スマートEXの料金を割引して安くする方法と使い方を徹底解説

こんにちは!
年間100回以上も新幹線を使っている、ノマド的節約術の松本です。

スマートEXを使うと、新幹線をスマホやパソコンから気軽に予約できますよね。

しかも普通に切符を買うよりもお得になって、時間の短縮と合わせると一石二鳥なサービスです。

一石二鳥なのはいいけど、実際のところ、スマートEXを使ったときにどれぐらい料金が割引されてお得になるのかが気になるのではないでしょうか。

そこでこのページでは、スマートEXの料金割引の仕組みや使い方について詳しく紹介していきますね。

スマートEXの料金を割引して安くする方法と使いかた

スマートEXとは?

スマートEXは、東海道新幹線や山陽新幹線で使えるネット予約サービスのことです。

以前は似たサービスで年会費が必要になるエクスプレス予約しかありませんでしたが、2016年からスマートEXというサービスが始まりました。

会員登録を済ませることで、いつでもどこでも新幹線の予約ができて、交通系ICカードをタッチするだけで新幹線に乗れるようになります。

普段の電車利用ではSuica・PASMO・ICOCAなどの交通系ICカードを使うことがあると思いますが、スマートEXを使えば新幹線でも同様のことができますよ。

おかげで、わざわざみどりの窓口で長時間並ぶ必要もなくなります。

登録するときに、クレジットカードと交通系ICカードを紐付けるため、新幹線に乗るときはチャージの残高を気にする必要はありません。

スマートEXの年会費は無料

スマートEXを使うときに気になるのが、そもそも登録料金や年会費などが必要になるかではないでしょうか。

スマートEXの年会費は無料ですよ!
また、登録するのにもお金はかかりません。

めったに新幹線を使うことがない場合でも、年会費と登録料金が無料になるため、先に備えてあらかじめ登録しておくのもおすすめです。

一切お金がかからないという安心感は大きいですよ!

対応している交通系ICカード

スマートEXは年会費無料で使えますが、会員登録するときに手持ちの交通系ICカードを使うことになります。

全国で使える、以下の交通系ICカードであればスマートEXで使えますよ。

身近で使える交通系ICカードに対応しているため、わざわざSuicaやPASMOを作る必要はありません。

まだ交通系ICカードを持っていなくて、これから作るという場合でも、駅の券売機で気軽に作れますよ。

モバイルSuica・Apple Payにも対応している

スマートEXでSuicaを紐付けるときに気になるのが、モバイルSuicaApple Payに対応しているかどうかではないでしょうか。

この2つのサービスも、スマートEXで問題なく使えますよ。

ただ、既にエクスプレス予約で登録している場合は使えませんので、その場合だけ気をつけてくださいね。

よくエクスプレス予約を使っているのなら、スマートEXを使うことはないと思いますので、気にならないところだと思います。

対応しているクレジットカードブランドの一覧

スマートEXを使って新幹線予約したときの料金は、クレジットカードで支払うことになります。

どのクレジットカードが使えるのかどうかが気になるかと思いますので、以下で対応しているブランドを一覧にしてみました。

このように、ほとんどのクレジットカードブランドに対応していますね。

新幹線の料金はどうしても高くなりがちですので、ポイント還元率の高いクレジットカードを使うのがおすすめですよ。

なるべくポイント還元率が1%以上のカードを使えば、戻ってくるポイントも大きくなります。

参考:(年会費有料あり)ポイント還元率が高いクレカまとめ
参考:(年会費無料のみ)ポイント還元率が高いクレカまとめ

スマートEXの料金について

ここまでは、スマートEXを使うまでに知っておきたいところでしたが、ここからは料金について詳しく紹介していきますね。

まず最初に知っておきたいのが、スマートEXを使うことで普通に新幹線の切符を買うよりも料金が安くなることです。

自由席の料金は変わりませんが、指定席とグリーン席の料金は200円割引になりますよ。

新大阪駅を起点にして、それぞれの座席ごとの料金を比較してみますね。

まずは指定席から。

指定席の料金を通常料金とスマートEXで比較(※2019年10月1日〜)
区間通常スマートEXEX予約
新大阪駅-新神戸駅3,150円2,950円2,410円
新大阪駅-京都駅3,070円2,870円2,330円
新大阪駅-名古屋駅6,680円6,480円5,680円
新大阪駅-新横浜駅14,390円14,190円13,290円
新大阪駅-東京駅14,720円14,520円13,620円

