大和証券のメリット・デメリット・お得な使い方とは?手数料や取扱商品・サービスについて徹底解説

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大和証券は、全国に多くの支店がある大手証券会社です。

ネット証券に比べると手数料は高めですが、ネット証券よりも充実している商品・サービスもあります。

私はネット証券をメインで利用し、状況に応じて大和証券の口座も使い分けていますよ。

このページでは、大和証券のメリット・デメリット・お得な使い方について、手数料や取扱商品・サービスを紹介しながら説明していきますね。

大和証券のメリット・デメリット・お得な使い方とは?

大和証券を使うとどんな取引ができる?

証券会社と聞いてイメージするのは、株取引だと思います。

しかし、大和証券は株取引だけでなく、さまざまな商品・サービスを取り扱っていますよ。

大和証券を使うとどんな取引ができるのか、一覧にしてみました。

大手証券会社だけあって、個人が投資できる金融商品・サービスは一通りそろっていますね。

2017年1月には、資産運用が自動化できる「ファンドラップオンライン(ロボアドバイザー)」の提供も開始しました。

国内株式口座管理料は「eメンバー」の申し込みで無料になる

大和証券は国内株式や外国証券について、以下のような口座管理料がかかります。

大和証券の口座管理料(年間:税込)
口座の種類通常3年分一括前払いeメンバー
国内株式1,620円3,888円無料
外国証券3,240円7,776円3,240円

ただし、国内株式口座管理料は「eメンバー」の申し込みで無料になりますよ。

eメンバーとは、取引残高報告書や取引報告書などの書類を、電子交付により受け取るサービスのことです。

eメンバーに申し込みすると、証券口座からの出金手数料も無料になります。

大和証券で株取引をする場合は、eメンバーに申し込みをして国内株式管理手数料と出金手数料を節約しましょう。

大和証券の取引コースは2種類

大和証券の取引コースは、「ダイレクトコース」と「コンサルティングコース」の2種類があります。

ここでは、それぞれのコースの特徴や手数料比較について説明していきますね。

ダイワ・ダイレクトコース

ダイレクトコースはネットや電話を利用して取引できるコースで、このような方におすすめです。

  • 手数料を節約したい
  • 自分のペースで取引したい
  • 必要に応じて店舗窓口で相談したい

ネットで取引するダイレクトコースは、窓口で取引するよりも手数料は安く設定されています。

また、自分で情報収集して取引するので、自分のペースで取引したい方に向いていますね。

いざというときは、全国にある店舗や電話で商品やサービスに関する相談もできるので、わからないことがあっても安心して取引できますよ。

ダイワ・コンサルティングコース

一方、店舗の窓口で担当者と相談しながら取引するコンサルティングコースは、このような方におすすめです。

  • 担当者と相談しながら取引したい
  • 自分で調べるのが苦手
  • 投資情報を提供してほしい

担当者と直接相談しながら取引できるので、わからないことがあっても、その場ですぐに解決できますね。

また、自分で調べるのが苦手でも、「教育費を準備したい」「老後に備えたい」のような目的を伝えれば、目的に合った投資方法や金融商品を提案してもらえますよ。

ただし、ネット取引に比べると手数料が高く、店舗に出向く時間と手間がかかるデメリットもあります。

ダイレクトコースとコンサルティングコースの手数料比較

ここでは、ダイレクトコースとコンサルティングコースの手数料を比較してみましょう。

ダイレクトコースとコンサルティングコースの手数料比較(税込)
約定代金ネット取引
(ダイレクトコース)
電話での取引
(ダイレクトコース)
窓口での取引
(コンサルティングコース)
10万円1,080円1,890円2,700円
30万円1,117円2,608円3,726円
50万円1,863円4,347円6,210円
100万円3,726円8,694円12,420円
200万円6,576円15,346円21,924円
300万円9,427円21,999円31,428円

ネット取引(ダイレクトコース)に比べると、電話や窓口の手数料はかなり高く設定されていますね。

たとえば、1注文30万円の株取引をする場合、ネット取引と窓口では2,609円(3,726円-1,117円)もの差があります。

窓口は担当者に相談しながら取引できますが、手数料が高いので、投資で利益を出すのが難しくなってしまいます。

大和証券で口座開設するなら、手数料が安い「ダイレクトコース」がおすすめですよ。

株式手数料は主要ネット証券より高い

大和証券のネット取引(ダイレクトコース)と、主要ネット証券のSBI証券楽天証券の手数料を比較してみました。

まずは、1注文ごとの株式手数料についての比較です。

1注文ごとの現物株式手数料比較(税込)
1注文の約定代金大和証券
(ダイレクトコース)
SBI証券
(スタンダードプラン)
楽天証券
(超割コース)
10万円1,080円97円97円
20万円1,080円113円113円
50万円1,863円270円270円
100万円3,726円525円525円
200万円6,576円628円628円
300万円9,427円994円994円

