住信SBIネット銀行のメリット・デメリット・裏ワザ的なお得な使い方を解説

こんにちは!
住信SBIネット銀行がサービス開始したときから口座を使っている、ノマド的節約術の松本です。

10年以上住信SBIネット銀行を使っていますが、私は未だに1円も手数料を払ったことがありません!

ATM手数料、振込手数料ともにずっと無料で使い続けていますよ。

銀行を使うときに、どうしてもATM手数料や振込手数料は気になるところだと思います。ついつい手数料を払ってしまっていませんか?

住信SBIネット銀行を使うことで、銀行で使ってしまいがちな手数料を全部無料にできます

このページでは、そんな住信SBIネット銀行のメリット・デメリット・無料にするためのお得な使い方を10年以上使った経験から紹介していきますね。

住信SBIネット銀行のデメリットを理解してメリットだけを実感する使い方

住信SBIネット銀行のメリット・デメリットまとめ

まずは、住信SBIネット銀行のメリットとデメリットを一覧にまとめました。

メリット
デメリット
  • ATM手数料が一定回数無料
  • 他行宛振込手数料が一定回数無料
  • SBIハイブリッド預金でSBI証券と連携できる
  • 定額自動入金サービスがある
  • 定額自動振込サービスがある
  • スマプロポイントが貯まる
  • 普通預金金利が低い
  • メガバンクATM、地方銀行ATMでは下ろせない

ほとんどがメリットばかりですが、デメリットもあります。

特に、普通預金金利が他のネット銀行と比べても低いので、メインで使うよりもサブのほうが向いているかなと思います。

普通預金金利以外のところはメリットばかりなので、小さいお金を気にしないなら十分メインとして使ってもいい銀行ですよ!

もし、今すぐに住信SBIネット銀行を使うなら、証券会社のSBI証券と一緒に作るのがおすすめです。

SBI証券の口座開設手続き中に、住信SBIネット銀行を同時に作るチェックボックスを入れるだけで2つまとめて口座開設できますので、時間短縮になりますよ。

あとあと資産運用を始める可能性もあるでしょうし、SBI証券の口座を持っておくのもおすすめです。

しかも、SBI証券と一緒に口座開設したあとに条件を満たせば、現金2,000円プレゼントがあります!

参考:住信SBIネット銀行とSBI証券を同時に口座開設する

以下のページで同時に口座開設するやり方をまとめています。

ATM手数料・他行宛振込手数料が無料になる

住信SBIネット銀行の口座を持つ最大のメリットと言ってもいいかもしれないのが、ATM手数料や他行宛振込手数料が1ヶ月あたり一定回数無料にできることです。

振込手数料やATM手数料を払うのが当たり前と思っていませんか?
これらの費用には1円もお金を払わないのがこれからは普通になります

今まで手数料を払っていたのであれば、普段使っている銀行口座を住信SBIネット銀行に切り替えて使うようにすれば、今まで消えていた払う必要のなかったお金が手元に残りますよ。

残ったお金は、もちろん自由に使えるものです。
自分の好きなことに使えるお金が増えると思うと、ありがたいですよね。

しかも1回やり方を変えれば、今後毎月ずっと同じようにATM手数料や他行宛振込手数料は無料にできますので、積み重ねればとんでもない金額になってきます。

住信SBIネット銀行のスマートプログラムと呼ばれるランクによって月間の手数料無料回数は異なりますが、0回ということはありませんので、お得なことには変わりません。

以下で住信SBIネット銀行のATM手数料・他行宛振込手数料の無料回数をまとめています。

ランクATM手数料
無料回数
他行宛振込手数料
無料回数
ランク1月2回月1回
ランク2月5回月5回
ランク3月10回月10回
ランク4月20回月20回

スマートプログラムのランクを上げる方法は以下のページで詳しく解説しています。

スマートプログラムで簡単にランク2になる方法

ここで気になるのがランクアップの方法ですよね。
口座開設した当月から4ヶ月目まではランク2ですが、そのあとは条件を満たせなければランク1になります。

せめて、ランク2の状態で使い続けたいところです。

以前は細かな条件があったのですが、現在はランク2までなら、スマート認証NEOを登録するだけで達成できます。

スマートプログラムで簡単にランク4になる方法

ランク2でも十分お得に住信SBIネット銀行を使えますが、ほんの少しの工夫でランク4まで簡単にできますよ。

それは以下のクレジットカードやデビットカードを持つこと。
これだけで2ランクアップしますので、ランク2の条件を満たしていれば簡単にランク4になります!

