クレジットカードの楽天カードは、通常のものだけでなく他にも種類があるのをご存知でしょうか?
特に近年さまざまな種類の楽天カードが増えているので、一体どれがいいか迷いますよね。
そこで、このページでは楽天カードの一覧・それぞれの特徴などを比較しながら解説していきます。
メリットやデメリットも紹介しますので、それぞれの楽天カードは何がいいのかを知ることができますよ。
楽天カードの全種類一覧と比較表
では早速、楽天カードの一覧と主な特徴から紹介していきましょう。
種類 | 年会費 | 還元率 | 特徴 |
---|---|---|---|
楽天カード | 無料 | 1〜3% | 定番で間違いないカード |
楽天ゴールドカード | 税込2,200円 | 1〜3% | 楽天トラベルのクーポンが毎月もらえる |
楽天プレミアムカード | 税込11,000円 | 1〜5% | 楽天市場でポイントを貯めやすい。プライオリティパスが無料で付帯 |
楽天ブラックカード | 税込33,000円 | 1〜5% | 楽天カードの最高峰。招待がこないと作れない |
楽天PINKカード | 無料 | 1〜3% | 女性向けのサービスを有料で付帯できる |
楽天ANAマイレージクラブカード | 実質無料 | 1〜3% | ANAマイルを貯められる楽天カード |
アルペングループ楽天カード | 無料 | 1〜3% アルペンポイントは1〜5% | アルペングループのお店を使う人向け |
楽天カードアカデミー | 無料 | 1〜3% | 学生向けの楽天カード |
楽天銀行カード | 無料 | 1〜3% | 楽天銀行のキャッシュカードとクレジットカードが一体型に |
楽天ビジネスカード | 税込2,200円 | 1% | 楽天の法人カード |
還元率の欄はSPUの楽天カード利用分を含めています。
一覧にしてみるとかなり多いですね!
これだけの楽天カードがあります。
基本になるのは普通の「楽天カード」ですが、他のカードもそれぞれに良さがありますので、比較できるよう詳しく特徴を見ていきましょう。
▼ちなみに、楽天カードの特徴は動画でも話しています。
それぞれの楽天カードのメリット・おすすめポイントを紹介
ここからは、それぞれの楽天カードのメリットや特典について紹介していきますね。
自分の生活スタイルに合う楽天カードを探してみましょう!
楽天カード
基本となる楽天カードがこちら。
一般的に楽天カードと呼ばれているクレジットカードです。
税込100円使うごとに1ポイント貯まる仕組みになっています。
さらに、楽天系列のサービスを使うことでよりポイントが貯まりやすいのが特徴です。
楽天市場では、常に3%以上のポイントが貯められます。
SPUの仕組みでよりポイント還元率を高くすることも可能です。
年会費無料で持てるクレジットカードながら、これ1枚あればメインで使うのにも十分なくらいサービスが充実していますよ。
また、好きなデザインを選べるのも楽天カードならでは。
通常デザインの他に、以下の種類があります。
- ディズニーデザイン
- YOSHIKIデザイン
- FCバルセロナデザイン
- ヴィッセル神戸デザイン
- 楽天イーグルスデザイン
- お買いものパンダデザイン
楽天カードは、常に最大5,000ポイント以上もらえる新規入会&利用キャンペーンが行われています。
時期によっては7,000ポイントや8,000ポイントもらえるときもあるため、このタイミングだとよりお得に楽天カードが作れますね!
楽天ゴールドカード
楽天カードの1つ上位カードにあたるのが、楽天ゴールドカードです。
年会費として2,200円かかりますが、楽天トラベルで使える2,000円引きクーポンが毎月もらえます。
国内の空港ラウンジが年に2回まで無料で使えるサービスもありますよ。
また、楽天ETCカードが年会費無料で持てるようになります。
これらのサービスを使いこなせるのなら、楽天ゴールドカードのほうが通常の楽天カードよりもお得ですよ!
