これから投資を始めてみようと思ったときに、いろいろ調べているとSBI証券の名前を見かけるかと思います。
「みんなおすすめしているけど、SBI証券は実際どうなの?」と思うのではないでしょうか。
私自身も今でこそ証券会社を当たり前のように使っていますけど、最初は不安だらけの中で2010年にSBI証券の口座を作りました。SBI証券が私にとっての初めての証券会社の口座です。
それから10年以上経っていますが、SBI証券をずっと使い続けていることで、資産を大きく増やすことができています。
2022年4月に確認したときは、トータルリターンでプラス783万円にもなっていました。いい意味でやばい結果になっていると思います。
このページでは、SBI証券を使うことでどうお得になるのかや、使いこなす方法、10年以上使ってみたことでわかったこと、注意すべきところについて詳しく紹介してきますね。
また、ありがたいことに多くの人にこのサイト「ノマド的節約術」からSBI証券の口座開設をしていただきました。
それもあってか、ノマド的節約術を経由してSBI証券を口座開設して条件を満たすことで2,000円プレゼントのキャンペーンもあります。もしこれから始めるなら少し有利になりますよ!
参考:SBI証券口座開設で2,000円プレゼントのキャンペーンはこちら
SBI証券のメリット・デメリット
長年SBI証券を使い続けていますが、その中で感じたメリットとデメリットは以下の通りです。
私が証券会社を使う理由は、資産を運用して増やしていくことです。
そのため、投資信託や米国株を積立できる機能があるのはとても便利だと感じています。
特に投資信託を毎日積立できるのはありがたいなと思いますね!
デメリットとしては、SBI証券自体の管理画面が使いづらいことです。メニューが多すぎてどこからどう進めばいいのか、最初は特に迷うと思います。
自分も未だに迷うことがあるぐらいです。
SBI証券でおすすめのサービス
SBI証券は、使えるサービスが多すぎるのと、画面が見づらいこともあり、わかりにくいと感じるのではないでしょうか。
私自身もすべてのサービスを使っているわけではなく、いいとこ取りだけしているつもりです。
ここでは、私が使っているSBI証券でおすすめできるサービスを紹介しますね。主に以下のサービスになります。
- 投資信託
- NISA
- 投信マイレージ
- 米国株式
- 国内株式
- 株主優待クロス取引
- iDeCo
SBI証券の投資信託について
SBI証券の投資信託について3つのポイントを紹介します。
- 月100円から積立ができる
- 投資信託購入時にVポイントがもらえる
- 積立金額に応じてポイントがもらえる
詳しく内容を確認していきましょう。
投資信託は月100円から積立ができる
SBI証券を使うときにメインとなる使い方は、投資信託ではないでしょうか。
何を隠そう、私のSBI証券の使い方はほとんどが投資信託です。
投資信託を毎月積み立て購入しています。
TOPIXや世界経済全体などに連動した投資信託がSBI証券にはたくさんあるので、私のように長い目で見て運用しているほったらかし投資家にはピッタリです。
投資信託の積み立てですが、わずか月100円から始めることができます。
積立は始める時期が早ければ早いほど複利で資産が大きくなりやすいので、将来に備えたいなら月100円でもいいので、始めてみるのがおすすめです。
私自身も、次の収入のあてが見つからずに節約ばかりしていた時代(2011年)に、月1,000円から投資信託の積み立てを始めて今に至っています。
その後少しずつ積立金額を大きくしたことで、700万円以上のトータルリターンがある状態になりました。
投資信託を選ぶときのポイントは、買い付けに手数料がかからないもの「ノーロード」を選ぶこと。手数料がかかるものはその分だけマイナスの状態でスタートすることになります。
私自身も、次の収入のあてが見つからずに節約ばかりしていた2011年から、SBI証券を使って投資信託の積み立てを行っています。
本当に微々たる額ですが、コツコツ積み上げていますよ。
相場が低迷している時期に始めたので、今は大幅にプラスになっています。
参考:SBI証券で投資信託を積立設定する方法はこちら
参考:おすすめの投資信託はこちらで
投資信託を購入するときにポイントが使える
SBI証券では、投資信託を購入するときにポイントが使えます。
このサービスがあるおかげで、現金を使うことなく投資信託を買うこともできますよ!