グリーン席の料金も比較してみました。

グリーン席の料金を通常料金とスマートEXで比較(※2019年10月1日〜)
区間通常スマートEXEX予約
新大阪駅-新神戸駅3,920円3,720円3,170円
新大阪駅-京都駅3,840円3,640円3,090円
新大阪駅-名古屋駅8,950円8,750円7,940円
新大阪駅-新横浜駅19,260円19,060円18,150円
新大阪駅-東京駅19,590円19,390円18,480円

年会費無料で気軽に使えるのに200円安くなるのはいいですね。

早特商品で割引する

他にも、早特商品を予約することで通常運賃よりも安くできます。

以下のような早特商品がありますよ。

あらかじめ先の予定が決まっているのであれば、早特商品を使うことでより新幹線の運賃を安くできます。

これらの早特商品は、旅行するときにはかなり便利に使えますよ。

早特の割引内容は、年会費が必要になるエクスプレス予約と同じですが、予約できる時期に差があるため、大型連休のときにも割引できるようにしておきたいなら、エクスプレス予約がおすすめです。

エクスプレス予約を使いたいなら、年に1回でも使えば年会費無料のビックカメラSuicaカードを持っておきましょう。

カードを作ったあとに別途エクスプレス予約を申し込めますよ。

▼エクスプレス予約とスマートEXの違いについては、以下の動画でも話しています。

スマートEX以外にも安くする方法はたくさんあります

ここでは、スマートEXを使うときに安くする方法を紹介していますが、新幹線の運賃を安くすること全体に目を向けると、他にも安くする方法はたくさんあります。

先ほどの料金比較でも紹介してましたが、エクスプレス予約を使うと、気軽により運賃を安くできますよ。

新幹線の運賃を安くする方法については、以下のページが詳しいです。

スマートEXの会員登録方法

もし、ここまでの内容を読んでスマートEXに興味を持ったのであれば、自分も使ってみたいと思ったかもしれませんね。

それなら、スマートEXに会員登録しましょう。
会員登録自体は無料となっているため、気軽に手続きできますよ。

詳しい会員登録のやり方は以下のページが詳しいです。

スマートEXの使い方

無事に会員登録できたら、スマートEXの使い方が気になると思います。

アプリやウェブからスマートEXで新幹線を予約して乗ってみましょう。

  1. アプリやウェブにアクセスする
  2. そのまま新幹線を予約する
  3. 交通系ICカードをタッチして改札を通る
  4. 新幹線に乗る
  5. 目的地に着いたら交通系ICカードをタッチして降りる

スマートEXの使い方の手順はこれらの通りです。

実際にやってみると、そこまで難しく感じないものですが、初めての場合はどうやって手続きすればいいのかがわからないですよね。

より詳しい手順を知りたい場合は、以下のページで写真付きで紹介していますよ。

さいごに

これまでスマートEXについて紹介してきましたが、年会費無料で気軽に使えて、指定席以上の予約も200円割引になるのがいいですね。

また、新たに交通系ICカードを作ることなく、今持っている交通系ICカードをそのまま使えますので、管理もラクですよ。

今まで普通に切符を買っていたのであれば、スマートEXをぜひ使ってみてくださいね。

このページでは、スマートEXについて詳しく紹介してきましたが、スマートEX以外にも新幹線の料金を安くする方法はたくさんありますよ。

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この記事を書いた人

このサイト「ノマド的節約術」の運営者。節約アドバイザー・クレジットカードアドバイザー。会社を辞めて子どもが産まれるタイミングで家を買いました。収入ゼロから始まった節約生活の日々で身に付けたお金の知識を紹介しています。そもそも論から考えるミニマリスト的な節約術、クレジットカード、ポイントやマイル、株主優待、投資信託、移動を安くする方法に詳しいです。

松本 博樹のプロフィール