こんにちは!
銀行の手数料についてシビアに見ている、ノマド的節約術の松本です。
メガバンクの三菱UFJ銀行を使うことになったけど、よりお得に使える方法があれば知っておきたいと思うのではないでしょうか。
普段使う銀行だからこそ、いつもよりお得に使えたほうがいいですよね。
そこでこのページでは、三菱UFJ銀行をよりお得に使うためにできることをまとめて紹介していきます。
三菱UFJ銀行とは?
三菱UFJ銀行は日本有数の大きな銀行の1つで、いわゆるメガバンクの1つでもあります。
2018年3月までは三菱東京UFJ銀行の名称でしたが、2018年4月からは、今の三菱UFJ銀行の名称になりました。
合併を繰り返して今のようになっています。
グループには、証券会社のauカブコム証券やネット銀行のauじぶん銀行もありますよ。
また、ネットバンキングする場合は、三菱UFJダイレクトを使うことになります。
このページでは三菱UFJダイレクトを使うこと前提で紹介していきますね。
三菱UFJダイレクトとスーパー普通預金(メインバンク プラス)を使うのがお得
三菱UFJ銀行を使うのであれば、インターネットバンキングができるサービスである「三菱UFJダイレクト」と「スーパー普通預金(メインバンク プラス)」を必ず使いましょう。
理由は簡単で、そのほうが手数料の面でお得になるからです。
これらのサービスを使うことのメリットは以下の通り。
- 振込手数料が安くなる・一部無料になる
- ステージによってATM手数料が無料になることも
銀行を使う上で一番大事なところである振込手数料とATM手数料で優遇があるのがいいですね。
スーパー普通預金は以下の3つの会員ステージがあり、それぞれにメリットがありますので、それをここから見ていきます。
- ホワイトステージ
- シルバーステージ
- プラチナステージ
ホワイトステージが下のランクで、プラチナステージが一番上のランクになります。
それぞれのステージごとに条件がありますが、毎月末の平日窓口営業日に満たしていると、翌月20日から翌々月19日までそのステージになりますよ。
ホワイトステージになるための条件と特典
ホワイトステージになると、三菱UFJ銀行のATMが何回でも無料で使える特典があります。
ついついATMで手数料を払ってしまいがちですが、これで無料にできますよね。
スーパー普通預金をホワイトステージで使うためにはいくつかの条件があり、それを満たす必要があります。
その条件は以下の通りで、いずれかを満たしていればOKです。
- 三菱UFJデビット代金の引き落とし
- Eco通帳を使う
- クレジットカード代金の引き落とし
- 預金残高等合計が10万円以上
預金が10万円以上あればホワイトステージになるため、条件を満たすのは簡単ですよね。
また、10万円以下であっても三菱UFJデビットや対象のクレジットカードを使っていれば、それでも条件を満たせます。
ちなみに、クレジットカードとはNICOSカードなどのことです。
シルバーステージになるための条件と特典
シルバーステージになれば、三菱UFJ銀行のATMが何回でも無料で使えることに加えて、提携先のコンビニATMも2回まで無料で使えます。
コンビニATMはセブン銀行ATM・ローソンATM・イーネットATMのことです。
休日などでコンビニ利用するときに手数料無料でお金を下ろせたら便利ですよね。
シルバーステージになるための条件は以下のいずれかのことを満たす必要があります。
- 1ヶ月10万円以上給与受取
- NISA・つみたてNISAで投信つみたての自動振替
- MUFG等クレジットカード代金の引き落とし
- 預金残高等合計が30万円以上
- (18〜23歳限定)三菱UFJデビットの引き落とし
シルバーステージの条件もそこまで難しいものではありませんね。
1ヶ月10万円の給与受取は、普通に会社勤めしていればほぼ確実に条件を満たせるはず。
また、フリーランスなどで給与がなくても預金が30万円以上あればOKなので簡単です。
MUFG等クレジットカードは以下のものが当てはまりますよ。
- MUFGカード(スマート)
- MUFGカード(イニシャル)
- MUFGカード(ゴールド)
- MUFGカード(ゴールドプレステージ)
- MUFGカード(ディズニー・デザイン)
- MUFGカード(スヌーピーカード)
- ICクレジットカード
- スーパーICカード(クレジットカード機能)
プラチナステージになるための条件と特典
スーパー普通預金の最高ランクになるのがプラチナステージです。
プラチナステージになると以下の特典がありますよ。
- 三菱UFJ銀行のATMが何回でも無料で使える
- 提携先のコンビニATMが3回まで無料で使える
- 他行宛振込手数料が3回まで無料になる
一番うれしいのが、他行宛振込手数料が3回まで無料になることです。
家賃の支払いを振込にしている場合は毎月手数料がかかってしまいがちですよね。
それが無料になるだけでもかなりありがたいのではないでしょうか。
ネット銀行だと住信SBIネット銀行やソニー銀行などが他行宛振込手数料無料にできますが、プラチナステージになっていれば、三菱UFJ銀行だけでこと足りるようになります。
ちなみに、プラチナステージになるための条件は以下のいずれかを満たしている必要がありますよ。
- MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの利用代金の引き落とし
- 住宅ローン利用
- 借り入れ残高500万円以上
- 預金残高等合計が500万円以上
急にハードルが高くなりましたね。
プラチナステージになると、他のランクと比べると条件が厳しくなっています。
ただ、預金残高が500万円あるだけでプラチナステージになれたり、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの引き落としがあるだけでも条件を満たせるので、意外と現実的に目指せるところです。