また、使い道に困っていた各種ポイントを確実に使えるようになり、ムダがなくなります。
SBI証券で投資信託を買うときに使えるポイントは以下の通りです。
- Vポイント
- Vポイント
- Pontaポイント
もちろんポイントで買った投資信託を売れば、現金にすることもできます。
その意味でもSBI証券でポイント投資ができるのはおすすめなんですよね。
個人的には、これだけのためにSBI証券の口座を作ってもいいと思います!
投資信託の積立金額に応じてポイントがもらえる
また、投資信託を毎月積み立てていると、積立額に応じてVポイント・Pontaポイント・dポイント・Vポイント・JALマイルのいずれかがもらえます。(設定でもらいたいポイントを選べます)
このサービスのことを「投信マイレージサービス」といいます。
投信マイレージサービスでポイントが貯まる計算式は以下の通りです。
- 月間平均保有額が1,000万円以上:月間平均保有額 × 年率0.2%
- 月間平均保有額が1,000万円未満:月間平均保有額 × 年率0.1%
ただ、一部の投資信託のポイント付与率は0.05%や0.03%のこともあります。
もらったポイントは、投資信託の買い付けに使えますので、現金をちょこちょこもらっているのと同じです!
▼ちなみに過去投信マイレージサービスで貯めたポイントは、こんな感じになります。これを見て、自分が投資信託を買っていくメリットをイメージできればうれしいです。
年々投信マイレージサービスによって得られるポイント数が増えていますね。
累計の金額が大きくなればなるほど、ポイントでのメリットも大きくなります。
▼2019年には、毎月300ポイントぐらい貯まるようになりましたよ!
過去はSBIポイントで貯まっていましたが、今は自分で選んだポイントが貯まりますよ。
SBI証券のつみたてNISAについて
SBI証券のつみたてNISAについて2つのポイントを解説します。
- SBI証券を新規で始めるならつみたてNISAがおすすめ
- SBI証券では米国株の積立ができる
内容を詳しく確認していきます。
新規で始めるなら、つみたてNISAがおすすめ!
新しく始めるならつみたてNISAを使って投資信託を買っていくのがおすすめです。
つみたてNISAは、年間で40万円分の購入まで、売却時に利益が出ていたときに非課税になるため、メリットが大きい仕組みになります。
通常だと投資信託で利益が出ていたときは、利益に対して20%ほどの税金が引かれてしまいますので、それがないのはお得です。
つみたてNISAは20年間続けられるので、最大で800万円分積立できます。
もちろん私もSBI証券でつみたてNISAを使っています。
米国株の積立ができる
米国株や米国ETFを買うのであれば、SBI証券はかなりおすすめです!
「米国株式・ETF定期買付サービス」を使えば、毎月好きな日に株が買えるようになるため、1回設定しておくだけで積立ができますよ。
株数指定と金額指定の両方に対応しているのもいいところ。
私も毎日買うように設定しています。
▼SPDRという高配当の銘柄を毎日1株買うようにしました。
これ、NISAも併用すれば手数料無料にできてさらにおすすめになります。
その後、いろいろな銘柄を積立設定して買い増し続けたら、資産も増えてきました。
SBI証券の株取引について
SBI証券の株取引について4つのポイントを解説します。
- 株の手数料プランは2種類から選べる
- 株主優待の取得の方法
- 一般信用取引にも対応している
- 貸株の金利でコツコツ貯められる
実際に内容をみていきましょう!
