こんにちは!
電車代を徹底的に安くすることにこだわっていた、ノマド的節約術の松本です。
会社を辞めたあと、JR沿線に引っ越して、JRを使ってパートに行っていた時期がありました。
収入が大きく下がっている中で、JRの運賃を安くするのは自分にとってとても重要なことです。
1円でも安くすることで、貯金をムダに減らさずに済みますからね。
そうやっていろいろ考えながら、JR切符を安く買う方法を自分なりに見つけましたので、まとめて紹介します。
JR切符を安く買う方法
旅行会社のお得なきっぷを買う
JR在来線や新幹線で旅行や出張に行くときに使えるのが、JTBや日本旅行のJRや新幹線+ホテルパックのサービスを使うことです。
往復料金とほとんど変わらない値段、もしくは往復料金よりも安い料金で往復の電車と宿泊が利用できてかなりお得ですよ!
参考:JTBの新幹線パックはこちら
参考:日本旅行の新幹線パックはこちら
日本旅行は、山陽新幹線だとバリ得こだまという数千円安くなる方法もあります。実際に使ってみてその安さを実感しました!
分割で切符を買う
JRの切符は1枚だけ買うよりも分割で買うほうがお得になるケースもあります。
私の住んでいる関西だと、神戸から京都の区間を移動するときに、1枚だけ買うよりも2つの区間に分けて買うほうが安くなりますよ。
ちなみに、新神戸から京都の乗車券の運賃は1,080円で、分割した場合は970円で済みます。
その内訳はこちら。
- 神戸-大阪:410円
- 大阪-京都:560円
同じ乗り方をしているだけなのに110円も安くなりましたね。
この切符を回数券にすれば、ますますお得額が大きくなりますよ。
株主優待券を使う
JRでは、それぞれの会社ごとに株主優待があります。
株主優待を使うことで運賃を安くできますよ。
私もこの方法はよく使っていて、新幹線や特急電車に乗るときにより効果を発揮します!
自由席・指定席はもちろんのこと、グリーン車でも使えますからね。
JRの株主優待が欲しい場合は、金券ショップに行けば販売されていますよ。
もちろん、それぞれの企業の株主になることでも優待がもらえます。
ノマド的節約術では、それぞれの株主優待を実際に使ってみての手順などを記事にしていますので、使ってみたい場合は参考にしてみてくださいね。
参考:JR東日本の株主優待の使い方
参考:JR東海の株主優待の使い方
参考:JR西日本の株主優待の使い方
ちなみに、株主優待は裏ワザを使えば、証券会社の手数料だけで買えますよ。
株主優待を使ってJR切符を買う方法はメリットしかないように思いますが、みどりの窓口で買わないといけないデメリットもあります。
みどりの窓口だと待ち時間が長くなりやすいです。
Suicaなどの交通系ICカードを使う
これまで紹介した方法よりは安くならない方法ですが、今はSuicaなどの交通系ICカードが一般的ですよね。
特に東京を中心とした関東エリアでは、普通に切符を買うよりもSuicaを利用するほうが運賃が数円安くなります。
切符だと10円単位での購入ですが、Suicaだと1円単位で運賃が計算されるため、この差額でお得になるというわけ。
また、Suicaの場合は、オートチャージできるクレジットカードなどを併用することで、クレジットカードのポイントも貯まるため、その分また節約になりますよね。
ビューカード系のクレジットカードだと、Suicaにチャージしたときの還元率は1.5%になります。
10,000円チャージしたら150円戻ってくる感じですね!
付与されたJRE POINTはまたSuicaにチャージできるので、ムダがありませんよ。
個人的には、Suicaを使うならビックカメラSuicaカードがおすすめです。
今はApple Payもあるため、ますます便利になっていますよね。
青春18きっぷを使う
「青春18きっぷ」のことは知っていますか?
年に3回しか使える期間がありませんが、1日あたり一律料金でJRの普通電車が乗り放題になるため、遠くに行けば行くほど料金節約になりますよ。
私もかなり青春18きっぷのお世話になりました。
ほぼ各駅停車での移動になるため、時間はかかりますが、その分いろいろな景色を楽しめたりとメリットも大きいですよ。
青春18きっぷを買う場合も、金券ショップでの購入がおすすめです。
往復割引乗車券を使う
片道の営業キロが601km以上になると、往復で切符を買うと割引が適用されます。
「往復割引乗車券」と呼ばれていて、行きと帰りの乗車券がそれぞれ10%安くなりますよ。特急券は対象外です。
大切なのは、同時に往復分の乗車券を買うこと。
例えば「東京-新神戸」だと営業キロが589.5キロで片道乗車券の運賃が9,460円です。
1駅のばして「東京-西明石」にすると営業キロが612.3キロになり、片道乗車券の運賃が9,790円になります。
「東京-新神戸」だと往復での10%割引はされないですが、「東京-西明石」だと10%安くなりますよ。
まとめると以下のとおり。
- 東京-新神戸:9,460円 × 2 = 18,920円
- 東京-西明石:9,790円 × 2 × 0.9 = 17,622円 → 端数切捨で17,620円
- 差額:1,300円
距離が長くなってるのに往復で1,300円も安くなりましたね!
ある程度遠いところに新幹線で行く予定があるなら、事前に営業キロが601キロ以上になってないか調べておきましょう。
お盆・ゴールデンウィーク・お正月などの時期に使いやすい方法だと思います。
参考:往復割引の計算ツール
新幹線の切符を安く買う方法
JRには新幹線も含まれます。
在来線に乗るよりも新幹線に乗るときのほうが安く買う方法がないか気になるのではないでしょうか。
ノマド的節約術では、新幹線の切符を安く買う方法も数多く紹介していますよ。
さいごに
JRに乗る機会が日常になっているのであれば、いつも乗っているJRの切符を安く買う方法を知っておくことで、毎月の固定費を節約しているのと同じになりますよ。
電車は移動するだけに使うと思いますので、切符の買い方を工夫するだけで節約になるのなら、やったほうが確実にお得です。
ムダに切符代にお金をかけてしまっていたのであれば、これを機会に安く買う方法を身につけましょう!