以前はポイントも貯まりやすかったのですが、今はポイントの貯まりやすさだけで見ると通常の楽天カードと変わりません。
あと、楽天カードからの切り替えでキャンペーンのポイントも貯まります。
楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカードは、個人で海外旅行する方にかなりおすすめです。
年会費11,000円で、プライオリティパスが持てるのは楽天プレミアムカードだけ。
これだけで年会費の元は取れるので、海外旅行する機会が多いのであれば、楽天プレミアムカードを持つ価値は十分にありますよ。
さらに、楽天市場での買い物で貯まるポイントが楽天カード・楽天ゴールドカードよりも多くなります。
海外旅行をしない場合でも、楽天市場の利用が多い方にはおすすめできるカードです。
また、法人であればこのあと紹介する楽天ビジネスカードを付帯で持つこともできますよ。
楽天ブラックカード
楽天カードの中で最上位にあたるのが、楽天ブラックカード。
招待制で、誰でも気軽に申し込めるわけではないのが特徴です。
楽天カードの中では価値が高いものの、クレジットカード全般で見ると、他にも価値の高いカードはあります。
そのため、どうしても取得したい方以外は無理に目指さなくてもいいと思いますよ。
楽天カード・楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードでも、十分に便利なカードですからね。
ちなみに、楽天ブラックカードの年会費は33,000円です。
知られざる楽天ブラックカードに関しては、以下のページが詳しいですよ。
楽天PINKカード
楽天PINKカード(楽天ピンクカード)は、文字通りピンク色のデザインが特徴です。
色の違いだけでなく、オプションとして女性向けの付帯サービスもつけられます。
ただ、付帯サービスは有料になるため、使う場合は慎重に考えるようにしましょう。
ポイントの貯まりやすさや、それ以外のサービスは普通の楽天カードとまったく同じですよ。
クレジットカードの見た目をピンク色にしたいのであれば、楽天PINKカードを選びましょう!
もちろん年会費は無料です。
ディズニーデザインや、お買いものパンダデザインの楽天PINKカードもあります。
楽天ANAマイレージクラブカード
楽天カードとANAマイレージクラブカードが一体型になっているのが楽天ANAマイレージクラブカードです。
楽天ポイントを貯めるか、ANAマイルを貯めるかのどちらかを選べるのが特徴ですね。
ANAマイルの場合は、200円ごとに1マイル貯まります。
普通のANAカードと比べてしまうと、マイルが貯まりやすいとはいえないため、他のカードを持つのが面倒な場合以外は持たなくていいと思いますよ。
メリットは、年会費無料でANAマイルが貯まるクレジットカードを持てることです。
アルペングループ楽天カード
アルペングループ楽天カードは、名前のとおり、アルペングループのお店をよく利用する方におすすめです。
楽天ポイントに加えて、アルペンポイントも同時に貯まるのが最大の特徴ですね。
アルペングループの店舗やネット通販での購入金額に応じて、還元率がアップする仕組みになっています。
ただし、通常の楽天カードなら新規入会&利用キャンペーンで最大5,000ポイントから8,000ポイントもらえるのに対して、アルペングループ楽天カードは最大2,000ポイントしかもらえません。
クレジットカードのブランドもMastercardに限られるため、アルペンポイントを貯めたい場合以外は他の種類を検討しましょう。
楽天カードアカデミー
楽天カードアカデミーは、学生向けの楽天カードです。
普通の楽天カードとほとんど機能面では変わりません。
楽天カードアカデミーならではの特徴は、発行から1年間は楽天ブックスの利用でポイントが最大4倍になること。
他にも、楽天ブックスで本などをダウンロード購入した場合にポイント3倍・楽天トラベルの高速バス予約でポイント3倍になります。
卒業のタイミングで普通の楽天カードに自動で切り替わり、ポイントも引き継げるため、上記の特典にメリットを感じるなら作ってもいいと思います。
楽天銀行カード
楽天銀行カードは、ネット銀行の楽天銀行のキャッシュカードとクレジットカードが一体型になっています。
カードの管理を1枚にしたい場合はありですが、個人的には別々に持つのがいいと思いますね。
楽天銀行のほうはデビットカードを持って、クレジットカードは楽天カードを持つという形が、付帯しているサービスから考えておすすめですよ。
私は楽天銀行をメインに使っていて、また別に楽天カードを持っています。
楽天ビジネスカード
楽天ビジネスカードは、先ほど紹介した楽天プレミアムカードの付帯で持つことができます。
楽天ビジネスカード単体での申込はできません。
法人カードとして持てるのが最大のメリットで、法人カード利用で楽天ポイントがどんどん貯まりますよ。
広告費などに楽天ビジネスカードを使えば、貯まるポイントもすごいことになります。
手軽に法人カードを持ちたいと思っているのであれば、楽天ビジネスカードは年会費2,200円で持てるので、おすすめですよ。
ただし、従業員用のカードは作れないため、一人会社の人向けです。
結局どの楽天カードがおすすめ?
