株主優待取得におすすめの証券会社8つと口座を選ぶ3つのポイントを徹底解説

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こんにちは!
金融ライターの大西カツシです。

株主優待を目的に株式投資を始める場合、どの証券会社を利用するか迷うのではないでしょうか。

証券会社によって手数料やサービスに違いがあるので、取引方法によって株主優待取得に便利な証券会社は変わってきますよ。

どのようなポイントに注意して証券口座を選べばよいか、気になると思います。

そこでこのページでは、株主優待取得に便利な証券会社8つと証券口座を選ぶ3つのポイントについて説明しますね。

株主優待取得におすすめの証券会社と口座を選ぶポイント

株主優待取得で証券口座を選ぶ3つのポイント

まずは、株主優待取得で証券口座を選ぶポイントを3つ紹介しますね。

株式手数料

株主優待取得で証券口座を選ぶときに、まず確認しておきたいのが株式手数料です。

株を購入するときは、約定金額に応じて手数料がかかります。

手数料体系や手数料プランは証券会社によって異なりますが、大手証券会社の店舗で取引するよりネット証券のほうが手数料は安く済みますね。

少しでも利益を大きくするには、手数料が安い証券会社を選んで、取引コストを節約することが大切ですよ。

貸株サービス

貸株サービスとは、保有中の株を証券会社に貸し出すと、貸株金利がもらえるサービスです。

購入した株を長期保有するときに貸株サービスを利用すれば、株主優待と配当に加え、貸株金利でも利益を得ることができますよ。

貸株金利は証券会社や銘柄によって異なり、最低金利は年0.1%程度ですが、年1%を超える銘柄もあります。

▼SBI証券で確認すると、年5%を超える高金利の銘柄もありますね。

株主優待証券会社

貸株中は株の所有権が証券会社に移転するため、通常は株主優待や配当を受け取れなくなります。

しかし、貸株中でも株主優待がもらえるように、権利確定日に合わせて自動的に株を返却してくれる証券会社もありますよ。

また、貸株サービスは、配当金そのものを受け取れる場合と、証券会社から配当金相当額を受け取る場合があります。

配当金相当額は所得税と住民税が二重課税されて手取り額が減ることがあるので、配当金と株主優待の両方を受け取れる証券会社がおすすめです。

クロス取引(つなぎ売り、優待タダ取り)

