電子マネーの種類一覧と選び方のコツを徹底解説【2023年最新版】

こんにちは!
支払いは電子マネーかスマホ決済を使うことが多い柚木ゆうら(@yzk0829)です。

現金を持たない派にとっては、機械にかざすだけで支払える電子マネーって便利ですよね。

ただ、電子マネーにもいろんな種類があるので、どれを使えばいいのか悩んでしまうものです。
あまりに種類が多いので、何を基準に選べばいいのか迷ってしまいますよね。

私も最初はいろいろな電子マネーを使っていましたが、今はメインで使うものを決めて支払うようにしています。

このページでは、電子マネーの種類一覧や選び方のコツについて紹介していきますね。

電子マネーの種類一覧と選び方のコツを徹底解説

電子マネーの仕組みについて

そもそも、電子マネーってどんな仕組みになっているのかわかりづらい部分もありますよね。

電子マネーの種類は大きく分けて以下の2通りあります。

  • ポストペイ式の電子マネー
  • プリペイド式の電子マネー

ポストペイ式の電子マネーは後払い型なので、チャージ不要で使えます。

プリペイド式の電子マネーは先払い型になるので、あらかじめチャージしてから使う形になりますよ。

ほとんどの電子マネーは先払い型ですね。
電子マネー=チャージしてから使うものが多いという認識で大丈夫です。

あらかじめ現金やクレジットカードなどでお金をチャージしておいて、機械にかざすだけで支払いができますよ。

ポストペイ式とプリペイド式の違い

ポストペイ式とプリペイド式の電子マネーの大きな違いは、後払いか先払いかという部分です。

ただ、ほかにも違うところがあるのでまとめてみました。

ポストペイ式とプリペイド式の電子マネーの違いについて
ポストペイ式の電子マネープリペイド式の電子マネー
支払い方法後払い先払い
特徴チャージ不要あらかじめチャージが必要(オートチャージできるものもある)
サインや暗証番号不要不要
紛失・盗難の保険適用あり自己責任のものが多い

支払い方以外にも、違いがあることがわかりますね。

どちらを使おうか悩んだときは、違いを比較してから検討してみてください。

電子マネーの種類一覧

電子マネーにはいろいろな種類がありますが、具体的にどんなものがあるのか気になるところですね。

そこで、電子マネーをタイプ別にまとめてみました。

ポストペイ式の電子マネー:後払いなのでチャージする手間がない

まずは、ポストペイ式の電子マネー。
後払いなので、チャージする手間なく使えます。

クレジットカードと似た感覚で使えますよ。

ポストペイ式の電子マネーは以下の通り。

使えるお店の多さでいうと、iDまたはQUICPayがおすすめです。

クレジットカードをApple Payに紐づけることでも、iD決済やQUICPay決済ができますよ。

プリペイド式の電子マネー:先払いなのでチャージが必要

プリペイド式の電子マネーは、ポストペイ式よりもたくさん種類があります。

先払いなので、あらかじめチャージして使うタイプの電子マネーになっていますよ。
中にはオートチャージに対応しているものもあるので、使い勝手はいいです。

プリペイド式の電子マネーは以下の通り。

お店独自の電子マネーなどもあるので、種類が多いですね。
使い勝手のいい電子マネーと、よく行くお店で使える電子マネーを使い分けるのもおすすめです。

それぞれ電子マネーごとに特徴やメリットがあるので、自分のライフスタイルに合わせて検討してみましょう。

交通系ICカードのおすすめはSuica

Suica

普段、通勤や通学で交通系ICカードを使う場合は、そのまま電子マネーとしても使えるので便利ですね。

交通系ICカードの電子マネーは以下の通り。

いろいろな交通系ICカードがありますが、使い勝手のよさでいうとSuicaが一番ですね。

モバイルSuicaとしても使えるので、わざわざカードを持ち歩く手間も省けますよ。

ほかにも、Suicaを使うメリットは以下の通り。

交通系ICカードの中でApple Payが使えるのはSuicaだけなので、iPhoneに紐づけて使いたいならおすすめですよ。

Apple Payで使える電子マネー

Apple Pay

iPhoneを使っている場合は、Apple Payに登録して電子マネーを使う方法があります。

あらかじめApple Payに登録しておけば、スマホひとつで支払えるので便利ですね。

Apple Payに登録して使える電子マネーは以下の通り。

iPhoneユーザーでスマホで電子マネーを使いたい場合は、この中からメインで使うものを選ぶといいですね。

参考:Apple PayでQUICPayを使う方法
参考:Apple PayでiDを使う方法
参考:Apple PayでSuicaを使う方法

Google Payやおサイフケータイで使える電子マネー

Androidを使っている場合、スマホで電子マネーを利用する方法は2通りあります。

簡単に説明すると、どちらもスマホ決済アプリです。
似ているので混合しがちですが、実は利用できる電子マネーが少し違いますよ。

Google Payで使える電子マネーは以下の通り。

Apple Payには登録できない、楽天Edy・WAON・nanacoも使えるのが特徴的ですね。

おサイフケータイで使える電子マネーは以下の通り。

おサイフケータイには、Google Payでは使えないスターバックスカードが登録できます。

よくスターバックスを利用する場合は、おサイフケータイでスターバックスカードを使うのもありですね。

電子マネーを使い分けるのもおすすめ

主要な電子マネーについて紹介してきましたが、お店によって利用できる支払い方法は違います。

メインで使う電子マネーのほかに、サブで使いやすい電子マネーも利用できるようにしておくと支払いの選択肢も広がりますよ。

たとえば、イオンではWAONを使って、イトーヨーカドーではnanacoを使うといった感じに使い分けるのもいいですね。

どの電子マネーを選ぼうか悩んだときは、以下の点を意識してみてください。

  • よく行くお店が何の電子マネーに対応しているか
  • 何のポイントを貯めたり・使ったりするか
  • チャージが簡単かどうか

私はお店ごとに使える電子マネーの種類を把握するのが大変なので、比較的使えるお店の多いQUICPayとiDをメインに使っています。

クレジットカードをApple Payに紐づけておけば、QUICPayとiDが使える上、チャージの心配もしなくていいので楽ですよ。

電子マネーの選び方に悩んだときは、使い勝手のよさだけでなく、自分のライフスタイルとの相性も考えてみるといいですね。

さいごに

いろいろな電子マネーがありますが、お店によって使える支払い方法が異なります。

よく行くお店がどんな電子マネーに対応しているのかが、選び方のコツになりますね。

また、電子マネーによってそれぞれ貯まるポイントも違うので、貯めたいポイントの種類も考えてみると選びやすくなると思いますよ。

たとえば、楽天ポイントをメインで貯めていきたいのであれば、Apple Payに楽天カードを紐づけてQUICPay決済したり、楽天Edyで支払ったりすることがポイントを貯める近道になります。

どうしても選べないときは、対応店の多いQUICPayやiDをメインに使いつつ、サブで使いやすい電子マネーを選ぶといいですね。

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この記事を書いた人

長野県在住のフリーライター。昔は貯金ができないタイプでしたが、子どもが生まれてからは時間の使い方・お金の考え方を改めるようになりました。時間の錬金術師になって、心にゆとりのある生活をするのが目標。クレジットカード・スマホ決済・メディア代節約についての発信が多めです。

柚木ゆうらのプロフィール