを考えると、個別にANA JCB一般カードを作ったほうがお得ですよ。
参考:家族カードについて
ETCカードが作れる
ANA JCB一般カードでは、ETCカードも作れますよ。
初年度は無料ですが、2年目以降は税抜500円の年会費がかかります。
ただ、前年度に1回以上ETCを使って請求があれば翌年度も無料です。
ETCカードを使う機会が年1回はあるなら、年会費のことはそこまで気になりませんね。
ちなみに、ETCカード単体では持てません。
ANA QUICPay+nanacoが使える
ANA JCB ZEROでは、ANA QUICPay+nanacoに申し込むことができます。
ANA QUICPay+nanacoには、以下の機能がついていますよ。
- ANAスキップサービス機能
- nanaco機能
通常のnanacoカードとは違い、ANA JCBカードでしか申し込めない飛行機の翼をデザインした電子マネーです。
QUICPayまたはnanacoマークのあるお店で利用できますよ。
ANA QUICPay+nanacoでの支払いでもポイントが貯まるので便利ですね。
ANA JCB一般カードのデメリットについて
メリットも多いANA JCB一般カードですが、場合によってはデメリットに感じそうなところもあります。
デメリットになりそうなのは以下の通り。
JCBブランドは、海外での加盟店数がVISAやMasterCardに比べるとどうしても少なくなってしまいます。
あまり日本人が行かないような旅行先ではお店が対応していないため、支払いに使えないことも多いです。
ANA JCB一般カードを国内で使う分にはいいのですが、海外で使いたい場合は少し注意が必要ですよ。
どうしても心配なら、ほかのVISAブランドやMasterCardブランドのカードと併用して持つのもおすすめです。
締め日・引き落とし日はいつ?
ANA JCB一般カードを使うときに、いつからいつまでの利用分が引き落としになるのかも気になるところですよね。
また、引き落とし日がいつなのかも知っておきたいところ。
ANA JCB一般カードの締め日と引き落とし日は以下の通り。
- 締め日:当月15日
- 引き落とし日:翌月10日
たとえば、2月16日~3月15日までの利用分が4月10日に引き落としになるイメージです。
引き落とし日は翌月10日ですが、金融機関が休みの場合は翌営業日に引き落としになります。
支払日は金融機関の休みによって左右されますが、締め日は変更されません。
新規入会&利用キャンペーンがお得!
随時、ANA JCB一般カードを対象としたキャンペーンも行われています。
新規入会&利用キャンペーンを使うと、ポイントが多くもらえるのでお得ですよ。
たとえば、以下のようなキャンペーンがありました。
- 新規入会&利用で最大17,000マイルがもらえる
- 新規入会&条件達成で最大56,500マイルがもらえる
56,500マイルがもらえたら、ほぼマイルだけでハワイ往復できてしまいますよ!
キャンペーンはカード会社ではなく、ANA側で行われていることが多いですね。
ANAのページからキャンペーン情報を確認してみましょう!
ANA JCB一般カードの審査から到着までの流れ
ANA JCB一般カードを作ってみようと思ったとき、審査からカードが到着するまでどれぐらいかかるのかも気になりますよね。
申し込みからカード到着までの流れも気になるところです。
審査から到着までの大体の流れは以下の通り。
- ANA JCB一般カードに申し込む
- 引き落とし口座の設定
- 審査・発行手続き
- カードが届く
インターネットで申し込むと、最短3営業日でカードが発行されます。
手元に届くまで約1週間ぐらいかかりますよ。
引き落とし口座の設定もインターネット上で完結するのでうれしいですね。
署名や捺印の手間もありません。
ほかのANAカードに切り替えたい場合
ANA JCB一般カードを使っていて、ほかのカードに切り替えたくなることもあるかもしれません。
途中でカードを切り替えることができるのか気になりますよね。
結論からいうと、ANA JCB一般カードからほかのANAカードに切り替えることは可能です。
カードを切り替えたい場合は、MyJCBから行えますよ。
さいごに
ANA JCB一般カードについてまとめてみました。
- 年会費は初年度無料、2年目以降は税込2,200円かかる
- 入会時・毎年のカード継続時に1,000マイルもらえる
- 貯めたポイントはマイルに移行できる
- ANA VISA/Master一般カードよりマイル移行手数料が安い
カード継続中は、毎年ボーナスマイルとして1,000マイルもらえるのがうれしいですね。
ただANA JCB一般カードを持っているだけで、どんどんマイルが貯まっていきます。
2年目以降は年会費がかかりますが、特典内容をみると十分に元はとれそうです。
なんといっても、ANA VISA/Master一般カードよりもマイル移行手数料が安いのが魅力的ですよ。
カードブランドや電子マネーにこだわりがないなら、ANA JCB一般カードを選ぶことで節約にもつながります。
ANAカードはJCBブランド向けのお得なキャンペーンも多いので、ANA JCB一般カードを使ってマイルを貯めてみてくださいね。
おまけ:クレジットカード選びに迷っている場合
クレジットカードを決めきれずに悩んでいる場合は、こちらも参考にしてみてくださいね。