  • ミライノカードGOLD(JCB)・振替口座にスマートプログラム対象支店を設定
  • ミライノカードPLATINUM(JCB・振替口座にスマートプログラム対象支店を設定)
  • ミライノカード Travelers Gold(MasterCard)
  • プラチナデビットカード(MasterCard)

この中でおすすめなのは、プラチナデビットカードを持つことですね。

年会費11,000円のプラチナカードで、サービスが充実しまくりです!

住信SBIネット銀行のお金がが下ろせるATM

銀行にお金を預けたら、当然ながら下ろす日もあります。
下ろす時に気になるのはATM手数料ですよね。

ネット銀行だとどこでお金を引き出せばのイメージがしにくいと思いますが、むしろ一般的な銀行よりもお金を下ろせるところが多くて便利です。

ちなみに、住信SBIネット銀行のお金を下ろせるATMは以下の通り。

  • セブン銀行ATM
  • イオン銀行ATM
  • ゆうちょ銀行ATM
  • ローソン銀行ATM
  • イーネットATM

メガバンクや信用金庫のATMでは下ろせません。
その代わり、ゆうちょ銀行には対応していますので、ほぼ全国どこでも下ろせますよ。

メガバンク・地方銀行のATMよりも数が多いので、むしろメガバンク・地方銀行を使う理由を探すほうが難しいぐらいです。

スマートプログラムの利用でスマプロポイントも貯まる

スマートプログラムを使うことで、ATM手数料や他行宛振込手数料が無料になる回数が増えますが、それだけではありません。

住信SBIネット銀行の取引によってスマートプログラムのポイントである「スマプロポイント」も貯まりますよ。

スマプロポイントを貯める方法は以下の通りです。

  • 給与・年金の受取、定額自動入金サービスいずれかの利用で月30ポイント
  • 口座振替1件以上で月5ポイント
  • 仕組預金・外貨預金の月末合計残高が300万円以上で月100ポイント
  • ミライノカード(JCB)の引き落としが月5万円以上で月100ポイント
  • 外貨積立月1万円以上で月10ポイント
  • 純金積立月5,000円以上で月10ポイント
  • デビットカードの利用
  • 各種キャンペーンの利用

手軽にできるのは口座振替1件以上で月5ポイントですね。
いつの間にかポイントが貯まっていました!

他におすすめなのは、定額自動入金サービスで月30ポイントもらえること。
手数料無料で使えますので、うまく活用すれば、毎月30円もらっているのと同じにできますよ。

貯めたスマプロポイントは、500ポイントから100ポイント単位で現金に交換できます。
ポイントが現金になるのはうれしいですよね!

また、スマプロポイントの有効期限は、ポイント付与月の翌々年度3月末です。
2025年7月に獲得したスマプロポイントは、2028年3月末まで有効ですよ。

▼スマプロポイントを貯めた履歴はこんな感じです。
気づけば少しずつ増えてますね。

住信SBIネット銀行のスマプロポイントの履歴

SBI証券との組み合わせ「SBIハイブリッド預金」が便利

振込手数料、ATM手数料の面だけでも十分に利用価値がある銀行ですが、住信SBIネット銀行がお得なのはこれだけではありません。

住信SBIネット銀行だけに預けていた場合は、普通預金の金利が低いですが、投資信託などの取引ができる証券会社のSBI証券と連携することで金利を高くできますよ。

この仕組みのことを「SBIハイブリッド預金」といいます。

厳密にいうと、SBIハイブリッド預金はMRFという投資商品ではあるのですが、ほぼ普通預金と思っていただいて大丈夫です。

金利は0.21%となっています。
他の銀行と比較してもそこまで高いとはいえません。

金利が低くなったとはいえ、住信SBIネット銀行の普通預金だけに預けておくよりも、SBIハイブリッド預金がお得なのは確実なので、SBI証券も合わせて口座を持っておきましょう。

最初にも紹介しましたが、住信SBIネット銀行とSBI証券は同時に口座開設できます!