クロス取引とは、同じタイミングで株主優待株を現物取引で買い、信用取引で売ることで、証券会社に支払う手数料だけで株主優待を取得できる方法です。

クロス取引は「つなぎ売り」「優待タダ取り」と呼ばれることもありますね。

▼クロス取引については、こちらの記事で詳しく説明しています。

参考:株主優待タダ取り(クロス取引・つなぎ売り)のやり方と注意点を徹底解説!株の売買手数料だけで株主優待がもらえる裏ワザで節約しよう

価格変動リスクなしで株主優待を取得したい場合は、現物取引(買い)と信用取引(売り)を組み合わせたクロス取引がおすすめですよ。

信用取引には「一般信用取引」と「制度信用取引」があります。

詳しい説明は省略しますが、一般信用取引ができる証券会社を使うと逆日歩(ぎゃくひぶ)と呼ばれるコストがかからないのがメリットです。

ただし、一般信用取引では、証券会社が投資家に貸し出せる株数に限りがあります。

クロス取引で株主優待を取得するときは、株の在庫数が多い証券会社を選ぶのがおすすめですよ。

株主優待取得におすすめの証券会社8つ

株主優待取得で証券口座を選ぶポイントを3つ紹介しましたが、具体的にどの証券会社がいいのか気になりますよね。

ここでは、株主優待取得におすすめの証券会社を8つ紹介していきます。

SBI証券

株主優待取得で証券会社を選ぶときに、まずおすすめしたいのはSBI証券です。

SBI証券は手数料が安く、アクティブプラン(手数料プランのひとつ)を選択すると、1日の約定代金合計が50万円以下なら手数料無料で取引できますよ。

貸株サービスも提供しており、2019年11月時点で貸株サービスの対象銘柄は4,000銘柄以上で、貸株金利が年1%以上の銘柄数は500を超えています。

優待権利自動取得サービスを利用すれば、貸株中でも自動的に株主優待を取得できますよ。

SBI証券は一般信用取引のクロス取引も可能で、株の在庫数も豊富です。

株主優待取得で証券会社選びに迷ったら、SBI証券に口座開設しておけば間違いないですよ。

参考:SBI証券で株主優待を始めるにはこちらから

楽天証券

楽天証券も、SBI証券と同じくらい手数料が安く、サービスも充実しています。

楽天証券は、貸株サービスで株主優待と配当金の両方を受け取れるコースを選択できるのがメリットです。

貸株ができる銘柄数も多く、2019年11月時点では、貸株金利が年1%を超える銘柄数はSBI証券より多いですよ。

また、一般信用取引を活用したクロス取引も可能です。

楽天証券は楽天スーパーポイントで株を買えるので、楽天サービスを使う機会が多いなら、楽天証券がおすすめですよ。

参考:楽天証券で株主優待を始めるにはこちらから

マネックス証券

マネックス証券は、SBI証券や楽天証券に比べると株式手数料は少し高めです。

しかし、貸株サービスでは、株主優待と配当金の両方を自動的に受け取れるコースが選択できますよ。

また、一般信用取引に対応しており、クロス取引で株主優待を取得できます。

株の在庫数は比較的少ないので、クロス取引で株主優待を取得したい場合は、在庫があるかチェックしておきましょう。

参考:マネックス証券で株主優待を始めるにはこちらから

松井証券

松井証券は株式手数料が安く、1日の約定代金が50万円以下なら手数料無料で取引できます。

最低投資金額が小さい株主優待を取得するときに松井証券を利用すると、取引コストを節約できますね。

貸株サービスでは、株主優待と配当金の両方を受け取れるコースが選択できますよ。

松井証券は他の証券会社よりも早くから、一般信用取引を使ったクロス取引に対応しています。

取扱銘柄数はそれほど多くありませんが、クロス取引で株主優待を取得するなら口座開設しておきたい証券会社のひとつです。

参考:松井証券で株主優待を始めるにはこちらから

auカブコム証券

auカブコム証券は、クロス取引を使った株主優待取得に強いネット証券で、信用取引の手数料が無料です。

松井証券と同じく、早くから一般信用取引のクロス取引に対応しており、株の在庫数は豊富ですよ。

クロス取引で株主優待を取得するなら、口座開設しておきたい証券会社のひとつですね。

auカブコム証券は貸株サービスにも対応しており、株主優待の自動取得も可能です。

参考:auカブコム証券で株主優待を始めるにはこちらから

GMOクリック証券

GMOクリック証券は、SBI証券や楽天証券よりも株式手数料が安く設定されています。

さらに、GMOインターネットグループの株主優待を利用すると、手数料がキャッシュバックされるため、株式手数料を実質0円にすることができますよ。

貸株サービスも対応しており、株主優待を自動的に取得できるコースもあります。

取扱銘柄数は少ないですが、一般信用取引のクロス取引にも対応していますね。

GMOクリック証券は、株式手数料を節約したい場合におすすめです。

参考:GMOクリック証券で株主優待を始めるにはこちらから

SMBC日興証券

SMBC日興証券は、現物取引の手数料はやや高めですが、信用取引の手数料が無料なのが大きなメリットです。

一般信用取引に対応しており、クロス取引でかかる手数料を節約できます。

取扱銘柄数も豊富なので、クロス取引で株主優待を取得するなら口座開設しておきたい証券会社のひとつですね。

クロス取引を利用しない場合でも、信用取引で買い建てた後に現引きすると、金利は少しかかりますが、株式手数料0円で株を購入できますよ。

参考:SMBC日興証券で株主優待を始めるにはこちらから

DMM株

DMM株は、株式手数料が安いのがメリットです。

SBI証券や楽天証券より安く設定されており、現物取引、信用取引ともに手数料は業界最低水準です。

ただし、貸株サービスや一般信用取引のクロス取引には対応していません。

DMM株は、株式手数料を少しでも節約したい場合に検討するといいですよ。

参考:DMM株で株主優待を始めるにはこちらから

さいごに

株主優待に便利な証券会社は、株主優待をどうやって取得するかによって変わってきます。

株主優待株を長期保有するなら、貸株サービスが充実している証券会社がおすすめです。

また、クロス取引で株主優待を取得するなら、信用取引の手数料が安く、株の在庫数が豊富な証券会社を選ぶといいですよ。

このページで紹介した3つのポイントや各証券会社の特徴を参考に、株主優待を取得する証券会社を選んでみてくださいね。

個人的には、貸株サービスを重視するなら楽天証券、クロス取引も活用するならSBI証券、auカブコム証券、SMBC日興証券がおすすめです。

この記事を書いた人

1979年生まれ、千葉県在住、フリーランスの金融ライターです。お金は苦手でしたが、結婚をきっかけにお金について勉強するようになりました。保有資格は2級FP技能士・AFP、税理士科目合格(簿記論・財務諸表論)、日商簿記2級。投資経験は10年以上で、インデックス投資と不動産投資で資産形成中。ノマド的節約術では、主に投資関係の記事を執筆しています。

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