株の手数料プランは2種類から選べる
SBI証券に口座開設したら、メインで利用するのは株になると思います。
となると、株の売買にかかる手数料はめちゃくちゃ重要です。
当然ながら、安ければ安いほど、利益を出しやすくなるから。
株の売買には現物取引と信用取引があり、それぞれの取引ごとに手数料が変わってきますよ。
また、SBI証券には手数料プランが2種類あり、どちらか好きなほうを選べます。
- スタンダードプラン
- アクティブプラン
SBI証券の手数料プラン
スタンダードプランは、1回の注文に対してかかる手数料です。
もう1つのアクティブプランは、1日に取引した金額に対する手数料のこと。
現在はどちらのプランを選んでも手数料無料なので、どちらを選んでも大丈夫です。
登録情報の変更画面から手数料プランを変更できるので、気軽に使ってみましょう。
株を売買するためには、SBI証券への入金が必要なので、やり方が分からない方は以下のページをチェックしてくださいね。
SBI証券を使って株主優待を取得する方法
ついさっきも紹介したように、SBI証券では信用取引ができます。
そのため、クロス取引を使って、SBI証券の手数料だけで株主優待を取得することも可能です。
逆日歩(ぎゃくひぶ)という利息のようなものが発生する可能性もあるので、100%うまくいくとは限らないですが、やってみる価値はありますよ。
手数料だけで株主優待を取得する時の流れと注意点はこちら。
あと、以下のページでは、用語の詳しい説明もしています。
株の買い方・信用売りのやり方・現渡のやり方、株主優待を取得するための一連の流れは以下のページで連載にしています。
気になる方はぜひチェックしてみてください。
上から順番に読むと、SBI証券でクロス取引ができるようになっています。
参考:【1】株の買い方
参考:【2】信用売りのやり方
参考:【3】現渡のやり方
SBI証券は一般信用取引にも対応
SBI証券では、高くなりがちな逆日歩を発生させないようにできる「一般信用取引」もできます。
普通に信用取引をした場合は、制度信用取引になるのですが、一部の銘柄では一般信用取引にも対応しているんですよね。
株主優待をクロス取引で取得するときに、信用売りで一般信用取引に対応しているのがあれば、注文時に忘れずに設定しておきましょう。
一般信用取引を使えば、最初に紹介した売買手数料とほんのわずかの利息だけで確実に株主優待を取得できます。
手数料よりも株主優待の金額が大きければプラスですね!
貸株での金利でコツコツ貯めることもできる
▼まずは、以下の表を見てください。
上の表には「貸株金利」という項目があります。
これは何かというと、保有している株を証券会社に貸し出すことによって、その分金利をもらっているんですね。
貸株金利は毎月受け取れるので、ちょっとしたお小遣いになっています。
株を長期保有するのであれば、貸株にしておくことで、利息をコツコツと受け取ることができますよ。
▼株主優待がもらえる銘柄の場合は、優待の権利が手に入る日だけは貸株状態にしない設定もできますので、何も気にせず貸株を使えます。
ただ、信用口座を持っている場合は貸株を使うことができません。
そのため、未成年口座で貸株金利を使うのがおすすめです。
お子さんがいらっしゃるのであれば、子供用のSBI証券の口座を作っておき、そこで貸株サービスを利用するのがいいですよ。我が家でもそうしています!
その後、毎月100〜150円程度、貸株金利でコツコツ入金されていますよ。
年間にすると1,200〜1,800円になりますね。
貸株にしておけば、株を持ち続けているだけで気付けばお金が入ってくる状態にできちゃいます。
SBI証券で開設できる口座
SBI証券では以下の3つの口座も開設することができますよ。
- 未成年用の口座
- NISA口座
- 個人型確定拠出年金(iDeCo)の口座
SBI証券で各口座を開設することにどんなメリットがあるのか確認していきます。
SBI証券は未成年用の口座も作れる
先ほども少し説明したように、SBI証券では未成年も口座開設できるので、子供も含めた家族全員で利用しています。
子供が生まれて、小さいうちから資金を貯めておきたい、資金を投資して殖やしていきたいと思っている方におすすめです。
我が家では、子供用にお祝いなどでいただいたお金はSBI証券の未成年口座に置いています。
そのお金で株主優待の取得や、投資信託(インデックス投信)の買付を行っています。
あと、ものすごく小さなことですが、未成年用の口座に預けている資金はMRFという名前の投資信託になり、普通預金よりもわずかながら金利が高くなるメリットも。