参考:住信SBIネット銀行とSBI証券を同時に口座開設する

▼今よりも利率が高かったときのデータですが、毎月利息が振り込まれていた証拠もあります。地味だけどうれしいポイントですよね。

SBIハイブリッド預金

毎月150円前後にはなってるので、年間にすると1,800円。
利息だけでこれぐらいになるので無視できない金額です。

ただ、普通預金の金利だけで比較すると楽天銀行SBI新生銀行のほうがおすすめなので、普通預金金利を重視する場合は比較検討してみましょう。

ちなみにSBIハイブリッド預金を使うためのやり方は、以下のページが詳しいですよ。

ただ、ハイブリッド預金って、普通預金の口座とちょっと違うので、クレジットカードの引き落としなどの口座振替はできません。(詳細記事はこちら)

住信SBIネット銀行で口座振替するなら、あくまで普通預金口座を使いましょう。

ボーナス時期は定期預金の金利が高くなる傾向がある

住信SBIネット銀行は、ネット銀行の中でも定期預金の金利が高く設定されている部類に入ります。

特に、サラリーマンのボーナス時期になると、いつも以上に金利が高くなりますよ。

その時期に合わせて定期預金を組むと、手元に入ってくるお金も多くなるので、うまく活用しましょう。

ただ、金利だけに目がくらんで長期間お金を預けてしまうのはおすすめしません。

ボーナス時期に金利が高くなる傾向があるので、長くても3〜6ヶ月ぐらいの定期預金にしておきましょう。

それぐらいの期間であれば、他にいい定期預金が出た時にすぐ申込できますからね。

参考:夏の定期預金キャンペーン金利一覧
参考:冬の定期預金キャンペーン金利一覧

定額自動入金サービスで住信SBIネット銀行を無理やりメインバンクにする方法

住信SBIネット銀行がいいのは分かったけど、会社の都合でメインバンクとして使えないんだよな…そんなケースもあるかもしれませんね。

自分は使えないと思ったかもしれませんが、そんな場合でも住信SBIネット銀行は便利なサービスを提供しています。

定額自動入金サービスを使えば、他の銀行から自動的に住信SBIネット銀行へ資金移動することができるんですよね。

これ、1回設定するだけで、毎月手数料無料でメインバンクから住信SBIネット銀行へのお金の移動ができますよ。

メインバンクで住信SBIネット銀行を使えないなら、給料振込の口座から自動入金して使うようにしてみましょう。

また、定額自動入金サービスを利用すると、スマートプログラムのスマプロポイントが毎月30ポイント貯まります。

これは大きなメリットの1つなので、手数料無料で確実に30ポイントもらってコツコツ貯めましょう!

定額自動振込サービスも振込忘れを防げる

住信SBIネット銀行では、定額自動入金だけでなく定額自動振込のサービスもありますよ。

一度設定しておけば、毎月自動的に振込ができるので、忘れることがありません。

離婚して養育費の支払いをする場合や、子供や親への仕送り、家賃の振込など、定額自動振込の使い道はたくさんあります!

デビットカードとキャッシュカードを一体型にできる

ミライノデビットPLATINUM
保有しているミライノデビットPLATINUM

住信SBIネット銀行の口座を持つと、キャッシュカードを使って、ATMからお金を下ろしますよね。

住信SBIネット銀行では、1枚のカードでキャッシュカードとデビットカードの機能が両方あります。

口座にお金があれば、デビットカードとしても使うことができますよ。
デビットカードを使えば、わざわざATMに行く手間も省けて、ムダな手数料を払う機会も減るのでおすすめです。

住信SBIネット銀行のデビットカードは、VISAとMasterCardブランドの2種類。
年会費無料で持てますよ。

MasterCardはプラチナカードもあり、年会費11,000円ですが、サービスがめちゃくちゃ充実しまくりです!

