こんにちは!
電車代を徹底的に安くすることにこだわっていた、ノマド的節約術の松本です。
会社を辞めたあと、JR沿線に引っ越して、JRを使ってパートに行っていた時期がありました。
収入が大きく下がっている中で、JRの運賃を安くするのは自分にとってとても重要なことです。
1円でも安くすることで、貯金をムダに減らさずに済みますからね。
そうやっていろいろ考えながら、JR切符を安く買う方法を自分なりに見つけましたので、まとめて紹介します。

1. 金券ショップ(チケットショップ)で割引切符を購入する
もっとも簡単にJR切符を安く買うには、金券ショップで売られている切符を購入するのがおすすめです。
私の住んでいる神戸ではJR西日本の電車が走っていて、三ノ宮駅や大阪駅など主要駅の近くには金券ショップがたくさんあり、いつでも安く購入できますよ。
確実にJRの切符を安くしたいのであれば、金券ショップをぜひ使いましょう。
ただ、金券ショップに行くことが面倒というデメリットもあります。
買いに行く時間と自分の時給をざっくりとでも計算してお得と判断できるのなら確実に節約できますよ。

2. 回数券を購入する
よりJR切符を安くしたいのであれば、回数券を購入することも考えてみましょう。
金券ショップで売られているのは、回数券のバラ売りで、少し手数料が乗せられています。
自分で回数券を買えば、金券ショップに取られてしまう手数料がゼロのため、1枚あたりの切符を安くできますよ。
回数券は10回分の運賃で11回乗車できます。
例えば、300円区間の回数券を買った場合、料金は3,000円で、使えるのは3,300円分(11回分)です。
この場合、1回あたりの運賃が約272円になり、1回あたり28円節約できていますよ。
一見お得なように見えますが、3ヶ月間の有効期限内に使わないといけないため、普段の生活スタイルを判断した上で使わないと損になってしまいます。
3. 分割で切符を買う
JRの切符は1枚だけ買うよりも分割で買うほうがお得になるケースもあります。
私の住んでいる関西だと、神戸から京都の区間を移動するときに、1枚だけ買うよりも2つの区間に分けて買うほうが安くなりますよ。
ちなみに、新神戸から京都の乗車券の運賃は1,080円で、分割した場合は970円で済みます。
その内訳はこちら。
- 神戸-大阪:410円
- 大阪-京都:560円
同じ乗り方をしているだけなのに110円も安くなりましたね。
この切符を回数券にすれば、ますますお得額が大きくなりますよ。
4. 株主優待を使う

JRでは、それぞれの会社ごとに株主優待があります。
株主優待を使うことで運賃を安くできますよ。
私もこの方法はよく使っていて、新幹線や特急電車に乗るときにより効果を発揮します!
自由席・指定席はもちろんのこと、グリーン車でも使えますからね。
JRの株主優待が欲しい場合は、金券ショップに行けば販売されていますよ。
もちろん、それぞれの企業の株主になることでも優待がもらえます。
ノマド的節約術では、それぞれの株主優待を実際に使ってみての手順などを記事にしていますので、使ってみたい場合は参考にしてみてくださいね。
参考:JR東日本の株主優待の使い方
参考:JR東海の株主優待の使い方
参考:JR西日本の株主優待の使い方
ちなみに、株主優待は裏ワザを使えば、証券会社の手数料だけで買えますよ。
株主優待を使ってJR切符を買う方法はメリットしかないように思いますが、みどりの窓口で買わないといけないデメリットもあります。
みどりの窓口だと待ち時間が長くなりやすいですよね・・・。
5. Suicaなどの交通系ICカードを使う

これまで紹介した方法よりは安くならない方法ですが、今はSuicaなどの交通系ICカードが一般的ですよね。
特に東京を中心とした関東エリアでは、普通に切符を買うよりもSuicaを利用するほうが運賃が数円安くなります。
切符だと10円単位での購入ですが、Suicaだと1円単位で運賃が計算されるため、この差額でお得になるというわけ。
また、Suicaの場合は、オートチャージできるクレジットカードなどを併用することで、クレジットカードのポイントも貯まるため、その分また節約になりますよね。
ビューカード系のクレジットカードだと、Suicaにチャージしたときの還元率は1.5%になります。
10,000円チャージしたら150円戻ってくる感じですね!
付与されたJRE POINTはまたSuicaにチャージできるので、ムダがありませんよ。
個人的には、Suicaを使うならビックカメラSuicaカードがおすすめです。
今はApple Payもあるため、ますます便利になっていますよね。
関西圏だとSMART ICOCAもクレジットカードでチャージすることでポイントが貯まる分だけ節約になります。
6. 青春18きっぷを使う

「青春18きっぷ」のことは知っていますか?
年に3回しか使える期間がありませんが、1日あたり一律料金でJRの普通電車が乗り放題になるため、遠くに行けば行くほど料金節約になりますよ。
私もかなり青春18きっぷのお世話になりました。
ほぼ各駅停車での移動になるため、時間はかかりますが、その分いろいろな景色を楽しめたりとメリットも大きいですよ。
青春18きっぷを買う場合も、金券ショップでの購入がおすすめです。
7. 往復割引乗車券を使う
片道の営業キロが601km以上になると、往復で切符を買うと割引が適用されます。
「往復割引乗車券」と呼ばれていて、行きと帰りの乗車券がそれぞれ10%安くなりますよ。特急券は対象外です。
大切なのは、同時に往復分の乗車券を買うこと。
例えば「東京-新神戸」だと営業キロが589.5キロで片道乗車券の運賃が9,460円です。
1駅のばして「東京-西明石」にすると営業キロが612.3キロになり、片道乗車券の運賃が9,790円になります。
「東京-新神戸」だと往復での10%割引はされないですが、「東京-西明石」だと10%安くなりますよ。
まとめると以下のとおり。
- 東京-新神戸:9,460円 × 2 = 18,920円
- 東京-西明石:9,790円 × 2 × 0.9 = 17,622円 → 端数切捨で17,620円
- 差額:1,300円
距離が長くなってるのに往復で1,300円も安くなりましたね!
ある程度遠いところに新幹線で行く予定があるなら、事前に営業キロが601キロ以上になってないか調べておきましょう。
お盆・ゴールデンウィーク・お正月などの時期に使いやすい方法だと思います。
新幹線の切符を安く買う方法

JRには新幹線も含まれます。
在来線に乗るよりも新幹線に乗るときのほうが安く買う方法がないか気になるのではないでしょうか。
ノマド的節約術では、新幹線の切符を安く買う方法も数多く紹介していますよ。
さいごに
JRに乗る機会が日常になっているのであれば、いつも乗っているJRの切符を安く買う方法を知っておくことで、毎月の固定費を節約しているのと同じになりますよ。
電車は移動するだけに使うと思いますので、切符の買い方を工夫するだけで節約になるのなら、やったほうが確実にお得です。
ムダに切符代にお金をかけてしまっていたのであれば、これを機会に安く買う方法を身につけましょう!