プラチナステージが一番お得なので、もし現実的に届きそうなのであれば、ここを目指しましょう。
ATM手数料について
ここからは、三菱UFJ銀行を使うときに気になるであろう手数料のことを1つ1つ紹介していきますね。
まずはATM手数料のことから。
せっかく預けているお金を下ろすのだから、余計な手数料は払いたくないですよね。
自分が使うのであれば、なんとしても手数料無料で済ませるような努力をします。
先ほど紹介したスーパー普通預金を使って、ATM手数料が無料になるようにしましょう。
シルバーステージ以上になっていれば、コンビニATMも少なくとも2回は無料になるため、余計な手数料を払わずに済みます。
スーパー普通預金のランクがない場合は、三菱UFJ銀行ATMを使ったら21:00〜翌8:45は税込110円の手数料が必要です。
また、スーパー普通預金のホワイトステージ以下であれば、コンビニATMを使って三菱UFJ銀行を下ろすときは必ず手数料(110〜220円)が必要になることも注意してくださいね。
- 平日8:45〜18:00 → 110円
- それ以外 → 220円
そもそも、銀行のATMに行くとたくさん人が並んでいますよね。
時間がもったいないですし、なるべくATMを使わずに済むようにする工夫も大切です。
基本的にクレジットカードやデビットカード・電子マネーを使うようにすれば現金を使う機会を減らせるので、ATMを使う機会も減らせますよ。
振込手数料について
ATM手数料と並んで気になるのが振込手数料のことですよね。
三菱UFJ銀行の振込手数料を無料にしようと思うのなら、スーパー普通預金のプラチナステージになるしかありません。
あとは基本的に振込手数料がかかると思ってください。
ただし、三菱UFJダイレクトを使っていれば、三菱UFJ銀行同士の振込は無料になります。
あとは、auじぶん銀行への振込も手数料無料ですよ。
三菱UFJ銀行とauじぶん銀行はこのように手数料無料で相互に資金移動できるため、相性がとてもいいです。サブ銀行として持っておくのもおすすめです。
普通預金金利について
三菱UFJ銀行の普通預金金利は、税引前で0.001%です。
スーパー普通預金や貯蓄預金もありますが、同じ金利ですね。
三菱UFJ銀行にお金を預けて普通預金金利で増やそうと思うのはあまりおすすめしません。
もし、普通預金金利にこだわるのであれば、楽天銀行やイオン銀行を検討しましょう。
どちらも割と簡単な方法で三菱UFJ銀行の100倍の金利である0.1%にできますよ。
他の銀行と普通預金の金利を比較するのであれば、以下のページも合わせてチェックしてみてくださいね。
定期預金金利について
三菱UFJ銀行では、普通預金だけでなく定期預金のサービスもあります。
ただ、定期預金の金利もそこまで期待できるものではありません。
スーパー定期・自由金利型定期預金(大口定期)・期日指定定期預金の3種類があり、1ヶ月から10年ものまで幅広く揃っていますが、いずれも金利は税引前で0.01%となっています。
先ほども紹介したように、楽天銀行やイオン銀行であれば、普通預金金利の時点で三菱UFJ銀行の金利よりも高いため、無理に定期預金する必要はありません。
他の銀行と定期預金の金利を比較するのであれば、以下のページも合わせてチェックしてみてくださいね。
デビットカードもあります
三菱UFJ銀行を使うのであれば、デビットカードも合わせて使うのがおすすめです。
デビットカードを持っていれば、カード払いできるところはデビットカードを使うようにすれば、直接口座から引き落とされるため、現金を使う必要がありません。
しかも即時引き落としのため、クレジットカードのように使いすぎを心配することもないですよ。
ATM手数料のところでも紹介しましたが、デビットカードを使えば現金払いする機会を減らせるため、結果的に節約にもつながります。
デビットカードはJCBとVISAの2種類がありますよ。
JCB、VISAともに利用額の0.2%が自動でキャッシュバックになります。
投資信託にも対応しているけどauカブコム証券がおすすめ
三菱UFJ銀行は、資産運用や投資に関するサービスもあります。
わかりやすいところでいえば投資信託ですね。
ただ、三菱UFJ銀行で投資信託するよりも、同じグループのauカブコム証券を使うほうが手数料を安くできます。
投資信託は購入手数料無料で始められるものなので、購入手数料は払わないようにしましょう。
つみたてNISAにも対応
また、三菱UFJ銀行はつみたてNISAにも対応しています。
つみたてNISAだと購入手数料が無料の投資信託しかないため、利用を検討してもいいと思いますよ。
どの投資信託を購入したいかをまずは考えてから、自分がいいと思うのが三菱UFJ銀行にあれば使うという流れがいいと思います。
人気のひふみプラスもありますね。
ただ、個人的にはネットの証券会社のほうがつみたてNISAで取り扱っている商品が充実しているように思いました。
さいごに
三菱UFJ銀行はメガバンクでありながら、ネットを使うことでATM手数料や振込手数料を無料にできる可能性がある銀行です。
会社やバイト・パート先の都合などで使わざるを得ない場合があるかと思いますので、どうせ使うのであれば、よりお得に使えるようにしていきましょう。
個人的には、他の銀行と組み合わせて使うようにするほうが手数料や金利面でよりお得になるのかなと思います。
もし、この機会に口座開設するのなら、デビットカードとあわせて使ってみましょう。
おまけ:他の銀行と比較されたい方へ
ノマド的節約術では、銀行ごとにお得に使う方法を詳しく紹介しています。
もし他の銀行と比較してみたい場合はチェックしてみましょう。
銀行って、いろいろと手数料がかかりがちです。
ムダ使い防止や、お金を少しでも節約して増やしたい方は、以下のページも合わせてどうぞ。おすすめです!