大和証券の1注文ごとの株式手数料は、SBI証券楽天証券に比べてかなり高いです。

10万円の株取引をする場合、983円(1,080円-97円)もの差があります。これは大きいですよね。

続いて、1日の約定代金合計ごとの手数料比較も紹介します。

1日の約定代金合計ごとの現物株式手数料比較(税込)
1日の約定代金合計大和証券(ハッスルレート)SBI証券(スタンダードプラン)楽天証券(超割コース)
10万円3,240円0円0円
20万円3,240円206円206円
30万円3,240円308円308円
50万円3,240円463円463円
100万円3,240円822円926円
200万円3,240円1,254円2,160円
300万円3,240円1,686円3,240円

大和証券では、1日の約定代金300万円ごとに株式手数料が3,240円(税込)の定額になるサービス「ハッスルレート」も用意されています。

しかし、ハッスルレートの手数料も、SBI証券楽天証券に比べるとかなり割高ですね。

株取引で利益を出すには、少しでも手数料が安い証券会社を利用することが大切です。

株取引をするなら、大和証券よりも手数料が安いネット証券を利用するのがおすすめですよ。

大和証券はIPOがおすすめ

大和証券は、IPO(新規株式公開)がおすすめです。

IPO株は上場後に株価が上昇して利益が出る確率が高いので、個人投資家に人気が高い投資方法です。

大和証券はIPOの取扱数が豊富で、IPOで中心的な役割を果たす「主幹事証券会社」を務めることも多いです。

主幹事証券会社には多くのIPO株が配分されるので、当選確率を上げるには、主幹事を務める証券会社で抽選に参加するといいですよ。

また、大和証券から個人に配分されるIPO株のうち、15%は完全平等抽選なので、取引実績に関わらず当選のチャンスがあります。

抽選申込から購入まで、手続きはすべてインターネットで完結するので、資金さえあれば気軽に参加できますよ。

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大和証券の投信積立について

将来に備えて資産を増やしていきたいなら、投資信託の積み立て(投信積立)も選択肢の一つになりますね。

大和証券は月1,000円から投信積立が可能で、つみたてNISAにも対応していますよ。

月1,000円から積立可能

大和証券は、月1,000円から投信積立を始められます。大和証券が取り扱う350本以上の銘柄が対象です。

投信積立は毎月一定額を自動で買い付ける方法なので、自分で買いどきを判断する必要がなく、手間がかからないメリットがあります。

ただし、大和証券で取り扱う投資信託は販売手数料がかかる銘柄や、信託報酬が割高なものが多くなっています。

将来に備えて投信積立を始めるなら、ノーロード(販売手数料0円)や信託報酬が低い銘柄が多いネット証券のほうがよいでしょう。

つみたてNISAにも対応している

大和証券は、投資信託の利益(売却益・分配金)にかかる税金が非課税になるつみたてNISAにも対応しています。

大和証券のつみたてNISA取扱ファンド(インデックスファンド)の一覧をまとまてみました。

大和証券のつみたてNISA取扱ファンド一覧(インデックスファンドのみ)
ファンド名信託報酬
iFree TOPIXインデックス年率 0.1836%
iFree 日経225インデックス年率 0.1836%
iFree JPX日経400インデックス年率 0.2106%
iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジあり)年率 0.2052%
iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)年率 0.2052%
iFree S&P500インデックス年率 0.2430%
iFree 新興国株式インデックス年率 0.3672%
iFree 8資産バランス年率 0.2376%
ダイワ・ライフ・バランス30年率 0.1944%
ダイワ・ライフ・バランス50年率 0.2160%
ダイワ・ライフ・バランス70年率 0.2376%