子供の口座に預けているお金は長い期間、お金を貯めることになると思うので、少しでも金利が高いところにしておくと利率の分、差が開きますよ。
息子の口座も少しずつ金利が積み重なって貯まっていってます。
▼もう一度、入金履歴の図をお見せしましょう。
上の図の「MRF再投資」がSBI証券に預けている金額に対しての利息のようなものです。毎月入ってくるのもありがたいですよね。
SBI証券はNISA口座も作れる
SBI証券ではNISA口座も作れますよ。
2024年からの新NISAにも対応しています。
個人型確定拠出年金(iDeCo)の口座も作れます
また、SBI証券では個人型確定拠出年金(iDeCo)の口座を作ることもできます。
これはSBI証券の口座とはまた別モノになりますよ。
イデコの口座を作って運用していけば、掛け金は全額所得控除になって節税できます。
しかも、運用益に対しても非課税というメリットも。
ただし、60歳まで解約できないデメリットもあるため、あまり大きな金額を掛けすぎて生活の負担になってしまうことだけは避けてくださいね。
イデコの口座を作るならSBI証券が一番おすすめです。
レオス・キャピタルワークスの「ひふみ年金」もSBI証券のイデコなら購入できますよ。
SBI証券のイデコ口座が気になった場合は、SBI証券の口座開設とは別に資料請求してみてください。
資料請求しただけでは口座開設にはなりませんので、まずはSBI証券のイデコがどんなサービスなのか確認してみるのもいいですよ。
【裏ワザ】銀行口座間の資金移動に使うものアリ
SBI証券を使うと、自分が持っている銀行口座間で資金移動したい場合に、振込手数料を1円も払わなくて済みますよ。
つまり、0円で資金移動できます。節約したい方にも、SBI証券の口座は便利ですね。
私はメインで楽天銀行を使っています。
楽天銀行は他行への振込で手数料がかかるので、一度SBI証券に資金移動して、住信SBIネット銀行に移動するという方法で振込手数料を払わずに済ませてますね。
証券会社の口座をこのように使うやり方もありますので、振込手数料が高くて困っている方にもSBI証券は使えますよ。
【評判・口コミ】SBI証券を10年以上やってみた感想
SBI証券の評判について調べてみると、良い口コミも悪い口コミも見つかり迷ってしまいますよね…。
私がSBI証券に口座開設したのは、まだ会社員だった2010年。
当時はそれほど給料も高くなく、何かあったときに自分で稼げる手段を見つけたいと思っていたので、その1つに投資を検討しました。
株の取引自体にはそれほどハマらず、すぐにFXをやり始めて、その後FXで痛い目を見ることに^^;
その後は堅実に資産運用をしていこうと思って、投資信託の積み立てを始めました。
相場のよくなかった2011年から投資信託の積み立てを始めたこともあり、今はいい感じで資産が増えています。
あとは、株主優待を取得するために使ったり、息子が産まれたあとに未成年口座を作ったりと、何かとSBI証券にはお世話になっているんですよね。
息子用の口座でも株を長期保有していたり、投資信託の積み立てしていたりしていて、学費を貯めるために使っています。
という感じの使い方をしているので、普段は意識することないですが、SBI証券は生活に欠かせない証券会社になっていますよ。
さいごに:口座開設はネットからできて、ノマド的節約術限定のキャンペーンがあります
SBI証券の口座開設・維持にかかる手数料はゼロです。一切費用はかかりません。
全く使わなかったとしても0円で口座を持ち続けれます。
未成年用の口座が作れるのと、投資信託の積立に便利で積極的に活用している証券口座です。
何かと便利に使わせてもらってるので、今後10年・20年とお世話になり続けるはずです。
私はiDeCoもSBI証券を使っています。
もちろん、使う側にとってサービスがいいので、満足してますよ!
株主優待の取得や、投資信託の積立にフル活用しています。
もし、自分もSBI証券を使うかどうか迷った場合は、以下からチェックしてみてくださいね。
ノマド的節約術限定の現金2,000円プレゼントもらえるキャンペーンがある分だけお得ですよ!
難しいと感じてしまいがちなSBI証券の口座開設のやり方は、以下のページで分かりやすく解説しています。興味を持った方は合わせてどうぞ!
他の証券会社と比較してみる
他の証券会社とも比較してみたい方は、気になる証券会社をチェックしてみてください。
それぞれ、微妙に差があったりするものです。