これから銀行口座を作ろうと思ったときに、三井住友信託銀行か住信SBIネット銀行のどちらにしようか悩むこともあるのではないでしょうか。
それぞれのサービス内容や特徴を知っておくと、選ぶときの目安にできますよ。
また、三井住友信託銀行と住信SBIネット銀行が併用できるのかも気になるところです。
このページでは、三井住友信託銀行と住信SBIネット銀行の違いについて比較してみました。
三井住友信託銀行と住信SBIネット銀行の違いを比較
三井住友信託銀行と住信SBIネット銀行の違いを比較してみました。
比較項目 | 三井住友信託銀行 | 住信SBIネット銀行 |
---|---|---|
ATM手数料無料回数 | 三井住友信託銀行ATMなら無制限 | 月2~20回 |
他行宛振込手数料無料回数 | 月5回 | 月1~20回 |
普通預金金利 | 0.10%(税抜) | 0.11%(税抜) |
会員プログラム | 三井住友信託ダイナースクラブポイントクラブ 三井住友信託VISAエリートポイントクラブ 三井住友信託マネークラブ 三井住友信託VISAポイントクラブ | スマートプログラム |
貯められるポイント | ダイナースクラブリワードポイント ワールドプレゼントポイント | スマプロポイント |
デビットカード | あり | あり |
定額自動入金サービス | あり | あり |
定額自動振込サービス | なし | あり |
証券会社との連携 | 大和証券 | SBI証券 |
外貨入出金サービス | あり | あり |
Pay-easy対応 | 未対応 | 対応 |
三井住友信託銀行と住信SBIネット銀行を比較してみると、ATM・振込手数料の無料回数や金利に違いがあることがわかります。
ここからは、それぞれの違いについて詳しく見ていきましょう。
三井住友信託銀行ATMならATM手数料を無料にしやすい
三井住友信託銀行ATMを利用する場合、8:45〜18:00の時間帯は手数料無料になります。
それ以外の時間帯は手数料として110円かかりますが、無料回数に制限はないので使いやすいですね。
ゆうちょ銀行ATMやセブン銀行ATMも使えますが、手数料が110円〜220円かかります。
逆に三井住友信託銀行ATMが近くにない場合は、住信SBIネット銀行のほうが使いやすい印象です。
住信SBIネット銀行は最大月20回まで他行宛振込手数料が無料
三井住友信託銀行は月5回まで他行宛振込手数料が無料になりますが、住信SBIネット銀行は最大月20回まで無料にできます。
無料回数はスマプロランクによって異なりますが、月5回以上振り込む予定があるのなら住信SBIネット銀行のほうがお得ですね。
他の銀行に振り込むことが多い場合は、住信SBIネット銀行を検討してみましょう。
普通預金金利は住信SBIネット銀行のほうが有利
三井住友信託銀行の普通預金金利は0.10%なのに対して、住信SBIネット銀行はSBIハイブリッド預金を利用することで0.11%に引き上げることができます。
お金を預けて利息を貯めたいのであれば、金利の高い住信SBIネット銀行のほうが有利ですよ。
普通預金金利が高いところにこだわるのであれば、楽天銀行やGMOあおぞらネット銀行もおすすめです。
三井住友信託銀行と住信SBIネット銀行では貯まるポイントが違う
三井住友信託銀行はダイナースクラブリワードポイントやワールドプレゼントポイント、住信SBIネット銀行はスマプロポイントが貯まります。
三井住友信託銀行の場合は、登録する会員サービスによって貯まるポイントが異なりますよ。
仮に三井住友信託ダイナースクラブポイントクラブに加入した場合、三井住友信託VISAポイントクラブ・三井住友信託マネークラブ・三井住友信託VISAエリートポイントクラブと重複して加入することはできません。
住信SBIネット銀行のスマプロポイントは、500ポイント以上から1ポイント=1円相当として現金に交換できます。
また、100ポイント=40マイル相当としてJALマイルに交換することもできますよ。
どっちの銀行口座を持つか迷ったときは、貯めるポイントの種類で選んでみるのもいいですね。
三井住友信託銀行と住信SBIネット銀行ならどっちがおすすめ?
三井住友信託銀行と住信SBIネット銀行を比較してみましたが、どっちの銀行が合っているのかは人によります。
私は銀行を使うときにATMや振込手数料が無料になるかどうかを重視しているので、個人的には住信SBIネット銀行が使いやすいです。
三井住友信託銀行ATMが近くにない場合は、手数料無料の恩恵を受けづらいですからね。
どっちの銀行口座にするのか悩んだときは、どんなサービスを利用したいのかを基準に選んでみましょう。
三井住友信託銀行と住信SBIネット銀行は併用もできる
三井住友信託銀行と住信SBIネット銀行は併用もできます。
すでにどちらかの銀行口座を持っていても、三井住友信託銀行や住信SBIネット銀行の口座を開設することができますよ。
三井住友信託銀行から住信SBIネット銀行への振込手数料は無料なので、資金移動などもしやすいです。
手数料を気にせず使えるので、2つの口座を作っておいて損はありません。
さいごに
三井住友信託銀行と住信SBIネット銀行の違いについてまとめてみました。
- 三井住友信託銀行ATMならATM手数料無料回数が無制限
- 振込手数料をお得にするなら住信SBIネット銀行がおすすめ
- 普通預金金利は住信SBIネット銀行のほうが高い
- 三井住友信託銀行では、住信SBIネット銀行ではスマプロポイントが貯まる
三井住友信託銀行と住信SBIネット銀行は併用できるので、2つの口座を持っておいて用途に合わせて使い分けるのもおすすめです。