これだけ数多くの楽天カードがありますが、結局どれがおすすめなのか知りたいところですよね。
サービスの特徴を踏まえたうえで、個人的におすすめの楽天カードを紹介します!
やはり、誰にでもおすすめできるのは普通の楽天カードです。
ピンク色のデザインがいいなら、楽天PINKカードもおすすめ。
年会費無料で持てるクレジットカードにも関わらず、楽天ポイントがとても貯まりやすいですからね。
楽天のヘビーユーザーであれば、楽天カードではなく楽天プレミアムカードもおすすめです。
海外旅行や海外出張する機会が多い、もしくは法人カードを追加したい場合も、楽天プレミアムカードがおすすめです。
タッチ決済機能が欲しいならVISAまたはMastercardを選ぼう
おすすめの楽天カードを紹介しましたが、どの国際ブランドを選ぶかも悩むポイントですよね。
クレジットカード自体にタッチ決済機能をつけたいなら、VISAまたはMastercardを選びましょう。
VISAなら「VISAのタッチ決済」、Mastercardなら「Mastercardコンタクトレス」が利用できるカードが作れます。
ただし、楽天銀行カードはJCBのみのため、タッチ決済機能はつけられません。
また、それぞれの楽天カードはApple Payにも対応しています。
American ExpressやJCBを選んだ場合でも、Apple Payにカードを登録しておけばタッチ決済が使えますよ。
国際ブランドごとの違いを詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
楽天カードの種類を変更する場合の切り替えや解約について
すでに楽天カードを使っているけど、種類を変更したいと思った場合にどうすればいいのか気になるのではないでしょうか。
変更する種類によって切り替えだけで大丈夫なものや、一旦解約して新たに申し込むものもあります。
まず、切り替えだけで大丈夫なカードは以下のとおり。
- 楽天カード
- 楽天PINKカード ※普通の楽天カードへの切り替えは不可
- 楽天ANAマイレージクラブカード
普通の楽天カードから楽天ANAマイレージクラブカードへの切り替えなど、同じランクに変更する場合は、手数料が1,100円かかります。
楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードへのアップグレードであれば、手数料はかかりません。
これらの場合は、切り替えによるキャンペーンも充実していますよ。
次に、解約が必要になるカードは以下のとおりです。
- 楽天カードアカデミー
- 楽天銀行カード
あまりないケースだと思いますが、他のカードから楽天カードアカデミーに切り替えることもできません。
カードの種類を変更する可能性があるなら、楽天カードアカデミー・楽天銀行カード以外を検討しましょう。
組み合わせによっては2枚持ちが可能
クレジットカードの切り替えや解約は面倒なので、楽天カードの2枚持ちができたら便利ですよね。
基本的に、楽天カードは追加でもう1枚作ることができますよ!
ただし、2枚目が申し込めない組み合わせもあります。
追加での申込ができないケースは以下のとおり。
- 楽天ANAマイレージクラブカードを持っている
- 楽天銀行カードを持っている
- 楽天カードアカデミーを持っている
- 年会費のかかる楽天カードを2枚持ちたい
- 楽天PINKカードを2枚持ちたい
普通の楽天カードを持っている場合は、デザイン違いのカードを追加で作ることもできます。
切り替えや解約をするより、気軽に他のカードを持てるのはうれしいですね。
さいごに
楽天カードの種類が多いことは自分自身でも把握していましたが、詳しく見てみるとこんなにありました。
かなり種類は多いですが、基本は普通の「楽天カード」がおすすめです。
あとは用途や目的に合わせて、それぞれのカードを選ぶというスタンスでいいと思いますよ。
個人的には法人経営者でもあるので、楽天プレミアムカードと楽天ビジネスカードを持っています!
参考:楽天カードを作るにはこちらから
参考:楽天プレミアムカードを作るにはこちらから
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ノマド的節約術には、他にも楽天カードについて解説した記事がありますよ。
楽天カードのお得な使い方や作り方の手順を紹介しているページもありますので、ぜひ参考にしてください。