ETFとは何?ETFのメリット・デメリット・選び方のコツを徹底解説

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株取引を始めたタイミングや、周りで投資や資産運用をしている人からの話で「ETF」という言葉を聞いたことはないでしょうか?

なんだか気になるけど、どんな仕組みなのかや、ETFに投資することでのメリットやデメリットがどうなのかがわからないかと思います。

そこでこのページでは、ETFの仕組みやもし始めるときにどんなETFを選べばいいのかについて詳しく紹介していきますね。

38370ETFとは何?

ETF(上場投資信託)とは?

まず、そもそもETFという言葉が何の略称なのかが気になるところではないでしょうか。

ETFはExchange Traded Fundsの略のこと。
略称がわかっても意味までよくわからないかと思いますが、少しはスッキリできたでしょうか。

ETF、日本語では上場投資信託と呼ばれています。
漢字ばかりで難しいかもしれませんが、名前の通りで株式市場で購入できる投資信託銘柄の総称のことです。

投資信託でインデックスファンドというものがあるのですが、特徴はインデックスファンドと同じになります。

ETFの種類

ETFで運用ができる投資先には、主に以下のような種類があります。

  • 国内株式(日経平均株価など)
  • 海外株式(NYダウなど)
  • 海外債券
  • 不動産(リートとも呼ばれる)
  • 通貨
  • 商品(コモディティとも呼ばれる)

ETFにはたくさんの種類がありますが、市場に投資するという考え方を持つとわかりやすいと思います。

例えば、国内株式では日本の代表的な株式市場に投資をするということになりますし、コモディティでは金・銀・プラチナ・原油などそれぞれの市場に対して投資をしていることになります。

一つの会社銘柄にとらわれることなく、市場全体を投資先にできるのがETFだと覚えてくださいね。

さらにETFには、ブル型(通常の2倍の値動きをする銘柄)やベア型(通常の逆の値動きをする銘柄)など、より仕組みを複雑化してハイリスク・ハイリターンを狙った商品もあります。

まずは商品性のわかりやすいETFから初めてみて、慣れてきたらブル型やベア型にチャレンジしても面白いと思いますよ。

ETFのメリット

  • 投資信託よりも信託報酬が安い
  • 株と同じように取引ができる

投資信託よりも信託報酬が安い

投資対象が同じでも、インデックスよりETFの方が信託報酬が低めに設定されています。

それがわかるように、インデックスとETFを比較してみました。

インデックスファンドとETFの信託報酬比較
投資対象インデックス銘柄インデックス信託報酬ETF名称ETF信託報酬
日本株eMAXIS 日経225インデックス0.43%1346 MAXIS 日経225上場投信0.17%
先進国株eMAXIS NYダウインデックス0.65%1546 NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信0.45%以内
新興国株eMAXIS 新興国株式インデックス0.65%1681 上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)0.25%程度
国内債券eMAXIS Slim国内債券インデックス0.15%2510 NEXT FUNDS 国内債券・NOMURA-BPI総合連動型上場投信0.12%以内
海外債券eMAXIS Slim先進国債券インデックス0.18%2511 NEXT FUNDS 外国債券・シティ世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信0.12%以内
新興国債券eMAXIS 新興国債券インデックス0.65%1362 iシェアーズ 新興国債券ETF-JDR(自国通貨建)0.50%
REITeMAXIS 国内リートインデックス0.43%1597 MAXIS Jリート上場投信0.25%

上の表では、三菱UFJ国際投信のeMAXISシリーズと同じ投資対象のETFを比較して、どれくらい信託報酬に差があるのかを図にしてみました。

eMAXISシリーズはインデックスの中でも信託報酬が安いほうなのですが、やはりETFの方がより安いですよね。

信託報酬に違いが出る理由は、インデックスが複数の会社(受託会社、運用会社、販売会社)を通じて取引されているのに対し、ETFが販売会社のみでコストを最低限に抑えているからです。

そのため、全てのETFではありませんが、ほとんどのETFがインデックスよりも低コストで取引できますよ。

株と同じように取引ができる

ETFは株式市場が開いている時間帯なら、1日何回でもリアルタイムで取引ができます。

さらに株と同じように指値取引や信用取引も可能です。

対して投資信託は1日1回しか取引ができず、購入した日の終値(商品によっては翌日の終値)が取引価格になるので、リアルタイムでの取引ができません。

同じ投資先でもより自由度が高くアクティブな売買を考えているなら、ETFでの取引がおすすめです。

ETFのデメリット

  • 株の売買手数料がかかる
  • 積立ができない
  • 少額での取引ができない

株の売買手数料がかかる

ETFは株式取引と同じ扱いになるため、株の売買手数料が必要になります。
そのため、ETFを売買するためには証券会社ごとに決められた手数料を払わないといけません。

これは長期投資する上で非常に大きなデメリットです。

ただ、証券会社によっては株の売買手数料を無料にできる方法があるため、そちらを利用するようにすれば、このデメリットは解消できますよ!