VISAデビットカードは還元率0.6%、MasterCardは還元率0.8〜1.0%とどちらもポイントが貯まりやすいですね。

VISAのタッチ決済MasterCardコンタクトレスにも対応しているため、支払いもラクですよ。

住信SBIネット銀行の外貨預金は、米国株を買う人におすすめ

住信SBIネット銀行では、外貨預金の取引にも対応しています。

対応している外貨は以下の通り。

外貨預金するときの手数料も低く設定されているため、初めて外貨預金する場合の選択肢にもなります。

実際、私は過去に住信SBIネット銀行で外貨預金をしていました。

また、先ほど紹介したデビットカードを持っていてかつ米ドルの外貨預金に残高がある場合は、アメリカで買い物したりATMを使ったりすると米ドルの残高から引き落としになります。

ただし、手数料2.5%が別に必要になるので、外貨での支払いはそこまでおすすめしません。

外貨預金自体はそこまでおすすめではないのですが、SBI証券で米国株式を買うのであれば話が変わってきます!

住信SBIネット銀行にある外貨預金の残高を、そのままSBI証券に移すことができるんですよね。

SBI証券で米ドルを買うとき、直接買ったときは日本円を外貨に一旦交換する手続きが必要になり、その手数料が高いです。

住信SBIネット銀行で外貨預金を買うときの手数料のほうが安いので、SBI証券で米国株を買う人にはおすすめですよ。私も利用していて、今は米ドルの資金移動を自動化できるようになっています。

こういった理由からも、住信SBIネット銀行とSBI証券の口座を一緒に持っておいたほうがいいと言えます。

参考:住信SBIネット銀行とSBI証券を一緒に作るにはこちら

住信SBIネット銀行の特徴まとめとお得な使い方

ここまで住信SBIネット銀行を使う時の特徴について紹介してきました。

使う人にとってお得になるサービスがかなり多く、どれから使おうかと思っているのではないでしょうか?

数多く紹介してきましたので、さいごに一覧で住信SBIネット銀行の特徴をまとめました。ここでおさらいしてくださいね。

  • ATMでお金を下ろすのが月2〜20回まで無料
  • 住信SBIネット銀行同士での振込手数料は何回でも無料
  • 他行宛振込手数料が無条件で月1〜20回まで無料
  • SBI証券とハイブリッド預金で連携すると普通預金の金利が高くなる
  • 現金に交換できるスマプロポイントが貯まる
  • 他の銀行から自動入金できる
  • 自動振込で振込する時間が省ける
  • 目的別口座で貯金する楽しみが増える

住信SBIネット銀行は、デメリットなしと言っていいぐらい、充実しています。

さいごに:ノマド的節約術限定のキャンペーンで申込はSBI証券経由がおすすめ

今まで、住信SBIネット銀行のことだけを説明してきましたが、もし使ってみようと思うのなら、SBI証券と同時に口座開設するのがおすすめです!

SBI証券から口座開設すると、合わせて住信SBIネット銀行にも口座開設できますので、それぞれ口座開設する手間が省けます。

住信SBIネット銀行だけで口座開設するよりも、SBI証券を介して住信SBIネット銀行を口座開設するほうがキャンペーンも充実しているし、住信SBIネット銀行だけ口座開設する理由がありません。

SBI証券があることで、SBIハイブリッド預金も使えるし、ランクアップの助けにもなりますからね。

SBI証券自体も無料で持てる証券口座ですし、必ずしも投資をしないといけないわけではありません。

私も最初はSBI証券を使わず、ただ口座があるだけでした。

現金2,000円プレゼントのキャンペーンもありますので、もらえるお金はもらいながら住信SBIネット銀行を使っていきましょう!

住信SBIネット銀行とSBI証券を同時に口座開設する

※SBI証券とのキャンペーンは、住信SBIネット銀行経由でSBI証券の口座開設をした場合はプレゼント対象外になりますので注意してくださいね。

SBI証券についての詳細と口座開設のやり方は以下のページが詳しいですよ。