「iFreeシリーズ」を中心に、低コストで運用できるインデックスファンドが一通りそろっていますね。

大和証券のつみたてNISAは、すべて購入手数料は0円です。

ネット証券に比べて取扱数は少ないですが、長期投資に適した銘柄が用意されていますよ。

米国ゼロクーポン債の取り扱いが豊富

ゼロクーポン債(割引債)とは、クーポン(利金)の支払いがない代わりに、額面金額より低い価格で発行される債券です。

満期まで保有すれば額面金額を受け取れるので、購入価格と額面金額の差額が利益になります。

米国ゼロクーポン債は、利回りが3%前後と高いのが魅力です。

米ドル建ての金融商品なので為替レートの影響を受けますが、残存期間が長いものを満期まで保有すれば高い確率で利益を得られますよ。

私は年金代わりに、大和証券で残存期間27年前後の米国ゼロクーポン債を購入しています。

SBI証券楽天証券でも取り扱っていますが、取扱数が少ないので、安定して購入できない可能性があります。

大和証券は大手証券会社だけあって、米国ゼロクーポン債の取扱数が豊富ですね。

ただし、外国証券の口座管理料が年間3,240円かかるので注意してください。

ロボアドバイザーで1万円から資産運用を始められる

大和証券は、資産運用を自動化できるロボアドバイザー「ファンドラップオンライン」を提供しており、1万円から資産運用を始められますよ。

専用のインデックス投資信託で運用を行うのが特徴で、運用手数料と信託報酬を合わせて年率1.3%前後の手数料がかかります。

ファンドラップオンラインで運用を始めるには、まず3つの診断メニューから自分の考えに近いものを選んで、簡単な質問に答えてきます。

  • ライフプランニング
  • 資産運用プランニング
  • リスク許容度診断

▼リスク許容度診断の場合は、資産運用の目的や運用期間について質問されますよ。

▼私に最適な運用スタイルは「やや積極運用スタイル」と診断されました。

この運用スタイルに納得できれば、大和証券と投資一任契約を結んで運用を開始します。

ロボアドバイザー業界No.1のウェルスナビのほうが、シンプルで使いやすいと私は感じましたね。

しかし、大和証券のファンドラップオンラインは1万円から始められるので、少額から資産運用を始めたい場合はメリットがありますよ。

日経テレコン21が無料で使える

大和証券に口座開設すると、日経テレコン21(大和証券版)が無料で使えます。

日経テレコン21(大和証券版)では、以下の新聞・ニュースを閲覧できますよ。

  • 日本経済新聞(朝刊・夕刊・地方経済面)
  • 日経産業新聞
  • 日経MJ(流通新聞)
  • 日経プラスワン
  • 日経速報ニュース(1日約700本)

日本経済新聞だけでも月額約5,000円かかるサービスを、大和証券に口座開設するだけで無料で利用できるのはお得ですよね。

日経テレコン21(大和証券版)を利用するには、PCサイトでログインする必要があります。

大和証券で日経テレコン21を利用する手順を説明していきますね。

▼ログイン後のトップページにある「ニュース」を押しましょう。

▼次に「日経テレコン21」を押します。

▼最後に「日経テレコン21(大和証券版)」を押すと、日経テレコン21が別画面で開きますよ。

紙の新聞に比べると読みにくいと感じるかもしれませんが、大和証券で口座開設するだけで日経新聞を無料で読める、大変お得なサービスです。

証券口座の入出金方法

証券口座の入出金がスムーズに行えるかどうかは、証券会社を選ぶ上で大切なポイントの1つです。

ここでは、大和証券の入出金方法について解説していきますね。

提携金融機関から入金

大和証券のネット取引では、提携金融機関のインターネットバンキングを利用して入金できます。

手数料無料で入金でき、平日6:00~19:50はリアルタイムで買付余力に反映されるので便利ですよ。

大和証券の提携金融機関は以下の5つです。

対応している金融機関は少ないですが、大手銀行を中心にネット銀行まで対応しています。

ダイワカードでセブン銀行ATMの入出金が無料

大和証券では、ダイワカードで提携ATMから入金する方法もあります。

全国の大和証券店内ATMをはじめ、提携コンビニATM、銀行ATMから手数料無料で入金できますよ。

また、セブン銀行ATMなら、出金も手数料無料になるのでおすすめです。

ただし、夜間(19:00~21:00)は手数料がかかるので注意してくださいね。

大和ネクスト銀行との連携サービスについて

大和証券には、大和ネクスト銀行との連携サービス「ツインアカウント」があります。

大和証券の口座と大和ネクスト銀行の口座の両方を開設し、連携させることで、証券口座の入出金が便利になり、好金利が適用されるサービスです。

ここでは、大和ネクスト銀行との連携サービスについて解説していきますね。

銀行預金残高が買付余力に反映される

ツインアカウントを利用すると、大和ネクスト銀行の預金残高が大和証券の買付余力に反映されます。

大和ネクスト銀行に資金を預けておけば、取引のために大和証券の口座に入金する必要がないので手間が省けますよ。

また、大和証券で金融商品を売却した場合は、受渡日(株取引の場合は4営業日目)に大和ネクスト銀行の普通預金口座へ資金が自動的に振り替えられます。

投資の待機資金を普通預金に置いておきたい場合は、大和ネクスト銀行を利用するとよいでしょう。

自分名義への口座なら振込手数料がいつでも無料

大和ネクスト銀行は、自分名義への振込なら振込手数料は何回でも無料です。

また、他人名義あての振込も月3回までは無料になりますよ。

預金残高などの条件はなく、口座開設するだけで振込手数料が無料になるので、うまく使えば節約につながりますね。

金利目的なら利用する必要はない

大和ネクスト銀行の金利は普通預金が0.005%、円定期預金(1年)が0.10%となっており、一般的な銀行に比べると好金利です。

しかし、以下の銀行の普通預金のほうが金利は高いため、金利目的ならあえて利用する必要はないでしょう。

大和ネクスト銀行の利用は金利よりも、大和証券の取引の手間が省けるかどうかで判断するのがおすすめですよ。

さいごに

大和証券は株式手数料が高いので、株取引をするならネット証券を利用するほうがよいでしょう。

しかし、取扱数が豊富なIPOや長期投資に適した商品が揃っているつみたてNISA、米国ゼロクーポン債は十分活用できますよ。

ネット証券をメインで利用し、状況に応じて大和証券を利用するのがおすすめです!

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ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

大西カツシ

1979年生まれ、千葉県在住のWebライター。元経理課長で投資歴は10年以上。経理経験と投資経験を活かして「金融ライター」として活動しています。税理士科目合格(簿記論・財務諸表論)/日商簿記2級/FP2級。お金や時間に縛られないシンプルな生き方を追求しています。個人ブログ「かつにっき」も運営中。

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