例えば、SBI証券のアクティブプランにしておくと、1日10万円未満の取引だと手数料無料になります。

一気にETFを買わない限りは手数料を払わずにETFを購入できますよね。

あとは、GMOクリック証券を使って、GMOインターネットなどの株主優待を使い、GMOクリック証券の手数料をキャッシュバックしてもらう方法もあります。

銘柄の株主優待ごとに決められたキャッシュバック額の範囲内に手数料の金額を抑えておけば、実質的に手数料は無料にできますよ。

他にもETFの売買手数料を無料にする方法を紹介しています。

積立ができない

ETFは投資信託とは違い、積立ができません。

毎月一定額分を自動的に購入できれば価格のチェックなどを省くことができて楽なのですが、ETFは随時自分の判断で取引の注文をしなければいけないところが少々面倒です。

しかし、それだけ自分の意思で自由に取引ができるというメリットも併せ持っているので、価格のチェックや取引を面倒がらずにむしろ楽しんでいただけたらと思います。

少額での取引ができない

ETFを取引するには最低でも1万円は必要です。
中には1万円以下でも取引可能な銘柄がありますが、高リスクなものや仕組みが複雑なものがほとんどなので最初からおすすめはできません。

個人的にはETFをするなら、せめて5万円はほしいかなと思います。

最低金額だけ買って値上がりまで放置するよりも、取引回数を分けて価格が下がった時に何度か買い増しすれば、値上がりしたときのメリットが大きくなるからです。

これは専門的にはドルコスト平均法と呼ばれています。

どうしても1万円以下で取引がしたいなら、投資信託の少額積立などを利用して毎月コツコツ買っていく方法がおすすめですよ。

今は、SBI証券楽天証券マネックス証券などで毎月100円から投資信託を購入できますし、積立もできます。

毎月100円のみ買っても値動きに大きな変化はないかも知れませんが、この安さと手軽さは革新的ですごいと思いました。

ETFの選び方のコツ

注意!日経平均を直接買えるわけではない!?

実際にETFを取引する前に、抑えてほしいポイントがあります。

例えばニュースで「日経平均は22,873円…」という情報があったとして、ETFの日経平均銘柄を買えばそのまま22,873円が買えるというわけではないんです。

投資信託とはあくまでも証券会社のオリジナル商品。

日経平均銘柄と名がつく理由は、あくまでも日経平均の動きに連動した投資成果を目指すファンドという意味です。

対象物と値動きが連動しているだけで、対象物に直接投資をしているわけではないことを忘れないでくださいね。

銘柄にはそれぞれ独自に決められた基準価格があります。

対象物の価格(指数)と銘柄の基準価格の両方を見比べながら、ここぞというタイミングで売買を行ってください。

自分に合ったETF銘柄を選ぶには?

ETFが初めてなら日経平均に連動する銘柄を選ぶことをおすすめします。

日経平均なら、ニュースを見ていれば自然と価格の変動を知ることができるからです。

さらに他の銘柄を探しているなら、自分にとって身近なものを選ぶと肌で市場の移り変わりを感じられて面白いと思います。

例えば、私の知人はガソリンスタンドで働いているのですが、仕事柄原油価格は常にチェックしているので、ETFでも原油に関する銘柄で無理なく投資を行っているそうです。

またマンション投資に興味があったけれど大金は賭けられないという知人は、リートのETFを購入することから始めることにしたと言います。

余裕が出てきたら複数のETFを保有して、それぞれの違いや特徴を生かして分散投資をしてもいいですね!

さいごに

ETFの仕組みや、ETFのメリットやデメリットはこれまで説明した通りになります。

慣れてきたら、少しずつ投資先を会社銘柄にシフトするなどして、より積極的な運用にチャレンジしてみてくださいね!

株の世界は奥が深いので、初めから詳しい知識を得ることは難しいですが、ETFなどわかりやすい銘柄から始めればやっているうちに知識と感覚が身について、自然と株に詳しくなっていくはずですよ。

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この記事を書いた人

齋藤 めぐみ

1990年生まれ、2児の母。銀行勤務を経てフリーライターになりました。少額投資で日々ちまちまと資産形成中です。Twitter:@nomado_saimegu

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